警察署の敷地で遺体を乗用車内に放置したとして、栃木県警は16日、自称同県高根沢町の無職の男2人(いずれも23歳)を死体遺棄の疑いで逮捕した。
発表によると、2人は同日午前0時45分頃、同県さくら市馬場のさくら署駐車場で、同県内に住む無職の少年(18)の遺体を車のトランクに放置した疑い。少年には複数の外傷があったという。県警は2人の認否を明らかにしていない。
2人はこの車に乗って同署を訪れて出頭しており、署員らが遺体を確認した。県警は少年の死亡の経緯を知っているとみて調べている。
14日午後に同署管内で不審な動きをする車があるという旨の110番があった。15日には少年の家族が「数日前から息子が帰ってこない」と行方不明者届を出し、県警が捜査していた。
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【中学生2人殺傷】2度目の鑑定留置が終了し警察署に移送 鑑定結果を踏まえ起訴するか判断へ 北九州市
去年12月、北九州市で中学生2人が殺傷された事件で逮捕された、平原政徳容疑者(44)の2度目の鑑定留置が終了しました。平原容疑者は16日夕方、小倉南警察署に移送されました。
平原容疑者は去年12月、北九州市小倉南区のファストフード店で、当時中学3年の男女2人を刃物で刺し、死傷させた疑いです。
検察は、平原容疑者の刑事責任能力を調べるため、ことし1月から3か月間、鑑定留置しました。その後、別の専門家による再鑑定が必要だとして、2度目の鑑定留置が行われました。
本来の期限は7月15日でしたが、検察は「さらに時間が必要」などの理由から2度の延長を裁判所に請求し、9月16日までの延長が認められていました。
検察は今後、鑑定結果を踏まえ、平原容疑者を起訴するかを判断するとみられます。
「市民の理解は到底得られない」岩国市長が防衛・外務大臣にFCLP中止を要請
アメリカ軍岩国基地での実施が通告されている、激しい騒音を伴う訓練=FCLP。
訓練をあす(17日)からに控え、岩国市の福田市長らが上京して防衛大臣や外務大臣に実施しないよう迫りました。
しかし両大臣はアメリカに中止を求める考えを示しませんでした。
福田市長や岩国市議会の片岡議長、県の担当理事らが東京の防衛省を訪れ、中谷防衛大臣に要請しました。
(福田市長)
「FCLPのような激しい騒音をもたらす訓練を岩国市で実施することは、到底市民の理解を得ることはできないと思っている。市民の安心・安全を守る立場の市長としては、断じてこれは容認できない」
(岩国市議会・片岡議長)
「受忍限度をはるかに超えるもので、耐え難い苦痛と不安を与えるもの」
(県 田中理事)
「岩国市はもちろんのこと、周辺市町にも多大な影響を与える」
(中谷防衛相)
「山口県の皆さんにはいろいろとご心配・ご迷惑をおかけし、誠に申し訳なく思っている。現在の硫黄島の状況を踏まえると、今般の訓練の実施はやむを得ないものであると認識している」
FCLPはアメリカ軍の空母艦載機部隊が滑走路を甲板に見立て離着陸を繰り返す訓練で、激しい騒音を伴うことから通常は硫黄島で行われます。
しかし硫黄島の火山の噴火に伴い、防衛省はあす(17日)から26日まで夜間を含め、岩国基地で実施されると地元側に通告しています。
福田市長は2017年に空母艦載機の移転を容認するなど、基本的に国の防衛政策には協力的な立場をとってきましたが、岩国でのFCLP実施は「容認できない」との姿勢を貫いてきました。
(福田市長)
「今日、大臣の方から明確に中止を求めるという趣旨の話はなかったが、我々としては一貫して、岩国基地でのFCLPの実施は断じて許すことはできないと、容認できないということは、改めて強調した。明日以降、その動向は注視していきたい」
きょう(15日)は外務省でも同様の要請をしたものの、岩屋外務大臣は「アメリカから、苦渋の決断として岩国基地で実施せざるを得ないと説明があった」などと述べるにとどまりました。
福田市長は実際にFCLPが始まった場合、あさって18日にも基地周辺に向かい、自ら状況を確認する考えです。
(大坪記者)
「これまで国防に協力してきた地元と国の信頼関係は、そして市民生活への影響はどうなっていくのでしょうか。25年ぶりにFCLPが岩国で始まろうとしています」
泉房穂氏を発言巡り書類送検 N党立花氏の告発受け
政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が、泉房穂参院議員が兵庫県明石市長だった時代の発言を捉え、市議への強要未遂の疑いで告発したことを巡り、明石署が16日、泉氏を書類送検したことが署などへの取材で分かった。県警は処分意見を明らかにしていない。
立花氏は、泉氏が自身への問責決議案に賛成しないよう市議に強いる発言をしたと主張していた。刑事訴訟法は、告訴・告発を受理した警察は書類を検察に送らなければならないと定めている。
立花氏と泉氏は今年7月の参院選で兵庫選挙区から立候補。告発状は選挙期間中に提出された。
NTT西障害で搬送遅れ 男性死亡、兵庫・伊丹
16日午後4時20分ごろ、兵庫県伊丹市のリサイクル会社の敷地内で男性従業員(52)があおむけに倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。伊丹署によると、発見した社長が119番したがつながらず、搬送要請が15分ほど遅れた。同日午後発生したNTT西日本の通信障害の影響とみられる。
