殺人未遂の疑い 会社役員の48歳男を逮捕 社員の20代男性の頭を鍬で殴打 「殺意はありません」《新潟》

3日午前、自身が役員を務める会社の社員を殺害しようとした疑いで、新潟市南区に住む会社役員の男(48)が現行犯逮捕されました。
警察によりますと、男は3日午前7時半過ぎ、男が役員を務める建設関連会社の倉庫内で、ステンレス製で全長90センチほどの鍬を使い、社員の20代男性の頭を殴打した疑いがもたれています。
周囲にいた同僚が119番通報をし、消防が警察に通報したことで現行犯逮捕に至りました。
社員の男性は病院に搬送されましたが意識はあり、頭部に外傷を負ったということです。
男は、社員の男性の頭部を殴打したことは認めていますが、「殺意はありません」と一部容疑を否認しています。
警察がくわしい経緯などを調べています。

住民8割死亡の村も 北海道、日本海沿岸の地震・津波被害想定を公表

北海道は3日、日本海沿岸でマグニチュード(M)7以上の巨大地震が発生した場合に、沿岸の33市町村で最大約7500人が死亡するとの想定を公表した。震源となる断層が陸地に近く、避難が難しくなるとしている。各自治体は被害軽減に向けた対策を迫られている。
道は2022年、国が前年に公表した太平洋沿岸の被害想定を基に同地域で最大約14万9000人が死亡するとした推計を公表した。日本海沿岸の被害想定は道防災会議のワーキンググループ(WG)で23年9月から独自に検討を進めた。
想定では、日本海沿岸の15断層を検証。避難などの条件が大きく異なる昼、夕、深夜と夏、冬で計90パターンに分類した。20年の住民基本台帳のデータを活用し、津波高は道が17年に公表した数値を用いた。さらに、すぐに避難する割合を20%と70%に分け、人的被害を割り出した。
その結果、北海道南西沖から青森西方沖にかけての断層で冬・深夜に起こった場合の死者数を、約7500人と推計。ほとんどが津波による被害となる。建物被害は、内陸部まで延びる北海道北西沖の断層で、積雪による影響を受ける冬の夕、深夜に発生した場合の、約1万6000棟が最大となった。
市町村別の想定死者数は、稚内市の約4070人(北海道北西沖断層、夏・昼)が最大。島牧村は約1200人(北海道南西沖断層、冬・深夜)で、総人口の8割超に上った。このほか、礼文町、神恵内村、奥尻町でも死者が人口の5割を超えた。
WG座長の岡田成幸・北海道大広域複合災害研究センター客員教授(地震防災計画学)は日本海沿岸について、国道が海岸線沿いに延びる▽集落が国道沿いに形成▽険しい崖が海岸近くまで迫る▽津波が数分で到達する――といった特徴を挙げ、「短時間での移動はかなり厳しい。地理的に非常に不利な環境」と指摘する。
想定では津波避難タワーや細かい避難路を考慮に入れておらず、想定よりも早く避難できる可能性があるという。近くに高台などの逃げ場を確保したり、住民個人の避難計画を作ったりすることが有効だ。
それでも子どもや高齢者といった要配慮者の避難は難しく、岡田座長は長期的対策として集落の高台移転の必要性を訴える。
日本海沿岸での地震の発生確率は国の長期評価で0~0・1%だが、岡田座長は「いつか起きると考えて備えて」と呼びかけている。
道は今後、今回の想定を基に減災計画を策定。残るオホーツク海沿岸の被害想定も検討を進める。【片野裕之】
「壊滅的な打撃」の可能性
日本海沿岸で想定される死者数は太平洋沿岸に比べると14万人以上少ないが、WGの岡田座長は「決して小さい数字ではない」と強調する。日本海沿岸は人口規模の小さな自治体が多く、7町村で人口に占める死者数の割合が3割を超える「壊滅的な打撃」になる可能性がある。
「大変厳しい数字と受け止めている」。最大で人口の83%に当たる約1200人が死亡すると推計された島牧村の川原尚郁防災対策室長は、被害想定に声をこわ張らせた。
村は国道229号が海沿いを走り、全ての集落が国道沿いに点在する。内陸に逃げる主要道路は道道1本のみ。早期避難が70%に増えた場合も想定される死者数は変わらない。
川原さんは村が1隻保有する救命艇(定員25人)や避難タワーをさらに整備する必要性に触れつつ、「安全な場所への集落移転も検討しないといけない」と話した。
一方、冷静に受け止める自治体もある。最大で52%が死亡するとされた礼文町の担当者は、「特に驚きはなかった」と淡々と語る。
道が17年に公表した津波浸水想定では、最大22メートルの津波が1~4分で町に到達する。それを踏まえ、「今回は当然の結果」と指摘。被害想定を受け、「改めて早期避難の重要性を住民に伝えたい」とした。【片野裕之】

