21日午前10時ごろ、静岡市葵区の山間部を通る県道南アルプス公園線で土砂崩れがあったと、通行人から110番があった。道路を管理する市によると、けが人はいないとみられるが、現場は通行不能になったため、リニア中央新幹線の工事の作業員や登山者ら79人が下山できない状況となっている。
現場は静岡市中心部から北西へ約40キロの山間部。南アルプス南部の静岡県側登山口につながる県道脇の斜面が幅約20メートルにわたって崩れたという。
79人は現場より北にある3軒の山小屋に滞在している。山小屋には食料があり、体調不良者はいないという。
市は復旧工事を進めており、22日に歩行者が、23日には車両がそれぞれ通行できるようになる見込み。【斎藤文太郎、川口峻】
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沖縄・玉城知事が出馬表明延期 辺野古沖転覆事故を受け
9月の任期満了に伴う沖縄県知事選を巡り、玉城デニー知事が立候補の表明時期を延期する意向を固めたことが21日、分かった。名護市辺野古沖で船2隻が転覆し2人が死亡した事故を受けた措置。これまで今月28日の表明で調整していた。日程については今後詰める。玉城氏周辺が明らかにした。
船の運航団体「ヘリ基地反対協議会」は玉城氏を支持する勢力「オール沖縄」に参加している。第11管区海上保安本部(那覇)は協議会の事務所を家宅捜索するなどして事故原因の究明を進めている。玉城氏周辺は「事態が沈静化するまで延期した方が良いと判断した」と語った。
群馬県上野村で山林火災、群馬・長野両県と陸自のヘリ計3機放水も延焼続く…避難所を開設
21日午前11時30分頃、群馬県上野村乙母で、通行人から「山林が延焼している」と119番があった。多野藤岡広域消防本部などによると、けが人や人家の被害は確認されていない。県は陸上自衛隊に災害派遣を要請した。
県危機管理課によると、午後2時半時点で1万5000平方メートルを焼いた。群馬、長野両県のヘリと、陸自のヘリ計3機が日没まで放水活動を行ったが、午後6時時点で延焼は続いている。
村は午後6時半、避難所1か所を開設した。
辺野古沖船転覆、遺族が現場海域に近い米軍基地内で献花 海保が仲介、被害者支援
沖縄県名護市辺野古沖で平和学習中の同志社国際高(京都府)の生徒が乗った船2隻が転覆し、生徒ら2人が死亡した事故で、亡くなった同校2年生の女子生徒(17)の遺族が現場海域に近い米軍基地を訪れ、海に向かって献花したことが21日、海上保安庁関係者への取材で分かった。遺族の要望を踏まえ、海保が米軍側窓口を紹介するなど仲介した。第11管区海上保安本部(那覇)は今後も事故の遺族・被害者支援を進める方針。
海保関係者によると、女子生徒の遺族から「できるだけ近いところで献花したい」との要望が寄せられ、在日米軍海兵隊の窓口を紹介したという。遺族は今月18日午後4時すぎ、転覆した現場海域を望む「キャンプシュワブ」の敷地内で海に向かって花を手向けた。
北海道・知床半島沖で令和4年4月、乗客乗員計26人が死亡・行方不明となった観光船「KAZU Ⅰ(カズ・ワン)」沈没事故でも、海保は遺族や被害者家族らをサポート。国土交通省も家族らを対象にオンラインの定例説明会を開催した。
11管などによると、遺族や被害者家族に対し、事故対応について詳細な説明をしているほか、各都道府県警の支援窓口を紹介。被害者らの居住地が複数の府県にまたがっていることから、各県警にも11管から情報提供を行っているという。
11管は今後、被害者から要望があれば、各県警の犯罪被害者支援室に所属する警察官らの派遣要請も検討する。
海保幹部は「知床の事故でも被害者らのケアにあたったが、今回の事故でも被害者支援に力を入れる。海保として、できるだけ寄り添った対応をしたい」と話した。
(大竹直樹、倉持亮)
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11管は20日、業務上過失往来危険と業務上過失致死傷の両容疑で転覆した抗議船「平和丸」の船長を任意で事情聴取した。捜査関係者への取材で21日、分かった。聴取は名護市の那覇海上保安部名護海上保安署で実施。出航から転覆に至る詳しい状況などを確認したもようだ。
玉城知事、出馬表明を延期=辺野古沖転覆事故受け
沖縄県の玉城デニー知事(66)は21日、9月の任期満了に伴う知事選に関し、3選出馬の表明を28日から延期すると決めた。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設工事が進む名護市辺野古の沖で船2隻が転覆し、研修旅行の女子高校生ら2人が死亡。「学校関係者や子どもたちの心情に配慮し、この時期は適切ではない」(玉城氏周辺)と判断した。
