安倍晋三元首相銃撃事件で、殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)に求刑通り無期懲役が言い渡された。刑法は執行開始から10年経過後に仮釈放ができると定めるが、近年は30年を超えないと認めない運用がほとんどで、「事実上の終身刑」とも指摘される。
刑法28条は、有期刑は刑期の3分の1、無期刑は10年経過後、本人に罪を悔い改める「改悛(かいしゅん)の状」があれば仮釈放することができると定めている。しかし、実際に仮釈放が認められたケースはごくわずかにとどまる。
法務省の矯正統計年報によると、2024年末の無期受刑者は、受刑者全体の約5%に当たる1650人。近年、仮釈放が認められるのは年間数人~十数人で、24年は1人のみだった。
同省によると、04年の法改正で有期刑の上限が20年から30年に引き上げられたことなどから、無期受刑者の仮釈放までの平均期間が30年以上に長期化。23年までの10年間に、30年未満で認められたのは2人のみで、いずれも29年服役した。年間約20~40人が刑事施設内で死亡している。
日本に終身刑はなく、無期懲役は最高刑の死刑に次ぐ重い刑罰。昨年6月の改正刑法施行で懲役刑と禁錮刑が廃止され、拘禁刑に一本化されたため、同月以降に無期懲役相当の罪を犯した場合は無期拘禁刑となる。 [時事通信社]
「news」カテゴリーアーカイブ
柏崎原発、再稼働は午後7時以降 東電、福島第1事故後初
東京電力は21日、新潟県の柏崎刈羽原発6号機の原子炉を同日午後7時以降に起動し、再稼働させると発表した。東電の原発再稼働は2011年3月に福島第1原発事故を起こした後初めてで、運転自体は柏崎刈羽6号機が定期検査入りした12年3月以来、約13年10カ月ぶり。東電は技術的難度が高く巨費を要する福島第1原発の廃炉完遂に挑みながら、安全に柏崎刈羽原発を運転する責任を負う。6号機1基で年間1千億円程度の収支改善を見込むが、経営再建の道は今後も険しそうだ。
再稼働は当初20日を予定したが、制御棒の警報不具合で延期された。21日未明に制御棒の点検が終了。原子力規制委は起動を承認した。
「頭が真っ白になり相手のことを確認せずその場から逃げました」危険運転傷害などの疑いで 会社員の男(27)逮捕
去年12月、福岡県北九州市で飲酒運転をして事故を起こし男性にけがをさせたうえ、そのまま逃走したとして、会社員の男が逮捕されました。
危険運転傷害とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、北九州市戸畑区の会社員新宅淳史容疑者(27)です。
新宅容疑者は、去年12月5日午後10時ごろ、北九州市戸畑区中原東の国道で、アルコールの影響により正常な運転が困難な状態で乗用車を運転して追突事故を起こし、運転していた男性に軽傷を負わせたうえ逃走した疑いが持たれています。
警察によりますと、逃走する車のナンバーの目撃情報などから新宅容疑者の関与が浮上しました。
取り調べに対し新宅容疑者は、「酒に酔っていたことで正確な距離をつかめず事故を起こしました。頭が真っ白になり相手のことを確認せずその場から逃げました」などと話し、容疑を認めているということです。
ベトナム人4人を解体現場で違法に働かせたか 建設会社の経営者を逮捕
オーバーステイのベトナム人の男4人を解体工事現場で違法に働かせたとして、建設会社を経営する男が逮捕されました。
埼玉県警によりますと、横浜市の建設会社「横浜建設」の経営者・小林延男容疑者は去年7月から9月にかけ、オーバーステイのベトナム人の男4人を、横浜市などの解体工事現場で違法に働かせた疑いがもたれています。
「横浜建設」は法人としても21日、書類送検されました。
小林容疑者は別のベトナム人からSNSなどを通じて4人の紹介を受け、1日あたり1万数千円ほどで働かせていたとみられています。
小林容疑者は4人に対し、身分証の確認などをしていなかったとみられ、調べに対し「在留期間が過ぎていたとは知りませんでした」と容疑を否認しているということです。
日本維新の会が衆議院選挙の公約発表「経済・政治・日本を動かす3つの改革」社会保険料の引き下げなど盛り込む
