自民党の総裁選をめぐり、小泉進次郎農水大臣が出馬する意向を固めたことがわかりました。来週にも出馬を正式に表明する見通しです。
関係者によると、小泉氏は今週末に地元の神奈川県横須賀市で支援者と面会し、出馬の意向を伝えた上で来週会見を開き、正式に出馬を表明する方向で調整しています。
前回、2024年の総裁選で小泉氏を支持したメンバーを中心に、すでに推薦人に必要な20名を超える議員が小泉氏の総裁選出馬にむけて陣営の立ち上げに着手していて、小泉氏の周辺は出馬会見について「来週後半になるだろう」との見通しを示しています。
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「児童に配って」と寄贈された米、20代教諭が20kg横領し食べる…停職3か月の懲戒処分
島根県教育委員会は11日、児童が収穫した米を横領したとして、松江教育事務所管内の公立小学校に勤務する20歳代の男性教諭を同日付で停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。男性は同日付で辞職した。
発表によると、男性は3月31日、当時勤務していた別の小学校で保管されていた玄米のうち、自身が校内で精米した後の約20キロを自宅に持ち帰り、その後、約17・6キロを食べた。
玄米は昨年10月、男性が担任を務めていた5年生のクラスが米作りを学ぶ授業で収穫した後、住民が「児童に配ってほしい」などと30キロを寄贈。その一部は調理実習で使われたが、男性は児童への配布を怠った。
男性が異動した後の4月15日、別の教諭が家庭科室で空の米袋などを見つけて発覚した。県教委の聞き取りに男性は「配布しないといけないと思っていたが、報告や相談すると怒られると思い、言い出せなかった。ごまかしたい気持ちがあった」と話し、自宅に残った約2・4キロを学校に返却。また、謝罪文を書き、5月23日に校長が児童の前で代読したという。
元交際相手の女性の顔を複数回殴る暴行 全治2週間のけがを負わせる アルバイト従業員の男(20)を傷害容疑で逮捕 札幌市白石区
8月下旬、札幌市白石区の歩道上などで、元交際相手の女性を殴ったとして、20歳のアルバイト従業員の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区に住むアルバイト従業員の男(20)です。
男は、8月26日午前1時半すぎ、札幌市白石区の歩道上などで、元交際相手の女性の顔を複数回殴る暴行を加え、右目の打撲など全治2週間のけがを負わせた疑いが持たれています。
被害女性は9月2日、「殴られてけがをした」と警察に届け出ました。
防犯カメラの捜査などから、警察は、9月11日、男を逮捕しました。
警察の調べに対し、アルバイト従業員の男(20)は「殴ったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、男の動機などについて調べを進めています。
「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ
自民党総裁選は、今月22日の告示までまだ10日以上あるが、茂木敏充前幹事長(69)が10日、トップを切って正式に出馬表明会見を開いた。メディアは出馬予想で茂木氏含め、林芳正官房長官(64)、高市早苗前経済安保相(64)、小泉進次郎農相(44)、小林鷹之元経済安保相(50)の5人の名前を挙げている。ただ、「本命」とみられる進次郎氏は依然、態度を保留。出馬しない可能性も囁かれ出した。
というのも、今度の総裁は「ババ」を引くようなもの。衆参少数与党のため、政権運営は困難を極めるうえ、そもそも自民党総裁イコール首相に必ずなれるとは限らないからだ。
「進次郎さんは党三役をやったことがないし、まだ若い。短期政権で潰すのは惜しいと、温存すべしの声がある。しかし、そうなると党員投票があるので、人気の高い高市さんの独壇場になるかもしれない」(自民党関係者)
高市氏は1年前の総裁選で党員票がトップだった。党内には、高市氏なら逃げた保守層を取り戻せると、期待する向きもある。だが、“高市総裁”では大事な連立パートナーが逃げる可能性がある。