玉城氏は、辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力の支援を受ける。新たな日程は今後検討する。 [時事通信社]
元交際相手に関節技など 傷害容疑44歳自称会社員の男逮捕「暴力なんてしていません」女性はじん帯損傷
顔を複数回平手打ちをし腹を蹴り、関節技をかけじん帯を損傷させるなどのけがをさせた疑いです。元交際相手の30代の女性に暴力をふるい、ケガをさせたとして、44歳の自称会社員の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは札幌市北区の自称会社員44歳の男です。
警察によりますと男は11日午前、自宅で元交際相手の30代の女性の顔を複数回平手打ちしたほか、腹を蹴り、肘に関節技をかけるなどの暴行しけがをさせた疑いが持たれています。
女性は肘のじん帯を損傷する重傷です。
事件当日に被害にあった女性の知人から「友人が彼氏に殴られた」と110番通報があり発覚しました。
警察の調べに対し男は「暴力なんてしていません」と容疑を否認しています。
ガソリン価格高騰のさなかまた盗難被害…ガソリン携行缶5個が倉庫から盗まれる 北海道和寒町
北海道和寒町で2026年3月18日午後6時ごろから19日午前9時ごろまでの間、ガソリン携行缶が盗まれる事件がありました。
3月19日、農業を営む男性から「倉庫からガソリンが入った携行缶が盗まれた」と警察に通報がありました。
警察によりますと、盗まれたのは20リットルのガソリン携行缶5個(時価合計39500円相当)だということです。
倉庫は男性の自宅からは離れた場所にあり、農業器具などを保管していました。
男性が19日午前9時ごろ倉庫を訪れたところ、出入口のドアの窓ガラスが割られていてガソリンの携行缶が盗まれていたということです。
倉庫には鍵がかかっていました。
警察はガソリン価格の高騰にともなう盗難被害に注意を呼びかけています。
車庫や物置などに確実にカギをかける、携行缶やポリタンクをチェーンで固定するなどの対策が有効だということです。
「今までよりもっとモノを言うつもり」小沢一郎氏が語る“野党立て直し”の道筋「権力は必ず腐敗するからこそ政権交代が必要。野党政治家は権力闘争で政権を取る熱意を持つべき」
先の衆院選では高市早苗首相率いる自民党の圧勝により、立憲民主党と公明党が合流した中道改革連合では、大物の落選が相次いだ。そのうちの一人が過去に二度の政権交代を実現した”政界の壊し屋”こと小沢一郎氏(83)だ。議員生活56年目にして味わった、まさかの敗北に、何を思うのか。そして政治家人生には終止符を打たず、「現役続行」を宣言した真意とは。フリージャーナリストの城本勝氏が問うた。(文中一部敬称略)【第4回】
「長い権力は必ず腐敗する」
2月24日に行なわれたインタビューの時点で小沢はすでにこう危惧していた。
「それに気になるのは国際情勢です。国際情勢が非常に不安定で予測できない時代に入っている。トランプ大統領は、全くメチャクチャで本当にイランを攻撃するかもしれない。その時に、日本があたふたして、対応できない事態に陥るのを僕は恐れている。もうアメリカだって頼りにならない。まして極東でも動乱が勃発したら、日本はどうしようもないでしょう。
予測はつきませんが、常に不安定な可能性は存在している。であるからこそ、日本国内の政権を安定させないといけない。高市君は右翼だなんだと言われているが、右翼でも左翼でもいいんです。ただ、もっと思慮深いきちんとした大きな構想と信念を持っての右翼ならいいが、かつての日米戦争みたいなバカなことを引き起こしたような、そんな右翼じゃとてもかなわんということです」
巨大与党を前に、中道と公明、立憲の3党の間には遠心力が働き、国民など他の野党との関係も依然として、改善していない。巨大与党にどう対峙していくのか、野党の立て直しにはどんな道筋があるのだろうか。
「国民に受け入れられるような反自民の体制改革の集団を作ることができれば一番いいんです。自民党が憎らしくて言ってるわけじゃありません。やっぱり長い権力は必ず腐敗するから、たまに掃除しなきゃダメなんです。その手段が政権交代で、民主主義という先人が編み出した仕組みなんです。時々政権を変えて垢を落とし、煤を払い、きれいにしなくちゃいけない。それでもまた政権の垢は溜まるから、その時にはまた代えればいい」
野党の政治家こそ「政治とは権力闘争である」と認識すべき
「そのためには、野党の政治家が、政権を戦い取るのだという熱意、つまり権力闘争をするのだという熱意を持たなければなりません。
権力を集めるために動くと言うとネガティブな意味と受け取られがちですが、そうじゃない。最終権力者たる国民が我々に権力を与えてくれている。その権力を国民のために活用する。政治は権力闘争であるという原点を、今の野党の政治家は忘れているんじゃないかと思います」
