公明、立民代表が首相批判 解散「非常識極まりない」

公明党の竹谷とし子代表、立憲民主党の水岡俊一代表は31日、前回衆院選から1年余りでの解散に踏み切った高市早苗首相を批判した。両代表は、石川県七尾市で開かれた中道改革連合の候補者を応援する会合に出席。竹谷氏は、大雪に見舞われる地域事情に触れ「解散は非常識極まりない」と非難。水岡氏も「首相の惑わしに乗ってはいけない」と訴えた。
竹谷氏は、自民党の派閥裏金事件を念頭に「政治とカネ」の問題にも言及。「同じ与党として、本当に嫌だった。クリーンな政治のため、連立を離脱した」と強調した。集まった有権者に、中道への支持を呼びかけた。
中道は、両代表を含む参院議員、地方議員らに関し、当面、公明と立民の所属を維持している。

除雪作業中の事故か 青森で80歳男性、秋田で70代の夫婦死亡

日本列島に襲来した寒波の影響で30、31日、青森と秋田両県で大雪に伴う事故があり、3人が死亡した。いずれも除雪作業中だったとみられる。
青森市で30日午後9時40分ごろ、男性(80)が自宅車庫の軒下で雪に埋もれた状態で見つかり、死亡が確認された。青森県警によると、近くに雪かき用のスコップがあり、車庫の屋根からの落雪の下敷きになったとみて調べている。
秋田県大仙市では31日午後4時25分ごろ、民家の屋根の上で70代の夫婦とみられる男女が雪に埋もれて死亡しているのを家族が発見した。屋根の雪下ろしをしていたとみられ、作業中に降雪で身動きが取れなくなった可能性がある。県警が詳しい経緯を調べている。【大平明日香、洪香】

サイバー防衛、戦略的に推進=日英2プラス2を年内開催―首脳会談

高市早苗首相は31日夜、英国のスターマー首相と首相官邸で会談し、両国関係を一層深化させていくことで一致した。サイバー防衛に関する協力を戦略的に推進することを確認。安全保障分野の連携を強化するため、年内に外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)を開催する。スターマー氏の来日は就任後初めて。
重要鉱物のサプライチェーン(供給網)の強靱(きょうじん)化に向け、両国を含む同志国の連携が急務との認識を共有。宇宙分野での協力を模索する協議体の新設も決めた。
冒頭、高市氏は両国関係について「日英は着実かつ具体的に協力の歩みを進めてきた」と強調。スターマー氏も「英日のパートナーシップは非常に深く、信頼、共通の利害に基づいている」と応じた。
両首脳は会談後、共同記者発表を行い、ワーキングディナーに臨んだ。
トランプ米政権が「米国第一」の政策を実行に移し、欧州との亀裂が深まる中、高市、スターマー両氏は国際秩序の立て直しへ、トランプ大統領との向き合い方について意見交換。中国への対応を巡っても協議した。スターマー氏は28~31日に訪中し、習近平国家主席と関係修復で一致している。
日英は近年、安保分野の連携を深め、「準同盟」の色彩を帯びる。首脳会談でも、結び付きを強めるロシア、中国、北朝鮮の動向を踏まえ、欧州・大西洋とインド太平洋の安保は不可分との立場を共有。イタリアを交えた3カ国による次期戦闘機共同開発や自衛隊と英軍の部隊間交流を引き続き進めることを申し合わせた。 [時事通信社]

山林に中国籍の女性遺体 首絞められ殺害か 茨城・つくば市

茨城県つくば市の山林で1月27日に中国籍の女性の遺体が見つかった事件で、女性は首を絞められて殺害された可能性があることがわかりました。
この事件は1月27日、茨城県つくば市の山林で、中国籍の史木華さん(54)の遺体が服を着て靴を履いていない状態で見つかったものです。
警察によりますと、遺体は死後数週間が経過しているとみられていますが、その後の警察への取材で、遺体の状況から首を絞められて殺害された可能性があることがわかりました。
12月22日には史さんの別居中の夫から「連絡が取れない」と相談があり、その後、行方不明者届が出されていて、警察は史さんがなんらかの事件に巻き込まれたとみて調べています。

