21歳女性が死亡した神戸の事故「突然、意識もうろうとなり車が発進した」…横断歩道付近で4人次々はねる

神戸市中央区の交差点で乗用車が急発進し、歩行者ら1人が死亡、3人が重軽傷を負った事故で、この車の同乗者が事故直前の状況について「運転者が突然、意識もうろうとなり、車が発進した」と兵庫県警に説明していることが、捜査関係者への取材でわかった。県警は、運転者の体調の急変が事故につながった可能性があるとみて、健康状態や持病の有無を調べる。
県警によると、運転者は徳島市の会社役員の男性(58)。助手席に同乗者がいた。車は1日午後3時40分頃、JR三ノ宮駅から南約300メートルの県道交差点で、赤信号で停止中に急発進し、横断歩道付近で歩行者ら4人を次々とはねた。大学生の岸上優空(ゆら)さん(21)(神戸市東灘区)が死亡し、38~77歳の男女3人が重軽傷を負った。
捜査関係者によると、事故後に警察官が駆けつけた際、男性は意識がもうろうとした状態だった。男性は右手の骨折などで入院中で、県警は回復を待って事情を聞く方針。

「地球上最悪の侵略的植物」 ナガエツルノゲイトウ、大分で確認

大分県豊後高田市のため池で見つかった特定外来生物「ナガエツルノゲイトウ」に似た植物について、県は1日、調査の結果、本物と確認したと公表した。2022年に大分市の江川で確認されて以来、県内では2例目。
ナガエツルノゲイトウは、主に水辺に生えて繁殖力が強く、農業や生態系に悪影響を及ぼすことで知られ、「地球上最悪の侵略的植物」と呼ばれる。今回は豊後高田市の高田城跡の外堀のため池で見つかり、専門家を交えた調査が実施されていた。県は似た植物を発見した場合、抜き取ったりせず連絡するよう呼びかけている。連絡先は県自然保護推進室(097・506・3022)。【岡田愛梨】

