岐阜市中心部の柳ケ瀬商店街で、目抜き通りの「柳ケ瀬本通り」などを覆うアーケードの半分近くを撤去する方針であることがわかりました。 柳ケ瀬商店街のアーケードは、一部は設置から60年ほどが経過して老朽化が進んでいるほか、組合員数の減少で維持管理費などの負担が課題となっていました。 こうした中、東西の目抜き通り「柳ケ瀬本通り」など東地区・北部エリアのアーケードについて、商店街の振興組合連合会が10年ほどかけて撤去する方針を固めたということです。 アーケード全体の半分近くにあたる750メートルほどが対象で、概算の解体費用はおよそ3億円だということです。 連合会の水野理事長は、「もう一度、街を盛り上げる起爆剤にしたい」と話していて、今後、地元関係者らとの協議を進める予定です。
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高金利貸し疑い、暴力団幹部逮捕 ホストクラブ通いの女性狙ったか
ホストクラブに通っていた女=詐欺罪などで公判中=に違法な金利で金を貸したとして、警視庁と山形県警の合同捜査本部は12日までに、出資法違反(高金利)の疑いで、特定抗争指定暴力団山口組系組幹部の石川健一容疑者(53)=東京都新宿区西新宿5丁目=を逮捕した。ホスト通いで金に困った女性らを狙って高金利で貸し付けたとみている。
逮捕容疑は2022年11月~23年9月ごろ、女に30万円を貸し付け、法定利息を約50万円超える78万円を受け取った疑い。
捜査本部は昨年11月、ロマンス詐欺をしたとして詐欺容疑などで女を逮捕。別の事件で石川容疑者宅を家宅捜索した際、女の借用書が見つかった。
国内最大級の竜巻被害から1週間 いまだ生活再建見通せず 牧之原市長は被災者支援を急ぐ方針(静岡)
台風15号に伴う国内最大級の竜巻発生から12日で1週間となる中、牧之原市長は被害認定調査と一時避難場所の整備を急ぐ方針を示しました。
9月5日、台風15号の影響により牧之原市から吉田町にかけ国内最大級の竜巻が発生し、多くの被害が出ました。
発災から12日で1週間となりますが、県内での住宅被害は1948棟にのぼっています。復旧作業が続く牧之原市では、停電は解消しているものの屋内配線などの復旧ができず、およそ170戸で依然電気が使えない状況となっています。
(牧之原市 杉本基久雄 市長)
「がれきを出しても出してもなくならない。まだまだ災害廃棄物が出てくる。(被災者が)一日でも早く体を休められる環境を整えたい。」
杉本市長は被害認定調査と一時避難場所の整備を急ぐ方針です。
奈良市議当選後のへずまりゅう氏に殺害予告「しょっちゅう届く。嫌がらせだと思う」
元迷惑系ユーチューバーで奈良市議のへずまりゅう氏(34)に対し、本人や家族の殺害を予告するSNSのDM(ダイレクトメッセージ)が届いていることが12日、わかった。取材に応じたへずま氏は「7月の市議選当選後、しょっちゅう届くようになった。嫌がらせだと思う」と話した。
へずま氏によると、ほとんどがX(旧ツイッター)のDMで、へずま氏や家族に危害を加える内容で、表示されたアカウント名はバラバラだという。昨年1、2月ごろ、能登半島地震のボランティアで現地に行った際にも危害を加える予告が届き、しばらく途絶えていたが、市議当選後に再び届くようになった。
市にも同様の内容のメールが届いており、市が警察に連絡したという。
特急しらゆきが軽乗用車と接触、JR信越線亀田駅構内にある踏切 新潟-新津の上下線で一時運転見合わせ
12日午後1時過ぎ、新潟市江南区東船場5のJR信越線第一北山踏切内で、新潟発上越妙高行きの特急しらゆきと軽乗用車が衝突した。軽乗用車を運転していた江南区の70代女性は衝突前に車から離れ、列車の乗客と乗員計54人にもけがはなかった。
江南署によると、現場は遮断機と警報機のある踏切。事故の詳しい原因を調べている。
