葛飾区の民家に窓割り侵入、土下座強要しスマホをレンジで加熱…風俗業界の裏話など「暴露系」宅

SNSで他人の裏話などを投稿していた男性の自宅に侵入し、土下座をさせるなどしたとして、警視庁は13日、住所・職業不詳の男(32)と住所不定、無職の男(32)の両容疑者を住居侵入と強要などの容疑で逮捕したと発表した。
発表によると、2人は5月21日未明、東京都葛飾区の民家に1階の窓ガラスを割って侵入。就寝中だった40歳代の住人男性の体を押さえつけ、X(旧ツイッター)の投稿について土下座させた上、男性のスマートフォンを電子レンジで加熱して壊した疑い。逮捕は12日。
男性は、反社会的勢力や風俗業界の裏話など「暴露系」の発信を繰り返しており、約1万人のフォロワーがいた。容疑者らは、男性からXのパスワードを聞き出してアカウントを乗っ取り、過去の投稿を削除していたという。同庁が詳しい経緯を調べている。

「19・2秒見せた。チラ見せではない」学歴詐称疑惑の田久保・伊東市長「卒業証書」めぐり持論

学歴詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保真紀市長は13日、同問題を調査するために設置された市議会の百条委員会(百条委)に出頭し、証人尋問に臨んだ。
田久保氏は、市議会の議長、副議長に「卒業証書」とされる書類を「チラ見せ」したと指摘されていることに関して問われた際、「チラ見せ」を否定。「秘書課長にはしっかり見せたにもかかわらず、なぜ議長や副議長になぜしっかり見せなかったのかというご質問に関しましては、私は議長の方に、約19・2秒ほど見ていただいた。チラ見せの事実はない」と述べ、チラ見せ指摘を再三否定した。
田久保氏の「19・2秒ほどみせた」答弁の際には、一部出席者から「19・2秒…」と失笑が漏れる場面もあった。
百条委は午前10時に始まり、午後12時30分前に終了。田久保氏は冒頭で「私は良心に従い真実を述べ、何事も隠さず、また何事も付け加えないことを誓います」と宣誓した。

【豪雨】安否不明の男性か?川沿いで高齢男性が遺体で見つかる

11日までの大雨で熊本県内では2人の死亡が確認されたほか、13日午前、熊本市南区城南町の川から男性が遺体で見つかりました。
遺体が見つかったのは、熊本市南区城南町の浜戸川(はまとがわ)沿いです。
13日は午前10時から安否不明者の男性の捜索が行われていましたが、10時半頃、川沿いで高齢の男性が遺体で見つかりました。
男性は木に引っかかったような状態で見つかったということです。
11日に「同居人の男性がいない」と警察に通報があり、浜戸川近くの道路では、男性が乗っていたとみられるバイクだけがガードレールに挟まった状態で見つかりました。
家族によりますと、安否が分からなくなっているのは熊本市の長田修さん(74)で、11日の朝早く、バイクで仕事で向かったまま行方が分からなくなっていました。
警察は、遺体が長田さんではないかとみて司法解剖を行う予定です。
一方、13日は一転して気温が高くなり、危険な暑さの中、復旧作業や片付けの作業が行われています。
最高気温34度が予想されている上天草市松島町では、午前中から30度を超える暑さの中、浸水した自宅の片付けに追われていました。
住民は、「エアコンも室外機が水に浸かっている。こんなの初めて。こんなの(浸水の後の片付けは)二度としたくない。」と話していました。
県内では、熊本市南区城南町で男性が遺体が見つかったほか、甲佐町で土砂崩れに巻き込まれた50代の男性と、八代市で用水路に沈んだ車の中から見つかった70代の女性の、あわせて2人の死亡が確認されています。
交通への影響も残っていて、九州自動車道は、松橋インターから八代インターの区間でのり面の崩落が発生し、上下線とも通行止めが続いています。
肥薩おれんじ鉄道は、八代から肥後田浦の間で土砂の流入などが発生し、運休となっています。運転再開には1か月以上かかる見込みだということです。
今回の記録的な大雨について熊本県の木村敬知事は、孤立集落の解消に全力で取り組むとともに、災害救助法の適用が決まった10の市と町を対象にした説明会を開くと話しました。