映画の補助金巡り関市が刑事告訴、ご当地映画の制作会社が「実績報告書を偽造」し行使した容疑で

岐阜県関市が補助金2000万円を交付したご当地映画「名もなき池」を巡り、山下清司市長は2日の記者会見で、制作した総合企画会社「IROHA STANDARD」(兵庫県豊岡市)が市に提出した実績報告書に虚偽の疑いがあるとして、同社の代表取締役を偽造私文書行使容疑で関署に刑事告訴したことを明らかにした。補助金返還を求めて民事訴訟も行う方針。
関市は、同社から提出された補助金の使途などを記載した支出書類を点検した結果、複数に虚偽の疑いがあると判断した。刑事告訴は5月30日付で関署に受理されたという。山下市長は「犯罪にあたる行為は見過ごすことができない」と述べた。
民事訴訟については、9日開会の市議会に議案を出し、可決後に手続きに入る。同社と取締役3人を相手取り、補助金の全額2000万円の返還と加算金、遅延利息の支払いを求める。
映画「名もなき池」を巡っては、交付要綱や募集要項に記した3月31日までに複数の映画館で4週間以上公開するといった要件を満たしていないと判断し、市が補助金交付の決定を取り消した。返還期限を4月25日とした督促状を同社に送ったが、現在も納付されていない。
同社側は会計に不適切な部分があったとして、補助金の一部を返還する意向を4月に示していた。同社の代理人弁護士は「会計のどこまでが確実なのか立証が難しく、市が示した通りに5年間で全額返還する意向を5月22日に伝えたが、23日に6月末までに一括返還しろと言われた」と説明し、「関市のやり方を非常に遺憾に思う」と話した。

万博想定来場者数、下方修正も 大阪市長「混雑し快適さ失う」

大阪市の横山英幸市長は3日、2820万人としている大阪・関西万博の想定来場者数について、下方修正も視野に見直すべきだとの認識を示した。想定に達するには1日平均15万人以上が訪れる必要があるが、混雑して来場者が快適に過ごせない恐れがあると指摘。収益は確保しつつ、満足度を保てる人数を再考する必要があるとした。
横山氏は「むちゃな計画であれば来場者は減る。2820万人を下回ってでも議論すべきだ」と述べた。
1日当たりの来場者が開幕以来最も多かったのは5月31日の16万9923人。大きな混乱はなかったが、帰宅客が集中した時間帯に大阪メトロ中央線夢洲駅周辺が大混雑した。

「福島の苦しみ、悲しみに寄り添ってくれた」 長嶋茂雄さん死去で福島県の内堀知事

福島県の内堀雅雄知事は3日、巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏の死去を受け、「県民が抱える苦しみや悲しみに寄り添ってくれた。スーパースターでありながら気さく。日本中の憧れであり誇りだった」と悼んだ。定例会見で記者の質問に答えた。
内堀知事は東日本大震災と東電福島第1原発事故から5年後、長嶋氏が県民に寄せた「毎日が苦しみ、悲しみ、不自由な生活の連続だったと思う。皆さん負けないでください。私も病には負けません」とのメッセージを改めて披露し「当時、長嶋さんは脳梗塞を患いリハビリに励んでいた。だからこそ県民に寄り添い、あえて『頑張れ』ではなく『負けるな』という言葉を贈ったのだと思う」と語った。
その上で内堀知事は「復興に向けて懸命に歩む、福島県の姿を見守っていただきたかった。本当に残念」と述べた。

