東大の学園祭、16日の全企画を中止 「安全管理上の理由」

東京大の学園祭「五月祭」を企画・運営する学生団体は16日、同日の全ての企画を中止するとXの公式アカウントで明らかにした。「安全管理上の理由」としている。
五月祭は本郷・弥生キャンパス(東京都文京区)で16、17日の2日間にわたり開催される予定だった。16日に参政党の神谷宗幣代表を招いた講演会を別の学生団体が企画していたが、一部の学生らから抗議が相次いでいた。

天皇お言葉なしに疑問の声 昭和式典「総合的に勘案」

政府が4月29日に開催した「昭和100年記念式典」で、天皇陛下のお言葉がなかったことに疑問の声が出ている。政府は「総合的に勘案した」とするものの、明治元年から百年を記念した1968年の式典では、臨席した昭和天皇がお言葉を述べた経緯がある。当時と異なる対応に、SNSには、政権批判を含めさまざまな臆測が飛び交った。
「国民からは『何でだろう』という声が非常に多い。政府の意向なのか」。5月12日の参院外交防衛委員会で、立憲民主党の田島麻衣子氏が政府に尋ねた。
田島氏は、明治の記念式典との差異に触れて迫った。政府の担当者は「式典の趣旨や目的、過去のご臨席の状況などを総合的に勘案し、ご臨席のみをお願いした」などと繰り返した。
ただ宮内庁の黒田武一郎長官は「政府の考え方、申し出に基づいて(お言葉がない)と受け止めている」と説明していた。
式典でお言葉がなかったことについて、X(旧ツイッター)では「天皇に『反省』を語らせたくなかったのだろう」との推測や「陛下のお言葉を聞きたかった」などの投稿が目立った。

生徒間で「大切な人に連絡を」 磐越道事故バス、SNS投稿回る

福島県郡山市の磐越自動車道で北越高(新潟市)の男子ソフトテニス部員が乗るマイクロバスがガードレールに衝突し1人が死亡した事故で、事故が起きるまでの間、同乗していた部長の生徒がLINE(ライン)を通じてバス内の部員に「シートベルトをしろ」「大切な人に連絡をしておけ」と指示する投稿をしていたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。
バスは部員20人を乗せ、福島県富岡町に遠征に向かう途中だった。県警は、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで逮捕した若山哲夫容疑者(68)が危険な運転をしていたことを示す有力な情報とみている。
捜査関係者によると、投稿があったのは部員間でつくるチャットグループ。バスに部の顧問教諭は乗っていなかった。
事故は6日午前7時40分ごろ発生。バスはガードレールが車体を貫通したまま20~30メートル走行し、稲垣尋斗さん(17)が車外に投げ出され死亡、17人が重軽傷を負った。

若山哲夫容疑者(68)を立ち会わせ 18日(月)に実況見分へ 高速道路は一部通行止めに【磐越道バス事故】

新潟県にある北越高校のソフトテニス部員ら21人が死傷した事故を巡り、警察は5月18日に磐越道を一部通行止めにし、容疑者を立ち会わせて実況見分する方針です。
18日(月)午前9時から磐越道で実況見分へ
この事故は6日、福島県の磐越道で北越高校の生徒を乗せたバスが事故を起こし、21人が死傷したものです。 警察は、バスを運転していた若山哲夫容疑者(68)を現場に立ち会わせ、実況見分する方針です。
実況見分は18日(月)の午前9時から正午までの予定で、磐越道の磐梯熱海ICから猪苗代磐梯高原ICの間の上下線を通行止めにするということです。
ソフトテニス部部長はLINEで「大切な人に連絡しとけ」とメッセージ
事故を巡っては、若山容疑者がバスの運転を始めた直後からセンターラインをはみ出したり道を間違えたりしていたことが分かっています。
部員の保護者によりますと危険を感じたソフトテニス部の部長は、バス内にいる部員たちのLINEグループにシートベルトの着用を促すとともに「大切な人に連絡しとけ」とメッセージを送っていたということです。
警察は、若山容疑者の運転が不安定だった可能性もあるとみて、詳しく調べています。

船の解体現場火事「鎮圧」 避難指示も解除 広島県呉市

14日に発生した広島県呉市音戸町の船の解体現場の火事は16日夕方、ほぼ消し止められました。
呉市音戸町渡子の中本船舶工業で起きた火事の現場は16日も白い煙が上がり、消防車や船による消火活動が行われました。
火事は14日昼過ぎに船の解体現場で発生。廃船や廃材が焼け、係留している船にも燃え移りました。
消火活動は廃材が積み重なっているため難航し、16日から重機を使ってがれきを撤去しながら作業が行われました。
そして、呉市消防局によると午後5時、火はほぼ消し止められ鎮圧状態になったということです。
引き続き、鎮火に向けた消火活動が続いています。
これに伴い地域住民287世帯に出されていた避難指示も解除されました。
(2026年5月16日放送)

