《殺人容疑で少年ら再逮捕》「追いかけてバットでフルスイング」地元の“ヤカラ集団”だった加害者少年らの“肉声”【相模原17歳少年殺害】

「再逮捕マジでよかったっす! ガチで嬉しい。さっきバイト終わったんですけどマジで嬉しすぎて疲れ吹っ飛びました。刹那、あいつ頑張ったっす」
そう興奮気味に話したのは、相模原市の草むらで複数人から暴行を受け亡くなった清水刹那さん(せつな・17)の友人だ。事件からまもなく1か月となった9月20日、神奈川県警は犯行に関わった16歳~17歳の少年4人を殺人容疑で再逮捕したと発表した。【前後編の後編。前編から読む】
現場はJR相模線・番田駅から西におよそ600メートル離れた農道脇の草むらだった。知人女性の通報を受けた救急隊が現場へ急行すると、意識不明の状態で清水さんが倒れていたという。このときすでに、加害者らは現場から逃走していた。
知人らの証言によれば、清水さんは事件前に友人3人と”不良グループ”のテリトリーであるエリアに向かい、その後、黒のプリウスに追いかけられた。現場付近の防犯カメラにも、猛スピードで清水さんのバイクを煽るプリウスが映っていた。
「清水さんの知人らは警察の調べに、『事件前に”バイクのトラブル”があった』と話している。事件との関連は明かされていませんが、加害者と揉める原因になった可能性もある。
再逮捕された4人は当時、プリウスに乗っていた少年らです。刹那さんは少なくとも2名から頭部などに暴行を受けた。捜査関係者によれば、加害者らが『警察には言うな』といった旨の”口止め”をしたとの情報もあり、県警は引き続き事件の経緯などを詳しく調べている」(キー局社会部記者)
清水さんの死因は、頭を強く殴られたことなどによる脳挫傷。県警の情報によれば、清水さんの頭部には何度も殴られた跡があったという。当時、清水さんの救助に駆けつけたある知人は「意識がなくて、いびきのような音が喉からでていた」と、当時の様子を証言した。
さらに別の知人は”凶器”の存在について述べる。
「やつらの縄張りでなんかトラブって、目をつけられたみたいです。加害者たちは事件後、周りに『追いかけてバットでフルスイングした』と話していたと聞いています」
まだ発見されていないが、県警も遺体の損傷具合などから犯行に鈍器が使用された可能性を視野に入れているという。仮に”バットでフルスイング”されていたとすれば、清水さんが暴行を受けている間に感じていた恐怖は、想像を絶するものだったろう。
清水さんの仲間から「”悪いグループ”の一味」だと言われている加害少年ら。犯行後に姿を消し、警察の目から逃れていた彼らはどう過ごしていたのか。

【台風25号】きょう関東に接近へ…今後の進路は

台風は、このあとも北上を続けて、関東へかなり接近します。関東や東海では風が強まり大雨になるおそれがあります。
台風25号は日本の南にあって、強い勢力を保ったまま北へ進んでいます。このあと、21日のお昼過ぎには八丈島の西を北上し、21日の夕方から夜にかけては関東の東を北上します。22日は日本の東へ離れる見込みです。
関東や静岡には、台風本体の雨雲がかかりはじめます。お昼前には、風も強まり横殴りの雨になって、21日午後には、線状降水帯が発生して大雨になるおそれがあります。
予想される雨の量は、伊豆諸島で350ミリ、関東や東海で300ミリなどとなっています。
大雨による道路の冠水や暴風による交通機関の乱れなどに警戒が必要です。

2階建ての住宅が全焼 焼け跡から身元不明の1人の遺体(香川・高松市)

きょう(21日)未明、高松市西植田町で2階建ての住宅が全焼する火事があり、焼け跡から身元不明の1人の遺体が見つかりました。
約4時間後に鎮火
警察によりますと、午前0時37分ごろ高松市西植田町の南和夫さん(78)の家が燃えているのを通行人が見つけ119番通報しました。火は消防により約4時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅が全焼しました。
焼け跡から年齢・性別不明の1人の遺体が見つかりました。この住宅には南さんが1人で暮らしていて、火事の後連絡が取れなくなっているということです。警察は見つかった遺体が南さんの可能性も含めて、身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。

