愛知県豊明市で「スマホは1日2時間まで」と利用制限を呼びかける条例案が全国初で可決される動きだ。条例名は「豊明市スマートフォン等の適正使用の推進に関する条例」で、豊明市の小浮正典市長は8月20日に行われた記者会見で「社会問題としてスマホ利用を市民に考えてもらいたい」と発言。8月25日の議会で可決されれば、10月1日から施行予定だという。この条例に罰則はないが、豊明市民からは困惑気味の声が多い。
【画像】スマホは1日に2時間にSNSでは「高橋名人かよ」…高橋名人が一世を風靡した当時のファミコンをプレイする貴重写真
「家庭内で話し合うきっかけ作りになれば」
この条例報道を受け、X(旧Twitter)では「愛知県豊明市」「条例案提出」などがトレンド入りし「今さら感がある」「子供には良い条例だと思うけど」「他に決めることないのかよ?」「スマホは1日2時間って“高橋名人”かよ」などと賛否両論が巻き起こった。
愛知県豊明市生涯学習課の担当者は今回の条例案が出た経緯についてこう説明した。
「市役所内で介護や子育て、生活困窮といった分野別の相談体制では解決に結びつかない暮らしの困りごとの相談窓口となる『重層支援センター』を7月から運営しております。
その窓口に不登校や生活困窮など福祉の狭間にいる人々からの相談で、スマホやタブレットに関する事例が数件ありました。その事例を見た小浮正典市長が提案し、何回か議会を行なう中でこの議案があがりました」
担当者としても、発表以降の思いもよらない反響に戸惑いながらもこう解説した。
「子どもだけでなく市民全体としたのは、健康と睡眠への悪影響に関する注意喚起のためです。また、あくまで理念条例であり2時間という数字も、厚生労働省が示す睡眠時間のガイドラインなどを参考にし、使用時間の目安として盛り込みました。
また、その2時間という数字の根拠も日本人の生活リズムの中における1日の『余暇時間』が2時間であることから、それ以上の時間をスマホに使うと健康や睡眠に影響が出る場合があるというものです」
担当者は、「教育機関などでスマホ・タブレットを使う時間や、家族・友達同士で楽しむゲーム、仕事などでの使用は該当行為に含まない」としながらも、最も伝えたいことは2時間という数字ではない、と言う。
「スマホとの向き合い方や使う時間を、家庭内で話し合うきっかけ作りになれば、ということが大きいです。子どもが(スマホなどを)使い放題では学習や健康面でも影響が出ますし、それは大人においても同じことです。
この条例発表をしてから『よく出してくれた』というご意見もあれば『家庭の領域にどこまで踏み込むつもりだ』など様々なご意見をうかがっております」
豊明市内の小学校の男性教諭は、「このニュースを見て呆れた」と苦笑する。
「正直、行政が口出すことではないと感じました。親御さんからもスマホのトラブルは耳にします。しかし、タブレットはともかくスマホは学校ではなく家庭で与えられているものなので入り込めないのが現状です。
一律の指導はできないですし。使用ルールもない状態で『ルールをしっかり約束しましょう』と言っても、いまさら遅いですよね。
ここまで普及している以上は市の単位で言ってもどうにもなりません。ただ、家庭内でスマホを与えるときに詳細なルール作りをすることは大事でしょうね」
また、豊明市内の学習塾講師は「時代錯誤だ」と言う。
「学校も塾も教材などを配信し、それを通じての学習が増えていますから、とても現実的ではないと思いますよ。進学校を目指す子などは余暇時間を勉強に充てているわけですから。
生徒たちの親御さんらは家庭内でそれぞれルールを設けています。アプリごとに制限時間を設けたり。それを行政が条例化し、でも強制力があるわけでもないとなれば、条例化になんの意味があるのか疑問です」
豊明市議「市長は日本初とかが好きな人ですから…」
現役の豊明市議らもやや反対モードだ。ある豊明市議は「市民の方から『どういうつもり?』『制御するための具体案は?』『何を考えているんだ』と叱られた」と話す。
「市長の独断であのような抽象的な条例を提案したことに違和感があります。『どういった効果があると思っているのか?』『わざわざ出す必要があるのか?』『罰則がないなら形骸化するだけではないのか』など、疑問をあげたらキリがない」
