路上で面識のない20代女性に性交したとして、不同意性交の疑いで茨城県警が流通経済大1年のラグビー部員の男(19)=同県龍ケ崎市=を逮捕していたことが4日、関係者への取材で分かった。逮捕は3日。大学は取材に「学生が逮捕された事実は把握しているが、詳細は確認中」としている。
逮捕容疑は昨年8月22日午前1時10~20分ごろ、同市の歩道で性交した疑い。同日中に女性の関係者が竜ケ崎署に通報した。署によると「やったことは間違いありません」と容疑を認めている。
流通経済大を巡っては、男子サッカー部の部員5人が違法薬物の使用を認め、同部の寮が麻薬取締法違反の疑いで県警の家宅捜索を受けたと大学が3日に発表した。
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11年前に逮捕状…米NY在住の男逮捕 香取神宮に“油”かけたか
11年前に逮捕状が出ていた男が、日本に向かう機内で逮捕されました。
記者
「午後6時です。金山容疑者が羽田空港に到着しました。捜査員に囲まれ、ゆっくりと歩いてきています」
11年に及ぶ男の海外逃亡が、終わりました。
日本時間3日夜、アメリカ・ニューヨークの空港に姿を現した金山昌秀容疑者(63)。
警察によると、2015年に国の登録有形文化財である千葉県の香取神宮の拝殿などに、油のような液体をかけた建造物損壊の疑いで4日に逮捕されました。
金山容疑者はニューヨークに住む医師で、捜査関係者によると、キリスト教系宗教団体の創立者。
事件前、団体の集会で、ある別の国内の史跡について、こう発言をしていました。
金山容疑者
「多く人が無実の罪で殺された場所で、ここにも油を注いで清めました」
千葉県警は事件後、金山容疑者の逮捕状を取っていましたが、金山容疑者は事件直後に出国し、ニューヨークへ逃亡。
その直後には…。
記者(2015年5月/ニューヨーク)
「重要文化財に液体がまかれた事件、関与の疑いがありますけど、お心当たりは?」
金山容疑者(2015年5月/ニューヨーク)
「ありません」
日本側はアメリカ側に身柄の引き渡しを求め、アメリカの裁判所はそれを認める決定を下しましたが、金山容疑者は上訴。
引き渡しの交渉が長期化する中、2月25日にニューヨークで金山容疑者を直撃すると…。
記者
「建造物損壊(の疑い)で逮捕状が出てますが、どうお考えですか?」
問いかけには答えず、足早に建物の中へ姿を消しました。
そして3月3日、ニューヨークの空港で、千葉県警に身柄が引き渡され、日本に向かう飛行機内で4日午前4時ごろ逮捕されました。
調べに対し金山容疑者は「異議ありません、間違いない」と言っているといいます。
警察は2015年、成田山新勝寺で起きた“油かけ事件”についても、同様の容疑で逮捕状を取っています。
「残念な判決で失望した」 長男亡くした遺族は涙 那須雪崩事故
栃木県那須町で2017年、部活動で登山講習会に参加していた県立大田原高の生徒ら8人が死亡した雪崩事故で、業務上過失致死傷罪に問われた当時の教諭3人に対し東京高裁は4日、いずれも禁錮2年の実刑とした1審・宇都宮地裁判決(24年5月)を破棄した。雪崩事故の予見可能性を認めて3被告全員を有罪としたものの、うち2人は刑の執行を猶予し実刑を回避した。
東京高裁判決を受けて、雪崩事故で亡くなった生徒と教諭計4人の遺族が記者会見し、一部の被告の刑の執行が猶予され「残念な判決で失望した」と憤った。
高校1年生だった長男公輝さん(当時16歳)を亡くした奥勝さん(54)は事故から間もなく9年を迎えることに「3人が過失を否定し、裁判に長い時間が費やされた。強い悔しさと理不尽さを感じている。今日を区切りにしたかったが、消化しきれていない」と涙ながらに語った。
一方で、登山経験が豊富な教諭が引率する中での事故に、部活動での安全確保がクローズアップされた。奥さんは「部活動に参加した子どもたちの命は、本来は守られるべきもの。3人の判断の誤りを司法は明確に認めた」とも述べた。