雨の影響でスリップか 東名高速道路で軽トラックが事故 運転手の男性(20代)亡くなる 助手席乗車の女性(20代)は手足骨折の重傷 神奈川県警

きょう未明、神奈川県の東名高速道路で、大破した軽トラックが停止しているのが見つかり、運転していた20代の男性が死亡しました。大雨でスリップし、ガードレールに衝突したとみられています。
きょう午前2時前、神奈川県山北町の東名高速上りで、「軽バンが単独事故のようで、車内に動かない人が2人いる。血だらけで車は大破している」と110番通報がありました。
警察によりますと、上りの3車線のうち、真ん中の車線に大破した軽トラックが停まっていたということです。
この事故で、軽トラックを運転していた20代の男性が頸動脈を切るなどして、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
また、助手席に乗っていた20代の女性は、手や足の骨を折る重傷です。
女性は警察に対し、「追い越し車線を走っていたら、突然車が滑ってガードレールにぶつかった」などと話しているということです。
事故当時、現場では雨が降っていて、速度規制がされていたということで、警察は雨の影響で車がスリップしたとみて事故の原因を調べています。

通話しながらのATM操作に違和感 還付金詐欺から高齢男性を救った女性に感謝状 守山警察署

通話しながらのATM操作に違和感。還付金詐欺から高齢男性を救った女性に感謝状が贈呈されました。
18日、名古屋の守山警察署から感謝状を贈られたのは守山区の梁川嘉子さん(48)です。
警察によりますと、ことし7月、梁川さんが尾張旭市内の郵便局を訪れた際、電話で通話しながらATMを操作する70代の男性を見かけました。梁川さんは男性に対し、電話越しに操作を指示する内容が聞こえたため不審に思い「お手伝いしましょうか」と男性に3回ほど声をかけました。最初は男性から断られたものの、根強く説得する中で、「郵便局の人と話しているから大丈夫」と告げられ、祝日なのに郵便局員とやりとりできるのはおかしいと詐欺を確信し、警察に通報したと言います。男性は当時、市役所職員を名乗る人物から「医療費の還付金がある」と言われ、金を振り込もうとしていたということです。
梁川嘉子さん「ATMに『通話しながら操作しないで』と書いていたのでそういう詐欺が多いという認識があった。自分もだまされそうな手口だったので周りの人にも詳しく話し、周知を促している」
警察は、今回のように通話しながらATMを操作している人を見たら、周りの人と連携し、通報するなどしてほしいと詐欺防止への協力を呼びかけています。

北アルプス・八峰キレットで埼玉県の男性 滑落し死亡 きのう

きのう午前、北アルプスの後立山連峰で、埼玉県の男性が滑落し死亡しました。
きのう午前9時前、標高およそ2500メートルの北アルプス後立山連峰の八峰キレットで、埼玉県富士見市の無職石畑亮さん(47)が、およそ150メートル滑落しました。
石畑さんの後ろを歩いていた同じパーティーの人が、近くのキレット山荘の従業員を通じて長野県警に通報し、滑落場所が富山県側だったことから富山県警のヘリコプター「つるぎ」が出動しました。
石畑さんは病院へ搬送されましたが、頭や全身を強く打っていて死亡が確認されました。
現場は八峰キレットの鎖場を下り切ったところで、事故の起きた当時はくもっていて視界が悪かったということです。
八峰キレットは、鹿島槍ヶ岳から五竜岳に向かうルートにあり、北アルプスの難所として知られています。

台風25号空の便への影響ANA・JALは羽田・成田発着便で100便以上欠航 ジェットスターは成田発着の42便を欠航【21日午前8時30分時点】

台風25号で空の便にも大きな影響が出ています。日本航空と全日空あわせて188便の欠航が決まっています。
日本航空は、きょう午後以降に羽田空港や成田空港を発着する国内線120便の欠航を決めおよそ1万5000人に影響が出るとしています。
また国際線も成田空港を発着する15便が欠航となり、およそ2500人に影響が出るとしています。
全日空は、きょう夕方に羽田空港を発着する便を中心にあわせて53便の欠航を決め、およそ9700人に影響が出るとしています。
また、ジェットスタージャパンはきょう成田空港を発着する国内線と国際線のあわせて42便の欠航を決め、およそ6200人に影響が出るとしています。また、あす22日に成田空港に到着する国際線3便の欠航も決めています。

亡くなったのは大分市に住む3歳の男児と判明 福岡市西区で飲酒運転事故に巻き込まれる 軽乗用車運転の68歳男「お酒の影響でアクセルとブレーキを踏み間違えた」 容疑を危険運転致死傷へ切り替える方針

