千葉の土砂崩れ現場で遺体 台風25号死者15人に

千葉県は3日、台風25号による同県長柄町の土砂崩れ現場で、新たに1人の遺体が見つかったと発表した。70代男性の行方が分からなくなり捜索を続けていた場所で、県警は男性とみて身元の確認を急ぐ。台風25号による死者は千葉県で10人、神奈川県で5人の計15人となった。
茂原署によると、3日午後2時過ぎに土砂の中から心肺停止状態で発見、現場で死亡が確認された。9月22日に親族から茂原署に届け出があり、消防や県警が捜索を続けていた。

公明・岡本新体制が始動=統一選へ立て直し図る

公明党は3日、定期党大会を東京都内で開き、代表に岡本三成氏(61)=衆院比例代表東京ブロック=を選出して新執行部を発足させた。中道改革連合、立憲民主党との3党合流の頓挫を受け、来春の統一地方選や2028年の参院選に向けて党の再建を図る。
岡本氏は党大会で「誰もが安心と希望を持てる中道政治の実現に全力でまい進していこう」と呼び掛けた。「新生公明の出発の日だ。団結第一で全力で戦っていこう」と結束を求めた。統一選の全員当選を目標に掲げた。
高市早苗首相が目指す時限的な食料品の消費税減税に関しては、「物価高対策として非効率だ」と批判。首相の持論である非核三原則の見直しについて「戦後の歩みに反する」と断じた。
岡本氏は金融界出身で衆院当選6回。中道結党前に公明で政調会長を務め、中道でも政調会長だった。任期は2年間。
幹事長は西田実仁氏(64)=参院埼玉選挙区=が留任し、政調会長兼幹事長代行に中野洋昌元国土交通相(48)=衆院比例近畿=が就いた。中道解体による衆院議員の復党を踏まえ、執行部の体制を改めた。代表を務めてきた竹谷とし子氏は代表代行に就任した。 [時事通信社]

「ガザを忘れないで」 支援NGO、東京で催し

パレスチナ自治区ガザでイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まってから7日で3年となる。現地で活動する日本の支援団体などが3日、東京都港区で和平を訴えるイベントを開催し、ガザやヨルダン川西岸のことを「忘れないで」と訴え、支援の輪の拡大を呼びかけた。
参加したのはNPO法人「パルシック」(東京)など約10団体。ガザにいる現地職員がビデオ映像で報告。昨年10月の停戦発効後も空爆が続き、栄養不良や感染症で病院に運ばれる人が増加し、きれいな水や薬が不足していると苦境を語った。
映像で幼い子どもを抱えた女性が「私たちを忘れないで」と訴える場面が流れると約80人の来場者が息をのんだ。

大型の台風27号、小笠原接近へ うねりを伴う高波や強風に警戒

気象庁は3日、大型で強い台風27号が発達しながら北上し、5日から6日ごろにかけて非常に強い勢力で東京・小笠原諸島に接近する恐れがあるとして、うねりを伴う高波や強風に警戒するよう呼びかけた。台風はその後、日本の東を北進する見通しだ。
気象庁によると、小笠原諸島で4日に予想される波の高さは6m、5日は8mで、いずれもうねりを伴う。5日の予想最大風速(最大瞬間風速)は23m(35m)。
台風27号は3日午後3時現在、太平洋のマリアナ諸島近海を時速20キロで北北東へ進んだ。中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40m、最大瞬間風速は55m。中心から半径130キロ以内は風速25m以上の暴風域となっている。

【続報】那覇市若狭の強盗殺人 外国人風の男性が関与か 県警が行方を追う

沖縄県那覇市若狭のホテルで3日午前4時過ぎに女性の遺体が見つかった事案で、県警は3日、亡くなったのは那覇市に住む職業不詳の女性(39)と発表した。現場の状況などから強盗殺人事件と断定し、島尻哲也刑事部長をトップとする197人体制の特別捜査本部を那覇署に設置した。
県警によると、女性は外国人風の男性とみられる人物と2人でホテルに入室していた。防犯カメラには、頭をそり上げ、黒のタンクトップに七分丈のズボン、白のスニーカーを身に着けた人物が、女性の所持品を持って立ち去る姿が映っていた。所持品はその後、ホテル周辺で見つかっており、県警はこの人物が事件に関与したとみて行方を追っている。遺体に刃物による傷などは見当たらず、県警は司法解剖して死因を特定する。
事件が発覚したのは同日午前4時20分ごろ。 チェックアウト時刻を過ぎても退室しないため、従業員がマスターキーで室内を確認したところ、息をしていない状態で倒れている女性を発見し、119番通報した。女性は駆けつけた消防隊員により、午前4時26分に現場で死亡が確認された。

ダイビングの男女8人一時不明 東京・八丈島沖 ヘリで全員救助

3日午後1時50分ごろ、東京都八丈町の八丈島沖で「ダイビングをしていた8人が浮上してこない」とダイビングボートの船長から118番があった。下田海上保安部によると8人は午後4時半ごろ、北東に約14キロ離れた海域で見つかり、海保がヘリコプターで救助した。全員意識があり、命に別条はないという。
8人は、客7人とインストラクター1人。午前11時半ごろにダイビングを始め、午後0時半ごろ浮上する予定だった。
行方が分からなくなった海域は、八丈町の大越鼻灯台から西に約8・6キロ。見つかったのは同灯台の北約10キロの海域で、流された可能性があるという。現場周辺の天候は曇りで、波のうねりは約3メートルだった。【近藤綾加】

