札幌・厚別署は、2025年6月30日、厚別区の70代男性がSNS上の2つのデートクラブの関係者を名乗る女5人から総額約8000万円をだまし取られたと発表しました。
警察によりますと、男性は6月5日に交際相手の女性を探すため、SNS上で2つのサイトで会員登録を行ったところ、デートクラブの仲介役や認証専門家・受付役などを名乗る5人の女から、「あなたが誤操作したので、システムが破壊されデータ修繕に100万円が必要、修復が完了すれば返金する」などと言われ、現金を請求されました。
男性は2週間で約20回、総額約8000万円をネット銀行で振り込んだり、電子マネーで送金したということです。
男性は一人暮らしで、別居している息子が、男性が頻繁に誰かと電話しているのを不審に思って事情を聞いたところ事件が発覚しました。
警察は、SNSで知り合った相手から現金を要求された場合には詐欺を疑い、警察相談専用電話「#9110」を利用するよう呼びかけています。
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詐欺・窃盗で4回目逮捕の男「報酬が欲しくてやった」 札幌市内全域で同様の被害
札幌・厚別署は、2025年6月30日、住所不定・無職の前田将吾容疑者(38)を詐欺と窃盗の疑いで逮捕しました。
前田容疑者は、氏名不詳者らと共謀の上、札幌市厚別区に住む70代女性からキャッシュカード1枚をだまし取り、口座から現金200万円を引き出して盗んだ疑いがもたれています。
4月30日、女性の自宅に前田容疑者の共犯者らが区役所職員を名乗って電話をかけて「保険料の還付金を受け取るためキャッシュカードを作り替える必要がある」「保険料2万4860円を返還する」などと嘘を言い、その後、前田容疑者が銀行員を装って女性宅を訪問してキャッシュカード1枚をだまし取りました。
前田容疑者はその後、札幌市内のコンビニエンスストアのATMで総額200万円を引き出したということです。
警察によりますと、前田容疑者が5月1日に別の預貯金詐欺の出し子と受け子として逮捕された際に、所持品の中から女性のキャッシュカード1枚が見つかり事件が発覚したということです。
前田容疑者はこのほかにも詐欺や窃盗を繰り返していて、これで4回目の逮捕です。
警察の調べに対し前田容疑者は容疑を認めていて、「報酬が欲しくてやりました」「指示されてやったそれ通りやればもらえる」などと話しています。
警察は、キャッシュカードをだまし取る同様の被害が市内全域に広がっているとしていて、余罪や共犯者についても捜査しています。
参院選でも「二階VS.世耕」で自民勢力が分裂 候補一本化で野党にも乱れ 和歌山選挙区 激変・参院選2025⑤
衆院選で連続13回の当選回数を誇り、5年超にわたり自民党幹事長を務めるなど、党きっての大物で知られた二階俊博の地元和歌山。政界を引退した二階の後は、三男の伸康(47)に託されたが、自民勢力同士の戦いとなった昨秋の衆院選で伸康は敗北を喫しており、思惑通りに進んでいない。
「有効投票数128票。二階伸康氏82票、望月良男氏46票」
和歌山市内で今年2月に開かれた自民党和歌山県連の拡大役員会で、伸康は元同県有田市長の望月良男(53)を下し、参院選和歌山選挙区の公認候補に選出された。
「結果にかかわらず、(選ばれた)公認候補者の選挙に尽力する」
拡大役員会では投票に先立ち、伸康、望月、投票者全員が誓約書を県連に提出。その背景には、昨秋の衆院選で自民勢力が分裂するという苦い経験があった。
県連会長の石田真敏は投票後、「ノーサイド」を強調したものの、望月は「応援してくれた方と話をしたい」と、出馬の可能性を示唆した。
自民派閥のパーティー収入不記載を巡る「政治とカネ」の問題を受け、俊博は昨秋の衆院選和歌山2区への不出馬を決めた。党は伸康を俊博の後継としたが、同じ不記載問題で自民を離党した元経済産業相の世耕弘成が参院和歌山選挙区から和歌山2区へくら替え。伸康は自民の公認を得ながらも、無所属の世耕に敗れていた。
〝世耕派〟をアピール
和歌山県連ではこれまで、俊博と世耕による主導権争いが続いた。令和4年の知事選。いったんは世耕が推す総務官僚の擁立を決めたものの、俊博の影響力が強いとされる県町村会が反対。最終的に、国民民主党の衆院議員だった岸本周平=知事在職中の今年4月に死去=に推薦を出した。
「二階対世耕」の争いは、参院選にも引き継がれる。
