外国人政策の在り方を検討する政府有識者会議の林玲子座長は14日、小野田紀美経済安全保障担当相に意見書を手渡した。外国人の土地取得や利用に対する新たな法規制に関し、安全保障の観点から必要性や正当性の根拠となる立法事実を検討するよう求めた。
意見書は「法の支配の原則」を前提に(1)将来的なリスクを含む立法事実(2)経済活動の自由とのバランス(3)国際約束との整合性―などについて「検討を深める必要がある」と指摘した。
また、外国人政策全般に関し、関係機関の情報共有を強化し、正確な実態把握に基づき制度の適正化を図るよう提言。在留外国人が日本語や社会規範を学ぶプログラムを創設し、中長期在留の条件とすることなども求めた。 [時事通信社]
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総額4億円被害か=金塊詐取容疑で50代男逮捕―長崎県警
検事らに成り済ます特殊詐欺の手口で、高齢女性から金塊約7.4キロ(約2億円相当)をだまし取ったとして、長崎県警平戸署などは14日、詐欺容疑で、アルバイト加藤宏司容疑者(59)=埼玉県蓮田市蓮田=を逮捕した。認否は明らかにしていない。
女性は同様の手口で計3回にわたり、金塊計約17キロ(約4億円相当)をだまし取られる被害に遭っており、同署は加藤容疑者らのグループが関与したとみて調べる。
逮捕容疑は昨年8月中旬~同12月9日、検事や警察官を装って、長崎県平戸市の80代女性に「通帳と携帯電話が犯罪に利用されている」などとうそを言い、捜査を名目に購入させた金塊(約2億円相当)が入った段ボールを詐取した疑い。 [時事通信社]
高市首相の長男、衆院選出馬へ 福井2区、高木氏も検討
高市早苗首相の夫、山本拓元衆院議員の長男で、自民党福井県議の山本建氏(41)が次期衆院選福井2区から出馬する意向を固めた。近く県連に公認を求める。前回落選した高木毅元国対委員長も意欲を示しており、保守分裂となる可能性がある。14日、関係者が明らかにした。建氏は、拓氏と前妻との子で、首相の義理の息子。
建氏は取材に「福井2区は自民の議席が空席だ。政策実現のために中央とのパイプ役を担いたい」と語った。保守分裂選となる可能性について「内部で争っている場合ではない」として、高木氏をけん制した。
被害女性、行方不明前日に「明日は彼氏と過ごす」 北海道の死体遺棄
北海道日高町のバーで看護師の工藤日菜野さん(28)の遺体が発見された事件で、工藤さんが行方不明になる前日の昨年12月30日、祖母に「明日は彼氏とゆっくり過ごす。1月1日は仕事に行く」と連絡していたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。
道警によると、工藤さんは死体遺棄容疑で逮捕したバー経営の松倉俊彦容疑者(49)=日高町富川北2=の知人で、2人の関係を詳しく調べる。
道警は遺体の遺棄現場となったバーの間取りも明らかにした。店内の物置部屋内に縦横40センチの穴があり、内部の空間に遺体があった。遺体が発見された時、穴は木製の板で塞がれていた。【和田幸栞】
安倍元首相銃撃の日、“高市最側近”佐藤啓副長官が「統一教会の応援集会」に招かれていた《自民党調査で虚偽回答の疑い》
〈 「高市氏が自民党総裁になることが天の最大の願い」統一教会“マル秘報告書”3200ページに記された自民党との蜜月【独占入手】 〉から続く
2022年7月8日午前11時31分。奈良市、大和西大寺駅前で佐藤啓参院議員の応援演説中に安倍晋三元首相が凶弾に斃(たお)れた。現場はパニックに陥り、間もなく統一教会信者2世の山上徹也被告が逮捕されたが、実はこの日、佐藤氏が、自身のために統一教会が開いた応援集会に招かれていたことが、「 週刊文春 」の取材でわかった。
7月8日、佐藤氏は統一教会の応援集会に招かれていた
驚愕の事実が記されているのは、フリーライターの石井謙一郎氏が入手した、統一教会の「TM特別報告」と題された文書。TMとは「トゥルーマザー(真のお母様)」の略で、韓鶴子総裁のことを指す。
この文書には、統一教会の会長だった徳野英治氏や天宙平和連合(UPF)ジャパンの議長だった梶栗正義氏が、教団本部に宛てた報告などが記載されている。1月8日、徳野氏は自らの報告が載った文書であることをXで正式に認めた。