ただし、訓練開始後の過失がより重視され、被告の間で実刑か執行猶予かが分かれた。遺族側代理人の石田弘太郎弁護士は「訓練自体を中止すべきだったとの教訓につながらないのではないか」と危惧した。
栃木県高校体育連盟の大牧稔会長は「責任の重さを改めて深く受け止めている。安全対策の徹底に断固たる決意で取り組んでいく」とのコメントを出した。【安達恒太郎】
千葉・茂原で民家火災、焼け跡から刃物刺さった女性遺体 殺人事件か
4日午前2時半ごろ、千葉県茂原市茂原の民家で「家が燃えている。爆発音がして炎が見える」と近所の住民から119番があった。木造2階建ての住宅が全焼し、焼け跡から女性の遺体が見つかった。遺体には刃物のようなものが刺さっており、県警は殺人容疑を視野に捜査を始めた。
県警茂原署によると、この家は親子とみられる80代の女性と60代の男性の2人暮らしで、いずれも連絡が取れていないという。遺体はこの母親の可能性があり、男性が何らかの事情を知っているとみて行方を捜している。【石塚孝志】
「冷たい海の絶望、想像したか」 知床沈没事故公判、遺族が涙の質問
26人が荒れた冷たい海に落ちて、苦しくて恐怖で絶望し、無念のなかで命を落とした。情景を想像したか――。知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没し、乗客乗員全26人が死亡・行方不明となった事故を巡る運航会社「知床遊覧船」社長の桂田精一被告(62)=業務上過失致死罪で起訴=に対する釧路地裁での公判で、被害者家族は4日、直接質問で涙の訴えをぶつけ、被告は苦しい応答に終始した。【谷口拓未】
息子を亡くした男性が冒頭の質問を投げかけると、被告は「夢に出てくる」と語った。事故から約2年4カ月後の2024年に息子のデジタルカメラが発見されたことに触れ、「奇跡的で息子の執念。事務所前の客が多く写っていた」と問うと、被告は「心が痛くなった」と答えた。
7歳の長男や元妻が行方不明になった男性が「医師によれば、水温3度の海中に転落すると十数分間しか生きられない。逆に言うと十数分間苦しんだ。どのような苦しみを味わい、どのようなことを考えると思うか」と涙を流すと、「想像がつきません」と話した。
長男の小柳宝大(みちお)さん(当時34歳)が行方不明になった父親(67)は、法廷での被告の証言を非難。「『覚えていない』『分からない』という答えが多々あるが、申し訳なく思う人の態度か。金もうけ優先だから大しけの予報の中で出航判断をしたのでは」と指弾した。
これに被告は「(証言は)正直に言ったつもり。金もうけ優先のつもりはないが、誤解があったら不愉快な思いをさせて申し訳ない」と返答した。
事故直後の被告の不誠実な対応も批判した。家族らは事故直後、被告が経営する施設で被害者の帰りを待ち、一般客には用意された食事が家族らには用意されず、被告から「レシートか領収書を持ってきたら金をわたす」と言われたと指摘した。
被告と対話するのは約3年10カ月ぶりだったといい、父親は「本心かは分からないが謝罪を聞けたのは良かった。息子に報告したい」と振り返った。
家族を支援する弁護士も質問し、出航判断の前提となった気象予報について寒冷前線や気圧を含め確認していたのかを問うと、被告は「そうしたものは読み取れないが、良くなる、悪くなるは流れで分かる」と弁明した。
前線の影響を受けた知床半島周辺の海象変化の特徴に関しては「寒冷前線については全然分からない」とした。当時の低水温での落水の備えについては「板状のいかだのような救命浮器があるので、それで何とかなると思った」と話した。
2日から続いた被告人質問はこの日で終わり、論告求刑公判は4月、判決は6月に言い渡される予定。
中道・国民代表、国民会議への参加に前向き=自民、立民にも打診
