身動き取れず、途方に暮れ… 山手線など運転見合わせ、各地で混乱

JR東日本によると、16日午前4時ごろに発生した停電の影響で、JR山手線の内回り・外回り全線が運転を見合わせた。京浜東北線や東海道線でもダイヤが乱れ、各地の駅で混乱が続いた。
常磐線や高崎線が乗り入れる上野駅では、東京駅方面に向かう在来線がストップし、多くの通勤客や観光客が足止めを食った。地下鉄への乗り換え口がある改札は乗客が詰めかけてほとんど動かない状態となり、途方に暮れる人も。スマートフォンで運行状況を確認したり、駅員に代替の交通手段を確認したりする人の姿も目立った。
16日午前6時に前橋市を出発したという会社員の男性(57)は、乗っていた電車の行き先が途中で上野駅止まりに変更に。東京駅から新幹線で関西に出張する予定だったが混雑する改札から出られず、「取引先には事情を説明して了解してもらったが、予定を全て変更しないといけない。焦っても仕方ないが、ここまで電車が止まるのは困る」とため息をついた。【金森崇之】

小泉氏、米軍基地で筋トレ=同盟アピール、軽い脱水症状も

【ワシントン時事】米国を訪問中の小泉進次郎防衛相は15日朝(日本時間同日夜)、ワシントン近郊の米軍基地で、ヘグセス国防長官と共に米軍式の筋力トレーニング「ミリタリー・エクササイズ」を体験した。会談に先立ち、一緒に汗を流して同盟関係の強固さをアピールした。
両氏はおそろいのTシャツ姿で、重量のあるボールを使ったスクワットやボート漕ぎ「ローイング」などを実施。小泉氏は会談の際、ハードな運動で軽い脱水症状になり、米側の検査を受けたと明かし、「日本がやるべきことをやり米国が支える。まさに日米同盟の姿を体現したような気持ちだ」と強調した。
ヘグセス氏は陸軍州兵としてイラクやアフガニスタンに従軍した経験がある。 [時事通信社]

所属タレントに性的暴行か 芸能事務所元代表の男逮捕

芸能事務所の元代表の男が3年前、所属タレントの女性に対し性的暴行を加えたとして逮捕されました。
警察によりますと、芸能事務所の元代表の山中拓磨容疑者は2023年8月、埼玉県春日部市にある芸能事務所と宿泊施設で、当時所属していたタレントの20代の女性に、2回にわたり性的暴行を加えた疑いがもたれています。
山中容疑者は芸能事務所の代表という立場を利用し、「散歩」と称して女性を宿泊施設に連れ出し、2人きりの状態で犯行に及んだとみられています。
調べに対し、山中容疑者は「事実はあるが無理やりではない」と容疑を否認しているということです。

性的偽画像、政府がXに改善要請 投稿急増問題、AI法で指導視野

生成人工知能(AI)で性的な姿に加工した他人の偽画像をX(旧ツイッター)に投稿する行為が急増している問題で、政府がXの運営会社側に不適切な画像を生成できない措置を取るよう改善を要請したことが16日、関係者への取材で分かった。対応方針などの報告も求めており、改善が見られない場合はAI法に基づく指導や助言も視野に入れる。
米実業家イーロン・マスク氏が率いるXは昨年、生成AI「グロック」を用いて画像を加工できる機能を導入。機能を悪用した性的な偽画像投稿が急増し、各国政府もサービスの実態調査などを始めた。この問題で日本政府の具体的な対応が明らかになるのは初めて。
改善要請はAI法を所管する内閣府が実施。日本で数千万人が利用するとされるX上で加工や投稿、拡散を手軽にできてしまう点を重く見た。偽画像は肖像権や名誉権といった他人の権利を侵害する恐れがあり、内閣府はサービスの課題に対する見解や今後の対応方針などを可能な限り速やかに報告するようX側に要求したという。

