千葉県の豪雨で、県や千葉市は17日、路上で水没して動けなくなり放置された車両の撤去を進めた。県内では16日までに把握された放置車両が約2700台に上る。車道をふさいで通行できなくなっている場所も多く、お盆休み明けで交通量が増えた17日は朝から渋滞が相次いだ。
放置車両への追突事故も起きている。千葉市によると、17日午前、市が管理する道路の放置車両約2500台のうち、幹線道路などで通行の妨げになっていた約500台の路肩への移動が完了した。引き続き撤去作業を続ける。
千葉市内では動けなくなった車両で2車線の道路が1車線しか使えなくなるなどしている。放置車両に注意して、速度を落として慎重に運転する車両が目立つ。狭くなった場所では一方が停止し、譲り合いながらすれ違う様子も見られた。
千葉市は17日午後、災害ボランティアセンターを設置し、家具搬出や清掃に当たるボランティアの受け付けを始めた。
県によると、豪雨の死者は関連調査中を含め10人。他に男性2人が行方不明になっている。
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民主国家の実現「信じて」 ミャンマーの民主派ら日本で訴え
ミャンマーの民主化を求め親軍政権と対立する政治組織と、共闘する少数民族武装勢力の代表団は10日、東京都内で日本の支援者らと交流会を開いた。4月に誕生した親軍政権が国際社会に正統性をアピールする中、代表団は「民主国家の実現を信じてほしい」と訴え、日本からの支援を求めた。
ミャンマーでは2021年に国軍がクーデターで民主派指導者アウンサンスーチー氏率いる文民政権を転覆。内戦が続く中、昨年12月~今年1月に民主派を排除した総選挙を強行した。
クーデターで政権を追われた民主派は3月、カレン民族同盟(KNU)など四つの少数民族組織と共に「連邦民主国家創設運営評議会」を結成したと発表した。
「壁ぺったん」「お口チャック」…よく聞く声かけが保育の現場から消える? 「適切が何か分からない」保育士らは線引きに悩み、国のガイドラインは虐待に一本化
Q、保育者による不適切な関わりはどのような状況で起こるのか。 1、「壁ぺったんをして、ここで待っていてね」と長い時間待機させるのは(A)に当たる可能性がある A、答え「行動制限」…子どもに分かりやすい伝え方ということで「壁ぺったん」や「汽車ぽっぽ」などと言って、指示や一斉行動を促していませんか?
これは昨年度、東京都練馬区が区内の保育施設用に作成した指導資料の一部だ。これまで保育現場でよく使われていた「壁ぺったん」や「お口チャック」といった声かけ。これらが今、子どもの行動を強制する、不適切な保育と見なされる恐れがあるとして、保育現場から消えている。 昨年10月、国は保育園の職員らが虐待疑いを把握した際の自治体への通報を義務化。対策が進む一方で、「不適切」の定義が幅広く、現場からは戸惑いの声が漏れる。「不適切ばかり示され、適切が何かわからない」。日々、線引きに悩みながら子どもたちを接する保育の現場を取材した。(共同通信=伊藤怜奈)
▽914件
今年4月、千葉市にある民間保育園。昼寝の時間、ある保育士が園児を抱え、寝具に投げ落とした。園児にけがはなかったが、同僚が目撃していた。 「気になることがあるんです」。連絡を受けた運営法人が調査。すると園内に設置された「見守りカメラ」の映像に、同じ保育士が別の園児を転倒させたり、寝具から転がし落としたりする姿が映っていた。 「職員間の連携がうまくいかず焦っていた」と話した保育士は、園児の心身に悪影響を及ぼす不適切な保育をしたとして解雇された。
不適切な保育を巡っては、静岡県裾野市の保育園で2022年に発覚した虐待事件以降、議論が加速した。こども家庭庁が調べたところ、2022年4~12月、全国の保育所で確認された不適切な保育は計914件、うち90件が虐待と認定されていた。
提訴について記者会見する松江市の母親と父親=2024年9月、松江市内
▽「人質に取られたようで…」
松江市に住む母親(46)は2024年、5歳だった次女が、保育士にトイレに閉じ込められるなどして心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したとして、損害賠償を求め保育士らを提訴した。
閉じ込めがあったとするのは2021年。きっかけは次女のある一言だった。 「保育園は怖いから行きたくない」 いつも通り登園しようと乗り込んだ自転車から、次女が突然飛び降りた。「大変なことが起きている」と感じた母親は、10日後には別の園へ転園させた。 ただ自治体への連絡は数カ月後、他の園児も同様の被害を訴えて転園したのを知った時だった。
母親は、裾野市の虐待事件以前は「子どもが人質に取られたようで強く訴えられない雰囲気があった」と振り返る。松江市も園側に是正は求めたものの、不適切とは認定しなかったという。 母親はこう感じる。 「当時は自治体の意識も甘かった。もっと早く対策が進んでいれば、対応は違ったかもしれない」
「ちとせ交友会」の山口和代統括園長=6月、東京都内
▽「お口チャック」もNG?
