元市立小教諭に懲役9年=勤務先で女児34人にわいせつ―広島地裁

勤務先の小学校で女児34人にわいせつ行為をしたなどとして、不同意わいせつや性的姿態撮影処罰法違反などの罪に問われた元広島市立小教諭、中島健夫被告(40)の判決が19日、広島地裁であり、佐藤智彦裁判官は「教員だった被告に対する信頼や被害者らの未熟さに付け込んだ」などと非難し、懲役9年(求刑懲役13年)を言い渡した。
佐藤裁判官は判決で、盗撮用のタブレットを事前に教室内に設置したなどと指摘し、計画性があったと判断。被告側の「精神的に追い詰められ自制が利かなかった」とする主張を退けた。
判決によると、被告は2023年1月~25年6月、当時9~12歳の女児34人に対し計39回、着衣をめくって体を触るなどし、その様子を撮影するなどした。 [時事通信社]

運転していたのは15歳中学生 盗難車で覆面パトカーに追突 逃走しようとするも住宅の塀に衝突し横転 警察が追跡中に… 三重

三重県亀山市で逃走中の軽乗用車が覆面パトカーに追突。軽乗用車は盗難車で運転していたのは、男子中学生でした。
事故があったのは、亀山市関町古厩で、警察によりますときょう午前9時過ぎ、盗難届が出ている軽乗用車を警察が追跡していたところ、逃走中の軽乗用車が、先回りして停止していた覆面パトカーに追突しました。
逃走しようとするも…住宅の塀に衝突し横転
軽乗用車はバックで逃走しようとしましたが、電柱にぶつかった後、住宅の塀に衝突し横転しました。
軽乗用車を運転していたのは15歳の男子中学生で、右腕に軽いけがをしました。14歳の男子中学生も同乗していましたが、けがはなかったということです。
警察は2人を、軽乗用車を盗んだ窃盗の疑いで逮捕。2人は調べに対し、容疑を認めているということです。
警察は盗難車の入手経路などを調べています。

蔵内議長「しかるべき時期に議長を辞職」初めてカメラの前で表明 議員辞職は否定 福岡県議会

福岡県議会の蔵内勇夫議長は19日、「しかるべき時期に議長を辞職する」と、初めて取材に対し表明しました。
■蔵内勇夫議長
「しかるべき時期に自ら判断し、辞職したいと考えています。」
19日午後4時ごろ、福岡県議会の蔵内勇夫議長は長崎市で、報道陣の取材に対して初めて、議長職の辞任について口にしました。
蔵内議長はこの日、九州各県の県議会議長・副議長でつくる「九州各県議会議長会」の会議に参加しました。
蔵内議長をめぐっては、金銭授受疑惑を告白した吉松県議から議会に、議長職の辞職勧告決議案が提出されていました。
■自民党県議団・林泰輔県議(17日)
「動議!」
蔵内議長の元秘書、林泰輔県議が出した「採決中止」の動議に多数が賛成し、採決は中止に。
自民党議員は、自民党県議団が会派として採決中止に賛成した背景には、蔵内議長が事前会議の席上で県議団に「しかるべきタイミングで議長を辞任する」との意向を示したことがあったと明かします。
■自民党県議団・大田満県議(17日)
「やっぱり一番響いたのは、直接、議長から進退の話まで。これが一番重たいと思います。そこを言われたので、自分たちなりに解釈した。」
当初、議長職辞職勧告決議案に対して、賛成の討論をする予定だった自民党県議団の若手は。
■自民党県議団・井上正文県議(17日)
「会派の会長から、蔵内議長自身が私たち2期の考えや意見をくんで、ご自身の進退について表明すると聞きましたので、私はいったん、この賛成討論の通告書は取り下げようと。」
一方で、蔵内議長はこれまで、取材に対しては議長職の辞任についての考えを明らかにしていませんでした。
これについて、服部知事は。
■福岡県・服部知事(18日)
「県議会のトップである議長の職を辞する。このことは極めて重大なことですから、もし事実であれば今後、公の場で理由とともに県民の皆様に説明してもらいたい。」
混乱が続く福岡県議会について19日、九州の他県の議長は。
■佐賀県議会・宮原真一議長
「話題になっていますね。福岡県議会でのことですので、そこをしっかりと見守るというか、どうするんでしょうかという心配、しっかりやってもらいたいと思っています。」
その後、蔵内議長は初めてカメラの前で、議長職辞任の考えを明らかにしました。
■蔵内勇夫議長
「しかるべき時期に自ら判断し、辞職したいと考えています。県政混乱をきたした。議会のことは最終的に議長が責任を取る。例えば、政治倫理条例を議会で仕上げる、あるいはスタートする。それが一つの判断の時期だとは思います。」
9月議会で議論される予定の政治倫理条例の制定などをメドとしたいと述べました。
一方で、蔵内議長は議員辞職については否定しました。
福岡県議会9月定例会は、9月9日開会の予定です。