強盗致傷疑い、手配の男逮捕 福岡410万円被害、3人目

福岡市東区のアジア食料品店で8月に410万円を奪い客を負傷させたとして、福岡県警は3日、強盗致傷などの疑いで公開手配していた兵庫県尼崎市、土木作業員奥田成樹容疑者(23)を逮捕した。
逮捕容疑は8月14日午後8時過ぎ、既に逮捕された2人と共謀し、東区箱崎2丁目で営業中の店に侵入、従業員を刃物で脅して現金などを奪い、容疑者から逃れようとした女性客を転倒させ、軽傷を負わせた疑い。認否は明らかにしていない。
県警は8~9月、同容疑などで2人を逮捕。うち1人は起訴された。「闇バイトに応募した」との供述も出ており、匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の疑いがあるとみて、指示役らの捜査を続ける。

台風25号で決壊した千葉・印旛沼の堤防、復旧工事の第1段階「荒締切工」が終了

国土交通省関東地方整備局は3日、台風25号による大雨で大規模に決壊した千葉県成田市船形干拓の印旛(いんば)沼の堤防で、緊急復旧工事の第1段階として決壊箇所を塞いで土砂を積み上げる「荒締切(あらしめきり)工」を終えたと発表した。鋼の板を立てて補強する第2段階の「二重締切工」に着手しており、緊急復旧工事の早期完了を目指している。
印旛沼と周辺では3地区4か所で堤防が決壊。成田市船形干拓の堤防は72・6メートルにわたって決壊するなど被害が最も深刻で、国が緊急復旧工事を担当している。県が工事を担当した他の2地区3か所は、9月30日までに工事を終えている。
同局の荒井満技術調整管理官は3日、現場近くで記者会見し、「まだ堤防の代わりを果たせる状況にはない。一日も早く残りの工事を完了させたい」と話した。

JR内房線 5日から一部区間で運行再開・不通区間でバス代行開始へ 台風25号で不通に

JR東日本は台風25号の影響で不通となっているJR内房線について、5日(月)始発から長浦駅~木更津駅間で運行を再開し、姉ケ崎駅~長浦駅間でバス代行輸送を始める計画を発表しました。寸断されていた区間は2週間ぶりに移動できるようになります。
■鉄道運行再開区間と運行計画(10月5日~)
内房線 長浦駅~木更津駅間
下り 長浦駅 (始発)午前6時28分発(最終)午後9時33分発
上り 木更津駅(始発)午前5時50分発(最終)午後8時48分発
・上下それぞれ1時間に2本の運転
・朝夕時間帯は通常の2~3割程度の運転
■バス代行輸送区間と運行計画(10月5日~)
内房線 姉ケ崎駅~長浦駅間
下り 姉ケ崎駅(始発)午前6時30分発(最終)午後8時50分発
上り 長浦駅 (始発)午前6時10分発(最終)午後8時50分発
JR東日本は、代行バスは鉄道と比べて輸送力が1~2割程度と大幅に減少するため、乗車までに長時間待ちとなることが予想されるとしています。
所要時間が列車よりも大幅にかかるうえ、台数や定員に限りがあるため混雑状況によっては乗車待ちが生じるとしています。
JR内房線をめぐっては、姉ケ崎駅と長浦駅の間で大規模な土砂流入が発生した影響で、姉ケ崎駅から木更津駅の間で運休が続き、JR東日本は復旧まで3か月程度かかる見通しとしていました。この区間は1日の利用者が約5万4000人にのぼることから、輸送するバスの確保が追いつかず、他の路線でバス代行が始まる中、開始のメドが立っていませんでした。こうした中、一部区間では小湊鉄道バスや都営バスが臨時バスを運行していましたが、本格的な代行輸送の早期開始が待たれていました。
このため、JR東日本は、現在の不通区間のうち、線路設備に損傷がなかった長浦駅と木更津駅の間について先行して鉄道を復旧させ、バス代行区間を短くして必要なバスの台数を減らすことで、代行輸送の早期開始を目指しました。このため、従来は折り返し設備がなかった長浦駅にポイントなどを仮設して、電車を折り返しできるようにする工事を昼夜続けて行ってきました。9月29日の取材では、雨が降りしきる中、夜間にもかかわらず、大勢の作業員が工事にあたる様子も確認できました。折り返し設備の完成後は安全に列車が折り返し運転できることを確認したということです。
5日から再開する長浦駅~木更津駅間の詳しい時刻は、4日にJR東日本ホームページで発表するとしています。

道頓堀で事故防止のため大阪府警が厳戒態勢 阪神リーグ連覇

阪神タイガースのリーグ連覇を受け、大阪・ミナミの道頓堀川に架かる戎橋(えびすばし)周辺では3日夜、大阪府警が厳戒態勢を敷いた。道頓堀川では、2003年のリーグ優勝時に約5300人が飛び込んだとされ、死者も出ている。
府警はこの日、雑踏事故などを防ぐため、繁華街のミナミとキタで警察官約800人を配置。戎橋では、川への飛び込みを阻止するため、スロープや欄干の前に警察官が並び、橋の一部を立ち入り禁止にするなどの対策が講じられた。
戎橋近くの遊歩道では、ユニホーム姿の阪神ファンらがスマートフォンで巨人対DeNAの試合を見守った。巨人が負けて阪神の優勝が決まると、歓声とともに数人が道頓堀川に飛び込んだ。胴上げをする人たちの姿もあった。府警によると、午後10時現在で延べ19人が飛び込んだ。けが人の情報は入っていない。
友人らと近くを訪れた大阪府松原市の会社員、宮崎清和さん(51)は「昼間に阪神が負けたのは残念だが、連覇はうれしい。今年のチームは打つべき人が打ってくれた。ぜひ日本一になってほしい」と話した。【寺町六花、松原隼斗】