また、小浮正典市長についてよく知る市議からはこんな意見も飛び出した。
「現職の市長は教育に力を入れているようですから、今回の条例を考えたのだと思います。たぶん市長がお一人で考えられたものでしょう。
彼は日本初とかが好きな人ですから他に条例を制定した自治体があった場合、『2番目ならこんなもの作らないのではないか』なんていう市民の声もあります」
また、今回の報道により、Xなどでも「香川県のゲーム条例のように無意味」との声も多かった。
香川県のゲーム条例とは2020年4月1日に施行された「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(令和2年香川県条例第24号)」のことである。
この条例においては憲法違反だと裁判沙汰に発展することもあった(原告の請求は棄却)が、香川県の子ども政策課に、この条例の効果はあったか率直に聞いてみた。
「はい、わずかながら条例の良い影響はあったと手応えを感じています。と言いますのも、平成26年から香川県では「スマートフォン等の利用に関する調査について」という小中高生に向けたアンケート調査を行なっています。
この条例の真意は、ゲームと子どもの向き合い方についてご家庭で話し合ってほしいことでした。最新の令和6年の調査結果を見ますと、「家庭でのルールの有無」に関する回答で特に高校生の「家庭でのルールがある」という質問の答えが、2020年が50.8%だったのに対し、2025年は53.7%とわずかながら増えています」
今回の愛知の条例について聞くと、担当者は「他の行政さんのことに口出すわけにはいかないですが」としながらも、こう述べた。
「条例内容は違えど、真意としては『家庭内でのお話し合いを、ルール作りを』というものであったはずと思うので無駄なことではないのではないかとは個人的には思います。
また、香川県の条例もゲームを禁じたわけでも悪としたわけでもなく、家族で話し合って欲しいというものでしたので、豊明市もそうなのではと思います」
「ゲームは1日1時間」を生み出した名人の見解は?
最後に、40年前に「ゲームは1日1時間」という標語を生み出したファミコン世代のスーパースター「高橋名人」こと高橋利幸氏に今回の条例について聞いた。
「大いに良い条例だと思いますよ。むしろ国レベルで言ってもいい注意喚起ではないかとさえ思います。実際、スマホ利用による大人はスマホネックや睡眠障害、眼精疲労、精神的依存、最近では中毒性の高いオンラインカジノなどのアプリもあります。
子どもにも視力低下や学力低下にも影響を及ぼしていますから、この注意喚起は決して時代錯誤とは思わない」
かつて高橋名人が「ゲームは1日1時間」という標語を掲げたのも、こんな意図があった。
「もちろん当時、私はハドソンというゲームメーカーのいち社員でしたから、ゲームで遊んでくれる子どもがいるから商売が成り立つ立場でした。でも、子どもはゲームを与えると際限なくやってしまう。
だから1985年7月26日に兵庫県ダイエー香椎店(現在は閉店)で行なった『全国キャラバンファミコン大会』の会場で『ゲームは集中して1時間くらいするのがいいんだよ』というような言葉を言いました。その後、標語化したんです」
高橋名人は最後にこうも言った。
「2時間という時間にとらわれず、各家庭、各個人が、スマホ以外に余暇を楽しむことを意識した方がいいのではないかという、あくまで呼びかけですよね。スマホはじめとしたトラブルが多いのは確かなので。僕は大いにいいことだと思います」
スマホはもはや生活必需品だ。市による条例化がどうだろうと、市や学校、保護者はもちろん大人ひとりひとりが連携して適正使用にいて考えるのが良いのだろう。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
石破総理は辞めない、立憲はスルー…混迷を極める日本の政治に希望はあるのか/倉山満