高市首相 「円安の利点もある」と強調

高市首相は31日の演説で、円安の利点もあると強調しました。
高市首相は31日、神奈川県内で行った演説の中で、外国為替市場の対ドル円相場で円安基調が続いていることについて「今、円安だから悪いって言われるけれども、輸出産業にとっては大チャンス。食べ物を売るにも、自動車産業も、アメリカの関税があったけれども、円安がバッファーになった」と述べ、その利点を強調しました。
その上で「円安でもっと助かっているのが『外為特会』っていうのがあるんですが、これの運用、今ホクホク状態です」と述べました。
「外為特会」は外国為替資金特別会計の略称で、政府が為替相場の急激な変動の際の為替介入などのために設けている外貨建ての資産で、円安の下では持っている外貨資産の運用益が増えることになります。
一方で、円安は輸入品の価格を押し上げることで、物価高につながる恐れもありますが、高市首相は演説の中ではこの点には具体的には触れませんでした。

参政神谷氏、SNS発信広がらず 「違和感がある」

参政党の神谷宗幣代表は31日、衆院選で活用している交流サイト(SNS)の反応が昨年の参院選の時と比べ芳しくないと明かした。「参院選より聴衆は多く、党員の熱量も高いが、SNSの発信が全然広がっていない。ちょっと違和感がある」と堺市で記者団に話した。
同時に「今まではX(旧ツイッター)で拡散されていたが広がらず、3分の1ぐらいに減っている」と説明。原因を分析し対策を講じたいとした。

日英首脳が会談、重要鉱物の供給網や強靭化など安保分野の協力強化で一致…サイバー分野では協力枠組み創設へ

高市首相は31日、英国のスターマー首相と首相官邸で会談した。日英とイタリアの3か国による次期戦闘機の共同開発の推進や、重要鉱物のサプライチェーン(供給網)の強靱(きょうじん)化など、経済安全保障を含む安保分野での協力強化で一致した。サイバー分野での包括的な協力枠組みとなる「戦略的サイバー・パートナーシップ」の創設でも合意した。
会談は夕食会も含め約1時間半行われた。スターマー氏は直前まで中国を訪問していた。台湾有事を巡る高市首相の国会答弁を機に日中関係が急速に冷え込むなか、日本側は訪中直後のスターマー氏に日本の立場を説明し、威圧行為を重ねる中国についての認識を共有する狙いがあった。
高市首相は会談冒頭、「日英の協力は、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障が不可分であることを象徴している」と強調した。スターマー氏も「英日のパートナーシップはますます重要性が深まっている」と語り、会談後の共同記者発表で高市首相を英国に招待したことを明らかにした。
会談では協力強化の具体策が議論され、安保分野では、2035年頃の配備を目指す次期戦闘機の共同開発を加速化することで一致した。外務・防衛閣僚会合(2プラス2)を年内に開催することも確認した。
経済安保では、中国が日本へのデュアルユース(軍民両用)製品の輸出禁止など、経済的威圧を強めていることを踏まえ、レアアース(希土類)などの重要鉱物の供給網強化に向けて、同志国連携を推進することで一致した。宇宙や人工知能(AI)などの先端技術や、エネルギーや脱炭素分野での協力拡大も申し合わせた。
高市首相は共同記者発表で、「サイバー安保での日英協力を戦略的に進めていく」と明らかにした。従来の協力関係を格上げし、サイバー脅威に関するインテリジェンス(情報収集、分析)の共有や、外国勢力からの攻撃に対する対処能力の強化などを進めていく。
両首相は、中国が軍事的威圧を強めている台湾情勢やロシアによるウクライナ侵略などの国際情勢も議論したとみられる。高市首相が進化を目指す「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けた連携も確認した。

《政府は文春報道に「コメント差し控える」》高市早苗氏「金銭のやり取りナシ」断言も統一教会友好団体がパーティ券を購入していた 週刊文春が「裏帳簿入手」報道

「週刊文春」が報じた、2019年の高市早苗氏の政治資金パーティーを巡り、統一教会の友好団体の地方組織がパーティー券を購入していた疑惑。

佐藤啓官房副長官は1月29日の記者会見で、記事に関する事実関係と見解について記者から問われ、「ご指摘の週刊誌報道は承知しておりますが、個々の政治活動に関する個別の記事のひとつひとつについて、政府としてコメントすることは差し控えたいと思います」と机上のペーパーを一気に読み上げる答弁を行った。