JR東日本新潟支社によると、信越線で特急と普通列車の計15本に運休や遅れが生じ、約1700人に影響した。
羽田空港のA滑走路が再開 補修工事終わる
国土交通省東京空港事務所によりますと、12日午後1時前、羽田空港のA滑走路の一部の舗装が剥がれているのが、確認されたということです。A滑走路は補修工事のため一時閉鎖されましたが、午後2時前に工事が終わり、さきほど、再開したということです。
原因は分かっていませんが、えぐられるように舗装が剥がれていたところもあり、11日の落雷が原因の可能性もあるということです。
尖閣諸島・南小島沖の領海に中国海警局の船4隻が相次ぎ侵入…8月5日以来
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、12日午前9時59分頃から午前10時16分頃にかけて、沖縄県石垣市の尖閣諸島・南小島沖の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入した。いずれも砲を搭載し、同日午前11時43分頃までに領海から退去した。同日正午現在、尖閣諸島・久場島沖の接続水域を航行している。海警船の領海侵入は8月5日以来。
「一切ない」自民・埼玉県連幹事長の小谷野五雄県議、党費の私的流用疑惑を会見で否定
自民党埼玉県連幹事長の小谷野五雄県議(69)が、県連の党費を私的流用した疑いで役職の一時停止措置を受けた問題で12日、小谷野氏が会見を開き、「私的に使うなど一切ない」と述べ、流用を否定した。疑惑を受けた原因として県連事務局のミスとし、今後は領収書のチェック体制を変えていくとした。
小谷野氏は会見の冒頭、「今回の件で県民の皆さまにご心配をおかけしたことを心よりおわび申し上げます」と陳謝。一方、疑惑を招いた原因として、「事務局が領収書をちゃんとチェックしてくれていると思っていた」などと述べた。
小谷野氏によると、幹事長に就任した令和元年、幹事長の経費をそれまでの渡し切りから領収書による精算に変更。以降は事務局に行った都度、自分で確認することなく領収書を事務局に渡していたという。
小谷野氏は疑惑を招いたものについて、「混入していた日用品などの領収書が、事務局ではじかれずに精算されたもの」との見解を示し、「意識的なものではない」と強調した。
小谷野氏によると、流用疑惑は7月末に衆院議員の柴山昌彦県連会長(59)から呼び出しを受けて指摘された。この席上、疑義があるとされたのは100万円弱で、8月末には返済のために県連に持参したが受け取りを拒否され、その後供託したという。
また、幹事長職の一時停止措置については受け入れておらず、今後の調査については「公平性、中立性、客観性のある第三者委員会なら全面的に協力する」とした。
小谷野県議は幹事長在職中に、女性用バッグやキャットフードの購入費などの領収書を県連に提出していたことが指摘されており、県連は調査委員会を立ち上げて2~7年に提出された約2千900万円分の領収を調べている。
「ポスト石破」候補で“野党争奪戦”が勃発…総裁選出馬表明の小林鷹之氏も歩み寄り姿勢の意外
自民党総裁選が異例の展開になっている。
「コバホーク」こと小林鷹之元経済安保相が11日、総裁選への出馬を表明。同日の勉強会後、報道陣の取材に応じ、16日にも会見を開いて経済政策などを説明すると明かした。
ポイントは、野党に歩み寄る姿勢を見せたことだ。野党が主張する消費税減税について考えを聞かれ「消費税を含めて、さまざまなアプローチがある。聖域を設けることなく検討し、野党と誠実に向き合っていく」と強調したのだ。
野党と距離を詰めているのは小林氏だけじゃない。前日に出馬表明した茂木敏充前幹事長も「新たな連立の枠組みを追求する」と話し、国民民主党と日本維新の会の名を挙げていた。野党をことごとくバカにしていた自民が、ここまで歩み寄る理由は明白だ。