池袋で相次ぐスーツケース不法投棄、民泊・ホテル利用の外国人観光客が放置か…「中身わからず怖い」通報も

東京都豊島区の路上や公園でスーツケースの不法投棄が相次いでいる。民泊やホテルが多い池袋駅周辺で目立っており、スーツケースを買い替えた外国人観光客が不用品を放置したとみられる。区は買い取り業者らと連携し、適正な処分を促す取り組みを始めた。(美根京子)
先月15日、同区池袋本町のごみ集積所前の路上にスーツケース1個が放置されていた。区は警告シールを貼ってその場に残したが、1週間たっても所有者は現れず、仕方なく粗大ごみとして回収した。
近くに住む女性(38)は「ここ数年、近隣に民泊が増えてから、路上に放置されたスーツケースを計50個以上は見た。外国人が置いているのを目撃したこともある。ルールは守ってほしい」と訴えた。
都によると、昨年に都内を訪れた外国人観光客は前年比16%増の約2865万人で、過去最多を記録。同年の都の「外国人旅行者行動特性調査」では、4人に1人が池袋を訪れていた。
豊島区によると、外国人観光客の増加に伴ってスーツケースの放置も増えており、昨年度は区道や公園、ごみ集積所などで計約290個が見つかった。民泊やホテルが集まる池袋駅周辺が多く、宿泊施設に残していくケースもあるという。
外国人観光客が円安を背景に、安価で丈夫な日本のスーツケースに買い替えたり、お土産が入りきらず、サイズが大きいものを購入したりして、不用品を捨てたとみられる。
「中身がわからず怖い」として110番する住民も多く、区豊島清掃事務所の高桑光浩所長(62)は「重たいスーツケースは警察官の立ち会いの下で中身を確認するケースもあり、手間がかかっている」と漏らす。
不要なスーツケースはコンビニ店などで販売している粗大ごみ処理券(400円分)を貼って、区に収集してもらう必要がある。だが、あくまで区民が対象で、外国人観光客らの場合は、個別に業者に処分を依頼しなければならない。不法投棄されれば、区民の税金で廃棄されることになる。
そのため、区は7月、買い取りサービスを行う「カルチャーズジャパン」(台東区)と「日本鞄材」(岐阜市)との間で連携協定を締結。両社の取り組みや連絡先を英語や中国語、韓国語などで紹介するチラシを作成し、区内の宿泊施設や量販店などに配布した。
カルチャーズジャパンは店頭などでスーツケースを買い取っており、日本鞄材は宿泊施設に出向き、1個2500円で引き取っている。区はさらに、池袋西口公園や「としま区民センター」の大型ビジョンも活用し、不法投棄をやめるよう多言語で周知している。
区は今年度中に罰則付きの条例も制定し、来年度から施行したい考えだ。区環境政策課の沢田健司課長(55)は「民間の力も借りながら対策を強化していきたい」と話した。
スーツケースの放置は他の地域でも相次いでいる。
都監察指導課によると、今年4月以降、島嶼(とうしょ)部を除く都道上で回収したスーツケースは、先月16日時点で計50個に上っており、新宿や浅草などで目立っているという。
新宿区では昨年度、区道で放置されていた約30個を回収した。区新宿清掃事務所によると、民泊施設周辺での不法投棄も確認されており、民泊事業者には旅行客の不要となったスーツケースがある場合は、「事業系ごみ」として捨てるよう注意喚起している。
オーバーツーリズム(観光公害)に詳しい龍谷大学の阿部大輔教授(都市計画)は「時間が限られている観光客の場合、廃棄方法が分かりにくかったり、手間だったりすると、適切な処分行動につながりにくい」と指摘。デンマークの首都コペンハーゲンでは、環境に配慮した行動を取った観光客に特典を付与する施策があるとし、「観光客に望ましい行動を促す仕組みを考えていくことも重要だ」と話している。

住宅火災4人遺体 プロパンガスのボンベが破裂状態に 三重・津市

2日、三重県津市で子どもとみられる4人の遺体が見つかった住宅火災で、火事のあと、住宅の外にあったプロパンガスのボンベが破裂した状態だったことがわかりました。
警察と消防によりますと2日、津市香良洲町の住宅で発生した火事では、焼け跡から年齢性別不明の4人の遺体が見つかり、火元の家に住む4歳の女の子と、近くに住む、10歳から13歳のきょうだい3人の安否がわかっていません。
消防によりますと、火事のあと、住宅の外にあったプロパンガスのボンベが破裂した状態だったことが新たにわかりました。
隣の家の住人によりますと、爆発音が聞こえ、一気に炎があがったため、すぐに屋外に逃げたということです。
警察は、遺体が、安否がわかっていない子ども4人とみて、身元の確認を急ぐとともに、出火原因を調べています。

ハリケーンNOLOが西経域から入り「越境台風」になる可能性 気象庁の担当領域に向かう

ハワイの近海から西進してくるハリケーンNOLOが10月5日(月)頃に180度経線(日付変更線)を越えて、気象庁の監視する「台風」になる可能性が高まっています。

このような越境台風は2023年台風8号(ドーラ)以来で、3年ぶりとなりそうです。

次に台風が発生すると28番目ですので、他に新たな台風の発生がなければこのハリケーンが「台風28号(ノロ)」と呼ばれることになる見込みです。
▼ハリケーンNOLO 10月3日(土)12時

中心位置 中部太平洋

移動 西 10 km/h

中心気圧 978 hPa

最大風速 40 m/s(1分間平均風速)

最大瞬間風速 45 m/s
西経域から来る熱帯低気圧が台風になるのは数年に一度
国連 世界気象機関(WMO)の資料より
世界気象機関(WMO)は熱帯低気圧を監視する機関を地域ごとに指定していて、北西太平洋は日本の気象庁(熱帯低気圧RSMC東京センター)が担当することになっています。