―[言論ストロングスタイル]― 石破総裁の居座り、有権者の「立憲スルー」状態、維新の複雑な内情混迷を深める永田町で、憲政の常道はどこにあるのか。憲政史研究家の倉山満氏が、国民民主党への期待と「総裁」改称提言を通じて、日本政治再生への処方箋を提示する(以下、倉山満氏による寄稿)。 ◆今や、党を割るエネルギーもない自民党 永田町、お盆の最中も、暗闘にまっしぐらか。 事の発端は、自民党石破茂総裁(総理大臣でもある)。この方、衆議院選挙にも参議院選挙にも敗北したのに、辞めようとしない。しかも自分で掲げた数字を切ってしまったのに。選挙では、政治家が有権者に公約を掲げて、信を問う。それを「内外の難局が厳しいので」などと理屈をつけて居座るのであれば、何の為の選挙か。 それを引きずり降ろせない今の自民党も情けない。今や立憲民主党と同じで、党を割るエネルギーもないのだろう。 たとえば、保守勢力の期待の星の高市早苗氏。コメンテーターの橋下徹元大阪市長に「党を割って出ろ」と促され、SNSで長文の猛反論。一昔前の自民党政治家なら本気で割る気の時こそ本気に見せて否定したものだが、高市氏の場合は本当に党を出たくないとしか思えない。 では、どういう展望があるのか。日本国にとって。高市氏自身、もはや党を割って出て本気を見せない限り、「オールド自民」の一部としか見られないのではないか。 ◆有権者からはもはや「立憲スルー」 立憲民主党は、「自民党もイヤだが、立憲はもっとイヤ」と有権者にNoを突きつけられた。もはや「立憲スルー」と言われている。 今回の参議院選挙で、オールド自民と立憲民主党のようなパヨク勢力に、有権者は「退場してくれ」と言っている。 しかし、自民党は野党に多数派工作の触手を伸ばし、延命を図っている。いっそ立憲民主党との大連立の声も聞こえるが、自民と立憲は最も選挙区がバッティングするので利害調整が難しいし、そもそも肌合いが合わなさ過ぎて、双方が割れる可能性すらある。 そこで本命と見られているのが、日本維新の会との連立だ。この党の内情は複雑すぎる。そもそも政党とは、「党首を総理大臣にして政策を実現する集団」なのだが、維新はそうなっていない。代表が吉村洋文大阪府知事である。吉村氏は立派な方と思うが、憲法上、絶対に総理大臣になれない。これでは政党ではなく、政治団体である。 ◆混迷の永田町、日本の希望はどこにあるか
国民民主党・玉木代表が維新にイチャモン連発! 執拗な“口撃”は焦りの裏返しなのか?
このろうばいぶりは、ちょっと異様だ。日本維新と自民党が接近していることに、国民民主の玉木雄一郎代表(56)が焦りまくっている。維新へのイチャモンを連発しているのだ。
維新創設者の橋下徹元大阪府知事(56)や、吉村洋文代表(50)の言動を取り上げ、玉木代表は19日の会見で「私の感覚からすると、もう連立まっしぐらという感じだ」と決めつけ、「かりに自民、公明、維新が連立することになったら、ほかの野党の意見が通らなくなる」と、維新の連立政権入りを牽制。
2日には、野党7党が衆院に共同提出したガソリン減税法案に軽油が含まれなかったことについて「維新は地方に根差した政党。地方の税収が減る分については慎重だった」とユーチューブで発言し、軽油が入らなかったのは維新が反対したからだ、と訴えていた。
しかし、言いがかりだったのか、維新側は「事実ではない。軽油に関しては来年4月からやろうと申し上げている。3党(立憲、維新、国民)でも政調会長間で話してきた」と真っ向から反論。
玉木代表が、維新の連立入りを決めつけたことに対しても「政治家が他党の動きを話すのは意図がある」と、打ち返している。
■連立入りを阻止したい
ここまで玉木代表が維新に文句をつけているのは、維新に連立入りされたら、自分たちが「用済み」となることが分かっているからだ。
「昨年の衆院選後、玉木代表がスポットライトを浴びているのは、自公政権が過半数を割っているからです。少数与党の石破政権は、野党の協力を得ないと予算も法案も通らない。自公政権にとって国民民主は、数を確保するための大事な提携相手ということです。一時は『玉木総理説』まで流れた。しかし、維新が連立入りすれば、国民民主は不要となり、玉木代表は見向きもされなくなる。目立ちたがり屋の玉木代表には、耐えられないことでしょう。“自公維”で過半数を維持したら、選挙も3年間、行われないのではないか。3年後、玉木人気も消えているはず。しかも玉木代表は、立憲民主の議員から好かれていないから、政界の孤児になりかねない。だから、なにがなんでも維新の連立入りを阻止したいのでしょう。この先、維新攻撃を強めていく可能性が高いと思う」(政界事情通)