無免許で“あおり運転” 27歳男性にケガさせて逃走か 「腹が立って…」 34歳男を逮捕 防犯カメラの映像などから浮上 名古屋

名古屋市緑区で前を走っていた車にあおり運転をして衝突し、相手にけがをさせたまま逃げたなどとして男が逮捕されました。
逮捕されたのは、住居不詳で自称・自営業の高取武師容疑者34歳です。
警察によりますと高取容疑者は7月17日の午前3時ごろ、緑区大高町の片側1車線の県道を無免許で運転し、前を走っていた車の走行を妨げようと反対車線をはみ出しながら幅寄せして衝突。
運転していた27歳の男性に首や背中などに軽いけがをさせたうえ、そのまま逃げた疑いが持たれています。
「腹が立って相手車両をあおってしまった」
警察が、現場付近の防犯カメラなどを捜査したところ、高取容疑者が浮上。法定速度を大きく上回るスピードで「あおり運転」をしていたとみられています。
警察の調べに対し高取容疑者は「車線変更をした際に相手車両があおってくるような感じだったので、腹が立ってそこから相手車両をあおってしまった」などと容疑を認めているということです。
警察が当時の状況を詳しく調べています。

遅延させた時間を競った疑い 少年撮り鉄グループを書類送致

電車の非常用ドアコック内のスイッチを操作してドアを開閉し、列車を遅延させたなどとして、千葉中央署は19日、偽計業務妨害などの容疑で14~17歳の少年7人を千葉地検と千葉家裁に書類送致し、捜査を終結したと発表した。7人はいずれも容疑を認め、「鉄オタ仲間に会った時の話題づくりでやっていた」「どれくらい電車を遅延させたかを競っていた」などと話しているという。
送検容疑は今年4~5月、JR蘇我駅(千葉市中央区)などで電車内の非常用ドアコックを操作したり、踏切の非常ボタンを押したりして列車を4回遅延させた。また、遮断機が下りた踏切内に侵入して電車を2回停止させたなどとしている。列車の故障や乗客、乗員のけがはなかった。
千葉中央署によると、7人は木更津、鴨川、浦安の3市と埼玉県に住む高校生と中学生。地元のつながりやSNSを通じて知り合った鉄道仲間で、電車を止めた際に撮影した動画などを送り合っていた。
千葉中央署によると、5月にJR東日本から「列車内のドアコックのパネルを開けてスイッチ類を操作し、列車を遅延させた上、改札を突破して逃走する事案が連続発生している」と相談があった。【高梨晃世】

診察開始待ちの列に車突っ込む 全身強く打ち女性死亡 宮崎

19日、宮崎県の病院の駐車場で女性が車にひかれ、死亡する事故がありました。
事故が起きたのは19日午前7時ごろ、宮崎県小林市にある病院の駐車場で、開院を待って並んでいたおよそ20人の列に乗用車が突っ込みました。
この事故で鹿児島県に住む宇都尚子さん(74)がはねられ、全身を強く打ちおよそ2時間後に死亡が確認されました。
警察は、車を運転していた小林市に住む70代の女を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
調べに対し、女は「人をひいてケガをさせたことは間違いない」と容疑を認めています。
警察は詳しい事故の原因を調べています。