今年4月、望月は自民を離党し、無所属で和歌山選挙区から立候補する意向を表明した。昨秋の衆院選で世耕を応援したという経緯もあり、6月14日の政策発表会では、世耕のポスターや激励の祝電を披露。自らが〝世耕派〟であることを事実上アピールした。
こうした望月の動きについて、ある自民県連幹部は「二階(伸康)氏と比べ望月氏の名前は浸透していないので、世耕氏を前面に出してきた」と冷ややかだが、衆院選で伸康に勝利した世耕の影響力を無視することはできない。
「維新応援は0%」
自民勢力の分裂は、野党勢力にとっては好機となるはずだが、足並みの乱れが目立つ。
6月6日に立憲民主党と日本維新の会が岐阜と和歌山の両選挙区での候補者一本化を発表した。
和歌山では立民の村上賀厚(のりあつ)の公認が取り消されたが、党本部による一方的な決定に県連側が激しく反発。県連代表の山本忠相は「リベラル的な考えの人の
投票先はなくなる。怒りにも似た悲しみがある」と述べた。
形の上では、維新の浦平美博(53)に相乗りすることが決まったとはいえ、今回の候補者一本化では立民の県内組織などに浦平の支援は義務づけられておらず、立民県連は「参院選は自主投票」と決議。山本は「維新の候補者を応援する確率は0%」と語気を強めており、収拾のめどは立っていない。(敬称略)
=おわり
自宅で女性の顔面を足蹴り 自衛隊員の男逮捕 旭川市
北海道・旭川中央警察署は、2025年7月1日、旭川市内の陸上自衛隊員の男(41)を暴行の疑いで逮捕しました。
男は、6月30日午後11時10分ごろ、自宅で40代女性の顔面を足で蹴った疑いがもたれています。
警察の調べに対し、男は「顔面を足蹴りしたことに間違いありません」と容疑を認めています。
警察が動機などを調べています。
スプリング機、関空に緊急着陸 客室内で減圧か、けが人なし
6月30日午後8時50分ごろ、上海発成田行きの格安航空会社(LCC)スプリング・ジャパン4便ボーイング737が関西空港に緊急着陸した。国土交通省大阪航空局によると、乗客と乗員計191人にけが人や体調不良を訴える人はいないという。
国交省などによると、機内の気圧を一定に保つ「与圧システム」の不具合を示す警報が鳴った。客室内で減圧が発生したとみられ、パイロットが管制官に緊急事態を宣言。目的地を関西空港に変更し着陸した。乗客は酸素マスクを装着した。
スプリング・ジャパンは日航の傘下。4便は日航との共同運航だった。詳しい原因を調べている。
スーツケース2個に覚醒剤30キロ、末端価格17億円超…営利目的輸入の容疑でカナダ人の女を逮捕
覚醒剤約30キロ(末端価格約17億4000万円)を航空機で福岡空港に密輸したとして、福岡県警は30日、カナダ国籍の住居不詳、自称大学生兼建築作業員カトリーナ・ナトス容疑者(31)を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)容疑で逮捕したと発表した。県警によると、同空港での覚醒剤押収量としては最多。
発表によると、ナトス容疑者は6月13日までに、カナダから福岡空港に入国し、覚醒剤約30キロをポリ袋16袋に分けてタオルなどで包み、スーツケース2個に入れて密輸した疑い。「スーツケースは友達から預かった。違法な薬物だったら持ってきていない」などと容疑を否認しているという。
門司税関は30日、ナトス容疑者を関税法違反(密輸入未遂)容疑で福岡地検に告発した。
妻が戸籍謄本を確認したら離婚していたことに…偽造した離婚届を4年前に町役場に提出か岩田拓大容疑者を逮捕 福岡・筑前町
偽造された離婚届を出したとして、男が逮捕されました。
逮捕されたのは、兵庫県加古川市の自営業・岩田拓大容疑者(40)です。岩田容疑者は4年前、妻の署名などが偽造された離婚届を福岡県筑前町の役場職員に提出した疑いなどがもたれています。
警察によりますと、岩田容疑者と別居中の妻が去年、戸籍謄本を確認したところ、離婚したことになっていると気づき、警察に届け出ました。
取り調べに対して、岩田容疑者は容疑を認めているということです。
「闇バイト」リクルーターが起訴内容認める 「ルフィ」広域強盗事件
「ルフィ」と名乗る人物らのグループによる広域強盗事件で、強盗致傷ほう助や詐欺などの罪に問われた小島智信被告(47)は1日、東京地裁(板津正道裁判長)で開かれた裁判員裁判の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は冒頭陳述で、指示役の依頼に基づきX(ツイッター)で実行犯を募る「リクルーター」という重要な役割を果たしたと指摘。「たたき」といった強盗の隠語を用いて「闇バイト」を募集していたとした。