TM特別報告には、銃撃事件当日について、奈良教区長の次のような報告が記載されている。
〈本日、勝利に向けた全食口(シック)総動員・天心苑祈祷出発式が終わり、自民党奈良県公認候補の佐藤啓候補者の応援集会を10時から行いました。候補者本人は11時からある大和西大寺駅前での安倍元総理の応援演説があるため来られず、夫人が代わりに来て奈良教会で応援集会を行いました〉
「食口」とは統一教会の会員を指す。つまり7月8日、佐藤氏は統一教会の奈良協会で行われた応援集会に招かれていたが、安倍氏が急遽応援に来たため、名代として佐藤氏の夫人が参加したというのだ。さらに報告書には、応援集会の後、食口たちが佐藤氏の勝利のために有権者に電話をかける選挙支援を行っていたことも記されていた。
事件後に自民党が公開した調査結果では…
ただ2022年9月に自民党が公開した、統一教会や関連団体との関係についての調査結果で、佐藤氏は〈選挙におけるボランティア支援を受けたことがある〉とする名簿には名を連ねていない。つまり党の調査に虚偽の回答をしていた疑いがあるのだ。
この疑惑について確認するべく、1週間以上にわたって、佐藤事務所に何度も書面で問い合わせたが、一切回答しなかった。
配信中の「 週刊文春 電子版 」並びに1月15日(木)発売の「週刊文春」では、統一教会が佐藤氏の選挙のために行っていた「電話かけ大会」の実態、高市氏が「啓くん」と呼ぶほど佐藤氏を信頼している理由、解散を検討していたことを事前に知らされなかった鈴木俊一幹事長や萩生田光一幹事長代行の怒りの声などを、詳しく報じている。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年1月22日号)
カンボジア拠点に特殊詐欺関与か 「かけ子」グループの日本人男女13人を逮捕
カンボジアを拠点に、特殊詐欺に関与したとして、警視庁と神奈川県警の合同捜査本部は詐欺の疑いで、住居・職業不詳、佐伯皇正容疑者(20)ら20~60代の日本人男女13人を逮捕した。現地から送還する航空機が、13日夜から14日朝にかけて羽田、成田両空港に到着。警視庁特別捜査課は、いずれの認否も明らかにしていない。
特捜課によると、13人はカンボジア南東部バベットを拠点とするかけ子グループとみられる。昨年11月に現地当局に拘束されていた。
逮捕容疑は令和7年10~11月ごろ、相模原市の60代女性に警察官や郵便局員をかたる電話で「マネー・ロンダリングの犯人として紙幣調査をする」などとをいい、現金1100万円を指定した口座に振り込ませ、だまし取ったとしている。
グループはこのほか、7年10~11月、東京、神奈川、大阪の40~70代の男女十数人が計約5千万円をだまし取られた詐欺事件に関与した可能性があり、捜査本部は全容解明を進める。
特殊詐欺の海外拠点を巡っては、カンボジアやタイなど東南アジアで日本人のかけ子らが摘発されるケースが相次いでいる。カンボジアでは、7年12月にも南部シアヌークビルで日本人16人が現地当局に拘束されている。
トルコのビザ免除停止要望=大野埼玉知事が外務省に
埼玉県の大野元裕知事は14日、外務省の岩本桂一・中東アフリカ局長を訪ね、トルコとの相互査証(ビザ)免除協定の一時停止を求める要望書を手渡した。同協定で入国した一部のトルコ人が正当な理由なく滞在を続けていることで、住民の不安が高まっていると訴えた。
同県内ではトルコ国籍を持つクルド人らが関係するトラブルが起きており、大野氏は昨年8月にも同様の要望をしていた。
大野氏は記者団に「トルコに対して悪い感情が募ることは互いにとって良くない。他の国と同様に査証を取って入ってきてほしい」と主張。岩本氏は「(2028年度導入予定の)電子渡航認証制度(JESTA)を待たずに、どう対応できるか検討する」と応じたという。 [時事通信社]
〈大田区・社長密室殺人〉「二人は親友だった」逮捕された部下は酒にだらしなく「ちゃんとしろよ」「会社の評判にも関わる」と被害者の社長から心配されていた
〈〈大田区・社長密室殺人〉「上司として態度が気にいらない」逮捕された部下は“まっちゃん”“かわちゃん”と呼び合った一番仲が良い同級生…密室の謎も解明〉から続く