20日午前、福岡市西区で軽乗用車が大型バイク3台に次々と追突、転倒したバイクが近くにいた男の子とその家族に衝突した事故です。
警察は21日午後、亡くなった男の子が大分市に住む3歳の男児であることを明らかにしました。
軽乗用車がバイク3台に追突 バイクが歩いていた男の子に…
この事故は、20日午前11時すぎ、福岡市西区小田で軽乗用車が大型バイク3台に次々と追突し、転倒したバイクが近くにいた複数の人に衝突したものです。
この事故で大分市皆春に住む大山晴瑠ちゃん(3)が意識不明の重体となっていましたが、21日午前8時すぎ、重症頭部外傷により運ばれていた病院で亡くなりました。
晴瑠ちゃんの両親など5人もけがをしています。
「お酒の影響で…踏み間違えた」68歳男を逮捕
警察はアルコールの影響で正常な運転が困難な状態だったとして、軽乗用車を運転していた福岡市西区の無職・大神正治容疑者(68)を危険運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
取り調べに対し、大神容疑者は「お酒の影響でアクセルとブレーキを踏み間違えた」と容疑を認めているということです。
容疑を「危険運転致死傷」に切り替える方針
警察は容疑を危険運転致死傷に切り替えて事故当時の状況などについて詳しく調べる方針です。