一体、どのようなことが報じられたのか。「 週刊文春 」が1月28日に配信した記事を特別に再公開する。
高市早苗首相が2019年に開いた政治資金パーティのパーティ券を、統一教会の友好団体「世界平和連合奈良県連合会」が購入していたことが、「 週刊文春 」の取材でわかった。
高市氏はⅩ(2022年8月14日)で、統一教会との接点について、「選挙応援無し。行事出席無し。金銭のやり取り無し。祝電も当事務所が手配した記録は無しでした」と断言。また、自民党が所属議員に対して実施した調査で、統一教会との接点が確認された議員名については2022年9月に公表されたが、その中にも高市氏の名前は記されていない。
「世界平和連合奈良県連合会」がパーティ券購入の“裏帳簿”を入手
今回、「週刊文春」は高市事務所の関係者から、政治資金パーティのパーティ券購入者や金額、振り込み日等が記載されている内部資料を入手した。総務省と奈良県に届け出る収支報告書のもとになる、すべての入金記録を記載した“裏帳簿”だ。
その資料によると、2019年3月にシェラトン都ホテル大阪で開かれた「Fight On sanae2019 高市早苗支部長の出版をみんなで祝う会」のパーティ券を「世界平和連合奈良県連合会」が購入。3月13日に郵便振り込みで計4万円を入金していたのだ。
高市事務所に事実関係を尋ねると…
事実関係を確認するべく、高市事務所に「世界平和連合奈良連合会がパーティ券を購入していたのか」などと書面で質問を送ったが、締め切りまでに回答がなかったため、1月27日に問い合わせると担当者は「回答なしという事で。すいませ~ん」。
しかし、翌日の1月28日午前、このような回答が寄せられた。
「設定された回答期限まで時間的余裕がない上、衆議院選挙期間中であることから、十分な確認を行うことは困難ですが、高市事務所として、政治資金について、法令の規定に従い適切に処理しているものと認識しています。
また、旧統一教会に関するお尋ねに関しては、令和4年9月に実施された自民党の調査に対し、適切に回答を行っており、それ以降も報告すべき新たな接点はありません」
世界平和連合からは、締め切りまでに回答はなかった。
だが、高市氏と統一教会との関わりは、これだけではなかった――。
現在配信中の「 週刊文春 電子版 」および1月29日(木)発売の「週刊文春」では、世界平和連合関係者が2012年にもパーティ券を購入していたこと、裏帳簿に記された名前、不動産会社が54万円ものパーティ券を購入したのに不記載となっている問題、パーティ券を購入したのに政治資金収支報告書上はなぜか「寄附」とされている虚偽記載などについて、詳しく報じている。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年2月5日号)

無人販売店でレトルトカレーなど115点窃盗、62歳小学校教諭を懲戒免職「多めに払った時もある」と釈明も 北海道教育委員会

北海道函館市の小学校に勤務する62歳の男性教諭が、北斗市内の無人食料品販売店であわせて115点の食料品を盗んだとして、懲戒免職処分となりました。
29日付で、懲戒免職処分を受けたのは、函館市の小学校の男性教諭(62)です。
北海道教育委員会によりますと、男性教諭は、2025年の4月から6月にかけて、北斗市内の無人食料品販売店で、レトルトカレーやハンバーグなど合わせて115点の食料品を盗んだ疑いで、逮捕されていました。
被害に遭った無人食料品販売店は、客が自分で買い物した金額を計算し、設置している箱に代金を入れる仕組みで、店の防犯カメラの映像などから、男性教諭の犯行が明らかになりました。
この男性教諭は窃盗罪で略式起訴され、函館簡易裁判所は、罰金50万円の略式命令を出しました。
道教委の聞き取りに対し、男性教諭は「確かに、代金を数百円少なく払ったことはあったが、多めに払っていた時もあったので、お金はしっかりと払っている」「ご迷惑をおかけして心苦しく思います」と話しているということです。

15年前に抗争中の暴力団の組幹部を射殺か 指定暴力団・道仁会の元ナンバー2ら逮捕

15年前、佐賀県伊万里市で、暴力団の組幹部ら2人が拳銃で撃たれ死傷した事件で、警察は当時抗争中だった指定暴力団・道仁会の元幹部の男ら3人を殺人などの疑いで逮捕しました。
殺人や殺人未遂などの疑いで29日までに逮捕されたのは、指定暴力団・道仁会のナンバー2にあたる理事長だった坂本康弘被告(70)と、道仁会系の元組員2人です。
警察によりますと、坂本被告ら3人は2011年4月、佐賀県伊万里市の病院の駐車場で、実行犯の男と共謀して指定暴力団・九州誠道会系の組幹部ら2人を拳銃で撃ち、組幹部を殺害したほか、元組員に重傷を負わせた疑いです。
警察は3人の認否を明らかにしていませんが、坂本被告が襲撃を計画するなど指示役だったとみられています。
坂本被告は、2008年に別の九州誠道会の幹部が大牟田市で射殺された事件で、殺害を指示したとして逮捕・起訴され、公判中でした。
警察は、逮捕した元組員2人の役割を調べるなど、事件の全容解明に向け捜査を進めています。