清水尋也容疑者が送検

3日に麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕された俳優の清水尋也(ひろや)容疑者の身柄が4日、留置先の東京湾岸署から送検された。午前9時、報道陣約30人が見守る中、清水容疑者を乗せたシルバーのワンボックスカーが湾岸署を出発。車内は暗く、中の様子をうかがうことは出来なかった。
清水容疑者は、4歳上の兄で俳優の清水尚弥の関係者にスカウトされ2012年にデビュー。オーディションで選ばれた映画「渇き。」(14年)では壮絶ないじめを受ける少年、「ソロモンの偽証」(15年)では不良中学生役で注目を集めた。映画「東京リベンジャーズ」シリーズには、主要キャストのひとり・半間修二役で出演している。若手の演技派俳優として数多くのドラマ・映画で存在感を発揮してきた。
清水容疑者は、7日に最終話が放送されるTBS系ドラマ「19番目のカルテ」(日曜・後9時)に内科専攻医役でレギュラー出演していた。先月8日放送のTBS系「A―studio+」にゲスト出演した際には、母子家庭で育ったことを告白。母は21歳のときに病気で急死し、兄・尚弥が支えてくれたことへの感謝や亡き母への思いについても語っていた。

小沢一郎氏「全てが絶望的」麻生氏の総裁選前倒し要求表明受けX投稿「醜い足の引っ張り合い」

立憲民主党の小沢一郎衆院議員が、4日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党の中堅、若手などから求める声がでている党総裁選前倒しについて、党最高顧問の麻生太郎元首相が3日の麻生派会合で、自身も求める考えを示したことに対し、「醜い足の引っ張り合い」などの厳しい表現をまじえながら、自民党の党内抗争を批判した。
麻生氏は3日に横浜市で開いた、自民党内で唯一現存する派閥、麻生派の会合で講演した際「私は、前倒しを要求する書面に署名し、提出する」と明言。その上で「日本が再び決められない政治に戻らないよう力を尽くす」と述べた。一方で派閥として一致した行動を取る考えはないとの認識も示し、1人1人が判断するようにも求めた。
小沢氏は3日深夜の投稿に、会合での麻生氏の発言を報じたネットニュースを引用しながら「お前が悪い、いやお前が悪いという醜い足の引っ張り合いを見せつけられ、皆呆れているのではないか? しがみつく総理、引きずり下ろそうとする裏金議員。全てが絶望的。自民党は解党的出直しではなく解党すべき」と指摘した。
別の投稿では、同じ会合で麻生氏が消費税減税に否定的な考えを示したことにも触れ「こういう人物に日本の現実を分からせること、それが選挙である。自民党に、かつて無い巨大な鉄槌を」と訴えた。

3割が「謝り続けた」 カスハラ対応調査 千葉・船橋市、通話を録音へ

千葉県船橋市は、職員の4人に1人が過去3年間以内に行政サービスの利用者から「カスタマーハラスメント(カスハラ)」を受けたとの調査結果を発表した。市は職員からの提案を踏まえ、電話機に通話録音装置を設置するなどの対策を進める。
カスハラは客が従業員に理不尽な要求をしたり暴言を吐いたりすることで、行政サービス分野でも社会問題化している。
市はカスハラの実態把握と対策を検討するため、7月に職員計5936人を対象にアンケートを行い、3392人(回答率57%)から回答を得た。
被害の内訳は「継続的な、執拗(しつよう)な言動」が最多の71%で、「威圧的な言動」63%、「精神的な攻撃」54%と続いた。カスハラのきっかけは「行政サービスの利用者・取引先の誤認等が一因」が78%、「利用者等の不満のはけ口、嫌がらせ」が70%と多かったが、「職員の対応が一因」(19%)という回答もあった。
4割が「同時に複数人の職員」で対応したが、28%が「謝り続けた」、4%が「要求に応じた」という。必要な対策には「カスハラ事例とその対応の情報共有」59%、「通話録音装置の設置」59%、「マニュアルの策定」44%が上がった。
市人事課は今後、電話機に通話録音装置を設置するほか、カスハラ事例とその対応などを盛り込んだマニュアルを策定する。【石塚孝志】