絞首刑差し止め、認めず=「訴訟で争うのは不適法」―大阪地裁

残虐な刑罰を禁じた国際条約に違反しているなどとして、確定死刑囚3人が国に絞首刑の執行禁止などを求めた訴訟の判決が16日、大阪地裁であった。横田典子裁判長は「(執行方法を)行政訴訟で争うのは不適法」と述べ、原告側の訴えを却下した。
判決で横田裁判長は、刑事判決は、絞首刑での死刑執行を前提としていると指摘。差し止めを認めれば、確定した刑事判決との矛盾が生じると述べた。加えて、絞首刑の残虐性を認めなかった1955年の最高裁判例から変更する事情もないとした。
原告側は、政府が批准する「自由権規約」は非人道的で残虐な刑罰を禁じていると指摘。絞首刑は「残虐であり、存続できない」と訴えていた。
原告側代理人は判決後の記者会見で「中身に踏み込まない判決。最悪だ」と批判した。 [時事通信社]

段ボール箱にボンベや金属片=強制執行に備え準備か―杉並2人死傷・警視庁

東京都杉並区で住宅明け渡しの強制執行手続き中の執行官ら2人が刺され、うち1人が死亡した事件で、逮捕された職業不詳山本宏容疑者(40)が、部屋を訪ねた執行官らにカセットコンロ用のガスボンベや金属片の入った段ボール箱を差し出したとみられることが16日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁捜査1課は同日、現場検証を行った。執行官らの訪問を把握していた同容疑者が、事前に準備していた可能性もあるとみて調べている。
同課によると、死亡したのは保証会社社員の小栗寿晃さん(61)=神奈川県海老名市東柏ケ谷。
捜査関係者などによると、執行官や法律事務所職員、搬送業者ら4~5人がアパート2階の部屋を訪れた際、同容疑者は段ボール箱を手に応対し、「荷物はこれだけだ」と話した。中から「シュー」という音が聞こえ、黒い煙が上がっていたため、執行官らはアパートの外に退避。部屋から爆発音が聞こえた後、包丁を持った同容疑者が下りてきて、小栗さんや東京地裁の執行官の60代男性を続けざまに刺したという。
箱にはガスボンベ数本や金属片、着火剤などが入っていたとみられる。
同容疑者はその後、自室に戻り、「死のうと思ってベッドの上に置いたトイレットペーパーにライターで火を付けたが、耐え切れず外に出た」と供述している。
同容疑者は計数十万円の家賃を滞納しており、昨年12月に立ち退き期限の書面通告を受けていた。調べに対し、「部屋から追い出されたら、金もないのにどうやって生きていけばいいか分からず、自暴自棄になった」「殺すつもりはなかったが、死んでも構わないと思った」などと話している。
事件は15日午前10時15分ごろ発生。小栗さんは背中を刺され死亡。執行官は胸など4カ所を刺されたが、命に別条はないという。 [時事通信社]

大阪府の吉村知事が辞職願提出…市長選とダブル選意向も「異例の短期間」のため同日選となるか不透明

大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会代表)は16日午前、府議会議長に辞職願を提出した。大阪市の横山英幸市長(同副代表)も同日午後に辞職願を提出する予定で、2人は「大阪都構想」への3度目の挑戦を掲げ、知事・市長の出直しダブル選に臨む意向だ。27日公示、2月8日投開票で行われる方向の衆院選と同日選にする場合、知事選は今月22日、市長選は同25日告示となる。
吉村氏は16日午前、府庁内の議長室を訪れ、「一身上の都合により、知事の職を辞したい」と記した辞職願を金城克典議長に手渡した。一方、横山氏は辞職願の提出に先立ち、市役所で記者団に「維新が与党入りし、副首都の議論が加速してきた。今を絶好の機会ととらえて(大阪都構想に)挑戦したい」と述べた。
府、市の選挙管理委員会は、知事、市長の辞職願提出の通知を議長から受けた後、選挙日程を決定する。告示まで異例の短期間となるため、同日選となるかどうかは不透明だ。