玉木代表のホンネは、維新より先に「連立入り」することのようだが、国民民主の支持母体「連合」は、絶対に国民民主の連立入りを認めないつもりだ。
連合の「参院選総括案」は、野党は1人区で自民に勝ち越したとして「立憲、国民の両党が力を合わせれば結果をだせる」と評価し、連立政権入りを牽制している。
玉木ブームもあだ花に終わるということか。
◇ ◇ ◇
国民民主党に、新たな不祥事が発覚!●関連記事【もっと読む】『国民民主党にまた不祥事…63歳“激ヤバ”新人都議がコンサル報酬「不払い」でトンズラ』で詳報している。
太平洋戦争末期に落とされた「模擬原爆」、着弾地不明の3発はどこに? 全容解明へ大学院生研究、知られざる被害者追う#戦争の記憶
太平洋戦争中、原爆投下の実験用に開発され、日本各地に49発投下された「模擬原爆」について、神戸大学院生の西岡孔貴(にしおか・こうき)さん(28)が独自研究を進めている。突き止めようとしているのは、80年を経ても着弾地点が定かでない3発。場所が分かれば、歴史に埋もれた被害者が明らかになるかもしれない。そう考え、全容解明に力を注ぐ。 一方、投下地点の一つだった富山市では7月、追悼式典が開かれた。模擬原爆が自宅の庭に落ち、家族を亡くした男性が慰霊碑を建立した。惨状を語れるようになったのは、戦後40年以上たってからだったという。(共同通信=恒吉慧梧、野尻稀海)
▽模擬原爆、その目的と被害規模
爆薬を詰めた模擬原爆は「パンプキン」の通称で知られ、全長約3・3メートル、重さ約4・5トンで長崎県に投下された「ファットマン」とほぼ同型、同重量とされる。1945年7月下旬から終戦直前までに米国が原爆の訓練や弾道予測などの目的で18都府県に投下。死者400人超、負傷者1300人超の被害が出た。 18都府県の内訳は次の通り。福島、茨城、東京、新潟、富山、福井、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山、山口、徳島、愛媛。
大阪育ちの西岡さんは学校で「してはいけない」と習う戦争が現実になくならない矛盾に疑問を抱き、中高生時代は戦争関連の書籍や映画に没頭。大学1年の夏、広島県の平和式典に参加し、平和記念資料館の展示で模擬原爆のことを知った。「大阪や神戸といった、なじみのある都市にも投下されていたのは驚きだった」と振り返る。
▽米国でも分からない着弾地点
大学2年で調べ始めると先行研究が少なく、3発の着弾地点が特定しきれていなかった。分かっていたのは福島県いわき市、神戸市、徳島県あたりのどこかということまで。西岡さんは神戸の1発について、住民らが残した日記や米軍の戦中資料などを多角的に分析した結果、米軍が広島に原爆を落としたB29爆撃機「エノラ・ゲイ」から沿岸部の神戸製鋼所を狙って投下し、神戸市東部に落ちた可能性が高いことを突き止めた。いわき、徳島の2発と合わせて場所の絞り込みを続ける。
着弾地点の多くは米国が記録しているが、その米国でも分からない3発の行方を、日本発の研究で突き止めることに西岡さんは意義を感じる。 講演や寄稿を通じ、研究成果を積極的に発信する。「原爆は広島・長崎だけの問題ではなく、全国に関係する。原爆や戦争を考えるきっかけの一つになれば」と願う。
▽退職金で建てた慰霊碑
「模擬原爆」の犠牲者を追悼する式典で、慰霊碑の前で読経する僧侶=7月26日、富山市
模擬原爆が投下された地点の一つ、富山市では、7月26日に市内の住宅街で、犠牲者を追悼する式典が開かれた。遺族ら10人ほどが参列し、投下時刻に近い午前7時40分ごろ、慰霊碑の前で手を合わせて「惨禍の記憶を受け継ぐ」と誓った。 富山市には7月20日と26日に計4発が着弾し、約60人が死亡した。両親と妹を亡くした故鈴木善蔵(すずき・ぜんぞう)さんが、1988年に退職金で慰霊碑を建立。中には爆弾のかけらと防空頭巾が納められている。息子の善作(ぜんさく)さん(74)が思いを継ぎ、毎年法要を執り行っている。
▽戦争の話をしなかった父が見ていた光景
「模擬原爆」の犠牲者を追悼する慰霊碑の前で、父善蔵さんの写真を持つ鈴木善作さん=7月18日、富山市
