13日午後5時40分ごろ、東京都新宿区歌舞伎町で、「人が落ちてきた」などと119番通報があった。警視庁新宿署によると、ビルの階段の踊り場から女子中学生(14)が落ちて、ビル付近にいた20代男性にぶつかった。女子中学生は自ら飛び降りたとみられ、病院に搬送されたが死亡。男性は頭を打つなどのけがをしたが、命に別条はないとみられる。
新宿署によると、女子中学生は歌舞伎町の「トー横(東宝ビル横)」周辺に出入りしており、当日、薬の過剰摂取(オーバードーズ)をしていたという情報もあるという。署は詳しい経緯などを調べている。
京都地裁職員「ジジイババア左翼集団」と投稿 法廷内でトラブル
京都地裁の職員が、法廷内で起きた傍聴人同士のトラブルについて、傍聴人を「ジジイババア」などと呼んでSNSに投稿していたことが14日、地裁への取材でわかった。地裁は職員に対する処分を含め「対応検討中」としている。
地裁によると、京都大(京都市左京区)内で行われた集会、デモで同大職員を転倒させるなどしたとして公務執行妨害などの疑いで逮捕された男性2人について、9月22日、地裁で勾留理由開示手続きがあった。閉廷後に傍聴席にいた傍聴人同士でつかみ合いになるなどの騒ぎが起きたという。
同日にX(旧ツイッター)で、「中核派の勾留理由開示で、京大の左翼と別のジジイババア左翼集団が応援に来てた」「法廷で騒ぐわ、学生と高齢者が大喧嘩(おおげんか)して殴り合うわ。法廷出てからやって欲しい。ずっと90dB(デシベル)超えてて鬱陶(うっとう)しかった」などと投稿。地裁は書き込みを把握し、事実関係を調査。その結果、投稿したのは地裁の職員であると確認した。【水谷怜央那】
前岸和田市長を収賄罪で起訴 贈賄側は異例の不起訴 大阪地検特捜部
大阪府岸和田市発注の公共工事の入札情報を業者に漏らし、現金計1900万円の賄賂を受け取ったとして、大阪地検特捜部は14日、前岸和田市長の永野耕平容疑者(47)を収賄罪と官製談合防止法違反、公契約関係競売入札妨害罪で追起訴した。
一方、特捜部は、永野前市長から入札情報を受け取り、賄賂を渡した疑いがあるとして大阪市の建設会社の代表取締役(当時)を在宅のまま捜査していたが、14日に不起訴処分とした。
関係者によると、代表取締役は起訴内容を認めているとされる。2000万円近い贈収賄事件で贈賄側の刑事責任が問われないのは異例。特捜部は「(代表取締役の)プライバシーに関わる」などとして詳しい理由を明らかにしていない。
起訴状によると、永野前市長は市が2021年8月と24年5月に予定していた配水管工事の入札2件について、実施の数日前に代表取締役に携帯電話で最低制限価格を伝達。同額で代表取締役側に落札させ、23年5、7月、24年11月の3回にわたって計1900万円を借り入れたとされる。
永野前市長は大阪市内の飲食店や路上に停車した乗用車内で現金を受け取っていたといい、代表取締役とは低金利・無担保の条件で約5年で返済すると約束していたという。特捜部は、市が21年5月に実施した入札でも代表取締役に最低制限価格を漏らしたとして永野前市長を起訴していた。
岸和田市の佐野英利市長は「誠に遺憾。再発防止策の徹底と入札制度の見直しを進める」とのコメントを出した。【飯塚りりん、中村宰和】
立民・維新・国民が幹事長会談、安住氏は首相候補一本化呼びかけ…国民は「原発ゼロ」政策などの見解求める
臨時国会での首相指名選挙を巡り、立憲民主党の安住幹事長と日本維新の会の中司幹事長、国民民主党の榛葉幹事長は14日、国会内で会談し、協力が可能かを判断するための3党党首会談を15日に開くことで一致した。高市総裁の首相指名を目指す自民党は14日、国民民主や維新と協議したほか、15日には立民、維新、国民民主の3党と個別に党首会談を行う方針で、与野党の攻防が激化している。
立民は、野党での首相候補の一本化に前向きで、国民民主の玉木代表を有力な選択肢としている。国民民主は安全保障などの基本政策の一致が前提との立場だ。
幹事長会談では、安住氏が首相候補の一本化を呼びかけた。これに対し、榛葉氏は、衆参で過半数を確保するための政権の枠組みを示すよう要請した。さらに、立民が「違憲部分の廃止」を主張する安保関連法と、「原発ゼロ」政策、憲法改正に関する見解について党首会談での回答を求めた。