「衆参共に少数与党のため、今後、国会運営するには野党の協力が不可欠。新総裁には一部野党との連立交渉や、連立しないまでも調整する能力がなければ国会運営がままならない。そのため、野党と調整できるか否かが総裁選の争点になっている。野党との近さがアピールポイントになっているのです」(永田町関係者)
「野党争奪戦」の様相だが、一歩リードしているのは小泉進次郎農相だ。後ろ盾の菅義偉元首相は維新と親密。進次郎氏も大阪・関西万博の視察で、維新代表の吉村洋文府知事と行動を共にし、蜜月ぶりを見せつけた。さらに、もう一人の後見役、森山裕幹事長は維新のみならず立憲民主党とのパイプも持つ。
「進次郎さんは10日には国民民主の榛葉幹事長と面会。農相として榛葉さんの地元・静岡での竜巻被害について陳情を受けた。榛葉さんが『総裁選に出ないんですか』と聞くと進次郎さんは『ふふふっ』と思わせぶりな態度を取った。お互いに蜜月ぶりをアピールした格好です」(官邸事情通)
野党とのパイプの太さは随一というわけだ。
総裁選レースは進次郎農相が一歩リード
来週にも出馬表明するとみられる林芳正官房長官も9日夜、維新の馬場伸幸前代表と会食。維新の連立入りなどについて協議したとみられている。“オレも維新と話ができる”と強調した格好だ。
「会食を仲介したのは、落選中ながら、菅元首相、馬場前代表と近い武田良太元総務相。彼の政界人脈は広いが、麻生太郎最高顧問とは犬猿の仲。この一件だけで、麻生派議員は『林はダメだ』となりかねない。林さん自身は総裁選勝利にかなり手応えを感じているようだが、功を焦った可能性がある」(維新関係者)
一方、11日出馬表明した小林氏は野党に秋波を送ったものの「パイプはほぼゼロ」(野党幹部)だという。それどころか「発言が慎重で社交性もイマイチ」(同前)。野党争奪戦で出遅れている。
さらに絶望的なのはタカ派の高市早苗前経済安保相だ。
「高市さんは、民主党政権を『悪夢』と評した安倍元首相のシンパ。野党議員とはほとんど接点がなく、ハッキリ言えば嫌われている。総理総裁になっても協力を得られず、行き詰まるとみられています」(野党関係者)
麻生氏は財務相時代、国会で「我々は野党と仕事しているんじゃない」と暴言を吐いていたが、これが自民の本音だろう。今さら、野党との蜜月アピールとはしらじらしい限りだ。
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ポスト石破をめぐる各候補の動きや思惑については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。
直接証拠なき殺人、2審も懲役16年 7年前に大阪・羽曳野で男性刺殺
大阪府羽曳野市の路上で平成30年2月、隣人女性の交際相手の男性を殺害したとして殺人の罪に問われ、1審大阪地裁の裁判員裁判で懲役16年の判決を受けた山本孝被告(49)の控訴審判決公判が12日、大阪高裁で開かれた。小森田恵樹裁判長は「認定・判断はおおむね相当」として1審判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。
男性は韓国籍の崔喬可(さいきょうか)さん=当時(64)。30年2月17日夜、女性宅近くの駐車場に車を止めた直後、路上で何者かに背後から刃物で刺されて死亡した。被告は4年後に逮捕されたが、直接証拠はなく、一貫して無実を訴えていた。
小森田裁判長は判決理由で、現場付近のドライブレコーダー映像によると、袋小路の突き当たりにある被告宅付近のセンサーライトが点灯した後、被告宅方向から何者かが現場付近に現れて事件が起きたとし、被告が犯人だと「強く推認される」と指摘した。
さらに犯人は付近住民だと考えるのが自然で、被告が隣人とトラブルを抱えており、殺害の動機がある一方、被告の犯人性を否定する十分な根拠はないとし、「被告以外に真犯人がいるという合理的な疑いは残らない」と結論付けた。