式典には、当時国民学校2年生だった北村竹弘(きたむら・たけひろ)さん(87)も参列した。「ドーンという大きな音がして防空壕(ごう)に逃げた」と投下時の様子を振り返った。爆風で人の腕が飛んできたといい、こう語気を強めた。「戦争はだめだ」
善作さんによると、1発の模擬原爆が鈴木さん宅の庭を直撃した。善蔵さんは当時、徴兵され戦地に赴く途中だった。自宅に爆弾が落とされたと知り、急いで富山に戻ると、家があった場所にはがれきが積み重なり、遺体が散乱していたという。
慰霊碑を建てるまで、善蔵さんは戦争の話を一切しなかった。善作さんは「碑を建ててから、せきを切ったように話すようになった」と父の思い出を語った。式典で「日常的な平和の大切さを語り継いでいきたい」とし、今後も父の思いを受け継ぐ決意を口にした。
逮捕の男、殺意「分からない」 神戸女性殺害、被害者を追跡か
神戸市中央区のマンションで住人の会社員片山恵さん(24)が刺され死亡した事件で、兵庫県警は22日、殺人容疑で東京都新宿区高田馬場、会社員谷本将志容疑者(35)を逮捕した。「殺意を持っていたかは分からないが、ナイフで1回か2回ぐらい刺したことに間違いはない」と供述している。
また、容疑者とみられる男が事件当日、帰宅途中の片山さんの後を10分間以上追っていたことも捜査関係者への取材で分かった。県警は片山さんとの面識の有無は「捜査で明らかにする」としており、動機や経緯の捜査を本格化させる。
逮捕容疑は20日午後7時20分ごろ、片山さんの胸などを刃物のようなもので複数回刺して殺害した疑い。
県警によると、容疑者は事件直後の20日午後8時台にJR新神戸駅から東京方面に向かう新幹線に乗ったのを防犯カメラで確認。22日午前、JR奥多摩駅に到着した。県警が指名手配しており、同日夕、東京都奥多摩町内で警視庁が身柄を確保した。この際に少し暴れる様子も見せたという。
容疑者は運送関係の会社に勤務。集合住宅に住んでいた。
石破首相、護衛艦「かが」視察 “空母化”に向け改修進む 横須賀基地
石破首相は23日朝、神奈川県の海上自衛隊・横須賀基地を訪れ、事実上の空母化に向け改修が進む護衛艦「かが」を視察しました。
全長248メートルで、日本最大級の護衛艦「かが」は、現在、戦闘機の搭載など、事実上の空母化に向けた改修が進められています。石破首相は、戦闘機が安全に発着艦できるよう長方形に改修された飛行甲板や艦対空ミサイルを視察しました。「かが」には、ヘリコプターを最大14機搭載できますが、石破首相はその格納庫も視察しました。
「かが」は今月上旬、イギリスやアメリカの空母などと共同訓練を行い、最新鋭のステルス戦闘機「F35B」の発着艦が行われています。
また、石破首相は、アメリカ海軍・横須賀基地に停泊しているイギリスの空母「プリンス・オブ・ウェールズ」も視察しました。
【独自】自宅風呂場から血の付いた包丁 母親殺害容疑 長男を送検
母親を殺害したとして長男が逮捕された事件で、自宅の風呂場から血のついた包丁が見つかっていたことが新たに分かりました。
広島市佐伯区の無職・持田建容疑者は23日朝、「殺人」の疑いで広島地検に身柄を送られました。
持田容疑者は21日、自宅で母親の顔や首などを刃物で複数回刺して殺害した疑いです。調べに対し、持田容疑者は黙秘を続けているということです。
捜査関係者によると、自宅の洗濯機の中から、返り血のついたシャツが見つかっており、警察は持田容疑者が事件後に着替えて外出したとみています。また、自宅の風呂場から血がついた包丁が見つかっていることも新たに分かりました。
警察は事件の詳しい状況を調べています。
《2025年8月23日放送》
谷本容疑者「明るくまじめ」 2年前から東京で勤務
兵庫県警に殺人容疑で逮捕された谷本将志容疑者(35)は、東京都新宿区にある会社で約2年前から働いており、寮で生活していた。会社代表の男性(55)は「明るくまじめ。事件を起こすような人間ではない」とショックを隠しきれない様子だった。
男性によると、谷本容疑者は2023年5月に入社。その前に勤めていた千葉県内の会社を数カ月で辞めており「人間関係がうまくいかなかった」などと話していた。千葉の会社の前は、22年12月まで神戸市内の建設会社に10年以上勤めていたとみられる。