立民は14日の常任幹事会で党首会談での対応を野田代表に一任した。安住氏は会談後「あとは各代表の判断だ」と記者団に述べた。榛葉氏は「(基本政策の一致は)なかなかハードルが高い」と語った。
一方、自民の高市氏は14日の党両院議員懇談会で「首相指名の瞬間、ギリギリまで一生懸命、合意できる政党と一緒に歩めるよう努力していく」と強調した。自民幹部が、国民民主や維新からの首相指名を含む国会運営での協力取りつけに向けて動いており、14日には、鈴木幹事長が榛葉氏と、梶山弘志国会対策委員長が維新の遠藤敬国対委員長とそれぞれ会談した。
離陸後引き返したANA639便、滑走路脇の灯火18基破損しながら滑走か
東京・羽田空港で13日夜、岩国行きの全日本空輸639便が離陸後に同空港へ引き返したトラブルで、639便が離陸の際に約800メートルにわたり滑走路脇の灯火計18基を破損させながら滑走したとみられることがわかった。D滑走路(全長2500メートル)では、今年4月にも日本航空機が離陸前に灯火と接触して緊急停止するトラブルがあり、国土交通省は、滑走路の中心線を取り違えて滑走したとみて調べている。
国交省などによると、639便は13日午後9時頃、同空港のD滑走路から離陸したが、灯火に接触した可能性があるとして、同空港に引き返し、同10時頃に着陸した。乗客・乗員計174人にけがはなかった。639便の前輪タイヤ2本は損傷しており、誘導路上で自走できなくなって牽引(けんいん)車で搬出された。
639便が離陸に向けて滑走したのは、幅約60メートルある滑走路の中心ではなく、約30メートル左にずれた滑走路の左端付近とみられる。639便の離陸後、滑走路左脇では約800メートルにわたり、いずれも高さ約30センチの「滑走路灯」(白色)16基と「誘導路灯」(青色)2基の計18基が破損しているのが確認された。
D滑走路の中心には埋め込み式の「中心線灯」(白色)があるが、滑走路の舗装改良工事のため今年3月から中心線灯の一部を消した運用が続いている。13日夜は、639便が離陸に向けて滑走を始めた周辺の中心線灯は消えていたという。中心線灯が一部消える運用については、国交省が航空各社などに通知していた。
「半年は短いようでいろんな思い出が」… 大阪・関西万博 撤収作業始まる
184日間にわたり大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開かれた大阪・関西万博の閉幕から一夜が明けた14日、朝からパビリオンや場内のショップなどで撤収作業が始まった。喧噪(けんそう)に満ちた前夜の様子からは一変し、静けさに包まれた会場内では、働いていたスタッフらが、万博での半年間の思い出をそれぞれかみしめていた。
会場内ではトラックが行き交う中、手際よく撤収作業が進められ、関係車両の走行音やキャスターを引く音だけが響いた。連日来場者が行列を作ったパビリオンも、中の展示品などが次々と外へ運び出され、豪華な外観の建物だけが静かに残る。会期中は人混みで建物全体をじっくり見渡すことはできなかったが、どれも芸術性の高い建物で、取り壊されることへの実感がまだ湧いてこない。
前夜まで大勢の人で埋め尽くされていた万博のシンボル、大屋根リング下もこの日は関係者がまばらに歩くのみ。リングを支える木の柱だけがずっと先まで並んでいるのを見通すことができ、「世界最大の木造建築」の大きさをやっと感じる。リング下を歩く関係者の中にはリングをねぎらうように優しく柱をなでる人や、名残惜しそうにリングの隅々まで見渡す人の姿もあり、それぞれに会場への思いをはせているように見えた。
閉幕後の会場に訪れた関係者の中には、パビリオンやショップなどで働いていたスタッフも多くいた。閉幕日の夜まで会場で働いていたスタッフもいたが、その表情からは疲労感ではなく誇らしさや達成感がにじんでいるように思えた。
会場内の飲食店で働いていたという女性(47)は「半年間は短いようで、いろんな思い出がある。スタッフたちとももう会えないし、名残惜しくて」と会場内を散策。仲間と記念撮影をしたり、店内で打ち上げをしたりする人たちも見られ、万博をきっかけにできた人と人のつながりが目に見えた。(堀口明里)
京大霊長類研の不正支出 解雇の元所長、3300万円支払いで和解