「議長に19.2秒見せた」静岡・伊東市の田久保市長、「卒業証書」のチラ見せ指摘に反論

学歴詐称を指摘されている静岡県伊東市の田久保真紀市長は13日、自身の学歴問題に関する市議会の調査特別委員会(百条委員会)の証人尋問で、問題発覚後に中島弘道議長らに「卒業証書」とされる書類を見せた時間について「19・2秒、見せた」と証言した。
委員からの「なぜ議長らに『卒業証書』をチラ見せしかしなかったのか」という質問に対して答え、「チラ見せではない」と反論した。19・2秒の根拠について、当時、中島議長の了解を得てやり取りを録音しており、それに基づき計測したと説明した。
百条委は「卒業証書」とされる書類の提出も求めているが、田久保氏は刑事告発されたことなどを理由に拒み続けている。

7月29日の百条委では田久保氏の知人が市長就任前に「(大学)卒業はしていないと本人から聞いていた」と証言していたが、田久保氏は6月28日に大学を訪問した際に自身が除籍になっていたことを知ったと述べ、証言内容を否定した。
田久保氏は尋問終了後、取材に応じ「責任をもって答えられることについては答えた」と述べた。(青山博美)

東海道新幹線の部品が落下 重さ約8.5キロのアルミ合金製カバーが走行中に… 掛川~静岡の線路脇で発見

JR東海によりますと、きょう未明、東京の車両基地で東海道新幹線の検査をしていた係員が、機器を保護する側面のカバーが1枚外れている車両を発見しました。
カバーはアルミ合金製で、横60センチメートル、縦80センチメートル、重さ8.5キログラムほどで、静岡県の掛川駅から静岡駅に向かう上り線の線路脇で発見されました。けが人はいませんでした。
JR東海によりますとこの車両は、今月10日の点検では異常がなく、きのう午前10時過ぎに掛川駅を発車した直後、低速で走行しているときにカバーが落下したとみられています。
JR東海が原因を調べています。

「田久保の圧勝だな」伊東市百条委員会“19.2秒”の新情報も、低レベルな議会に市民失望

「私は良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、また何事も付け加えないことを誓います」
学歴詐称疑惑が取り沙汰されている静岡県伊東市の田久保眞紀市長。8月13日、百条委員会に証人として出頭し、証言に先立ち冒頭のように宣誓を行った。
百条委員会で新事実
「百条委員会には田久保さんの代理人弁護士が同席の元、出席しました。田久保さんは東洋大学を卒業したと広報誌等で記載していましたが、実際は“除籍”であることが判明。今年6月、田久保さんは議長らに卒業証書なるものをチラ見せしたといいますが、これが偽物ではないかという疑いがもたれています。百条委員会では市議から議長らに見せた“卒業証書”は何だったのかなどの質問が寄せられました」(全国紙政治部記者、以下同)
答弁は約2時間30分にわたり行われた。
「百条委員会に参加した杉本一彦議員は、田久保さんが卒業したとしている年の卒業アルバムや東洋大学の卒業証書を持ち込み、田久保氏が持っているものと相違がないか確認させるなど、入念な準備をして臨んでいました」
杉本議員からの質問は40分ほど行われたのだが、ライブ中継のコメント欄では、
《正直質問している方のレベルが低すぎて田久保市長が頭よく見える…笑》 《何なんこの質問者》 《質問下手なクセに悦に入ってて草》
など、質問の質が低いという指摘が上がっていた。ほかにも、百条委員会に対し、
《結局何ひとつ解明できない低レベルすぎる議会。田久保の圧勝だったな》 《百条委員会がいかに意味がないものかと言うことが明白になった一連》
と、呆れ声も。
「杉本議員は私情を含めて、だらだらと話し続けていたという印象を持たれていました。紆余曲折し、結局何の質問をしたいのか伝わりづらいものが多かったことは否めません。
一方の田久保さんも、質疑応答が噛み合わない部分を突っ込まれると、“回答を差し控える”と証言を拒否するなど、はぐらかすシーンもありました。何度も同じような質問が上がるなど、成果は少なかったと思います」(前出・全国紙政治部記者、以下同)
そんな中、新たな証言も生まれた。
「卒業証書のチラ見せに関して、田久保さんは“報道であるようなチラ見せといった事実はありませんで、(中略)約19.2秒ほど見ていただいたという風に記憶しております”と発言し、チラ見せ報道を否定したのです。細かすぎる時間に違和感を覚えた人も多く、“19.2秒…”と復唱する声が漏れていました。田久保さんの証言が事実であるなら、チラ見せではないのかもしれませんね」
何事も隠さず、付け加えていないといいが……。