被害者と加害者は親友だった。1月8日朝、東京都大田区の自宅マンションで音響会社社長・河嶋明宏さん(44)が密室状態の部屋で血まみれの遺体で見つかった事件。警視庁が殺人容疑で逮捕した同社営業部長の山中正裕容疑者(45)の母親は「二人は親友だった」と絞り出すようにつぶやいた。
〈画像〉爽やかなイケメンだった若かりし頃の山中容疑者と動物好きだった河嶋さんが投稿していたお椀をかぶったネコの写真
同じ高校で机を並べた二人は、成人して飲みながら愚痴をこぼし合う間柄になり、不惑を過ぎると「社長と部下」という関係に激変した。それが最悪の結果を招き寄せたのか。
行きつけのバーで挙動不審だった山中容疑者
帰宅した河嶋さんが襲撃されたとみられる1月7日から1週間が経とうとする13日夜、山中容疑者の自宅では年老いた母親が心細い夜を過ごしていた。
「河嶋さんと(息子は)高校時代から仲良くしていて、私も会ったことがありました。二人は親友だったと思います。事件については私は何もわかりませんし、大変申し訳ありませんが警察から報道陣と接触しないようにと言われておりますので…」
山中容疑者は7日夜に河嶋さんを殺害した後、地元の行きつけの飲食店をはしごして飲み歩いていたとみられる。知人が取材に対しこう明かした。
「河嶋さんが遺体で見つかる前日、山中は蒲田駅西口の飲み屋街で何軒かはしごして夜遅くまで飲んでいた。ただ、行きつけのバーで山中があまりにも挙動不審だったらしく、河嶋さんの事件をニュースで知った飲食店の従業員が『あいつがやったんじゃないか』と周囲に漏らしていた。
あの二人を7年前から知ってる私からしても、喧嘩してるところなんて見たこともないし、ましてや山中は人を殺せるような性格じゃないと思ってました。でも、それから山中とは誰も連絡が取れなくなって、案の定ということになってしまった」
「酔って会計を忘れてそのまま帰ってしまったことがあったそうです」
二人と10年以上付き合いがあるという飲食店経営者は、山中容疑者が河嶋さんの会社に転職した経緯も知っていた。
「二人が蒲田界隈で飲み歩き出したのはもう15年も前のことだと思いますよ。『まー』『あきちゃん』と呼び合っていて、本当にコンビとか相棒っていう感じでした。高校から一緒でずっと友達として仲良くて、旅行なんかもよく一緒に行っていたし、河嶋さんは山中さんの結婚式にも出てましたよ。
最近はやらなくなってたけど、昔はよくダーツを一緒にやってましたね。当時山中さんはアパレルの会社に勤めていたのですが、『給料があまり上がらない』と愚痴をこぼしていて、それを心配した河嶋さんが『ウチで働かないか』と声をかけたんです」
それが4年ほど前のこと。親友同士の関係が大きく変わるきっかけとなった。
「それ以降も二人で一緒に飲みに来ることは最近までありましたよ。二人とも大人なんで仕事とプライベートは切り分けていましたけど、山中さんは部下としてストレスが溜まっていた部分はあると思います。
河嶋さんが経営者として山中さんに『ちゃんとしろよ』と注意することもあったので、ケンカというほどじゃないけどそれがもつれていくというか、山中さんが『何でそんなこと言われないといけないんだよ』と応戦するような雰囲気になったことはありました。
それに二人とも週5日レベルで飲み歩く人たちで、ウチの店じゃないけど山中さんは酔って会計を忘れてそのまま帰ってしまったことがあったそうです。もちろん後日きちんと払いに来ていたそうですが、そういったことを河嶋さんは『会社の評判にも関わるようなことにならないか』と心配していました」
「経営者と部下という関係の中で積もり積もったものがあったのでは…」
酒乱というほどではないが、酒がらみでだらしなく振る舞う山中容疑者は、「経営者」である河嶋さんからすると、「部下」として心許ない存在に変わっていったのかもしれない。
「山中さんは酔って暴れたり、泥酔してその辺で寝てるようなこともなかったし、『あの人酒癖悪いよね』と評判になるようなこともなかったです。ただ、それでも河嶋さんは会社の看板という意味で気にしていました。結局そういうことがボーナスの件に繋がるんだとは思いますけど。