京都大の霊長類研究所のチンパンジー飼育施設工事を巡る研究費不正問題で懲戒解雇された松沢哲郎元所長が「不当」として地位の確認を求め、京大側が逆に約2億円の損害賠償を松沢氏に求めていた訴訟が、京都地裁で和解していたことが判明した。7日付。毎日新聞が入手した和解調書によると、松沢氏が解決金として約3300万円を支払い、京大は請求を取り下げる内容。
松沢氏はチンパンジー研究の第一人者として知られる。京大は2020年6月、チンパンジー用ケージの整備に関連して松沢氏らによる不正支出が11~14年度に34件計5億669万円あったと発表。松沢氏の監督責任を問い、20年11月に懲戒解雇処分にした。
松沢氏は不正を否定し、21年4月に地位確認と未払い給与の支払いを求める訴訟を京都地裁に起こした。
一方、飼育施設工事に絡んで受けていた補助金を日本学術振興会に返還することになった京大側は22年10月、松沢氏を相手取り、約2億円の損害賠償を求め提訴。その後、退職金返還を求める訴訟も起こしていた。松沢氏の代理人弁護士は取材に対し、「裁判の長期化を避けるため和解した」などと説明した。
霊長類研は22年4月、「ヒト行動進化研究センター」に組織改編されている。【太田裕之、水谷怜央那】
《中国人観光客による“違法買春”の実態》民泊で派遣型サービスを受ける事例多数 中国人専用店在籍女性は「チップの気前が良い。これからも続けたい」
インバウンド需要が膨らむなか、国別で1位となる1兆7000億円(2024年度)もの金額を日本に落とす中国人観光客。日本経済を潤す存在ではあるが、昨今、一部の訪日中国人のなかで「違法買春」に興じる動きがあるという。摘発事例も相次ぐ中国人観光客の実態をレポートする。【前後編の前編】
日本の地域経済にはほとんどお金が落ちない構造
9月17日、中国人観光客を相手に日本人女性に売春させたとして、大阪市の派遣型風俗店の店長らが大阪府警に逮捕された。
「店長は中国籍で、主に訪日中国人向けに日本人女性を斡旋していました。口コミで”本番行為OK”と謳っており、女性の派遣先はホテルや客の自宅だけでなく民泊も含まれてた」(社会部記者)
民泊は住宅の一部または全部を宿泊施設として提供するサービス。ホテルより安価な場合が多く需要が急増している一方、インバウンドによる騒音やポイ捨てなどのトラブルが問題視されている。そんな民泊が昨今、一部の訪日中国人の違法行為の現場になっているという。事情に詳しいジャーナリストの倉田達也氏が語る。
「民泊は都内でも一泊1万~1万5000円程度が相場で、そこに宿泊した中国人観光客が出張型性風俗サービスを利用する事例が多いのです」
背景にあるのは、中国人向けの民泊の急増だ。行政書士DNR事務所代表の佐々木淳一氏が語る。
「昨今、中国人オーナーによる民泊運営が活況です。特に大阪では万博の開催をきっかけに急増し、新築マンションを一棟丸ごと運用しているケースなどもあります。中国人観光客は中国系の旅行業者を通じて宿泊予約し、支払いもWeChat PayやAlipayなど中国の決済サービスを利用するのが一般的。中国人観光客が中国人運営の民泊に泊まり、日本の地域経済にはほとんどお金が落ちない構造になっている」
「派遣先が民泊というケースは増えました」
そんな中国人オーナーが運用する民泊と、今回のような「中国人専用サービス」が裏で手を組んでいるケースもあるという。前出の倉田氏が語る。
「一部の中国人富裕層は、購入した部屋を同胞に向けて日割りで貸すなど事業届のない違法民泊を行なっており、そこに目を付けた業者が中国人専用デリヘルの提供場所として民泊を利用しているケースがある」
もちろん日本人オーナーが提供する民泊が中国人専用サービスの現場となる場合もあり、オーナー側はそのような利用を認識していない場合がほとんどだという。中国人専用派遣型の店に在籍する女子大生Aさんに話を聞いた。
「お店には多くの日本人女性が在籍していて、サービスは基本的に本番あり。中国人は観光や仕事で日本に来ている人など様々で、1日10人以上相手することもあります。確かに最近は派遣先が民泊、というケースは増えましたね。部屋のオーナーさんに迷惑じゃないのかな……とは思うのですが、ゴムを床に放置してたり、ベッドが乱雑になってたり、そういう光景は珍しくない」
中国人相手のメリットは「金払い」だとAさんが続ける。