小島被告は拠点のフィリピンから2023年2月に強制送還された幹部4人のうちの一人。幹部の裁判が始まるのは初めて。弁護側は、小島被告が強盗事件の計画の詳細は知らされておらず、関与の程度は小さかったと反論した。
起訴状によると、小島被告は渡辺優樹(41)、今村磨人(41)、藤田聖也(41)の3被告=いずれも強盗致死罪などで起訴=らと共謀し、22年10~12月にあった計3件の強盗致傷、強盗未遂事件(被害総額約7600万円)で実行役を紹介したとされる。計19件の特殊詐欺事件(被害総額約5400万円)にも関与したとして起訴された。
検察側は、4人が17年以降、タイやフィリピンから日本人の高齢者をターゲットとした特殊詐欺に関わるようになり、21年4月までにフィリピン当局に拘束されたと指摘。収容所で渡辺、今村、藤田の3被告が指示役となり、秘匿性の高い通信アプリを用いて日本の実行役に強盗をさせたとした。【安達恒太郎】
元維新・梅村みずほ議員の呆れたしぶとさ…参政党が参院選「比例公認」のウラ側
参院選(3日公示、20日投開票)が2日後に迫り、駆け込み擁立が相次いでいる。前哨戦だった東京都議選で議席を初獲得するなど、勢いのある参政党は6月30日、スッタモンダで日本維新の会を4月に離党した梅村みずほ議員(大阪選挙区)を比例代表に立てると発表。参政は所属国会議員が5人になり、公選法上の政党要件をすべてクリア。主要な党首討論へのキップを得たが、いわくつき現職の擁立が吉と出るか凶と出るか。見ものである。
元フリーアナの梅村氏は6年前の参院選直前、2人目候補の調整にてこずった維新の公認を得て初出馬。トップ当選したものの、4月の党内予備選で新人2人に敗れ、再選の道を断たれて離党した。入管法改正案をめぐる一昨年5月の審議で、名古屋市の施設で亡くなったスリランカ人女性について「支援者の助言が淡い期待を抱かせた」と妄言を吐いた問題人物だ。党員資格停止6カ月の処分を食らった過去がある。
■6党からアプローチ?
ところがどっこい、神谷代表と並んで会見した梅村氏は「参政党の票の底上げに貢献できるのではないかと思って決断した」と集票に自信を見せた。神谷氏が処分中の梅村氏に離党と会派入りを提案したいきさつもあり、6月26日に出馬を打診。28日に参政に入党し、29日に党員投票を経て公認候補として信任された。
「維新離党当初は、府県連レベルを含め6党からアプローチがあったという話だった。もっとも、6年前は立憲民主党に袖にされ、維新に拾われた経緯があるからマユツバ。本人は大阪か京都での出馬にこだわり、衆院鞍替えも視野に入れて就活に励んでいた。結局、維新の6年間で右旋回に味を占め、参政に行き着いたということでしょう」(永田町関係者)
梅村氏の説明によると、自民党大阪府連の公募にエントリーするも書類選考で落選。国民民主党にも水面下で接触していたという。
■6年前は主婦目線
「6年前の選挙戦ではことさら主婦目線をアピールしていたのに、ブランド品をやたらに持ち歩き、ファストフード店での休憩を拒否して陣営関係者を呆れさせていた。執行部の指示に従わず、職員を見下す鼻持ちならない人間。現職にもかかわらず、予備選を突破できなかったのにはそれなりの理由がある」(維新中堅議員)
この夏はナニ目線で支持を訴えるのか。
◇ ◇ ◇
梅村みずほ氏の妄言については、関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。
寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」の車両から煙 滋賀・米原市で約3時間半の停車 電気配線の一部が焼損
JR東海によりますと、1日午前1時50分ごろ、東京方面に向かっていた寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」の走行中の車両から煙が出ました。
列車は滋賀県米原市の醒ケ井駅と近江長岡駅間で約3時間半停車し、午前5時半過ぎに近江長岡駅で乗客を降ろしました。
乗客にけが人や体調不良を訴えた人はいませんでしたが、この影響で上下線3本が部分運休となり、約510人に影響が出ました。
消防によりますと電気配線の一部が焼損したということで、出火原因を調べています。