大猛暑が続くと極端な大雨になる? 「天気の補償性」で心配される再びの豪雨

晴れ続きの大猛暑と思ったら、いきなりの記録的な大雨。各地に被害をもたらしました。雨はいったん落ち着きましたが、また猛暑が戻ってきました。
この極端な天気変化を読み解くにあたって、「天気の補償性」という言葉があります。
この夏、日本に再び大雨がくるのでは?と心配しています。
大猛暑で始まった今年の夏
今月8月初めまで、日本中ほとんどの地点で晴れが10日以上続きました。35℃以上の猛暑日も続出。
とうとう8月5日には、群馬県伊勢崎市が日本最高記録41.8℃をたたき出しました。去年までの最高気温記録を0.7℃も上回る大幅な記録更新です。
上位5位までが、全て今年観測されていて、いかに今年の暑さが異常かを物語っています。
また、ほとんど雨が降らず、貯水率が0%になるダムが出るなど渇水も心配されました。
渇水を心配する中で突然の大雨
ところが一転、「山の日」を含む連休中には、熊本県で大雨特別警報が出されるなど記録的な大雨となりました。
観測史上最も多い72時間降水量を8地点で観測し、いずれも8月1か月の平年雨量の2~3倍以上の雨量です。
これにより、土砂災害や浸水害、河川の氾濫など災害が発生しました。
また戻ってくる大猛暑
そして、ようやく雨が落ち着いたと思ったら、また、大猛暑が戻ってきたのです。
再び厳しい暑さが続き、雨が少ない日々となりそうです。
「天気の補償性」とは?
ある天候が長く続くと、その反対の現象が起こりやすくなる「天気の補償性」という言葉があります。
例えば、日照りが続き、雨が降らない期間が長く続くと、その後に少雨を補うように大雨が降りやすくなります。
まさに、天気の埋め合わせですね。
そうなると、きょう13日から続く猛暑の後にもまた、いきなり災害をもたらす大雨が来るのではないかと、嫌な予感がしてなりません。
「天気の補償性」とは、気候を平準化するためのものですが、今年の夏は、あまりにも「極端な暑さ」が「極端に長く」続くため、そのあとに起こる大雨も、非常に極端になるおそれがあるのです。
RKB気象予報士 龍山康朗

大阪城のお堀で「腐臭がする」 コイやフナが水面で大量死 水温高く、酸欠が原因か

大阪城公園(大阪市中央区)の東側にある東外堀で13日、魚が大量に死んでいるのが見つかった。公園を管理する大阪城パークセンターが原因を調べている。大阪市建設局と連携し、14日中に魚の撤去作業を行うほか、水質調査の実施も検討している。
同センターによると同日午前9時ごろ、公園の利用者から「お堀で魚が死んでいる。腐臭がする」と連絡があった。職員が確認したところ、東外堀でコイやフナなどの魚が大量に死に、水面に浮いていた。
魚が大量死した原因について、大阪府立環境農林水産総合研究所は「水温が高かったことや悪天候が原因と考えられる」と指摘。「水草が光合成をせず酸素が少ない状況下で、降雨によってかき混ぜられた土砂内の微生物に酸素を奪われて、酸欠状態になったのではないか」と話す。(石橋明日佳)

過去最多、乾燥大麻1トンを押収=末端価格約52億円相当―関東信越厚生局

関東信越厚生局麻薬取締部は13日、ベトナムから船で密輸された乾燥大麻約1トン(末端価格約52億円相当)を押収したと発表した。統計が残る1954年以降、国内の乾燥大麻の年間押収量は1トンを超えたことがなく、覚醒剤などを含め、一度に押収された違法薬物の量としても過去最多。
同部によると、大麻を密輸したなどとして、麻薬取締法違反容疑でベトナム国籍の自称リフォーム業の女(51)=茨城県筑西市=ら男女3人を逮捕し、東京地検が6日までに同法違反罪で起訴した。同部は認否を明らかにしていない。 [時事通信社]

ヨットと砂利運搬船衝突=70歳の男性医師死亡―大分・保戸島沖

13日午前8時すぎ、大分県津久見市の保戸島沖でヨットと砂利採取運搬船(492トン、全長64.71メートル)が衝突した。大分海上保安部によると、ヨットに乗っていた大分市の医師、山本真さん(70)が救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
当初、ヨットには複数人が乗っていたとの情報があったが、同保安部は目撃証言などから他に乗船者はいなかったと判断した。
同保安部によると、午前8時15分ごろ、保戸島沖で砂利運搬船の船長から「ヨットと衝突した。複数人が乗船していたようで、沈んだ可能性がある」と佐伯海上保安署に通報があった。
同保安部は巡視艇などを出して捜索。午前10時ごろ、海上に浮いていた山本さんを発見、救助した。
同保安部などによると、山本さんは同6時半ごろに1人で同県佐伯市の港を出たという。 [時事通信社]