伊丹署などによると、社長は午後4時22分に119番したがつながらず、110番した。署が加入電話で消防に連絡し、同4時37分につながった。死亡と搬送要請の遅れの因果関係は不明。
男性は周囲に体調不良を訴えていたといい、署は病死の可能性が高いとみている。発見当時、意識不明だった。
「未成年風の者が店に出入り」110番通報で発覚 少年少女ら9人集団飲酒で補導 沖縄・那覇市のバー
那覇署は14日朝、那覇市内の飲食店で飲酒したとして、高校生2人を含む本島南部や中北部に住む16~19歳の少年少女9人を集団飲酒で補導した。
署によると、同日午前7時40分ごろ、那覇市若狭のバーで、女子高校生(16)や男子高校生(17)、建築作業員の少年(19)など少年5人、少女4人が飲酒していた。「未成年風の者が店に出入りしている」と110番通報があり、発覚した。
住人の51歳男性か…木造2階建て住宅が燃える火事 男性1人が意識不明で見つかり搬送も死亡
9月14日夜、岐阜県土岐市の住宅で火事があり、この家に住む51歳の住人とみられる男性が死亡しました。 土岐市駄知町の加藤拓実さん(51)の住宅で14日午後9時半過ぎ、「建物が燃えている」と近所の住民から消防に通報がありました。 消防車10台が出て火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅がおよそ88平方メートルにわたり焼けました。 警察によりますと、火元の家から男性1人が意識不明の状態で見つかり病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡しました。 この家には加藤さんが1人で住んでいましたが、現在、連絡がとれていないということで、警察は遺体が加藤さんとみて身元の確認を進めるとともに、出火原因を調べています。
小泉進次郎首相実現なら「コメ担当大臣」後任は? 司会者絶句、東国原氏が口にした奇策とは
平成の米騒動を受けて、石破茂首相は減反政策の失敗を認めて増産にかじを切ったが、 ポスト石破政権でコメ政策はどうなるのか。 2025年9月14日放送の「ビートたけしのTV タックル」(テレビ朝日系)で、びっくり仰天の奇策が飛び出した。
せっかく小泉さんがコメ増産に向かったのに
番組進行役の阿川佐和子さん(エッセイスト)が、「石破政権になって、小泉(進次郎)さんが農水大臣になったから、急激に変わったと思うんですよね。まだ本当に大成功ってわけにはいかないかもしれないけれども、ほかの人が(総理・総裁に)なった場合 に、どうなりそうだと?」と問うと、コメンテーターの東国原英夫さん(タレント)は「首相が変わっても、増産の方向は変わらないと思います」という。
阿川さんが「ちょっと今、まだ確定していないですけれども、もし小泉進次郎さんが総裁になったら……」と話を進めると、東国原さんは待ってましたとばかりにこう言い出した。
自民党・農水族を抑え込むには奇策が必要か
これには、阿川さんも「えっ」と絶句。 ビートたけしさんの笑い声も聞こえてくる。東国原さんはさらに、「小泉さんが首相になって、石破さんを農水大臣にして、農政改革、 あれは2007年、いや2008年かな、(農水大臣だった石破氏は農政改革を)やりたかったけど失敗した。だから(今度こそ)『農政は石破さんにお任せします』でいいんじゃないかと思います」と提案した。
阿川さんは「(首相と農林大臣の)チェンジ!」ということか、と面白がった。減反政策への揺り戻しを狙っている自民党・農水族を抑え込むには、この奇策は案外有効かもしれない。
(シニアエディター 関口一喜)
エアコンの室外機12台が消えた 3月末に閉校の旧小森江西小学校
北九州市の閉校になった小学校で、エアコンのエアコンの室外機が盗まれているのが見つかりました。
北九州市教育委員会によりますと、13日午後8時すぎ北九州市門司区の旧小森江西小学校で、巡回していた警備会社から「エアコンの室外機が少なくなっている」と通報がありました。
14日午前に教育委員会の担当者が調べたところ、設置されていた室外機19台のうち12台が盗まれているのが見つかりました。
旧小森江西小学校はことし3月末で閉校し、その後はグラウンドと体育館が地域住民に開放されていました。
教育委員会は警察に被害届を提出するとともに、今後、使用していない室外機を取り外すなど対策をとることにしています。
右折の軽乗用車とバイク2台が衝突 男女4人が重軽傷 東区の新二又瀬橋交差点 福岡
福岡市東区の交差点で15日、軽乗用車とバイク2台が衝突する事故があり、男女4人が重軽傷です。
警察によりますと、午前2時前、福岡市東区社領の国道3号、新二又瀬橋交差点で、右折しようとした軽乗用車と対向車線を走ってきたバイク2台が相次いで衝突し、軽乗用車は横転しました。
この事故で合わせて4人が病院に搬送され、軽乗用車を運転していた31歳の男性会社員と助手席にいた20代の女性、バイクを運転していた20歳の女性会社員の3人が、それぞれ肋骨や両腕の骨などを折る重傷です。もう1台のバイクを運転していた21歳の男子大学生は軽傷です。
現場は交通量の多い交差点で、事故当時、バイクは数台で連なって走っていたとみられています。
警察は、事故当時の状況などを詳しく調べています。