日本の気象庁の台風の監視領域は、北西太平洋と南シナ海(北半球の東経100度~180度の領域)と決まっていて、その領域に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速(10分間平均)が17.2m/s以上のものが台風と呼ばれます。

このため、西経域から進んできたハリケーンや発達した熱帯低気圧(トロピカルストーム)が東経域に入ると、監視担当機関がアメリカの中部太平洋ハリケーンセンター(CPHC)から日本の気象庁に引き継がれ、「台風」と呼ばれることになります。

台風が域外から入るのは数年に一度程度の頻度で存在し、前回はハリケーンから台風に変わった2023年台風8号(DORA/ドーラ)、その前は2018年台風17号(ヘクター)でした。
過去最強クラスで越境の可能性
越境台風の頻度からわかるように、もともと太平洋の中ほどは熱帯低気圧の活動が東西ほど活発ではない領域です。これまでに猛烈な勢力で越境した例はありません。

今回のハリケーンはアメリカ側の予測で、越境時の勢力は1分間平均風速55m/s前後(カテゴリ3相当)と見積もられていて、これは越境時の勢力が過去最も強かった2006年台風12号(イオケ)と2014年台風13号(ジェヌヴィーヴ)(いずれも10分間平均風速50m/s)に匹敵する勢力となりそうです。台風としての勢力は「非常に強い」にあたる可能性があります。
どこまで西進するか要注目
このハリケーンはかなり長い旅路を経ていて、日本時間の9月14日(月)にメキシコ沖の東部太平洋で発生した熱帯低気圧15Eが起源です。あまり発達しないまま西進しましたが、24日(木)にハワイの南で発達してトロピカルストームNOLOになり、翌25日(金)にはハリケーンになりました。最盛期には上から2番目のカテゴリ4の勢力まで発達しています。

その後は勢力を落としてハリケーンからトロピカルストームに変わったものの、再び発達して10月3日(土)6時にハリケーン勢力になり、今後も発達を続けながら180度経線を越えようとしています。現時点では5日(月)朝にミッドウェー諸島近海で台風になる可能性が高いとみています。
東経域に入った後もしばらく西進する予想ですが、傾向としてはUターンして東に戻っていく可能性が高くなっています。

ただ、どこまで西進してから転向するかの予測のばらつきがまだ大きく、場合によっては小笠原諸島など日本国内にも近づく可能性があり、影響を完全には否定できない状況です。今後発表されるとみられる台風情報に注意してください。
台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

一方、西経域から入る台風は、アメリカの国立ハリケーンセンターが定めたリストからつけられた名前が、そのまま台風の名前に用いられることになっています。

「子どもの声がして木が焼けてはじけた音がした」 三重・津市で4人死亡の住宅火災 出火当初に玄関近くが激しく燃えていたか 現場には破裂したプロパンガスのボンベが

きのう2日午後、三重県津市の住宅が全焼し、子どもとみられる4人の遺体が見つかった火事で、出火当時、玄関の近くが激しく燃えていたとみられることが分かりました。
2日午後2時過ぎ、津市香良洲町のブラジル国籍の男性(38)の住宅が全焼する火事があり、焼け跡から4人の遺体が見つかりました。
出火当時、室内には男性の4歳の娘と、男性の知人女性の13歳と12歳の息子と10歳の娘がいたとみられていて、警察は遺体が4人の子どもとみて、身元の確認を進めています。
男性と知人女性は当時、外出中だったということです。
(現場の隣に住む人)「子どもの声がして、パチパチとして木が焼けてはじけた音がした。建物と建物の間で火柱があがっていた」
また、消防への取材で出火当時、玄関の近くが激しく燃えていたと、近隣の住人が話していることが新たに分かりました。
住宅の東側には、プロパンガスのボンベがあり、消防が到着した時には、すでに破裂していたということです。
警察と消防はきょう3日午前9時半ごろから、実況見分を行い、火が出た原因を調べています。