中道前議員ら、政治団体「護憲リベラル共生」設立発表…略称「ゴリラ」

中道改革連合の川内博史前衆議院議員らは19日、政治団体「護憲リベラル共生」、略称「ゴリラ」を設立すると発表しました。
19日の記者会見には、共同代表の川内博史前衆議院議員、阿部知子前衆議院議員、幹事長の平岡秀夫前衆議院議員の3人が出席しました。
政治団体「ゴリラ」 阿部知子共同代表
「私たちは憲法を変えて軍事に偏重し国民を管理する社会ではなく、国政の福利を全て国民が享受する自由な社会を目指します」
略称の「ゴリラ」という名前には、「力強く、地に足をつけて平和を守るという意志を込めている」と説明しました。
現段階で、立憲民主党の現職参議院議員を含む16人が参加の意思を示しているということで、今後は国政政党になることも目指していくとしています。
川内共同代表が党籍を残している中道と立憲、公明の合流をめぐる協議が大詰めの中での設立会見となりましたが、「合流協議に障りがないよう、協議の行方を見た上で、動き方を決めていく」とも説明しました。

宿泊キャンセル11万人分超 塩田知事が国に緊急要望「観光支援策への財政支援、風評被害の払拭など」

熊本地震の影響で、県内の宿泊施設ではキャンセルが相次いでいます。県によりますとキャンセルは少なくとも11万人分にのぼっていて、塩田知事は8月19日、国に対して支援を要望しました。
熊本地震の影響は、県内の観光にも及んでいます。県が行った県内106の主な宿泊施設への調査によると、震災後から8月7日までの間に11万1700人分以上のキャンセルが発生。今後さらに増えることも見込まれています。
多くの観光客や帰省客が訪れる夏休みの時期に、旅行需要が大きく落ち込んでいて、その影響は、土産物販売業や飲食業、交通事業者など幅広い業種に波及。地域経済全体に深刻な影響を及ぼしているということです。
こうした状況を踏まえ塩田知事は8月19日、国に対し、旅行需要の早期回復に向けた観光支援策への財政支援や、国の内外への正確な情報発信による風評被害の払拭などを求めました。

ネット検索で「JAF」のはずが…レッカー移動で高額請求トラブル 千葉豪雨の被災地で“悪質商法”相次ぐ

先週、発生した千葉県の豪雨被害など、大規模な災害の後に被災者の混乱につけこむ悪質な商法が相次いでおり、注意が必要です。今回の千葉県の豪雨では、レッカー移動に関するトラブルの相談が県や市にすでに寄せられています。
実際に「レッカー作業をお願いしたが、業者が乗用車で現れた。レッカー作業できなかったのに車をチェックしただけで約10万円を請求され、一部を支払ってしまった」といった相談が寄せられています。
また、JAF(日本自動車連盟)には、インターネットで「JAF」と検索して表示された事業者に依頼したところ、高額な料金を請求されたなどの問い合わせが相次いでいるということです。過去には、故障現場でJAFやJAFが委託する整備工場を名乗り、不当に作業料金を請求する事例もあったといいます。

先月、発生した熊本地震では、熊本県の消費生活センターに18日までに58件のトラブル相談が寄せられています。中には被災した住宅を狙ったものもあり、「地震で屋根が破損したところに他県からの事業者が突然来訪し、ドローンで撮影後、ブルーシートを敷く作業をしてもらった。その後、屋根の修理代金が約170万円と言われ、親切に対応してもらったためすぐに契約してしまった」という事例がありました。相談者は170万円が妥当な金額か疑問を持つようになったということです。
このほか、熊本県八代市では、屋根が壊れた70代男性の自宅に東京都から来たという業者が訪れ、「補助金が出ますよ」との勧誘を信じ、金額が書かれていない契約書にサインすると、工事費として約70万円を提示されたというケースもありました。

これまでも大きな災害の後には、被災の混乱に便乗した悪質な手口のトラブルが相次いでいます。詐欺や悪質商法に詳しいジャーナリストの多田文明さんによると、被災者は自分の命や生活を守るのに精いっぱいで、他の防犯意識が薄れてしまうことがあるといいます。
悪質商法は、相手を不安にさせてから、その不安を解消させるために高額な契約をさせるという手口です。被災者はすでに不安な状態にあるため、悪質な業者にとっては不安にさせる手間が省け、すぐに契約の話に入れるという側面があると多田さんは指摘します。
災害に便乗する詐欺や悪質商法への対策として、多田さんは、飛び込みで来た業者は家に入れないこと、その場で契約したりお金を払ったりしないことが重要だとしています。さらに、ある言葉が有効だといいます。
それは「他の業者でも見積もりを取る」と伝えることです。悪質な業者は高額な請求をしてくるため、この言葉を言うと、だいたい引き下がるそうです。それでも強引に契約を進めようとしてきたら、悪質業者である可能性が高いということです。