チェーンソーで男性の首を切り付け、女に有罪判決 「別人格の犯行」認めず 東京地裁

交際していた男性の首をチェーンソーで切断して殺害しようとしたとして、殺人未遂罪に問われた女(23)の裁判員裁判の判決公判が東京地裁で3日、開かれ、福家康史裁判長は「完全責任能力がある」として、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。
公判で弁護側は、被告が男性から別れを切り出されて強いストレスを受けた影響で「別人格が犯行に及んだ」として、無罪を主張していた。
福家裁判長は判決で、凶器にチェーンソーを選んだことを「被告なりの合理的な選択」と指摘。別れ話の前後で被告の言葉遣いなどが変わっていないとする被告の母の証言などと合わせ、「普段の人格と犯行時の人格には連続性がある」と、弁護側の主張を退けた。
その上で、犯行は「極めて危険」などと非難。一方で男性に処罰感情がないことなどから、執行猶予付きの判決とした。
判決によると令和5年8月、就寝中の男性の首に小型チェーンソーの回転している刃を押し当て、殺害しようとした。

旭川中学生いじめ自殺訴訟 旭川市が賠償責任認める方針 賠償額約1億1500万円については争う構え

いじめを受けていた女子中学生が自殺し、遺族が北海道旭川市に損害賠償を求めている訴訟で、旭川市側が、賠償責任を認める方針であることがわかりました。
4年前、旭川で死亡した当時中学2年の廣瀬爽彩さん。
2024年、再調査委員会がいじめと自殺との因果関係を認めました。
これを受け、遺族側は「学校と市教委はいじめの認知を徹底して回避した」などとして、旭川市に約1億1500万円の損害賠償を求めて提訴しました。
関係者によりますと、旭川市側は、学校や市教委の賠償責任を認める一方、一部の事実関係や賠償金額については争う方針だということです。
第一回口頭弁論は、6日に旭川地裁で開かれます。

体内にコカイン87個=密輸容疑でブラジル人の女逮捕―大阪府警

薄いゴムで包んだコカインを87個飲み込むなどして営利目的で密輸入したとして、大阪府警関西空港署は3日までに、麻薬及び向精神薬取締法違反容疑で住居不定、職業不詳のブラジル人、ラモス・デ・ソウザ・ジェシカ容疑者(35)を逮捕した。営利目的ではないと容疑を一部否認しているという。
逮捕容疑は4月16日午前10時ごろ、薄いゴムのようなもので包んだコカイン87個(約675グラム、末端価格1688万円相当)を体内と着衣に隠しブラジルから関西国際空港に密輸入した疑い。
同署によると、87個のうち46個は胃から見つかり、28個は胃を通過していたため、自然排出を待って回収した。13個は関空到着までに体外に何らかの理由で出ており、靴下に包んで股間に隠していた。 [時事通信社]

石破首相「本当に明るい太陽みたいな人だった」 長嶋茂雄さん死去

プロ野球・巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんの死去を受け、石破茂首相は3日、「我々昭和30年代に生まれた当時の子どもにとっては本当に憧れの人だった。一つの時代が終わった感じがしてすごく寂しくて残念だ。明るかった長嶋さんという印象が心の中に残っている」と悼んだ。首相官邸で記者団に語った。
長嶋さんは2013年に国民栄誉賞を受賞した。これについて首相は記者団に「ある一定の年代以上の人にとっては本当に明るい太陽みたいな人だった。みんなの希望の星というか、どんなに落ち込んでいる時でも長嶋さんの姿を見ると、ぱっと明るくなる。それが国民栄誉賞たるゆえんだと思う」と語った。【神山恵】

中学校で生徒10人が救急搬送、硫化水素を発生させる実験中に吐き気や頭痛など訴え…仙台

3日正午頃、仙台市青葉区八幡の尚絅(しょうけい)学院中学校の教諭から「実験中だった生徒が体調不良を訴えている」と119番があった。仙台北署によると、2年生の男女10人が吐き気や頭痛などを訴えて病院に搬送された。いずれも軽症という。
同署や同校によると、当時、生徒ら約30人が実験室で、塩酸と硫化鉄を使って硫化水素を発生させる実験をしていた。同署で詳しい原因を調べている。