内閣改造で「高市一強」はどう変わる? 首相の思惑と性格が呼び込んだ政権のもろさ

17日に発足した第2次高市改造内閣。自民党役員人事とあわせて高市早苗首相は何を狙ったのか。今後の政局を読売新聞の伊藤俊行編集委員が読み解く。
にじみ出た「高市カラー」
9月16、17日に高市早苗首相が行った自民党役員人事と内閣改造には、首相の性格や政治手法の長所と短所が色濃くにじみ出ていた。
地味で手堅く、刷新感がなかったという紋切り型の評価は、自民党結党以来、年中行事のように行われてきた内閣改造に政権浮揚効果はほとんどなかった事実をふまえると、表面的でしかない。
今回の人事で着目すべき点は、「国会軽視」との批判もあった高市首相の国会対応がさらに悪くなる(首相から見れば、良くなる)可能性と、「高市1強」と称される権力構造の内実が、むしろ脆弱(ぜいじゃく)になったことだ。
5例目の「成功」になるか?
内閣改造・自民党役員人事の目的は専ら、政権浮揚のための人心刷新を図るか、政策面で政権の方向を示すために行われるものだと言われる。
政権浮揚という観点からは、自民党の結党(1955年)以来、今回で47回目となる内閣改造(第2次森喜朗内閣の省庁再編に伴う担務変更を除く)のうち、自民党の首相が行った41回の改造は全て、「自民党の自民党による自民党のため」のものであり、内閣支持率の一時的な上昇は副産物に過ぎなかったことが分かる。
毎月の内閣支持率の推移が分かるのは1981年の鈴木善幸改造内閣以降で、それから2022年の第2次岸田文雄再改造内閣までの計30回の改造のうち、自民党以外から首相が選ばれた6回を除く24回の成否を見ると、一時的に内閣支持率が上がってもすぐに改造前の水準に戻るか、それ以下に落ち込んでいく事例がほとんどだった。
はっきりと「成功」と言えるのは1999年の小渕恵三改造内閣、2003年の小泉純一郎再改造内閣、15年の第3次安倍晋三改造内閣、17年の第3次安倍再々改造内閣の4例しかない。
逆に、改造直後に内閣支持率が下落した事例が5例あり、残り15回は「効果なし」だった。内閣支持率が下降局面や低迷期になく、横ばいあるいは上昇の局面で行われた改造も、24回中11回を占める。好調な政権の人事にあえて手をつけたのも自民党内の事情であり、国民生活を考えてのことではなかった。
アンケートに頼らざるを得ない人間関係
今回の高市政権の改造も、高い支持率を考えれば人心一新を図る大きな理由は、党内事情と日本維新の会との関係強化以外には見当たらない。
内閣改造の最大の目的は「入閣待望組」を処遇して不満を散らし、時の党総裁の求心力を高めることにある。
今回の人事では、例えば参院自民党幹事長だった石井準一氏の交代を水面下で進めるなど、高市首相から「自分に刃向かい、裏切った」と受け止められたり、「そりが合わない」と感じられたりした議員が冷遇されるなど、首相の「性格」が浮かび上がる場面が散見された。
麻生太郎副総裁が率いる志公会(麻生派)以外の派閥がなくなったことで、派閥単位で「今回はこの人を」といった要望がなかった分、高市首相は所属議員に実施したアンケートを読み込んで人事を行ったという。
額面通りに受け止めれば、これは美談ではなく、いかに高市首相が普段から党内での人間関係が薄かったかを示す逸話としか思えない。ただ、旧弊にとらわれない首相の長所を発揮しやすい環境ではあった。
政策面でのメッセージ、くすぶる党内の不満
政策推進の観点からすると、今回の人事には「政策変更は行わない」というメッセージを見てとれる。例えば、市場からは心配する声が頻々と聞かれ、ドナルド・トランプ米政権のスコット・ベッセント財務長官からも注文がついている高市政権の経済政策について、これまでこれを推進してきた片山さつき財務相や城内実成長戦略相らを続投させている。内閣改造は政策の転換や修正を図るチャンスになるとの見方もあったが、そうはしなかった。
もっとも、市場関係者の中には、「片山氏は、高市政権の軌道修正をするための最後の砦(とりで)」との見方もある。
財政や消費税減税に関して市場や米国の圧力で政策転換をしなければならない局面が来た場合も想定し、財務官僚出身で経済財政に精通した片山氏を留任させたのではないかというわけだ。
少なくとも、経済閣僚を交代させることで市場に「間違ったメッセージ」を与えることは、当面は避けたかったという思惑がにじむ。
これまで閣外協力を続けてきた日本維新の会から前幹事長の中司宏氏が入閣したことで、維新の会の掲げる政策がより反映されるとの見方もある。
一方で、名実ともに連立与党の一角となった以上、政策の不一致にこれまでよりも気を使わなければならないため、「政権のアクセル」の役割が変質する可能性も指摘されている。自民党内には高市首相が維新の会の政策や主張に配慮しすぎだという不満がくすぶっているため、閣内協力に転じた後の自維両党の距離感が縮まると考えるのは早計だろう。
27年総裁選への布石
26年の総裁選を戦った茂木敏充外相、小泉進次郎防衛相を留任させて閣内にとどめ、自民党の小林鷹之政調会長を続投させたのは、政策や対外関係の継続性を重視したという高市首相の説明はその通りだとしても、27年総裁選に向けた「封じ込め」の狙いがあったことも確かだ。
茂木、小泉、小林の3氏にしても、「高市人気」に便乗し、首相の岩盤支持層とされる保守右派の取り込みを図るには、高市政権を支える側にいた方がいいとの損得勘定が働く。
これに対し、26年総裁選に立候補した林芳正・前総務相が閣外に去ったのは、林氏側の事情が大きい。高市首相の国会答弁をきっかけに関係が悪化した中国に人脈を持っていた林氏が、首相を推す「反中」の傾向が強い支持層を取り込める可能性は低い。
むしろ、高市首相の路線に不安や不満を持つ党内の保守中道、リベラルの「みこし」となる方が、「ポスト高市」を勝ち取る戦略としては有効だと考えての動きだろう。
高市首相側も、林氏が所属していた宏池会(旧岸田派)出身の議員の一部が小泉氏の支持に回り、「分裂状態」にあることを見て、「囲い込みは不要」と判断しているのかもしれない。
村井氏を起用したわけ
今回の人事で「高市カラー」が出ているとすれば、内閣の人事より自民党役員人事だろう。
国会対策委員長に閣僚経験がなく、国対経験が豊富とは言い難い村井英樹氏を起用したのは、官邸の思い通りに動かない重量級より、改革志向の若手の方が高市首相の意に沿った国会対応が可能になるという発想からだろう。
参議院自民党幹事長だった石井氏の交代も、仕組みの上では自民党総裁の権限が及ばない人事であるとはいえ、先の特別国会で官邸の思い通りには動かず、野党との協議を重視した石井氏に対する高市首相の不満を反映している。
野党と話し合いや駆け引きをして政策を進めていくといった伝統的な国会運営を脱却し、官邸の思う通りに進めたいというのが高市首相の考えだとすれば、かつて河野謙三・参院議長(在職1971~77年)が議会運営の要諦として「七・三の構え」と表現したように、少数意見に耳を傾けることで政策をよりよいものにしていくという姿からは逸脱している。
臨時国会を乗り切れるか?
先の特別国会は、官邸と国対・自民党との連携がうまくいかなかった。
その理由の多くは、官邸から国対、自民党への連絡、指示が機能していなかったことにあり、非は官邸側にあったが、今回の人事は、官邸が特別国会のつまずきの非は自民党側にあると高市首相が考えていたことの証左だ。
これでは、自維連立政権として消費税減税や議員定数削減などを実現しようとしている臨時国会がうまく回るとは思えない。衆院で野党第1党だった中道改革連合が割れたこともあって官邸は楽観視しているのかもしれないが、一つ間違えれば臨時国会は大荒れになる。
それが内閣支持率の低下につながるのか、「やはり高市さんは自民党らしくないリーダーだ」と好感されるのかは、世論の動きを見る必要がある。
それでも確かなのは、2028年の参院選まで高市首相の「一強」を脅かす要素は乏しいものの、人事の後では当面、求心力を高めるカードが見当たらないことだ。
「忠臣」がいない
政治は「一寸先は闇」で、何が起きるか分からない。
高市首相の最大かつ唯一の力の源泉とも言える「人気」を落とすような事態が起きた時、首相に「忠臣」がいない状態に変わりがなく、望んだポストを得られずに不満を抱く自民党議員が増えている政権には、大きな遠心力が働く。
その意味で、高市政権の脆弱性はむしろ増したと見ることもできる。高市首相が新しい政権の布陣を「決断と挑戦、実行の内閣」と名付けたのとは裏腹に、政権の体力が落ちる中で「国論を二分する課題」に取り組めば、政権の命取りになる可能性もあるのだ。