中道改革連合の小川淳也、国民民主党の玉木雄一郎両代表は4日のBS日テレ番組で、食料品消費税ゼロなどを議論する超党派の「社会保障国民会議」への参加に前向きな姿勢を示した。小川氏は「参加を前提に検討したい」と表明。玉木氏も「情報公開が担保されるなどの条件が整えば参加したい」と述べた。
両党は先月26日の初会合を欠席したが、与党は引き続き出席を呼び掛けていた。野党では現在、チームみらいが唯一、同会議に加わっている。
一方、自民党は4日、立憲民主党に参加を打診した。立民は5日の執行役員会で対応を協議する。自民は公明党にも参加を呼び掛けており、立公は前向きに協議する方針だ。 [時事通信社]
新年度予算案審議で異例の土曜日審議を与党が提案 野党は反発強める
新年度予算案の審議をめぐり、与党側は異例となる土曜日に質疑をおこなう日程を野党側に提案しました。野党側は回答を保留していて、反発を強めています。
新年度予算案の審議をめぐり与党側はきのう、衆議院・予算委員会の理事会で、今月7日の土曜日に一般質疑、9日に集中審議を実施する日程を野党側に提案しました。
土曜日に審議が行われれば異例のことで、野党側は回答を保留し、引き続き協議することになりました。
こうしたなか、中道改革連合など野党は、与党の国会運営が「民主政治を破壊する暴挙」だとして、森衆院議長らに対し、慣行を守り充実した審議をおこなうよう申し入れました。
与党側が予算案の年度内成立を目指すなか、審議日程をめぐって野党側の反発が強まっています。
広い範囲で雨 関東の山沿いや東北では大雪のおそれも 関東など冷たい雨 気温大幅ダウン
きょうは広い範囲で雨となって、関東や東北では冷たい雨や雪になる所もあるでしょう。関東は朝からほとんど上がらず、冬の寒さになりそうです。夜はさらに冷えるので、暖かくしてお過ごしください。
本州の南岸を低気圧が進み、雨の範囲が東日本や東北にも広がるでしょう。午前中は西日本や東日本の広い範囲で雨となり、本降りになる所が多くなりそうです。関東の山沿いでは雪が降るでしょう。近畿や東日本は午後も断続的に雨となり、東北にも雪や雨の範囲が広がる見込みです。夜は関東の内陸でも雪のまじる所がありそうです。あすにかけて、関東の山沿いや東北の太平洋側では湿った雪が強まって、大雪になる所があるでしょう。交通機関への影響に注意が必要です。
今夜は皆既月食です。雨や雪の所が多くなりますが、九州や四国を中心に晴れ間の出る所もあり、観察のチャンスがありそうです。
日中の気温は全国的にきのうより低くなり、西日本や東日本もこの時季らしい寒さになるでしょう。東京は9℃と日中も上がらず、夜は冷たい北風でさらに寒くなりそうです。服装選びにお気をつけください。天気が回復する鹿児島は20℃まで上がる見通しです。
<きょう3日(火)の各地の予想最高気温> 札幌:3℃ 釧路:2℃ 青森:5℃ 盛岡:9℃ 仙台:7℃ 新潟:9℃ 長野:7℃ 金沢:9℃ 名古屋:13℃ 東京:9℃ 大阪:13℃ 岡山:13℃ 広島:15℃ 松江:10℃ 高知:18℃ 福岡:13℃ 鹿児島:20℃ 那覇:22℃
あすは西日本や東日本は天気が回復に向かいますが、北陸や北日本は雪や雨となって、北日本では風も強く荒れた天気になりそうです。晴れる所も北風が強く吹くでしょう。木曜日は広い範囲で晴れるものの、金曜日は西から天気が下り坂となりそうです。
大阪・関西万博で導入のEVバス、利用先決まらず放置で“負の遺産”化 SNS「なぜ中国のバスを購入したのか」