国はガイドラインの改訂で、不適切な保育という呼称を用いず、虐待に一本化した。ただ「日々の行為の延長に虐待がある」としており、現場は線引きに頭を抱える。
慣習になっていた声かけの見直しも一例だ。 たとえば、保育士が部屋の片付けや食事の準備をする際に、子どもたちに壁に寄って待っていてもらいたい―。そんな時、これまでは保育士が「みんな壁ぺったんだよ」と声かけし、待機を促していた。 ただ、こうした表現は子どもの権利擁護に配慮していないとして、冒頭で紹介した指導資料のように、不適切な保育と見なされる可能性がある。
相模原市で民間保育園の園長を務める男性は訴える。 「不適切のみ示され、適切が分からない。ネガティブな発信ばかりでは保育士も萎縮してしまう」 男性の園では静かにしてほしい時に使う「お口チャック」も改めた。「何かに見立てれば子どもが理解してくれる場面も多いのに」とつぶやく。
▽独自に「適切な保育」
保育士が自信を持って子どもたちと接することができるよう、独自に「適切な保育」を示す運営法人もある。全国74施設を運営する「ちとせ交友会」(東京都千代田区)は2024年、米国で開発された保育の質を総合的に測定する「ECERS(エカーズ)」という基準を参考に、独自に適切な保育を示した。 策定した37項目の中には子どもへの接し方だけでなく、室内のレイアウトや「同年齢の保育士と保育内容について交流する機会を持って連携している」といった保育士同士の交流頻度に関する内容もある。日々の点検を通して職員同士のコミュニケーションを増やし、問題や悩みを1人で抱え込まないようにする狙いだ。 担当した山口和代統括園長(59)は「保育の質を上げれば結果的に不適切な保育や虐待を防げる」と強調する。
園児と遊ぶ「ちとせ交友会」の山口和代統括園長=6月、東京都内の保育園
▽切り取りではなく
ちとせ交友会にはこれまで、保護者や地域住民から多くの意見が寄せられてきた。「1人で遊んでいる子がいた。かわいそうだ」という指摘もあった。 山口統括園長は「多くの人は保育士の仕事を理解し、コミュニケーションが取れている」とした上で、こう訴える。「1人遊びができるのは大きな成長と捉え、あえて邪魔をしないよう離れて見守っていることもある。一場面を切り取るのではなく、前後にある保育の意図も理解してもらえるよう、保護者や地域住民とコミュニケーションを取っていきたい」
民間団体「保育園を考える親の会」顧問の普光院亜紀さんは「保育士を萎縮させるほどの行き過ぎた規制はかえって逆効果だ」と指摘する。その上で、不適切かどうかの線引きについては「大人であれば刑事事件やハラスメントになる言動は不適切だ」と説明。 「『壁ぺったん』や『汽車ぽっぽ』といった特定の言動を取り締まるのは本質的な指導ではない。保育の意図や子どもがどう受け止めたかを丁寧に観察し、判断すべきだ」と話した。
インド太平洋でも深まる高市首相の孤立…北方領土訪問への抗議にプーチン政権猛反発で狭まる包囲網
終戦の日を前に、ロシアのプーチン大統領が実効支配する北方領土を訪問した問題は波紋を広げるばかりだ。「日本国民の感情を傷つけるもので、断じて許容できない」などと抗議した高市首相に対し、プーチン政権は猛反発。総攻撃の様相だ。頼みの米国のトランプ大統領は沙汰なし。インド太平洋でも高市首相の孤立は深まっている。
火種をまいたロシア側の高市首相への反撃は強烈だ。外務省のザハロワ報道官は「日本の高官は生意気にも、ロシアの最高指導者が自国で訪問できる地域とできない地域を指図している」と非難。2010年に国家元首として初めて国後島を訪問したメドベージェフ前大統領は、「好きなだけしゃべればいいが、そんな無駄話では何も変わらない」などとXに投稿した。