自転車「ながらスマホ」は反則金1.2万円 警察庁ルールブック公表

自転車の交通違反に「青切符」を交付して反則金を納付させる新たな制度が2026年4月に導入されるのを前に、警察庁は4日、取り締まりの対象や考え方をまとめたルールブックを公表した。運転中にスマートフォンを使う「ながら運転」など悪質で危険な違反については、警察官による指導・警告なしに即座に青切符を交付する。
改正道路交通法の施行に伴って反則金が設定されるのは、16歳以上による113種類の違反で、額は3000~1万2000円。取り締まりは従来通り警察官による指導・警告が基本だが、悪質で危険な運転は指導・警告を経ずに直ちに青切符を交付して摘発する。
違反自体が悪質で危険だとして直ちに青切符での摘発となるのは、スマホを持って画面を注視したり、通話したりする「ながら運転」(反則金1万2000円)と「遮断踏切立ち入り」(同7000円)、ブレーキを備えていないなどの「制動装置不良」(同5000円)の3種類。
違反の結果、交通への危険を生じさせたり、事故の危険が高まったりする場合も一発で青切符での摘発となる。信号無視で交差点に進入し、他の車両に急ブレーキをかけさせるなどの運転が該当する。傘を差しながらの一時不停止や、2人乗りをしながらの信号無視など二つ以上の違反を同時にした行為も当てはまる。
また、指導・警告に従わずに違反を続けた場合も直ちに青切符の対象となる。
取り締まりは、交通量が多く各警察署がそれぞれ重点地区に指定したエリアなどで、通勤・通学時や薄暮時間帯を中心に実施する。
自転車は車道通行が原則で、歩道走行は通行可の標識がある場所などに限られる。ルールブックでは、単に歩道を通行した場合は現在と同じ指導・警告とし、スピードを出して歩行者を立ち止まらせるなどの悪質で危険な行為が即座に青切符の対象になるとした。
このほか、酒酔い運転や妨害運転(あおり運転)など24種類の違反は、従来通り、刑事罰が科される「赤切符」の対象。警察庁はルールブックをホームページで公表した。【山崎征克】

青木被告「黙秘します」=刑事責任能力など争点―4人殺害で初公判・長野地裁

長野県中野市で2023年5月、住民女性と警察官の計4人が殺害された事件で、殺人などの罪に問われた青木政憲被告(34)の裁判員裁判の初公判が4日、長野地裁(坂田正史裁判長)であった。青木被告は罪状認否で「黙秘します」と答え、弁護人は本人の意思を尊重し、起訴内容や刑事責任能力について「争う」と述べた。公判では責任能力や量刑が争点となる見通し。
検察側は冒頭陳述で、青木被告が事件の約1年前から、自宅付近を散歩する女性2人が「(独り)ぼっち」「きもい」などと話していると妄想を抱いたと指摘。事件当日も2人を見かけ激高して殺害した上、駆け付けたパトカー車内に発砲するなど警察官2人を殺害したとした。被告は当時妄想症を患っていたものの、直接的な影響はなく完全責任能力があると主張した。
一方、弁護側は、青木被告は統合失調症の影響で心神耗弱状態にあったなどと反論した。
検察側は証拠調べで、青木被告が凶器の大型ナイフを同年4月にインターネットで購入し、事件2日前に鋭利に研いで両刃にしたと明らかにした。 [時事通信社]

清水尋也容疑者を再逮捕 「吸うため」大麻所持疑い

大麻を含む植物片0.4グラムを所持したとして、警視庁薬物銃器対策課は4日までに、麻薬取締法違反の疑いで、俳優清水尋也容疑者(26)=東京都杉並区=と、同居する20代の女を再逮捕した。警視庁によると、清水容疑者は「吸うために持っていた」と容疑を認めている。
清水容疑者は同課に、米国に留学していた20歳ごろ、招待されたホームパーティーで初めて使用したと説明。「日本で吸ったのは、高揚感やリラックス感を味わいたいと思ったから」と供述、今年は1カ月に数回ほど吸っていたと話している。
2人の再逮捕容疑は3日、杉並区の清水容疑者らの自宅で大麻を含有する植物片0.4グラムを所持した疑い。

川崎ストーカー事件、神奈川県警が謝罪 全員が「危険性を過小評価」

元交際相手からのストーカー被害を神奈川県警に訴えていた川崎市の女性が殺害された事件で、県警は4日、一連の対応が不適切だったとする検証結果を公表した。担当した警察官全員が「危険性を過小評価」し、組織的な初動対応をせず、女性の失踪後も積極的に捜査しなかったと結論づけた。関わった幹部や担当者ら計43人が処分(退職者は処分相当)を受け、県警は遺族に謝罪した。
県警の和田薫本部長は4日に記者会見し「相談を受けていた女性が殺害されるという重大な結果が発生したことを重く受け止め、被害者や親族からの相談に対する不適切な対応について深くおわびします」と陳謝した。
報告書などによると、岡崎彩咲陽(あさひ)さん(当時20歳)や家族は2024年6月以降、何度も県警に連絡。白井秀征(ひでゆき)被告(28)=殺人罪などで起訴=からの暴力やつきまといについて相談したが、川崎臨港署はストーカー規制法に基づく警告を出さなかった。
12月9~20日には岡崎さんが計9回、署に電話したが、対応した署員は「話しぶりが落ち着いている」と判断し、危険性を過小に評価。ストーカーなどの「人身安全関連事案」として扱わず、記録も取らなかった。署長と県警本部人身安全対策課へ連絡する必要があったが、しなかった。
岡崎さんは同20日に行方が分からなくなったが、その後も署や県警本部は事件性がないと判断していた。岡崎さんが身を寄せていた祖母宅の窓ガラスが割られ、22日に祖母が「白井被告が連れ去ったのではないか」と通報。署員が駆けつけたが、資材を忘れたため鑑識活動をしなかったという。署長も「自分の意思でいなくなった可能性が高い」と考え、積極的な捜査は行われなかった。
署は過去にも2人の交際トラブルに対応したが、「復縁した」と判断していた。そのため、行方不明になってからも岡崎さんが白井被告の元に隠れているのではないかという先入観が署員らにあったという。
約4カ月後の25年4月には、岡崎さんの親族からの電話で、白井被告が米国に渡航したことを把握した。県警は同30日にようやくストーカー規制法違反容疑で白井被告宅を捜索。床下から岡崎さんの遺体が見つかり、翌日に初めて和田本部長に報告された。
県警は体制が形骸化して機能不全になっていたとして、ストーカー事件などの司令塔となる参事官級ポストを新設する。また、全ての捜査員が適切に対応できるようマニュアルを作る。
県警は事件発覚後の5月に検証チームを作り、事案に関わった140人に聴取して内部調査を進めていた。【横見知佳、宮本麻由】