とはいえ、山中さんが警察で供述している、『ボーナスが1.5ヶ月から1ヶ月に減ったこと』だけが犯行の動機とは思えません。河嶋さんが社長然として山中さんに偉そうに物を言うというのは見たことありませんでしたが、経営者と部下という関係の中で積もり積もったものがあったのではないでしょうか。
友達付き合いでは言わなくてもいいことを仕事上では言わなきゃいけないことってありますし、友達同士(のまま)で一緒に働かなければ良かったってよく言うじゃないですか。本当そんな感じだったんじゃないかって思います。二人を見ていてさすがに今回の事件のようなことになるとは思いませんでしたが……。
報道を見ると着替えを用意したりと計画的だったと言われていますが、もうその頃には冷静に見れなくなっていたんじゃないかなって思います。山中さんについても普段は本当に気のいい人でしたし、こんなことをするような雰囲気はありませんでしたから……」
「上司」に対して芽生えた殺意を押しとどめられなかった「部下」。父から引き継いだ会社を守ろうと気を配った末に、河嶋さんは刃を向けられることになった。その相手が30年来の「親友」だったというのは悲劇というしかない。
※「集英社オンライン」では、今回の事件についての情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(旧Twitter)まで情報をお寄せください。 メールアドレス: [email protected] X(旧Twitter) @shuon_news
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
高市首相、衆院解散伝達へ=与党幹部と会談、23日国会冒頭―来月8日投開票有力
高市早苗首相(自民党総裁)は14日、日本維新の会の吉村洋文代表と首相官邸で会談する。23日召集の通常国会冒頭で衆院を解散する意向を伝える方向で調整。自民幹部にも14日中に伝達する見通しだ。複数の自民関係者によると、衆院選の日程は「1月27日公示、2月8日投開票」が有力。解散から16日後の投開票は戦後最短になる。
国会召集日の「冒頭解散」は5回目で、1月の衆院解散は1990年以来36年ぶり。参院で与党が過半数を割り込む中、首相は高い内閣支持率を追い風に衆院選に勝利し、政権基盤を強化しつつ「直近の民意」を得て政策の推進力を高めたい考えだ。
政府・与党には「2月3日公示、15日投開票」で実施する案もあった。解散すれば2026年度予算案の年度内成立は困難とされるが、ずれ込みを最小限に抑えるため可能な限り早い日程を検討しているとみられる。
首相は16日、来日するイタリアのメローニ首相と会談。17日は阪神大震災から31年を迎える。こうした日程を考慮し、正式な解散表明は週明けの19日とする案が浮上している。
与党は定数465の衆院で過半数ぎりぎりの233議席。首相は衆院選で「強い経済」「責任ある積極財政」などを訴える構えだ。14日現在、700人超が立候補を予定しており、首相の解散決定を受け、与野党は候補者擁立を急ぐ。 [時事通信社]
石材会社役員「私は無実」=練炭で住職殺害、起訴内容否認―東京地裁
東京都足立区の源証寺で2023年、住職を練炭で一酸化炭素(CO)中毒にさせて殺害したとして、殺人罪などに問われた石材会社役員、青木淳子被告(66)の裁判員裁判の初公判が14日、東京地裁(伊藤ゆう子裁判長)であった。青木被告は「私は無実です」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で、寺が所有する土地で同社が開発していた霊園を巡るトラブルから、青木被告が男性住職=当時(70)=に強い不満を持ち、同社社長の男(52)=殺人罪などで懲役25年が確定=と殺害を計画したと主張。寺の地下納骨堂に練炭を運び込むなどして犯行に及んだと述べた。
弁護側は、青木被告は男と寺を訪れたが、敷地内の事務所で仕事をしていたと説明。男が地下納骨堂に練炭を並べ、火を付けたことは知らなかったと訴えた。
起訴状によると、青木被告は23年7月22日夜、男と共謀して寺の地下納骨堂で練炭28個を燃やし、翌朝訪れた住職をCO中毒にさせて殺害。住職の妻と次女にもCO中毒の傷害を負わせたとされる。 [時事通信社]