都議選、石破首相「厳しい審判」=自民惨敗、敗因分析

石破茂首相(自民党総裁)は23日、東京都議選での自民惨敗について「非常に厳しい審判をいただいた」と述べた。その上で「結果の分析がすぐにできるわけではないが、どのような訴えが届かなかったのかを分析し、今後に生かしていかねばならない」と語った。沖縄県糸満市で記者団の取材に答えた。
22日投開票の都議選で自民は過去最低の21議席にとどまり、歴史的惨敗を喫した。 [時事通信社]

NATO首脳会議出席取りやめ=石破首相、中東緊迫化受け

石破茂首相は24~26日の日程で予定していた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議出席のためのオランダ・ハーグ訪問を取りやめた。政府が23日に「諸般の事情」として発表。関係者によると、中東情勢の緊迫化を踏まえ判断した。
日本と同様にインド太平洋パートナー国の韓国の李在明大統領は既に出席見送りを決めている。発表に先立ち、首相は沖縄県糸満市で記者団に「韓国、日本、オーストラリアそしてニュージーランドが参加する会合がメインだったので、そういう参加国の出席状況も合わせてよく検討しながら結論を出したい」と語っていた。
首相はイランやイスラエルの在留邦人らの安全確保やエネルギー安定供給の維持などに全力を挙げる方針だ。
日本の首相は、ロシアのウクライナ侵攻が始まった2022年以降、NATOの招待を受けて首脳会議に出席。今回、パートナー国の一員としてNATOのルッテ事務総長らとの会合を予定していた。 [時事通信社]

4.5億円資金洗浄疑いで男性2人を再逮捕 「ルフィ」と関係か

特殊詐欺の被害金をマネーロンダリング(資金洗浄)したとして、警視庁捜査2課は23日、大阪府豊中市、職業不詳、樋口拓也容疑者(37)ら男性2人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで再逮捕した。逮捕は4回目。
樋口容疑者の以前の自宅には「ルフィ」を名乗る指示役らによる広域強盗事件の被害金の一部が運搬されたとされる。警視庁は、この現金が指示役に流れた可能性があるとみて、資金の流れの解明を進める。
再逮捕容疑は仲間と共謀して2023年4月、架空請求して千葉、栃木、新潟の3県の男女4人からだまし取った現金を仮想通貨(暗号資産)に交換。海外の取引所や仮想通貨口座を経由させて別の資金と混ぜ合わせた後、4億5000万円を現金化して犯罪収益を隠したとしている。警視庁は2人の認否を明らかにしていない。
警視庁によると、2人は、現金調達役の女性(48)=詐欺容疑で逮捕、処分保留で釈放=が管理する口座に仮想通貨を送った後、女性から対価として現金を東京の銀座や六本木、池袋の路上で受け取ったという。樋口容疑者と女性との間では23年4~6月、特殊詐欺などで得た約13億円が現金化されたとみられる。【山本康介】

石破首相、ひめゆりの塔に献花=異例訪問「不戦胸に刻む」

石破茂首相は23日、沖縄戦で犠牲になった女学生らの慰霊碑「ひめゆりの塔」(沖縄県糸満市)を訪れ、献花した。その後、記者団に「不戦の思い、戦争の悲惨さをもう一度、自分の胸に刻まねばならないという思いで来た」と述べた。
現職首相の訪問は、2012年の野田佳彦氏以来、13年ぶり。ひめゆりの塔を巡っては、自民党の西田昌司参院議員が展示内容に対して「歴史の書き換え」などと発言し、強い批判を受けた。参院選が事実上スタートする中、首相としては沖縄の歴史に向き合う姿勢を示す狙いがあったとみられる。 [時事通信社]

《さいたま頭蓋骨殺人》斎藤純容疑者の親友が告白「自宅室内にあった異様な器具」「犯行直後の鼻息荒い電話」《室内写真も入手》

7年間止まっていた時計の針が動き出したのは、今年6月16日のことだった。
「2018年1月に宮本果歩さん(当時21)を殺害した疑いで、さいたま市に住む無職の斎藤純容疑者(31)が逮捕されました。埼玉県警によると、今年5月に窃盗事件で斎藤容疑者を逮捕した際、家宅捜索で部屋から3つの頭蓋骨を発見。DNA鑑定の結果、その中の1つが行方不明だった宮本さんのものと分かりました」(全国紙社会部記者)
県警の調べに対して、斎藤は概ね次のように供述している。
「殺したことに間違いないが、合意の上で殺している。女性とはSNSを通じて知り合い、自宅マンションに招いてロープで首を絞めた。遺体は部屋で解体した後、ゴミ捨て場に捨てたり、部屋で保存したりしていた。小さいころから殺人願望のようなものを抱いており、ずっと頭の隅には『人を殺したい』という概念がつきまとっていた」
斎藤が抱いていた“殺人願望”とは、一体どのようなものなのか。彼はごく親しい友人らに限り、その全容を明かしていた。そのうちの1人が「週刊文春」の取材に応じ、重い口を開いた。
「純とは10代の頃に出会いました。彼は当時からずっと『人を殺したい、解体してみたい』と口にしていた。最初は思春期特有の発言だと思っていましたが、徐々にそれが現実味を帯びていった。ただ、純には独特の世界観があった。例えば理解不能な『イマジナリーフレンド』の話もよく聞かされていました。だから当時は妄想と現実の境目が分からず、彼が話していた犯行の手口も全て妄想だと思っていたんです」
そう語るのは、逮捕直前まで斎藤と連絡を取り合っていた親友A氏だ。A氏は斎藤の言動に違和感を覚えて警察に通報したこともあったが、取り合ってもらえなかったという。そしてA氏は、犯行前後の斎藤の言動や、斎藤の自宅室内にあった「異様な器具」、犯行後にかかってきた「鼻息荒い電話」、斎藤が明かした家族への隠蔽工作などについて詳細に語ったのだった。
現在配信中の 「週刊文春 電子版」 では、斎藤の自宅の室内写真を掲載。また、A氏の告白の全容を読むことができる。
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「週刊文春」では、今回の事件について情報を募集しています。文春リークスまで情報をお寄せください。
文春リークス: https://bunshun.jp/list/leaks
〈 《さいたま頭蓋骨殺人》動画入手 斎藤純容疑者「通り魔予行演習」と親友に語った「余罪」 〉へ続く
(「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル)