矛先は駐日大使を呼び出して抗議した茂木外相にも向けられた。7月のASEAN(東南アジア諸国連合)関連外相会議で「短時間話をした」とされたラブロフ外相は、国営テレビ(14日放映)で茂木発言を「驚いた」と一蹴。全員着席の夕食会中に突然、後ろから肩を触られ、振り向くと茂木氏が「会えてうれしい」などと話しかけてきたという。立つ暇もなかったというラブロフは「握手をして彼は席に戻った。これが2国間関係や地域問題を話し合うことか」と皮肉たっぷり。高市政権を虫けら扱いである。
■岩盤保守層に媚びる靖国神社「遥拝」も悪手
内閣支持率が急落し、求心力低下も著しい高市首相は弱り目にたたり目だ。終戦の日の靖国神社参拝は見送りをにおわせていたが、全国戦没者追悼式が開かれた日本武道館の駐車場で「遥拝」を強行。数百メートル離れた壁越しの靖国に神道形式の「二拝二拍手一拝」で拝礼し、岩盤保守層にアピールしたものの、これまた悪手になりそうだ。高市首相の言動で日中関係は戦後最悪。「高市首相が延命する限りパンダ貸与はない」(日中外交筋)と強硬姿勢を崩さない中、攻撃材料を与えたようなもの。習近平国家主席との蜜月演出を志向するプーチン大統領にはシメシメの展開だ。
筑波大名誉教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。
「プーチン氏の北方領土訪問は第2次大戦の戦勝国であったことを国内外にアピールし、ウクライナ侵略でも勝利を収めるとの宣言です。国内の厭戦ムードを吹き飛ばすには大国の威信を守る必要があり、高市政権を毛嫌いする習近平氏との関係強化が最も効果的。8月31日からキルギスで開催されるSCO(上海協力機構)首脳会議では中ロ首脳会議もセットされており、9月3日はプーチン政権が2023年に名称変更した対日戦勝記念日。ボルテージを上げてきそうです」
高市叩きが本格化するのはこれからだ。
◇ ◇ ◇
茂木氏の抗議を一蹴したロシア側の思惑とは。関連記事【もっと読む】『プーチン初の択捉島訪問に高市首相・茂木外相が抗議もロシアが一蹴のワケ…見透かされた日本の“なんちゃって抗議”』で詳しく報じている。
熊本地震で乱れた鹿児島の交通網 高速バスが通常運行を再開 九州新幹線の全線復旧は見通せず
熊本地震の影響で、運休や減便が続いていた、鹿児島と福岡や熊本を結ぶ高速バスが、17日から通常運行を再開しました。
(勝又健誠アナウンサー)
「鹿児島と熊本をつなぐ高速バスが17日から通常運行を再開した。バスターミナルには多くの人が並んでいる」
17日から通常運行を再開したのは、鹿児島から熊本や福岡を結ぶ高速バスです。どちらの便も、7月の熊本地震の影響で、運休や減便が続いていました。今月14日に、九州自動車道の通行止めが解除され、17日から熊本便は1日5往復、福岡便は1日13往復の通常運行に戻りました。観光やビジネスを支える路線が元に戻ったことに、利用者からは喜びの声が聞かれました。
(福岡へ向かう利用客)
「帰ってくる時は、新幹線もバスも動いておらず、在来線で宮崎周りで時間がかかったので、早く帰れてうれしい」
また九州新幹線についても、鹿児島中央と新水俣の間は、1日6往復12本と本数を減らして運行していましたが、17日から増便。1日14往復28本での運行となっています。
一方、新水俣と熊本の間については8月中の復旧は難しく、早くても来月以降になる見通しで、再開の見込みは、8月中に示すということです。
熊本・八代で住宅の「公費解体」始まる、今回の地震では初…50年以上暮らした女性「悔しすぎる」と涙
熊本地震で最大震度6強を観測した熊本県八代市で17日午前、被災した住宅などを市が所有者に代わって解体・撤去する公費解体が始まった。今回の地震で住宅の公費解体は初めて。
市によると、始まったのは二次被害や通行の妨げが懸念される建物などが対象の「緊急解体」で、所有者からの申請を待たずに行う。市内で100軒以上が対象となる見込み。
この日は午前8時半頃から住宅や店舗、空き家など4軒が並ぶ区画で作業が始まり、解体業者が重機でがれきの撤去などを行った。50年以上暮らしていた自宅が解体対象となった女性(75)は「家族との思い出が詰まった家。悔しすぎる」と涙を浮かべた。