大阪・関西万博で来場者を輸送するため大阪メトロが導入した電気自動車(EV)バスが2月27日、「宙に浮いている」と「毎日新聞」に報じられた。バスは、閉幕後に路線バスなどで活用する予定だったが、安全性に問題が生じており運行の目処は立っていないという。“負の遺産”と化したバスに市民からは疑問の声が上がるばかりだ。現在、大阪市城東区森之宮にある大阪メトロの駐車場に150台のバスが放置されている。大阪メトロは万博に合わせてEVモーターズ・ジャパン(以下、EVMJ)から、会場とJR桜島駅などを結ぶ路線で使用する大型バス115台と会場内で使う小型バス35台を調達。昨年10月に閉幕した後は、大阪市内の路線バスや府南部での自動運転バスの実証実験で活用する予定だったとしている。ところが、EVMJのバスが走行中に停止したり、ドアの開閉に不具合が生じたりするなどのトラブルが各地で発生。万博開催中も自動運転のバスが中央分離帯の縁石に接触するなどの事故が相次いだ。国土交通省は昨年9月、EVMJに全車両の点検を指示。すると、全317台の3割強で不具合が見つかり、同10月、国土交通省がEVMJに道路運送車両法に基づく立ち入り検査を実施。EVMJは同11月、一部の車種計85台をハンドル操作時にブレーキホースが車体に接触してブレーキがききにくくなる恐れがあるとして、国交省にリコールを届け出た。同紙は、「国交省の立ち入り検査後、大阪メトロでは万博で使用したバス150台に加え、大阪市内で運行する小型のオンデマンドバス40台を含む計190台の使用を中止」と報じ、「運行の再開は未定」と伝えている。これに伴い、万博のレガシーとして南河内地域で予定されていた自動運転バスの実証実験(乗客あり)も今年6月に延期された。記事によると、EVMJは中国にある複数の企業に製造を委託していたという。また、大阪メトロがEVMJを選んだ理由について、「カーボンニュートラル実現に向けて経産省が支援するグリーンイノベーション基金事業への公募を挙げ、『走行中給電のための車両改造に加え、効率的な給電のためのシステムや自動運転のためのデータを取得できるEVバスが必要で、複数の候補の中からEVMJに決定した』」と説明したと伝えている。その一方で、これらの車両の一部には国の補助金に上乗せする形で大阪府・市からも補助金が投入されているとのこと。同サイトは、「大阪メトロは補助金について明らかにしていない」としているが、大阪府・市はEVバス導入助成事業として2022年度、23年度の2年間で1台あたり上限1800万円、計57台に約8億9900万円の補助金を拠出したようだ。
大阪・関西万博で来場者を輸送するため大阪メトロが導入した電気自動車(EV)バスが2月27日、「宙に浮いている」と「毎日新聞」に報じられた。バスは、閉幕後に路線バスなどで活用する予定だったが、安全性に問題が生じており運行の目処は立っていないという。“負の遺産”と化したバスに市民からは疑問の声が上がるばかりだ。
現在、大阪市城東区森之宮にある大阪メトロの駐車場に150台のバスが放置されている。大阪メトロは万博に合わせてEVモーターズ・ジャパン(以下、EVMJ)から、会場とJR桜島駅などを結ぶ路線で使用する大型バス115台と会場内で使う小型バス35台を調達。昨年10月に閉幕した後は、大阪市内の路線バスや府南部での自動運転バスの実証実験で活用する予定だったとしている。
ところが、EVMJのバスが走行中に停止したり、ドアの開閉に不具合が生じたりするなどのトラブルが各地で発生。万博開催中も自動運転のバスが中央分離帯の縁石に接触するなどの事故が相次いだ。
国土交通省は昨年9月、EVMJに全車両の点検を指示。すると、全317台の3割強で不具合が見つかり、同10月、国土交通省がEVMJに道路運送車両法に基づく立ち入り検査を実施。EVMJは同11月、一部の車種計85台をハンドル操作時にブレーキホースが車体に接触してブレーキがききにくくなる恐れがあるとして、国交省にリコールを届け出た。
同紙は、「国交省の立ち入り検査後、大阪メトロでは万博で使用したバス150台に加え、大阪市内で運行する小型のオンデマンドバス40台を含む計190台の使用を中止」と報じ、「運行の再開は未定」と伝えている。これに伴い、万博のレガシーとして南河内地域で予定されていた自動運転バスの実証実験(乗客あり)も今年6月に延期された。