「警察に誠意と危機感があれば…」川崎ストーカー事件、遺族憤り

神奈川県警が4日に公表した、川崎市のストーカー殺人事件の検証結果。県警の対応の不備を指摘し続けてきた、亡くなった岡崎彩咲陽(あさひ)さんの父鉄也さん(51)は「僕たちが言ってきたことが正しかったと認められただけで、何か状況が変わったわけじゃない」と突き放すように話した。
県警側は1日に川崎臨港署で鉄也さんに報告書を渡し、その場で署長と本部の警務課長が約20分にわたって謝罪した。不適切な対応があったことを認め、「本来ならもっと早く謝罪すべきだった。このように遅くなったことを深くおわびする」などと伝えたという。
一方、鉄也さんは「今さら謝られても、という気持ち。特に話すことはなかった」と振り返る。「やっぱり(適切な対応を)やっていなかったんだと、余計に腹が立つ」
警察庁はストーカー事件で被害者の申し出がない場合でも、加害者に警告できるよう法改正の検討を始めている。鉄也さんは「もちろんいいことだ」としつつ、法改正は万能ではないと訴える。「娘の件に関しては法律うんぬんより、警察官たちの資質、気持ちの問題だ。担当者がもっと誠意と危機感を持っていれば、こんなことにはならなかったはずだ」とくぎを刺した。
祖母の須江子さん(68)は自宅から岡崎さんがいなくなった後、LINE(ライン)で「何処(どこ)に、いるの」などと何度もメッセージを送ったが、返事は途絶えた。
岡崎さんが行方不明になる前にインターネットで購入した衣類が自宅に届き、ひつぎに入れたが、一部は大事に取ってある。遺品を見るたびに、今も「助けてあげられなくてごめん」と心の中で語りかけるという。
県警の謝罪について「(対応の誤りは)認めなきゃおかしい。少しずつ、一歩進んだなと思っている」と話した。【矢野大輝】

「月数回ペースで大麻吸っていた」=所持容疑で、清水尋也容疑者再逮捕―警視庁

乾燥大麻を所持したとして警視庁に逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)が「今年に入ってから月に数回ペースで大麻を吸っていた」と話していることが4日、捜査関係者への取材で分かった。
「初めて大麻を吸ったのは米国留学中の20歳のころ」とも供述。警視庁薬物銃器対策課は、清水容疑者が常習的に大麻を使用していたとみて入手経路を詳しく調べる。
同課は同日までに、同容疑者と、同居する20代の女の2人について、自宅で乾燥大麻を所持したとして、麻薬取締法違反容疑で再逮捕した。
再逮捕容疑は3日、東京都杉並区の自宅で、乾燥大麻約0.4グラムを所持した疑い。
捜査関係者などによると、乾燥大麻は3日午前、同容疑者宅への家宅捜索で押収された。植物片が入っていたとみられる空のチャック付きポリ袋や巻紙も見つかった。
清水容疑者は「大麻を初めて吸ったのは20歳のころ、語学留学のためロサンゼルスに行ったとき」と供述。2019年に米国へ語学留学していたといい、「ホームパーティーで大麻を吸った。日本でもアメリカで初めて大麻を吸ったときの高揚感、リラックス感を味わいたいと思った」などと話しているという。
清水容疑者は3日、別の乾燥大麻を7月に自宅で所持したとして、逮捕されていた。 [時事通信社]

20億円集金か、占い師の女逮捕 詐欺疑い、容疑を否認

福岡県警は4日、うその投資話で1千万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、占星術師として活動していた田斉法子容疑者(51)=住所不定=を逮捕した。「金は受け取ったがうそはついていない」と容疑を否認している。県警は約70人から約20億円を集めたとみて調べる。
逮捕容疑は2018年10月、福岡市の知人女性(52)に「建物の土台に水晶を埋め込んで風水調整して、付加価値を付けて売却する投資案件の枠が空いた。元金が返ってくる」などとうそを言って1千万円をだまし取った疑い。