来月の衆議院選挙に向けて、日本維新の会は「動かすぞ、維新が」と銘打った公約を発表しました。「一丁目一番地」とする社会保険料の引き下げなどを盛り込んでいます。
日本維新の会 藤田文武共同代表 「家計を支え、経済を動かしていく。政治を動かす。この停滞した政治をしっかりと動かしていく。そして日本、この日本列島を強く豊かに守り、秩序ある外国人政策もしっかりと動かしていく、その思いで取り組んでいきたい」
日本維新の会が21日に発表した公約では、「経済・政治・日本を動かす3つの改革」として、「一丁目一番地」とする社会保険料の引き下げのほか、衆議院の議員定数の削減や外国人政策の策定などを掲げています。
物価・経済対策では「日本の家計を支える」として、▼社会保険料の引き下げを訴えるほか、▼2年間限定で食料品にかかる消費税をゼロにすること、▼「政府効率化局」を本格稼働させ、歳出改革を徹底することを明記しました。
また、▼衆議院の議員定数削減を「次の国会で1割削減する」ことや、▼副首都機能を整備することも盛り込んでいます。
辺野古発言の撤回要求 立民沖縄、安住氏に抗議
立憲民主党沖縄県連は21日、安住淳幹事長が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に向けた工事に関し「中道が政権を担うことになれば、ストップすることは現実的ではない」と発言したことに抗議したと発表した。発言の撤回を求める文書を20日付で野田佳彦代表宛てに提出したとした。
要請文では、安住氏の発言は、移設工事は中止とする立民の基本政策と整合性がないと非難。新党「中道改革連合」の政策でも移設中止の方針を堅持するよう要求した。
仲村未央県連副代表は記者会見を開き「許されない発言だ」と批判した。衆院選への影響を問われ「有権者を失望させた。大きなダメージだ」と語った。
山上被告、落ち着いた表情=微動だにせず聞き入る―安倍氏銃撃判決
安倍晋三元首相銃撃事件の判決で、無期懲役が言い渡された瞬間、山上徹也被告(45)は微動だにせず、うつむき気味に聞き入った。弁護団によると、被告は落ち着いた表情を見せていたという。
午後1時25分ごろ、法廷に現れた山上被告は長袖の黒いスエットに、緑色の長ズボン姿。これまでの公判と同様に眼鏡を掛け、白髪交じりの伸びた髪を、後ろで一つに結んでいた。傍聴席の方に目を向けることはなく、ゆっくりと弁護人の隣の席に座り、机に置かれた資料を見ながら時折、弁護人と言葉を交わしていた。
開廷が告げられた後、証言台の前に移動し、一礼して着席。裁判長が「山上被告ですか」と聞くと、「はい」と小さな声で応じ、うつむきながら主文の言い渡しを待った。
「被告人を無期懲役に処する」。裁判長の宣告に山上被告は姿勢を変えることなく聞き入った。その後、弁護人の隣の席に戻り、机の上で両手を組みながら、判決理由を読み上げる裁判長の声に耳を傾けていた。
言い渡し終了後、山上被告は眼鏡を外して目元の辺りを押さえるしぐさを見せた。裁判長が閉廷を告げると、背中を少し丸めて歩き、法廷を後にした。
記者会見した弁護団は「検察側の主張を全面的に採用するような結果。力が及ばず、(山上被告に)申し訳ない」と話した。 [時事通信社]
今夜から明日が寒波1度目のピーク 週末まで大雪に厳重警戒
この冬最長になるとみられる寒波が襲来し、今夜からは1回目のピークとなります。2回目のピークとなる週末にかけて広い範囲で大雪となるおそれがあるため厳重に警戒をしてください。
強い寒気が南下し雪雲が発達
日本付近は冬型の気圧配置が強まり、日本海側の広い範囲で断続的に雪が降っています。上空5500m付近で-42℃以下の非常に強い寒気の中心が北日本付近を通過する今夜は、寒波の1回目のピークです。
特に日本海で北寄りと西寄りの風がぶつかることによって形成されるJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の周辺で雪が強まってきました。17時までの6時間の降雪量は新潟県十日町市で24cm、石川県珠洲市で15cm、兵庫県香美町・香住で6cmを観測しています。