「チップの気前がよくて、1万円程度は当たり前。最高で6万円くれた人もいます。それに日本人相手のお店では相手を満足させるテクニックやトーク、愛嬌などが求められますが、中国人のお客さんは淡泊な人が多く、行為がパパッと終わるんです。2回のコースでも1回終えたらあっさりと『もう帰っていいよ』となることが多い。これからも続けたいですね」
(後編に続く)
※週刊ポスト2025年10月17・24日号
《“クッキリ服”に心配の声》佳子さまの“際立ちファッション”をモード誌スタイリストが解説「由緒あるブランドをフレッシュに着こなして」
10月8日、秋篠宮家の次女・佳子さまが、滋賀県彦根市で行われていた「第79回国民スポーツ大会」の総合閉会式に出席された。佳子さまは、2022年の第77回大会 (旧・国民体育大会)より公務を担っている。
今大会で男女ともに総合成績1位となったのは、開催地の滋賀県。佳子さまから天皇杯と皇后杯の賜杯がそれぞれの代表に授与された。この日、彦根市の天気は快晴 。佳子さまは、透き通る青空さながらの華やかな全身ブルーの装いだった。
佳子さまはロイヤルブルーのロングドレスに、耳元にはブルーのイヤリングを着用。ヘアスタイルはハーフアップで、花びらと葉っぱの形をした髪飾りでまとめられていた。ウエスト部分、斜めに折り重なるようにデザインされたプリーツが華やかさを醸しつつ気品あふれるお召し物だ。
しかし、SNS上などを中心に、当日撮影された写真について「ボディラインを拾いすぎているように見える」との指摘が相次ぎ、〈生地が薄すぎるのでは〉〈なんでこの服にしたの?〉といった心配する声が集まっている。これまでも、その”際立つファッション”は多く注目を集めてきたが──。モード誌で活躍する現役スタイリストが解説する。
「いまの時代にマッチした、フレッシュでエネルギーを感じさせる装いが常に注目を集める佳子さま。伝統あるスポーツの祭典という場においても、品格を保ちつつ個性を発揮された、とても印象的なコーディネートでした。
ドレスは、由緒あるドメスティックブランド『TADASHI SHOJI』 ではないでしょうか。特徴的なプリーツのデザインが、過去に発表された同ブランドのものと似ていますね。パーティーや式典など、フォーマルな場にも出られるような上質な1着をファッショナブルに着こなしていました」
コバルトブルーのイヤリングに合わせて
全身ブルーでコーディネートされていたことについて、Xでは〈”琵琶湖ブルー”を表現されたのでは〉との指摘もある。
「滋賀県のシンボルカラーである”琵琶湖ブルー”は、琵琶湖の水を表現した薄い青色。このたび佳子さまが取り入れられたカラーは、どちらかといえばコバルトブルーに近い色合い。日本の伝統的な”ジャパンブルー=藍”もイメージされたのではないでしょうか。
また、この日は滋賀県の工房『Atelier Toano(アトリエ・トアーノ)』が制作した近江瑠璃細工『青の花しずく』と見られるイヤリングを着けていました。日本工芸会総裁を務める佳子さまは、工芸品を用いたアクセサリーを軸にコーディネートされることが多いため、今回も、イヤリングのコバルトブルーに合わせてカラーを統一されたのかもしれません」(同前)
公式ホームページによると、近江瑠璃細工『青の花しずく』あおばなのイヤリングは、草津市の市花「あおばな」の花びらを使ったフラワーアクセサリーだ。
「ブルーのお花と葉っぱの髪飾りも、イヤリングとのリンクを意識されたのでしょうか。
由緒あるブランドのドレスを、佳子さまなりのアレンジをくわえて着こなしていた。佳子さまのファッションは、皇室や伝統品など”日本の魅力”を発信し、若い方にもさらに興味を持ってもらうための役割を担っていると思います」(同前)
今後も、佳子さま流”アレンジ術”に注目が集まる。
台風23号八丈島に最接近、雨・風ピークか22号で甚大被害
八丈島から最新の状況を伝えてもらいます。現地から高木記者の報告です。
八丈島のホテルから安全に注意してお伝えします。
八丈町役場によりますと、午前6時40分の時点で、6つの避難所に361人が避難していて、前回の台風で土砂崩れの被害があった末吉地区の避難者が最も多いということです。
私はおとといから八丈島で取材をしていますが、停電や断水が続くなかでふたたび台風が来るということで、島民からはまだトイレや風呂が使えないのに「また来るのか…」という落胆の声も多く聞かれました。
今も広い範囲で土砂災害の爪痕が残るなか、被害の拡大や復旧の遅れが心配されていて、島民は不安な朝を迎えています。