「青春の一日は取り返せない」東大生に落胆と怒り…「五月祭」全企画中止、講演爆破予告で

東京大の学園祭「五月祭」を運営する常任委員会は16日午後、この日の全企画を中止すると発表した。参政党の神谷宗幣代表の講演会への爆破予告があり、講演会を取りやめた後、中止を拡大した。17日は安全確認を徹底したうえでの開催を検討している。
常任委は「本郷・弥生キャンパスの各所に爆弾を仕掛け、五月祭期間中に爆破するなどの犯行予告メールが、委員会および特定の企画団体に対してあった」「大学および警察とも協議した上で慎重に検討した結果」と中止の理由を説明した。
講演会場への階段で座り込み
大学当局は「自由な学術の場である大学において開催される学園祭が、このような経緯により中止されることに、強い遺憾の意を表明する」とする森山工副学長のコメントを発表した。
神谷氏の講演会は保守系学生サークル「右合(うごう)の衆」の主催で、16日正午から本郷キャンパス法文1号館25番教室で開かれる予定だった。神谷氏と同党の塩入清香参院議員、右合の衆の山田泰代表が登壇することになっていた。
関係者によると、爆破予告は16日朝にメールで届いたという。常任委と右合の衆は午前11時半の講演会受け付け開始を断念し、午後1時過ぎに中止が決まった。
東大正門前では午前11時ごろから、20人ほどが神谷氏のこれまでの発言を差別的だと批判するスタンディング抗議を行った。構内に入り、講演会場に続く階段に座り込む人もいた。入場を待つ人からは不満の声も上がった。
東大構内は多くの来場者でにぎわっていたが、午後2時ごろに「安全確認のため」として全企画への入場が停止された。午後3時前に全て中止が決まり、入場者は大学構内からの退出を促された。本来の閉門時刻は午後6時だった。
学生たちからは落胆の声が聞かれた。教養学部2年の女子学生は「抗議するのは勝手だが、五月祭をつぶすのは許せない。青春の貴重な1日は取り返せない。2日目はなんとしてもやらせてほしい」と語った。運営委は17日の開催に向け、大学構内の不審物探しなどの対応に追われた。(渡辺浩)

栃木の強盗殺人、高校生を新たに逮捕 4人目、いずれも16歳

栃木県上三川町の住宅に複数人が侵入し、住人の富山英子さん(69)が殺害された事件で、県警は16日、新たに高校生の少年(16)=川崎市=を強盗殺人の疑いで逮捕した。逮捕者は4人となり、いずれも16歳の少年が関わった疑いが持たれている。
逮捕容疑は、既に逮捕された少年3人と共謀して14日午前9時23~28分ごろ、住宅に侵入して金品を物色中、富山さんの体を刃物で突き刺すなどし、出血性ショックで死なせたとしている。
この事件を巡っては、相模原市に住む16歳の少年3人が強盗殺人の疑いで逮捕されている。【藤田祐子】

「妻が包丁で刺された」と通報、胸など刺され女性死亡…けがをした親族男性から事情聞く方針

16日午前9時頃、三重県四日市市川島新町の住宅で「妻が包丁で刺された」と同居する夫から119番があった。消防から連絡を受けた県警四日市南署員が駆けつけたところ、この家に住むパート従業員の女性(53)が庭で倒れているのが見つかった。女性は胸や腹などに刺されたような傷があり、病院に搬送されたが、死亡が確認された。現場では凶器とみられる包丁が見つかり、同署は殺人事件とみて調べている。
発表によると、夫は発見直前、女性と50歳代の義弟がもめている様子に気づいていたという。同署員は、現場近くの自宅で義弟を発見したが、刃物で自らを刺したような傷があり、病院に搬送された。同署は義弟の回復を待って事情を聞く方針。
近くの男性は「トラブルは聞いたことがなく、このような事件が起きて怖い」と話していた。

愛媛入りされた両陛下、豪雨被害に遭った酒造関係者と懇談…皇后さま「よいお酒をつくられて」

天皇、皇后両陛下は16日、第76回全国植樹祭に出席するため、空路で愛媛県入りされた。
両陛下は午前11時過ぎに特別機で松山空港に到着し、車で大洲市長浜保健センターに向かわれた。センターでは県立長浜高校水族館部の生徒が運営する「長高水族館」を視察された。
同水族館では約150種類の魚やクラゲを展示。両陛下は生徒からカクレクマノミの生態や、マダコを鏡に映して認識能力を調べる研究の説明を受けられた。天皇陛下は「私も昔、カクレクマノミを飼っていました」「面白い着眼点ですね」などと笑顔で話された。
両陛下はその後、2018年7月の西日本豪雨で、酒蔵が3メートル以上浸水する被害に遭った酒造会社「養老酒造」専務取締役の山内倫太郎さん(33)らと懇談。山内さんから酒造り再開までの苦労や思いを聞いた皇后さまは「お体に気をつけて、よいお酒をつくられて」と声をかけられていた。
両陛下は17日、県立とべ動物園(砥部町)で人工哺育のホッキョクグマとして国内最高齢の「ピース」(26歳)などを見学し、松山市で植樹祭の式典に出席される。

東大の五月祭、17日の開催を決定 手荷物検査で安全確保 16日は爆破予告で全企画中止

東京大の学園祭「五月祭」は17日に本郷キャンパスで開催されることが決まった。運営する常任委員会が16日午後8時、キャンパス内の安全を確認したとしてホームページ(HP)上で発表した。16日の五月祭は、同日正午に予定された参政党の神谷宗幣代表の講演会への爆破予告があったため、この日の全企画の中止を決めていた。
常任委は、夜間の警戒態勢の強化やキャンパスに入場する際の手荷物検査などで安全確保に努めるという。
16日の開催中止について、常任委はHPで来場者ら関係者に対して「多大なるご迷惑をおかけしてしまいました」と謝罪の言葉を書き込んでいる。