三菱UFJ行員が現金詐取 3980万円、新潟支店

三菱UFJ銀行は23日、新潟支店(新潟市)で勤務していた元男性行員(69)が顧客1人から現金約3980万円をだまし取っていたと発表した。元行員は同日、有印私文書偽造・同行使の罪で新潟地検に起訴されたという。顧客には同行が全額を補償した。
行員は2007年から16年までの間に、顧客に架空の金融商品を提案し、複数回にわたって現金を詐取していた。発覚を免れようと、20年7月に支店名の印鑑を押して預かり証を偽造した。行員は21年に退職していたが、24年8月、顧客からの申し出があり発覚した。内部調査などによると、ほかの顧客の被害は判明していない。

野田聖子議員夫の請求棄却=「警察庁が情報漏えい」認めず―東京地裁

野田聖子衆院議員の夫文信さん(57)が、警察庁が漏えいした情報を基に、自身が元暴力団員とする虚偽の事実を週刊文春に報じられたなどとして、国に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が23日、東京地裁であった。余多分宏聡裁判長は「漏えいは認められない」として請求を棄却した。
判決によると、週刊文春は2017~21年に計3回、野田氏の夫が元暴力団員だと報じた。文信さんが発行元の文芸春秋社に損害賠償を求めた訴訟で、文春側は文信さんの氏名や生年月日が記載された「暴力団個人ファイル」を証拠提出。当時の編集長は、ファイルは警察庁幹部から入手したと証言した。
余多分裁判長は、ファイルが警察庁の内部文書だと裏付ける客観的な証拠はないと指摘。暴力団情報は各都道府県警に共有されており、「編集長が真の取材源を秘匿する目的で提供元を偽った可能性は否定できない」と述べた。
文信さんが元暴力団員だとする情報の真偽については判断しなかった。 [時事通信社]

車内で高齢夫婦が死亡 手製の銃で無理心中図ったか 神奈川・大磯町

神奈川県警大磯署は23日、大磯町西小磯の路上に止めた軽自動車内で、80代の高齢夫婦が死亡していたと発表した。2人は頭に銃で撃たれたような痕があり、夫の手元には手製の銃のようなものがあった。同署は無理心中を図った可能性があるとみて調べている。
同署によると、15日午後7時ごろ、「車内で高齢の男女が亡くなっている」と通行人から110番があった。駆けつけた警察官が、車内で同町大磯の尾上攻さん(82)と妻正子さん(85)が頭から血を流しているのを発見。その場で死亡が確認された。
尾上さんは運転席に、正子さんは助手席に座った状態で、車は施錠されていたという。いずれも死因は脳挫滅だった。尾上さんの手元には、鉄パイプを2本組み合わせた手製の銃のようなものがあったという。
尾上さんは正子さんと2人暮らしで、在宅で介護をしていた。同署は介護に疲れた尾上さんが、正子さんを殺害後に自殺を図った可能性があるとみている。【宮本麻由】

新燃岳、噴火警戒レベル3に引き上げ…大きな噴石への警戒呼びかけ

気象庁は23日、宮崎、鹿児島県境にある霧島連山・新燃(しんもえ)岳の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。レベル3となったのは約1か月ぶり。新燃岳では22日、2018年6月以来となる噴火が観測されていた。同庁は火口から約3キロの範囲で大きな噴石などへの警戒を呼びかけている。

作曲家・藤竜之介さん死去 73歳、肺炎で…代表曲に川中美幸の「恋歌ふたたび」など

作曲家の藤竜之介(本名・藤井次郎)さんが7日に肺炎のため亡くなっていたことが23日、分かった。73歳だった。妻の藤井サト子さんが公表した。葬儀は15日に近親者のみで執り行われた。
この日、サト子さん名で「この度、夫である作曲家 藤竜之介(本名:藤井次郎)が、令和7年6月7日、肺炎のため享年74歳にて永眠致しました。ここに生前のご厚誼に深謝し、謹んでお知らせ申し上げます」と発表された上で、「葬儀は6月15日に近親者のみで執り行いました。家族の意向によりご香典、ご供花、ご供物の義は、固くご辞退申し上げます」と記された。
藤さんは1952年2月13日、山口県出身。成蹊大学工学部卒業後、吉田矢健治さんに師事し、歌手から作曲家に転身。代表作に川中美幸の「恋歌ふたたび」、小金沢昇司の「無器用者だと言われても」、作詞も手がけた前川清の「一人愛」などがある。新人歌手育成にも尽力し、最初の内弟子に井上りつ子がいる。