公明党の斉藤代表は7日、「保守中道路線で、私たちの理念に合った方でなければ、当然、連立政権を組むわけにはいかない」と発言。連立を組んでいるとはいえ、他党の党首選に口出しするとはよほどのことだ。
「公明党は『平和の党』。アジア各国とは良好な関係を推進している。参院選は大幅な議席減で『党存亡の危機』とまで総括しようとしているのに、そこへタカ派すぎる高市さんでは、とても連立を維持できない」(公明党関係者)
立憲・野田代表の覚悟次第
高市氏は昨年の総裁選で「首相就任後も靖国神社を参拝する」と明言していた。「中韓との関係が悪化するのは確実」(自民ベテラン)と、自民内でも危惧するのだから、「公明が連立離脱」だってあり得ない話ではない。
そこで、「まさか、ではあるけれど」としながら、永田町関係者がこう言う。
「高市さんがすんなり首相指名選挙で選ばれるのかどうか。たとえ参政党が高市さんに投じても、衆院は3人しかいませんしね。決選投票で公明が高市さんに乗らず、野党が誰かにまとめれば、自民は下野ですよ」
野党は10日に9党派揃って、臨時国会を早期召集すべきとの要求書を衆院議長に提出し、対決色を強めている。
立憲民主党の野田代表は10日出演したラジオ日本の番組で、首相指名選挙で野党側の首相候補を一本化する可能性を問われ、「それをしないと緊張感のない政治だ。まず誰に投票するかを決めるより、野党でまとまっていこうと合意できるかどうかだ」と発言。他の野党に協力を呼びかける考えを示した。
「野田さんの覚悟次第です。自分でまとめるか、あえて身を引いて、国民民主の玉木代表でまとめるか。維新を野党側につけられるか。もっとも、これまで野党をまとめようと積極的に動いてこなかった野田さんですから、期待薄ですが……」(前出の永田町関係者)
野田代表は「政権交代こそが最大の政治改革」と昨年の代表選で訴えて、党首になった。今がその時、なのだが……。
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「保守中道路線、私たちの理念に合った方でなければ当然、連立政権を組むわけにはいきません」自民党総裁選に対し、公明党の斉藤代表が踏み込んだ理由とは。●関連記事【もっと読む】『公明党が自民党総裁選に異例のドーカツ…「ポスト石破」本命の高市早苗氏&小泉進次郎氏に影落とす』で詳報している。
中学の給食に賞味期限切れパン 業者が誤出荷 大分・宇佐市
大分県宇佐市教育委員会は、市内の中学2校で10日、賞味期限を約3カ月過ぎたパン120個を誤って給食に提供したと発表した。製造元の在庫管理ミスが原因で、これまでに健康被害は確認されていないとしている。
市教委によると、賞味期限が過ぎていたのは、市内の業者が製造した「まあるいぱん」。北部中学校1~3年生と西部中学校3年生の給食用に、宇佐学校給食センターが提供した。3日に同種類などのパン73箱を給食センターに納入した際、賞味期限が6月5日までの2箱が混入していた。製造元が同一の倉庫内で賞味期限内のパンと一緒に保存しており、納入業者と給食センターも期限切れに気が付かなかったという。
製造元の検査では賞味期限切れのパンから細菌は検出されなかったが、市も保健所に依頼して検査を実施する方針。市教委は「不安な思いをさせてしまいおわびする。再発防止対策に努める」とコメントした。【宮崎隆】
住宅街の駐車場で軽乗用車炎上し内部全焼 約1時間半後に鎮火 現場周辺は一時騒然 札幌市白石区
12日朝、札幌市白石区で軽乗用車が炎上し、現場周辺は一時騒然となりました。 この火事によるけが人はいないということです。
12日午前7時半すぎ、札幌市白石区本通8丁目北の駐車場で、軽乗用車から火が出ました。
火は約1時間半後に消し止められましたが、軽乗用車の内部が全焼しました。
警察や消防によりますと、この火事によるけが人はいないということです。
現場は住宅街で、警察は火の出た原因を調べています。
自宅に帰宅すると2階にいたのは…体長約1.5mの熊 逃げて人的被害なし 福島
自宅に住人が帰宅した際に、2階にいる熊を目撃しました。警察が警戒を呼びかけています。
熊が目撃されたのは福島市桜本字上砂田地内の建物です。11日午後6時29分頃、80代男性が自宅に帰宅した際、2階にいる体長およそ1.5メートルの熊を目撃しました。男性は逃げて無事で、人的被害はないということです。警察がパトカーによる警戒を実施し、周辺の住民などに警戒を呼びかけています。