仕事ぶりはまじめで、顧客からも「親切」「丁寧」と評判が良かった。
神戸・女性刺殺事件 逮捕の35歳男 過去に殺人未遂やストーカー疑いで逮捕歴も
神戸市中央区のマンションで20日夜、住人の女性会社員が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された会社員の谷本将志容疑者(35)=東京都新宿区高田馬場=が令和4年の5~6月に別の女性に対する殺人未遂容疑やストーカー規制法違反容疑などで兵庫県警に逮捕されていたことが23日、捜査関係者らへの取材で分かった。
捜査関係者らによると、谷本容疑者は4年5月27日、神戸市の20代女性の自宅に押し入り首を絞めたとする殺人未遂容疑で翌28日に県警が逮捕。同月13日から28日ごろまでの間、女性のマンション付近をうろつくなどしたとして、6月にストーカー規制法違反で逮捕されていた。5月27日に自宅に押し入った後、約1時間にわたって滞在し、この女性に対し好意を伝え続けるなどしていたという。
県警は今年8月22日、20日午後7時20分ごろに神戸市中央区磯辺通のマンションで、女性の胸部などを刃物で複数回刺して殺害したとする殺人容疑で、谷本容疑者を逮捕した。「殺意を持っていたかはわかりませんが、ナイフで腹部のあたりを1回か2回くらい刺したことに間違いありません」と供述しているという。
事件は20日午後7時20分ごろ、神戸市中央区磯辺通の9階建てマンションで発生。6階のエレベーター前で、女性が血を流して倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。直前には、エレベーター内で谷本容疑者とみられる男が女性を羽交い締めにする様子を住人が目撃していた。
県警によると、谷本容疑者は事件直後の20日午後8時台にJR新神戸駅から東京方面に向かう新幹線に乗車。その後、22日午前、JR奥多摩駅(東京都奥多摩町)に到着する様子などが防犯カメラで確認されている。
県警が同日に指名手配しており、午後4時15分ごろ、警視庁の捜査員が同町内を1人で歩いている容疑者を発見し、逮捕した。
新型コロナ流行9週連続で増加 “カミソリ飲んだ”喉の痛み…オミクロン株派生の「ニンバス」拡大 “発熱なし喉痛み”で陽性ケースも【news23】
新型コロナウイルスの感染が拡大しています。全国の感染者数は1週間で2万人を超えていて、9週連続の増加となっています。
拡大する新型コロナ「ニンバス」強烈な喉の痛みが…
東京・荒川区にあるクリニック「武田内科小児科クリニック」には連日、新型コロナを疑う患者がやって来ます。
診察を受けた女の子は検査の結果、「陰性」でしたが、先週よりも「陽性」となる患者が増えているといいます。
武田内科小児科クリニック武田千賀子副院長 「(お盆)休み前までは1日に3~4人いたが、今週の月曜日(18日)は10人を超えていた。(コロナ陽性者は)やはり一気増えた」
厚生労働省によりますと、8月11~17日までの1週間に報告された新型コロナの感染者数は「2万2288人」。1医療機関あたりの患者数は「6.30人」と増加傾向が続いています。
特に猛威を振るっているのがオミクロン株から派生した「ニンバス」と呼ばれるウイルス。国内の感染者の約4割を占めているといいます。
症状の特徴は、カミソリを飲み込んだかのような強烈な喉の痛み。
武田内科小児科クリニック武田千賀子副院長 「中には喉だけ痛みがあって、コロナ陽性という方もいる」
東京・北区にある別のクリニック「いとう王子神谷内科外科クリニック」で、新型コロナの感染が判明した20代の男性は…
いとう王子神谷内科外科クリニック伊藤博道院長 「どんな症状から出てきました?」
コロナに感染した男性(20代) 「最初、喉が少し痛いかなってところから始まって、その次の日の夕方に発熱して、喉もかなり痛くなってきた。何か喉に刺さっている感じ。変なものを飲み込んじゃったような」
武田医師は、“新学期が始まるとともに感染がさらに拡大するのでは”と懸念しています。
武田内科小児科クリニック武田千賀子副院長 「暑いのでエアコンはかけると思うが、1時間に1回窓を開けて換気するなど、気を付けた方がいい」