山の落雷増加 被害者が恐怖激白「地獄絵図」「仲間全員倒れた」 横や下から雷が

秋の行楽シーズンを迎え、登山を楽しむ人が多い中、連日ゲリラ雷雨が列島を襲い、山での落雷も増加しています。番組は登山中に雷に打たれながらも、九死に一生を得た男性を取材しました。
【画像】落雷被害に遭った人 脚には雷紋のような跡
「いきなり目の前が真っ白に」
生い茂る木々の奥が一瞬ピカッと光り、激しい雷鳴が鳴り響きます。各地でゲリラ雷雨が相次ぐ中、警戒が必要なのは山岳地帯での落雷です。
ヤマテン社長・山岳気象予報士
猪熊隆之さん

「令和に入ってからは、(山の)落雷事故は去年まで全国で1件です。1人負傷者が出ているだけ。ところが今年になって(長野県で)2件発生。北アルプスのほうで発生しております」
地球温暖化の影響で水蒸気が増え、猛暑に上空の寒気や台風の湿った空気が加わることから雷が起こりやすく、山の落雷が増えているといいます。
登山中落雷に遭った人

「全員(雷を)食らって倒れてしまったという、本当に地獄絵図のような状態でした」
こう話すのは、友人らと登山中に落雷に遭った男性です。登っていたのは、埼玉県秩父郡にある二子山。その日の午前中は晴れていて、登山日和でした。しかし、天気は一変します。
山頂を目前に、突然天候が崩れ始めました。
「雷がバンバン鳴り始めたので、ちょっとまずいなと足を速めた2、3分後に、いきなり目の前が真っ白になった。ドゴーンという轟音(ごうおん)とともに全身まひみたいな状態になって。意識はあって、視界もあって、ただそれ以外何もできずにその場に倒れるっていう。これは正直、雷しかないなと。仲間に助けを求めようと思ったんですけど、前にいる仲間も全員倒れていて」
男性らは数十分後、歩けるまでに回復し、なんとか無事に下山。幸い後遺症などはなかったとのことですが、友人の1人の脚には、雷紋のような跡が見られたといいます。
落雷被害 対策は?
猪熊さん

「積乱雲は山でも平地でも発生するんですけど、(雷は)とがった山のほうが平地よりは落ちやすいと思います」
山の天気は変わりやすく、晴れていても突然雷雲が発達することがあります。
さらに、山では雷の“方向”にも注意が必要です。
「上から雷が来るイメージあるじゃないですか。(高い山だと)横から来たり下から来たりすることもあるので、もう逃げようがない」
では、山で雷に遭わないためには、どうすればいいのでしょうか。
「とがった山頂、とがった岩、高い木。こういったものに雷が特に落ちやすいので、そういったものからは離れるということがまずは一番大切です。(木造の)屋根に落ちた雷が軒下を通っていきますので、山小屋で軒下に避難するのはやめたほうがいいです」

「最近は電波が通じる所が山の中でも増えてきましたので、雨雲レーダーや落雷マップを必ず確認していただいて、周囲に危険な雲がないことを確認してから、とがった山に登ったり岩場に入ったりすることが非常に重要です」
(2026年9月21日放送分より)