また、北日本にも活発な雪雲の帯が何本ものび、6時間で10cm以上の雪が降っています。18時05分の時点で、新潟県、富山県、石川県、鳥取県には大雪警報が発表中です。
今夜は最初のピークで強雪警戒
特に近畿北部や北陸では今夜遅くから明日22日(木)の早朝に雪が強まるとみられ、局地的には1時間に5~10cmの降雪が予想されます。
発達した雪雲の動向によっては数時間で一気に積雪が増えることが考えられ、車での走行が困難になるおそれがあります。スタックや事故などを起因として、大規模な車両滞留につながる危険性がありますので、雪のピーク時の走行は避けるようにしてください。
やむを得ず走行する場合は冬用タイヤに加えチェーンを装備し、スタックした場合の脱出用具などを備えるなど、最大限の対策が必要です。
明日の日中もJPCZの周辺では強い雪が続き、雪雲は濃尾平野まで拡大するとみられます。東海道新幹線や名神高速が通る交通の要所、岐阜県関ヶ原付近でも10cm前後の雪が積もる見通しです。影響の出る可能性があるため移動を予定している方は雪の情報に加え、運行情報や道路情報もご確認ください。
また、京都市など京都府南部や、いなべ市、四日市市などの三重県北部でも積雪のおそれがあるため、注意が必要です。
24日(土)に2回目のピーク
明後日23日(金)は一旦、雪が小康状態になる所があるものの、24日(土)が次のピークになる見通しです。
上空5500m付近で-36℃以下の、大雪の目安となる寒気が北陸から山陰付近まで南下する予想となっています。1回目のピークに比べると、寒気の中心部分の強さは劣る一方で、西日本方面への寒気の南下が強まる予想です。
九州や四国でも雪が降りやすくなり、内陸部や山沿いでは積雪の可能性があります。
週末までに積雪150cm増のおそれ
25日(日)朝までの積雪増加量は東北南部から北陸の山沿いで100cm以上、局地的には150cm前後に達する予想となっています。
北海道や東北北部、近畿北部でも50cm以上の所がある見込みです。近畿中南部や四国、九州の内陸部でも雪が積もる所が多く、週末は車の移動が困難になることが考えられますので、予定がある方は最新の情報を踏まえ変更なども検討してください。
積雪が多い地域では交通障害に加え、雪崩や落雪、除雪中の事故などの危険性が高まるため、厳重な警戒が必要です。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
被告に「罪を償って」 昭恵さん、裁判員に感謝も
安倍晋三元首相銃撃事件で、山上徹也被告(45)に無期懲役を言い渡した奈良地裁判決を受け、安倍氏の妻昭恵さんが21日、代理人を通じコメントを発表した。山上被告に対し「自分のしたことをきちんと正面から見つめ、私のかけがえのない家族である夫の命を奪い去った罪を償っていただきたい」と述べた。
昭恵さんは「判決により、突然の夫の死から長かった日々に、一つの区切りがついた」と思いを吐露。昨年10月から続いた一連の公判を振り返り「仕事や家事を抱えながら、この裁判のために日々を費やしていただいた裁判員のみなさまには深く感謝申し上げます」とした。
東京電力、柏崎刈羽原発を再稼働 政府は「重要課題、最大限活用」
東京電力は21日、新潟県の柏崎刈羽原発6号機の原子炉を起動し、再稼働させた。東電の原発再稼働は2011年3月に福島第1原発事故を起こした後初めてで、運転自体は柏崎刈羽6号機が定期検査入りした12年3月以来、約13年10カ月ぶり。政府は今回の再稼働を重要課題と位置付けており、原発の「最大限活用」を推し進める考えだ。一方で政府と東電は、福島第1原発の廃炉と柏崎刈羽原発の安全な稼働を両立させる責任を負う。
実質国有化されている東電は6号機1基で年間1千億円程度の収支改善を見込む。
6号機の再稼働は、原発事故を教訓とした新規制基準の下で国内15基目。
柏崎刈羽6号機では午後7時2分、中央制御室の運転員がボタンを押して、原子炉から制御棒を引き抜き再稼働させた。同8時28分、核分裂反応が連鎖的に続く「臨界」に達した。再稼働は当初20日を予定したが、制御棒の警報不具合で1日遅れた。徐々に出力を上げて、27日に首都圏などへ試験的に送電する予定。営業運転開始は2月26日を計画する。