記事によると、EVMJは中国にある複数の企業に製造を委託していたという。また、大阪メトロがEVMJを選んだ理由について、「カーボンニュートラル実現に向けて経産省が支援するグリーンイノベーション基金事業への公募を挙げ、『走行中給電のための車両改造に加え、効率的な給電のためのシステムや自動運転のためのデータを取得できるEVバスが必要で、複数の候補の中からEVMJに決定した』」と説明したと伝えている。
その一方で、これらの車両の一部には国の補助金に上乗せする形で大阪府・市からも補助金が投入されているとのこと。同サイトは、「大阪メトロは補助金について明らかにしていない」としているが、大阪府・市はEVバス導入助成事業として2022年度、23年度の2年間で1台あたり上限1800万円、計57台に約8億9900万円の補助金を拠出したようだ。
《有名高校野球部員が書類送検》未成年者によるわいせつ動画事件、子供を守るために何をすべきか「注意喚起が逆効果になるリスク」「学校が誤った対応をすることも」
未成年者によるわいせつ動画拡散事件が問題視されている──。2月12日、甲子園の常連である日本大学第三高校(日大三高、東京都)の硬式野球部男子部員2名が、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で書類送検された。昨年3~4月頃、17才の部員が女子生徒に対して自撮りしたわいせつな画像や動画を3回にわたって要求。その動画がほかの部員たちにも拡散されたという。
加害者がどうなるのかしっかりと教えるべき
わいせつ動画はネット上に流出し、広く共有されてしまうこともある。ネット上の動画を完全に消去することは難しく、被害者に一生消えない”傷”を残すのが同種の事件だ。一方で加害者はどうか。日大三高の事件で送検された2名は未成年なので、少年法に則って裁かれる。
「まず家庭裁判所に送致され、本人の性格や周囲の環境、事件の背景などを調査し、それを踏まえて少年審判を開くかどうか決定します。今回は身柄が拘束されておらず在宅での調査が行われています。在宅調査の事件は処分が軽くなる傾向がありますから、保護観察処分もしくは不処分になる可能性が高いでしょう」(全国紙社会部記者)
今回は、学校としても慎重な対応を迫られている。
2月14日、日大三高は《【お詫び】不適切動画の拡散について》というタイトルで公式ホームページに学校の見解を掲載。そこには《報道されていることは概ね事実であると認識しております》とした上で《加害者についての詳細が報じられることにより、被害者が特定されかねないこと、被害内容の詳細が報じられることにより、被害者が二次被害を受けかねないことから、皆様にはご配慮をお願いいたします》とあった。
広く報じられ、多くの人の知るところとなったこの事件。注意喚起を促すはずの報道が、むしろ子供たちの欲望をかき立ててしまうこともあるという。明治大学教授でスクールカウンセラー(学校臨床心理士)として、多くの児童・生徒のトラブルに向き合った経験を持つ諸富祥彦さんは、こう話す。
「こういった報道を受けて、『危険だから気をつけなくては』と受け止める子供がいる一方で、『自分もやってみたい』と思う子供も一定数いるんです。
子供は残酷で、湧き上がってきた感情をコントロールできず後先考えずに暴走してしまうことがある。ですので、書類送検された結果、加害者たちがどのようになるのかというところまでしっかりと報じるとともに、学校でも犯罪行為をすることが、その後どのような暗い影を落とすことになるかも徹底的に教えるべきだと思います」
学校に頼り切るだけでなく、わが子や孫を守るために親ができることもある。
「気をつけてほしいのは、児童ポルノの撮影や拡散は犯罪であり、学校側では判断がつかず、誤った対応をしてしまうケースもある。生徒たちを刺激し、騒動を外部に広げてしまうリスクだってあります。何かあったときは即警察に相談しましょう」(諸富さん)
女子生徒たちの心理につけこんだ犯罪が横行する社会にしてはいけない。
(前編を読む)
※女性セブン2026年3月12日号