被災地への寄付など、支援する側が狙われるケースも出てきています。国民生活センターが17日、注意を呼びかけたのが「被災地支援をうたう○○Pay詐欺」です。
相談を寄せた50代の女性は、SNSで「指定のウェブサイトで商品を購入すると被災地に寄付ができ、さらに購入額より多い金額が○○Payで返金される」というダイレクトメッセージを受け取りました。
指示通りに1000円分の商品をスマホ決済で支払うと、実際に1200円分が返金されたため信用してしまったといいます。しかし、こうしたやり取りを複数回繰り返し、最終的に10万円を支払うと返金されなくなりました。女性は返金を求めているということです。
悪質商法に詳しいジャーナリストの多田文明さんによると、これは○○Payなどのスマホ決済の利便性を狙ったSNS型投資詐欺に「被災地支援」を組み合わせた、新たな手口だということです。
国民生活センターの担当者は「『○○Payで返金します』と言われたら、詐欺を疑ってください」と注意を呼びかけています。怪しいと思ったり、被害にあったりした場合は、消費者ホットライン「188」に電話して相談してください。
(8月19日放送『news every.』より)

万博「大屋根リング」現場責任者を逮捕“仕事への誇り”語るも…水増しか 吉村知事は事件に憤り

工事費を水増し請求していたとして、男が逮捕されました。男は、大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」を担当した現場責任者でした。
来場者数は半年でのべ2900万人。“成功”で幕を下ろした大阪・関西万博。そのシンボル、およそ350億円かけて建てられた「大屋根リング」の現場責任者がこの男。
現場責任者・河井辰巳容疑者(2024年)
「6か月しか建物は見ていただけないのですが、こうやってモノを作ったんだと、記憶に残るようなプロジェクトにできたら」
大手ゼネコン「竹中工務店」で総括作業所長を務めていた河井辰巳容疑者(61)。19日、背任の疑いで逮捕されました。
2024年、大屋根リングの建設現場でNNNの取材に応えていた河井容疑者。
河井辰巳容疑者(2024年)
「会社に入って数十年たっていますが、こういう機会は二度とない。建設の技術者にとっては非常に誇れる現場だと自負しています」
現場責任者として“仕事への誇り”を語っていましたが…。
記者(きょう)
「午前11時すぎです。大阪府警の捜査員が竹中工務店の本社に家宅捜索に入ります」
警察は19日、河井容疑者の勤め先である「竹中工務店」を家宅捜索。警察によりますと、河井容疑者は去年、万博会場の工事費について、下請け業者と“水増し請求”を共謀したとみられています。
そして、自らが勤める会社におよそ2779万円の工事費用を請求。その半分ほどにあたる、およそ1369万円が水増し分だったということです。
その使い道とみられるのが、奈良市にある河井容疑者の自宅。2階部分には、建てられたばかりのような目新しいバルコニーも。実は水増し請求によって、不正に得たとみられるカネを自宅のリフォーム代などに充てたとみられているのです。
去年、幕を下ろした万博会場。およそ2キロあった「大屋根リング」は、200メートルほどを残し解体が終わっていました。
“万博のレガシー”として未来に継承されますが…。事件に憤りをみせていたのは、大阪府の吉村洋文知事。
――万博のレガシーに泥を塗るような行為では?
大阪府・吉村洋文知事
「本当に残念に思います。竹中工務店には厳正に対処してもらいたい」
竹中工務店は従業員である河井容疑者の逮捕を受けて、「再発防止に向けて、内部統制および管理体制と教育を一層強化し、コンプライアンスの徹底に全力で取り組んでまいります」などとコメントしています。
警察は、河井容疑者の認否を明らかにしていませんが、カネの流れなど詳しい経緯を調べています。