《21歳女性の頭蓋骨を棚に飾る》斎藤純被告(31)は“2人殺していた”ことが法廷で判明…小学生のころから殺人願望、余罪の「スマホ窃盗6件」に隠された「恐ろしすぎる事情」
各メディアの第一報は2025年の6月だった。さいたま市大宮区内のマンションの一室から、棚に置かれた頭蓋骨などが見つかったとして、同部屋に住む斎藤純被告(逮捕当時31歳)が逮捕されたというニュース。室内で発見された人骨は、2018年に行方不明となった女性・Aさん(当時21歳)のものであり、そのあまりにも不可解な事件に各社報道が過熱した。
そして2026年3月18日、窃盗と承諾殺人の疑いで起訴された斎藤被告の初公判が、さいたま地方裁判所にて行われた。公判冒頭でAさんの殺害よりも前に、当時22歳だった女性・Bさんを同様に殺害していたことが明かされる、異様な展開となった傍聴を行った裁判ライターの普通氏がレポートする。【前後編の前編。※本記事には一部ショッキングな犯行態様が含まれます】
3つの事件内容
身柄拘束が続いている斎藤被告は、グレーのデニムに、黒の長袖のTシャツを着て出廷。細身で背が比較的高く、長く伸びた髪を頭の後ろで束ねていた。マスクをしメガネをかけていたため表情はわからなかったが、被告人席で座っている際は静かに手を組んで、ずっと正面を向いていた。
起訴された事件は全部で8件あり、斎藤被告は全ての事実と内容を認めた。事件内容は大きく3つに分けられる。時系列に沿って説明する。
まずは1件目。2015年10月、神奈川県横浜市在住の女性・Bさん(当時22歳)の自宅で、Bさんの承諾を得た上で、殺意を持って睡眠薬で眠らせ、トイレのドアノブにかけたコートのベルトによりBさんの頸部を締めて窒息させ殺害した。これは今回の公判で新たに明かされた殺人事案だった。
2件目。2018年1月、さいたま市大宮区内の斎藤被告宅において、Aさん(当時21歳)の承諾を得た上で、殺意を持って睡眠薬で眠らせ、ハシゴにかけたロープを用いてAさんの頸部を締めて窒息させ殺害した。この事件で殺害されたAさんが、2025年に被告人宅で見つかった頭蓋骨と同一の人物である。
そして、2022年5月~2025年4月までのあいだ、6回にわたり、さいたま市内の駅のホームやエスカレーター上において、見ず知らずの人物のリュックの外ポケットに入れられていたスマートフォンを抜き去り窃取した。
以上、2件の承諾殺人と6件の窃盗の罪に問われている。一見、窃盗と殺人は関係ないように見えるが、検察官の冒頭陳述などによると、斎藤被告は小学生の時から殺人願望があり、抵抗されないように背後から殺人する”練習”として、スマホの窃盗を繰り返していたというのだ。
人を殺す練習としてのスマホ窃盗
辺野古転覆 学校側の甘い安全対策浮き彫り 船長任せ、教員乗船せず、「抗議船」説明なく
今回の事故では、研修旅行を巡る同志社国際高側の安全対策が十分に実施されていたかも焦点となっている。平和学習は学校側が独自に計画したものだった。専門家は、出航の判断を船長に一任するなど現場での判断の甘さが最悪の結果につながった可能性があると指摘し、「校外学習のリスクを事前に洗い出した上で、事故時の対応も決めるべきだった」とする。
一般的な修学旅行では旅行会社が企画、帯同し、コース設定や宿泊先、交通機関の手配などを担う。今回の研修旅行でも事前に旅行会社がコースの内容などプログラムを策定していた。
同校や担当した東京の旅行会社によると、今回の研修旅行は14~17日の日程で約260人が参加した。16日は計7コースの中から生徒が希望したコースを選択していた。
7コースのうち、サンゴの植え付けやカヌー体験など3コースは旅行会社が企画。しかし、亡くなった女子生徒ら37人が参加した「辺野古をボートに乗り海から見るコース」など4コースの平和学習は、同校が独自に内容を決めてプログラムに組み込んだという。
修学旅行を手がける愛知県内の別の旅行会社の担当者は「学校側からプログラムを持ち込まれると断りづらい」とした上で「そうしたケースでも会社側で安全性などは確認するはずだ」と疑問を呈する。
救急車のサイレンで覚知
学校側は2隻が海上運送法に基づく事業登録をしていなかったことを把握しておらず、事前に保護者へも抗議船について詳細な説明をしていなかった。
引率していた教員2人はいずれも乗船しておらず、事故が起きたことに救急車のサイレンで気づいたという。
教育現場での危機管理研修などを手がける「学校リスクマネジメント推進機構」(東京)の宮下賢路代表は「修学旅行では引率教員が生徒についていくことが基本だ。現場対応しなければならない教員が船に添乗していなかったことは問題だ」と強調。「事前にリスクの洗い出しや評価が十分になされていなかったのではないか」と述べた。(東九龍)