来週は気温が大幅低下 全国的に厳しい寒さが続く予想

今日16日(金)は関東以西で季節先取りの陽気になっています。週明けまでは気温が高めの所が多くなりますが、来週後半以降は気温が大幅に下がって全国的に厳しい寒さが続く見通しです。体調を崩さないようお気をつけください。
冬型の気圧配置が強まり寒波襲来
ここ数日は強い寒気の南下がなく、特に今日の西日本や東日本は暖かな空気に覆われています。11時30分までに、東京都心や高知市、福岡市などで15℃を超えました。
週明けまでは同じような状況が続く見込みで、関東から西日本の最高気温は平年より高めの所が多くなる予想です。
ただ、20日(火)になると日本付近は冬型の気圧配置が強まり、上空には段々と寒気が流れ込みます。全国的に気温が大幅に下がって、真冬の寒さが戻る見通しです。
各地の来週後半以降の予想気温を見ると、関東から西の各地でも最高気温が10℃に届かない所が多く、最低気温は0℃前後まで下がるとみられます。体感変化が大きくなりますので、服装選びに注意して体調管理をしっかりと行なってください。

北日本はさらに寒く、札幌市では最高気温が-3℃前後、最低気温が-10℃前後の日が続く予想です。
また、太平洋側では空気が著しく乾燥するとみられます。火災の発生のリスクが高まる見通しです。冬型の気圧配置で風の強い日が多く延焼もしやすくなりますので、寒さに加えて火の取り扱いにも十分注意をしてください。

<独自>神戸のエレベーター死亡事故、点検担当者2人を業務上過失致死容疑で書類送検

神戸市中央区の商業ビルで昨年2月、開いた状態のエレベーターの扉から男性が転落死したとみられる事故で、兵庫県警は16日、業務上過失致死容疑で、エレベーターの製造元で保守点検を請け負う三菱電機ビルソリューションズ兵庫支店(神戸市)に当時在籍した30代と20代の男性作業員2人を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
事故は令和7年2月27日未明に起きた。商業ビル4階の開いたままのエレベーターの扉から兵庫県芦屋市の男性医師=当時(31)=が転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。
捜査関係者によると、30代の男性作業員は6年6月下旬、当直勤務に入っていた際に非常点検を実施。機器修理を行ったが、その際に安全装置を無効にし、扉が開いていてもエレベーターのかごが動く状態で作業を終了したという。
また保守点検担当の20代の男性作業員は、同年9月と12月に定期点検を実施したが、手順書通りの点検を行わず、安全装置を無効のまま放置し、異常なしと報告した疑いが持たれている。
国土交通省の審議会は昨年12月に調査報告書を公表。事故当時、扉に物が挟まって完全に閉まらないのに4階からかごが移動し、その後に扉が開いて事故が起きたと考えられると指摘していた。

新橋―品川間の停電でJR山手・京浜東北線が一時全線運転見合わせ、午後1時過ぎまでに再開

JR山手線と京浜東北線は16日、新橋―品川間で停電が発生した影響で、始発から全線で運転を見合わせた。午後1時過ぎまでに、山手線、京浜東北線ともに運転を再開した。
JR東日本によると、同日午前3時50分頃、始発の運行に向けて田町変電所(東京都港区)から新橋―品川間に電気を送ろうとした際、停電が発生した。同区間は、終電後に夜間作業のため電気を止めていた。JR東が原因を調べている。
京浜東北線は同日午前7時22分に全線で運転を再開したが、同48分に再び停電が発生して運転を見合わせた。この影響で、高輪ゲートウェイ―田町間、新橋―浜松町間に2本の列車が停車し、約1時間乗客が取り残された。東京消防庁によると、午前11時現在、取り残された乗客とみられる20~60歳代の男女9人が体調不良を訴えているという。
また停電の影響で、東海道線と高崎線、横須賀線、宇都宮線の全線、常磐線の一部区間で一時運転を見合わせた。