暖かい空気に覆われた日本列島は16日、各地で気温が上昇した。愛媛県西条市で猛暑日となる36・5度に達し、東京都心は7月下旬並みの31・6度を記録した。銀座では、手持ちの小型扇風機を顔に近づけたり、日傘やタオルで日差しを避けたりして歩く人の姿が見られた。
気象庁によると、午後7時現在で全国914の観測地点のうち419地点で真夏日となった。
大阪・関西万博警戒警備の警察官が警察車両内で拳銃を収納する際に誤発射 けが人なし
大阪・関西万博で警戒警備にあたっていた大阪府警の機動隊員が、会場の近くに停まっていた警察車両内で、誤って実弾1発を発射したことがわかりました。誤発射によるけが人はいないということです。
大阪府警によりますと、15日午後7時頃、大阪・此花区にある関西万博会場近くの警察車両内で、第二機動隊に所属する男性巡査長(28)が拳銃を取り外したところ、誤って実弾1発を発射したということです。
車両には巡査長を含む5人の隊員がいましたが、けがをした人はいません。
大阪府警の藤田恵一・警備第一課長は「指導教養により基本を徹底させ、再発防止に務める」とコメントしています。
コロナ給付金「性風俗を除外」は合憲 事業者の敗訴確定 最高裁
新型コロナウイルス対策の持続化給付金などの支給対象から性風俗事業者を除外した国の規定は、法の下の平等を定めた憲法14条に反するとして、事業者が国に賠償などを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(宮川美津子裁判長)は16日、規定を「合憲」と判断し、事業者側の上告を棄却した。事業者側を敗訴とした1、2審判決が確定した。
原告は関西地方にある無店舗型性風俗店(デリバリーヘルス)の運営会社。2020年9月、新型コロナの影響で売り上げが減少したとして、持続化給付金200万円と家賃支援給付金約100万円の支給を中小企業庁に申請したが、除外規定に基づき認められなかった。このため、二つの給付金に150万円の損害賠償を加えた計約450万円の支払いを国に求めた。
事業者側は訴訟で、「納税義務を果たし、反社会的勢力とも一切関係がない。職業差別だ」と主張した。これに対して国側は、客から対価を得て一時的に性的好奇心を満たすという性風俗営業は「大多数の国民が共有する性的道義観念に反する」とし、公金で性風俗事業者を下支えすることは相当でないと反論していた。
1審・東京地裁判決(22年6月)は、国の主張を支持し、規定について「合理的な根拠があって差別とは言えず、憲法には反しない」として、事業者側の請求を棄却した。
2審・東京高裁判決(23年10月)も、国民の性のあり方に対する価値観は多様化しているものの、性風俗営業を公的に認知することに否定的な考え方が失われたとは言えないと指摘。性風俗事業者を支給対象から除外した国の判断は「不合理ではなく、行政庁の裁量を逸脱していない」と結論付け、1審判決を支持していた。【巽賢司】
会社の部下の顔を殴るなどして死なせた疑い、上司の男2人を逮捕…懇親会でトラブルか
会社の部下を殴るなどして死亡させたとして、茨城県警は16日、いずれも会社員で同県結城市の男(47)と同県古河市の男(39)の2人を傷害致死容疑で逮捕した。
発表によると、2人は共謀し、2月22日午前1時5分頃、古河市内のコンビニエンスストア駐車場で、部下だった会社員男性(当時41)の顔面を殴ったり押し倒したりする暴行を加えて打撲などのけがを負わせ、同月24日、単独性外傷性くも膜下出血で死亡させた疑い。県警は認否を明らかにしていない。
3人は同じ運送関係の会社に勤務しており、21日に市内の飲食店で開かれた懇親会の最中に3人の間でトラブルが起き、付近の駐車場で2人が暴行に及んだという。県警は現場にいた関係者らから話を聞いたり、付近の防犯カメラを確認したりして調べていた。
【独自】「人を殺すことに興味」容疑者のアパートから頭蓋骨見つかる…行方不明になっていた21歳女性を殺害したとして31歳の男を逮捕 埼玉県警
およそ7年半前に行方不明になっていた茨城県の当時21歳の女性を殺害したとして、埼玉県の31歳の男が逮捕されたことが捜査関係者への取材でわかりました。男は「人を殺すことに興味があった」などと話しているということです。