今年はドングリ「不作」 クマとの遭遇に注意 群馬県が呼びかけ

群馬県の鳥獣被害対策支援センターは、クマの餌となるドングリ(堅果類(けんかるい))の実り具合を調査し、今年は「不作」と発表した。ドングリの実りが少ない年は、クマが餌を求めて人里に出没する可能性が高まることから、県は秋以降のクマとの遭遇に注意するよう呼びかけている。【増田勝彦】
同センターは毎年9月上旬から中旬にかけて、県北部の利根沼田地域にある約630本の調査木を対象に、ドングリの実り具合を目視で調べている。実り具合は「大豊作」から「無(結実がみられない)」までの7段階で判定する。今年は、ブナとミズキが上から3段階目の「並作」、ミズナラ、コナラ、クリが4段階目の「不作」となり、5樹種の合計で「不作」と判定された。
クマとの遭遇は突発的に起こることが多いことから、県は注意を促すために「クマ出没マップ」を作成し、ウェブで公開。万一遭遇したときは、クマを刺激して攻撃を招く恐れがあるため、走って逃げたり、大声を出したりしないようにする。クマとの距離が近い場合、クマから目を離さずにゆっくり後退、突進に備えてクマとの間に障害物(立ち木など)を挟むようにするよう呼びかけている。
県によると今年、すでにクマによる2件の人身被害が発生している。6月には桐生市梅田町で登山中の男性がクマに襲われ、顔と腕を負傷。8月には、みどり市東町で渓流釣りをしていた男性が頭部と左腕をけがした。

陸自の長射程ミサイル、地元初公開=住民「今後も説明を」―熊本

防衛省九州防衛局は3日、陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市)で、長射程ミサイル「25式地対艦誘導弾」を地元住民に初めて公開した。参加者からは「すごい装備だ」「これからも説明を」などの声が聞かれた。
公開されたのは、今年3月に配備された長射程ミサイルの発射装置や弾薬運搬車など。当初は8月の公開を予定していたが、7月の熊本地震の影響で延期されていた。
熊本市東区の西口明彦さん(72)は「大きかった。すごい装備だと思った」と印象を語った。妻と訪れた同市中央区の田口清士さん(77)は「見なければ分からないこともある。これからも継続的に市民が見る機会や、リスクを含めた説明があるといい」と話した。
ミサイルは1000キロ程度の飛翔(ひしょう)が可能で、熊本からは中国大陸沿岸部が射程圏内に入る。今月実施する自衛隊と米軍の共同統合演習「キーン・ソード」で展開する予定。 [時事通信社]

「ベランダづたいに子どもが移動した」9歳の小学生男児がタワマン23階から転落し死亡 中央区晴海警視庁

きょう午後、東京・中央区のタワーマンションから9歳の男の子が転落し、死亡しました。
警視庁によりますと、きょう午後1時すぎ、中央区晴海にある地上49階建てのタワーマンションで「ベランダづたいに子どもが移動した」と母親から119番通報がありました。
このマンションに住む9歳の小学生の男の子が、23階から2階の高さに相当する駐車場の屋根部分に転落したということです。男の子は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
男の子は隣りの部屋に移動しようとして転落したとみて、警視庁が事故のいきさつを調べています。
現場は都営大江戸線・勝どき駅から南東におよそ850メートルのマンションが建ち並ぶエリアです。

簗農相、再び予算発言の説明回避 「個人の政治活動に関する」

簗和生農相は3日、衆院選で自身を応援しなかった首長がいる自治体の道路予算をカットしたと発言したことを巡り、記者団から改めて見解を問われたが「個人の政治活動に関すること」だとして再び説明を避けた。熊本地震の復旧・復興状況を調査するため熊本県宇城市を訪れ、記者対応する機会を設けていた。
記者団から、発言が問題視されていると指摘されると、簗氏は被災地の状況を踏まえ「私の個人としての政治活動に関することは、きょうは発言を控えさせてほしい」と述べた。質問を重ねようとする記者団に対し、事務方が「視察に関係ないことは控えてほしい」と制する場面もあった。