熊本県の17日の発表によると、地震による住宅被害は午前8時時点で3万1644棟に上る。
愛子さま国際会議であいさつ「平穏な日常が一日も早く」熊本地震・千葉豪雨の被災者にお見舞いの気持ち 半導体物理国際会議【スピーチ全文】
天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが、国際会議であいさつされました。
愛子さま 「半導体物理国際会議」開会式に出席
きょう(17日)午前9時半ごろ、愛子さまは水色のセットアップ姿で「半導体物理国際会議」の会場、京王プラザホテル(東京・新宿区)に到着されました。
その後、愛子さまは開会式にのぞみ、スピーチされました。冒頭、熊本地震と千葉豪雨の被災者に見舞いの言葉を述べられました。
■愛子さまスピーチ全文
あいさつに先立ち、令和8年熊本地震および令和8年8月千葉豪雨により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆さまと被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます。そして連日の厳しい暑さの中、多くの方が避難生活を余儀なくされていることを案じています。被災地の復旧や復興が進み、平穏な日常が一日も早く戻ることを切に願っております。
本日、第37回半導体物理国際会議の開会にあたり、多くの国と地域から参加された研究者や技術者をはじめとする皆さまとご一緒に、この開会式に出席できますことを嬉しく思います。1947年にトランジスタが発明されて以来、急速な発展を遂げてきた半導体技術は、いまや社会のあらゆるところで活用され、私たちの日々の暮らしや、社会全般を支える不可欠なものとなっています。
身近なところでは自動車や航空機、パソコン、スマートフォン、LED照明など、そして近年は人工知能をはじめとする最新の科学技術へと、半導体の用途はさらに拡大してきています。特に、高度な情報処理を必要とする情報通信分野や、効率的な電力の利用・管理が求められるエネルギー分野において、半導体技術はなくてはならない基盤を形成しています。今後、人工知能や通信技術のさらなる発達により、半導体はますます重要な位置を占めるようになると考えられます。
地球環境問題などに対応した、持続可能な社会を実現し、また、人工知能を適切に活用することで、人々の暮らしをより豊かにしていく上でも、半導体技術の果たすべき役割はますます大きなものになっていくことでしょう。そのような半導体技術の発展は、半導体物理学の地道な基礎研究によって支えられてきました。日本においても、ノーベル賞受賞にも繋がる優れた基礎研究が積み重ねられ、世界の半導体技術の進展に貢献してきています。半導体物理学の発展に長年にわたり尽力されてきた世界各地の関係者の皆さまのご努力に心から敬意を表します。
半導体物理国際会議は1950年に第1回が開催されて以来、半導体物理学における知見の蓄積と共有、ならびに研究水準の向上に大きな役割を果たしてきました。このたびの第37回半導体物理国際会議は『未来社会のための半導体科学と技術の新たな地平』をテーマに開催されると伺っています。学術界および産業界の研究者と技術者が一堂に会し、活発な議論を通じて科学技術の進展やより良い社会の実現に向けた道筋が示されるとともに、分野や国境を越えた新たな協力関係が育まれることは大変意義深いことと思います。
また、次の世代を担う若い世代の参加者の皆さまにとっても、この会議での経験がそれぞれの歩みを進めていく上で、実り多いものとなることを願っています。結びに、この会議が半導体物理学の一層の発展と、現代社会が直面する様々な課題に応える科学技術の進展につながることを祈念し、開会式に寄せる言葉といたします。