中学校の理科の授業中「三角フラスコが爆発」 フラスコ内で発生させた水素に教員が誤って引火 生徒5人と教員1人けが 兵庫・姫路市
姫路市立の中学校で理科の授業中に三角フラスコが爆発する事故があり、生徒5人と教員1人がけがをしました。
姫路市によりますと、11日午前11時ごろ、市立山陽中学校の教室で、理科の授業中に50代の男性教員が水素の性質を確かめる実験を実施。その最中に男性教員が三角フラスコ内で発生させた水素に誤って引火させ、三角フラスコが爆発したということです。
この事故で男性教員と生徒5人がガラスの破片で腕を切るけがをしたり、耳が聞こえにくくなったりしたということです。
実験の指導書では、三角フラスコではなく試験管を使うように記載されていたということで、市は「適切な器具の使用や手順を遵守するよう、厳重に指導する」としています。
石破首相「物価高対策」を自民党に指示の今さら…だったら野党の国会召集要求に応じたら?
石破首相が11日、官邸に自民党の小野寺政調会長を呼び、2024年度補正予算や25年度予算に盛り込んだ物価高対策が十分に効果を上げているか検証するよう指示した。石破首相は「今後、新しい首相の下で経済対策を打つことになるとしても、現状をしっかり把握しておくことが重要だ」と小野寺氏に伝えたらしい。
退陣に追い込まれ、世間の関心は官邸から総裁選の行われる党本部へ移った。終わった人となった石破首相。この先、国連総会出席のための訪米日程などはあるが、何もしていないと言われたくないからなのか、何を今さら物価高対策の検証だ。「石破おろし」の内ゲバで物価高を放置し、エンゲル係数は過去最高水準なのに、恐ろしいほどの政治空白。総裁選のバカ騒ぎでさらに1カ月を浪費し、このままでは国会召集は10月中旬だ。
石破政権のあまりの無責任さに、野党はおとといの衆院9党派239人に続き、きのう参院でも10党派121人が憲法53に基づく臨時国会の召集要求書を議長に提出した。衆院は過半数の議員の要求であり、「首相は重みを受け止め、早期に召集して欲しい」(立憲民主の笠国対委員長)としている。
石破首相が今、党に何か指示したって、辞任する総理総裁の言うことをまともに受け止めることはないだろう。だったら、国会を開いて、野党と議論した方がよほど建設的じゃないのか。
「国会は首相が開こうと思えば開ける。党内事情を優先し、国会と国民生活をないがしろにするのは許されません。物価高対策の検証って、石破首相は未練タラタラですね。時間のかかるフルスペック型の総裁選への批判を避けるための“やってる感”でしょう。石破首相の最後の悪あがきですよ」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)
憲法53条は衆参いずれかの総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は臨時国会召集を決定しなければならないと定めている。ただ、召集期限に関する規定はないため、政府はいつも放置してきた。安倍政権時は、召集要求を3カ月以上放ったらかしだった。
立つ鳥跡を濁す石破……。最後は「安倍化」したとのそしりを免れない。
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石破首相のグダグダは他にもある。関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。
「おまえはチームのがんだ」 至学館高女子野球部監督を謹慎
名古屋市東区の私立至学館高で、指導する女子硬式野球部の複数の部員に対し「消えろ」「おまえはチームのがんだ」などと暴言を吐いたとして、学校側が監督の男性教員に約1カ月間の謹慎を命じたことが12日、同校への取材で分かった。謹慎は10月3日まで。
同校によると、監督は8月、試合でのミスや生活面の態度を理由に「退寮しろ」などと発言したほか、コップやバットを周辺に投げて威嚇するような不適切な指導が確認された。日常的な行為ではないとみられ、退部した部員はいないという。
8月下旬に保護者から連絡があり、学校側が調査した。