捜査関係者によりますと、殺人の疑いで逮捕された斎藤純容疑者(31)は2018年1月4日ごろ、さいたま市大宮区の自宅マンションの一室で、当時茨城県に住んでいた宮本果歩さん(当時21歳)の首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれています。
これまでの警察の調べに対し、斎藤容疑者は「2018年に宮本さんと知り合い、自宅に招き、首を絞めて殺害し、遺体を自宅で解体した」「小さい頃から人を殺すことに興味があった」「遺体の一部は捨てた」という趣旨の話をしていたということです。
また、逮捕後の調べに対し、斎藤容疑者は「宮本さんを殺したことは間違いありませんが、合意の上で殺している」と供述しているということです。
警察は、さいたま市内で発生した窃盗事件で斎藤容疑者を先月逮捕し、先月15日、市内の自宅の家宅捜索を行ったところ、頭蓋骨や骨の一部が見つかり、鑑定などを行った結果、骨は2018年に行方不明になっていた宮本さんのものと特定されたということです。
警察はさらに捜査を進め、宮本さんが斎藤容疑者に殺害された疑いが強まったとして、殺人容疑での逮捕に踏み切りました。
斎藤容疑者の自宅からはもう1つ、頭蓋骨が見つかっていましたが、警察が捜査したところ、これは骨格模型などに使われるものとみられ、斎藤容疑者がネットで購入したものだったということです。
斎藤容疑者は、この自宅マンションに両親と3人で暮らしていました。
捜査関係者によりますと、宮本さんは殺害されたとみられる2018年1月4日、「住み込みのバイトに行く」と家族への置き手紙を残して外出。
その後、JR土浦駅から電車に乗り、JR大宮駅で降りた後、斎藤容疑者と接触したとみられるということです。
宮本さんの家族からは、この日のうちに、茨城県警牛久警察署に行方不明者届が出されていました。
斎藤容疑者は宮本さんとSNSを通じて知り合い、自宅に誘い込んだ上、犯行に及んだとみられています。
その際、斎藤容疑者は宮本さんに対し、家族に居場所を知られないようにするため、スマートフォンのSIMカードを抜き取るよう指示したり、家族には「住み込みのアルバイトに行く」と伝えるよう指示したりしていたということです。
警察は、斎藤容疑者は事件の発覚を遅らせる目的で、宮本さんに指示を出していたとみて、引き続き事件の詳しい経緯を調べています。
無罪主張のテクノ社社長保釈=融資金詐欺、逮捕から4年―東京地裁
金融機関から融資金計22億円超をだまし取ったなどとして、詐欺と会社法違反(特別背任)の罪に問われた太陽光発電関連会社「テクノシステム」(東京)社長、生田尚之被告(51)について、東京地裁は16日、保釈を認める決定をした。保釈保証金3000万円は即日納付され、生田被告は勾留先の東京拘置所から保釈された。
生田被告は2021年5月に詐欺容疑で東京地検特捜部に逮捕された。昨年11月に開かれた初公判では無罪を主張し、その後も勾留が続いていた。
生田被告は午後6時すぎ、ノーネクタイのスーツ姿で約4年ぶりに拘置所を出た。表情を変えることなく、足早に迎えのタクシーに乗り込むと、そのまま拘置所を後にした。
生田被告は取り調べに黙秘したが、「検察庁を敵視するってことは反社(反社会的勢力)や」などと自白を迫られたとして国に損害賠償を求める訴訟を起こしたほか、特別公務員暴行陵虐の疑いで検事を刑事告訴した。取り調べについて最高検は「不適正」と認定した。
起訴状によると、生田被告は20年3~7月ごろ、虚偽の書類を提出するなどして金融機関3社から計約22億3100万円を詐取。18年8月~19年4月、テクノ社の資金計3億9400万円を賭博の借金返済に充てたとされる。 [時事通信社]
コメ「作況指数」廃止、小泉農相が表明…過去の冷害の影響が大きく反映され実態と合わず
農林水産省は16日、コメのできばえの目安となり、毎年秋に発表する「作況指数」を2025年産米から廃止すると発表した。気候変動により、過去30年の傾向を踏まえた収量との比較では作況指数が高くなりがちだったことから、約70年間続いた統計を見直す。小泉農相は、収穫量調査の精度を上げる方針を示した。総務省の承認を経て調査内容を変更する見通し。