小野田大臣や小池都知事が挨拶、高市総理からのメッセージも
この会議は半導体についての最新の研究成果を発表するもので、世界各国から学者らが参加しています。
開会式では、高市総理がメッセージを寄せたほか、小野田経済安全保障担当大臣や小池都知事が挨拶。愛子さまは、一人ひとりに拍手を送られていました。
愛子さまが国際会議であいさつされるのは、2025年5月の「世界災害救急医学会」に続いて2回目です。
勤務先の高校で女子生徒を盗撮「スカート内を見たかった」 教員の男を再逮捕 京都
勤務先の高校で女性のスカート内を盗撮したとして、京都府警山科署は17日、性的姿態撮影処罰法違反の疑いで、京都市下京区歓喜寺町の市立高校教員、桒野優生容疑者(30)を再逮捕した。「女子生徒のスカート内を盗撮したことに間違いありません」と容疑を認めている。
同署によると、スマートフォンなどから、昨年7月以降に校内で撮影されたとみられる動画などが約15点見つかっているといい、桒野容疑者は「女子生徒のスカート内を見たかった。令和7年の秋以降、20~30回程度女子生徒のスカート内を盗撮した」と話しているという。
逮捕容疑は7月23日、京都市内の高校で、タブレット端末を女性のスカート内に差し込み、下着などが写った動画を撮影したとしている。
桒野容疑者は電車内で女子高生(16)のスカート内を盗撮したとして、7日に逮捕されていた。
現金500万円振り込むと「これ詐欺だよ」「警察に行った方がいいよ」犯人から電話で被害発覚 北海道
犯人から「だまされているよ」と言われ詐欺発覚…ウソの電話で20代男性250万円だましとられる 北海道
北海道・北見警察署は2026年8月17日、北見市内に住む70代の男性が現金500万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表しました。
8月16日、男性がパソコンを使用していたところ、突然「ウイルス感染している」などの警告文がポップアップ表示されました。
警察によりますと、男性が警告文に表示されている電話番号に電話をかけたところ、ソフトウェア開発会社の社員を名乗る男から「感染しているかどうか調べるために500万円振り込んで欲しい」などと言われたということです。
男性はインターネットバンキングを利用して、指定された銀行口座に現金500万円を振り込みました。
その後、ソフトウェア開発会社の社員を名乗る男から再び電話がかかってきて、「これ詐欺だよ」「警察に行った方がいいよ」などと言われたため、男性が来署相談し、事件が発覚しました。
警察はウイルスに感染しているなどと言って、その除去費用に送金を求めてくる場合は詐欺を疑い、警察相談電話「#9110」に相談するよう注意を呼び掛けています。
自衛隊指揮に米AI導入へ 意思決定を支援、国産活用も
防衛省は自衛隊の部隊の指揮統制に、米国製の人工知能(AI)を導入する検討に入った。戦況分析や標的の選定、部隊への命令まで指揮官の判断を支援し、意思決定を迅速化する狙いがある。特定の国や企業に過度に依存するのを避けるため国産も含めて活用する方針だ。関係者が17日、明らかにした。AIの軍事利用を巡っては誤爆リスクや、責任の所在が曖昧になるとの懸念が指摘されている。国際的なルールづくりは進んでおらず、導入に当たり慎重な議論が求められる。
候補の一つに挙がるのが米データ解析大手パランティア・テクノロジーズの「メーブン・スマート・システム(MSS)」だ。衛星や偵察機などから収集した膨大な機密データを統合して分析し、作戦の立案などを担うことが可能で、米軍が対イラン軍事作戦などで使用しているとされる。
防衛省は、AIを導入しなければ、有事の際の意思決定の速度、精度で敵に後れを取ることに加え、AIの活用が進む同盟国・米国との連携にも支障が生じかねないと判断。自衛隊幹部は「米国製であれば技術的にも実証されている」と説明。