作況指数は1956年から現行の形で公表されている。農水省が毎年行う収穫量調査を基に、都道府県ごとに10アールあたりの収量を把握し、過去30年の傾向を踏まえた平年と比較して指数化している。平年を100とし、やや良(102~105)、やや不良(95~98)などとして公表している。
過去の冷害の影響などが大きく反映されており、冷害が減った近年の傾向とはズレが生じやすくなっている。2024年産米の全国の作況指数は101の「平年並み」だったが、コメの供給不足で価格は高騰しており、生産現場の実感との乖離(かいり)が指摘されていた。
農水省は収穫量調査の精度を高めるため、収穫時に収穫量を測定できる高性能コンバインの活用や人工衛星などの最新技術を使った調査方法の確立を目指す。
小泉氏は16日、報道陣の取材に応じ、収穫量の調査に一本化し、「作況指数を出さない方が現場(の実態)と乖離しないのではないか」と述べた。
「小さい頃から殺人願望」 7年前に当時21歳女性殺害か 男性逮捕
さいたま市大宮区の自宅マンションで2018年1月ごろ、茨城県に住んでいた女性(当時21歳)を殺害したとして、埼玉県警は16日、同区寿能町2、無職、斎藤純容疑者(31)を殺人容疑で再逮捕した。県警によると、容疑者の自宅から女性の頭蓋骨(ずがいこつ)などが見つかった。
女性は、2018年から行方不明になっていた宮本果歩さん。
再逮捕容疑は18年1月4日ごろ、自宅マンションで宮本さんの首を絞めるなどして殺害したとしている。
県警によると、斎藤容疑者は容疑を認め「宮本さんと知り合い、自宅に招いて首を絞めて殺害し、遺体を自宅で解体した」と供述。「小さい頃から殺人願望のようなものを抱いていた」とも話しているという。
県警は5月、さいたま市で起きた窃盗事件に関与したとして、斎藤容疑者を窃盗容疑で逮捕。自宅を捜索したところ、頭蓋骨や骨の一部が見つかり、鑑定を実施していた。【田原拓郎】
遺族のコメント全文
遺族が埼玉県警を通じて公表したコメント全文は次の通り。
私たち家族は突然の知らせを受け、未だ受け止めきれない気持ちのままです。
娘が事件に巻き込まれていたことを知らされても、信じられない、信じたくない気持ちでいっぱいです。
娘はまじめで、周りの人の気持ちを思いやる優しい気持ちを持っている子でした。
私たちにとってかけがえのない娘です。
今は、家族で静かに娘を偲びたいと思います。
私どもの気持ちをどうかご理解いただき、私たち家族、親族、ご近所等の関係者に対する取材はご遠慮願います。
どうかよろしくお願い申し上げます。
令和7年6月16日 親族一同
山手線車内で窃盗未遂 ロシア国籍の男を現行犯逮捕 鉄道警察隊の警戒中に 警視庁
JR山手線の車内で乗客のバッグから金品を盗もうとしたとして、警視庁捜査3課は、窃盗未遂の疑いで、ロシア国籍の住所、職業不詳、シェムシュケヴィチ・ヴィタリー容疑者(46)を現行犯逮捕した。調べに対し「何も悪いことをしていない」と、容疑を否認している。
逮捕容疑は13日午後5時30分ごろ、JR高田馬場駅からJR新大久保駅間を走行中の車内で、乗客の男性(19)が持っていたバッグから金品などを盗もうとしたとしている。
捜査3課によると、シェムシュケヴィチ容疑者が左腕にシャツを掛けて手元を隠しつつ、右手でバッグのチャックを開けたり、側面についていたポケットを探ったりしていたところを同乗していた警官が逮捕したという。6日にもJR山手線の車内で同様の被害があったことから、鉄道警察隊が警戒していた。
奈良・吉野町議を収賄疑いで逮捕 太陽光パネル事業の会社に便宜、見返りに200万円受け取ったか
奈良県吉野町で太陽光パネル事業の会社に便宜を図り、見返りに200万円を受け取ったとして吉野町の議員が逮捕されました。
収賄の疑いで逮捕されたのは奈良県橿原市に住む吉野町議会議員の西澤巧平容疑者(72)です。
西澤容疑者は2023年9月、太陽光パネル税の導入に関する議案を議会に提出しないなど、太陽光発電事業を手がける会社に有利になるよう便宜を図り、その見返りに200万円を受け取った疑いがもたれています。
また、200万円を渡したとして贈賄の疑いで東京都港区に住む自称会社役員の眞邉勝仁容疑者(59)と会社役員の伊藤仁志容疑者(63)も逮捕されています。
町議会事務局によりますと、西澤容疑者は1992年に初当選し現在10期目で、これまでに議長を8回つとめているということです。