天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、戦後80年の節目にあたり4日から2日間、沖縄県を訪れ、戦没者を慰霊されます。愛子さまの訪問は初めてです。
天皇皇后両陛下と愛子さまは4日午前、特別機で羽田空港を出発し、那覇空港に入られます。
ご一家は、午後糸満市を訪れ沖縄戦の犠牲者の遺骨が眠る「国立沖縄戦没者墓苑」で供花し、犠牲者の名が刻まれた「平和の礎」を訪問されます。さらに戦争体験者や遺族、語り部らと懇談される予定です。
5日は、戦時中アメリカ軍の魚雷攻撃で沈没した学童疎開船「対馬丸」の犠牲者1484人の慰霊碑「小桜の塔」で供花し、「対馬丸記念館」で、生存者らと懇談などされる予定です。
両陛下が沖縄を訪問されるのは2022年以来3年ぶりで、愛子さまの訪問は初めてです。
軽乗用車が横転し電柱に衝突 助手席の女性が死亡、運転の85歳男性は重傷 沖縄・読谷村の県道
1日午後3時ごろ、沖縄県読谷村波平の県道で、同村楚辺の男性(85)が運転する軽乗用車が横転する事故があり、助手席に乗っていたとみられる成人女性が頭を強く打ち、現場で死亡が確認された。運転手の男性は右腕に重傷を負った。
嘉手納署によると、男性の軽乗用車が走行中に道路左側のガードパイプに接触。その弾みで別の軽乗用車に衝突、横転し電柱にぶつかった。現場は片側1車線のほぼ直線道路。署が女性の身元を確認している。
後ろのデッカいドームは何!?「自衛隊の見慣れない戦闘車両」静岡県で激写! 総火演に降臨するか
最初の配備部隊はドコ?
2025年の総火演に登場するか?
2025年5月下旬、東富士演習場において、防衛省および陸上自衛隊が開発を進めている各種の新型装備が目撃されました。
確認したのは「共通戦術装輪車(偵察戦闘型」」と「24式機動120mm迫撃砲」です。これらは、陸上自衛隊が調達を開始した新車両、「24式装輪装甲戦闘車」の派生型です。
そもそも、ベースの24式装輪装甲戦闘車自体が、これまでにないコンセプトで新規開発された戦闘車両です。一足先にデビューした16式機動戦闘車と共に行動し、作戦を行う車両で、いわゆる歩兵戦闘車タイプのものが24式装輪装甲戦闘車になります。
共通戦術装輪車(偵察戦闘型)は、一見すると24式装輪装甲戦闘車とよく似ているものの、車体後部に伸縮式の監視用センサーや衛星通信システム用のドームを搭載しているのが特徴で、既存の87式偵察警戒車の後継と目されています。
87式偵察警戒車は、全国の偵察部隊や偵察戦闘大隊などに配備されていますが、正式から40年近く経過しており、老朽化が進んでいてシステム自体も陳腐化しています。そのため、8共通戦術装輪車(偵察戦闘型)は、現場の隊員にとって待望の新車両となるのは間違いありません。
一方、24式機動120mm迫撃砲は、24式装輪装甲戦闘車ベースの自走砲モデルです。車体後部に120mm迫撃砲を内蔵しており、射撃時は車体上面の大型ハッチを開けることで中から砲身などが露出します。
現状の即応機動連隊は、牽引式の120mm迫撃砲を高機動車とセットで運用していますが、これだと砲の設置から射撃、撤収までに時間がかかっていました。
現代戦において、間接照準射撃となる迫撃砲や野戦砲などは、1発でも撃てば位置が判明してしまうため、射撃後は速やかな移動が必須です。
24式機動120mm迫撃砲は、装輪タイプの自走砲であることから、高速道路をはじめとした舗装路を高速で走ることができ、射撃時も準備から撤収まで短時間で実施できるため、従来の高機動車と牽引式迫撃砲の組み合わせよりも格段に部隊としての即応性が強化されます。
今回、原型の24式装輪装甲戦闘車は見かけなかったものの、その派生型の2車種が東富士演習場近辺で確認できたということは、もしかしたら富士総合火力演習(総火演)に登場するのではないでしょうか。また、もし登場したら、本番で「24式」と紹介されるのか、それとも「25式」と紹介されるのか気になります。
今年の総火演は6月8日(日)に実施予定ですが、昨年と同様、一般公開は行われません。その代わりに、防衛省・陸上自衛隊ではYouTubeの公式チャンネルなどでリアルタイムのライブ配信を行うと発表しています。
どのような形で24式機動120mm迫撃砲と共通戦術装輪車(偵察型)が登場するのか、要注目です。
「7月に日本で大地震」うわさ拡散で香港便減便相次ぐ…漫画の記述が元、宮城県知事「ゆゆしき問題」
香港で「7月に日本で大地震が起こる」とのうわさが拡散して日本への旅行を控える動きにつながり、日本各地の空港で香港便の減便が相次いでいる。うわさに科学的な根拠はなく、気象庁は「該当時期に災害の予兆はない」として冷静な対応を呼びかけている。(鳥取支局 山内浩平)
5月29日、米子空港(鳥取県境港市)の国際線到着ロビーから出てくる香港からの訪日客はまばらだった。
香港からの便に乗っていた女性(36)は「うわさ通りになる前に、日本に行こうと思った」と話した。
うわさの元になったのは、1999年に出版された日本の漫画「私が見た未来」。表紙に「大災害は2011年3月」との記述があり、同月に東日本大震災が発生したことで注目を集めた。
香港の著名な風水師らが、漫画の「完全版」に「本当の大災難は2025年7月にやってくる」とする内容があることを取り上げ、今年になってSNSや動画サイトで急速に拡散した。
政府は1月、南海トラフ地震の今後30年の発生確率を「70~80%」から「80%程度」に引き上げた。3月に新たな被害想定をまとめた報告書が公表されたことも影響しているとみられる。
香港と成田、関西、仙台、徳島、米子の5路線を運航する香港の格安航空会社「グレーターベイ航空」は5月、仙台との定期便を週4便から2便に減便。徳島との定期便も週3便から2便に減らした。
宮城県の村井嘉浩知事は4月23日の記者会見で、「SNSで広がった非科学的な根拠が、観光面で影響がでるのはゆゆしき問題だ」と述べた。香港の旅行会社にヒアリングした徳島県観光誘客課によると、安全への懸念から日本への旅行のキャンセルが相次いでいるという。
鳥取県は5月27日、グレーターベイ航空と、減便を踏まえた協議を行っていると明かした。「うわさの影響で予約が伸び悩んでいる」との説明があったという。米子―香港間は現在、週3往復。4月の中下旬に85%あった搭乗率は、5月は50%を下回る見通しだ。
平井伸治知事は「日本への旅の動機が失われている。影響は避けられない」と困惑している。
気象庁は、日時と場所を特定した地震の予知はできないとしている。野村竜一長官は5月21日の記者会見で「日時を指定した災害情報に振り回されないでほしい。不安に駆られて不合理な行動を取らないよう強く申し上げたい」と述べた。
漫画の作者・たつき諒氏は出版社を通じ、「関心をお寄せいただいていることは、防災意識が高まっている証拠で、前向きに捉えている」などとコメントした。
東京大の関谷直也教授(災害情報)の話「地震発生に関する予言は科学的根拠がなく、7月に地震が起きたとしても、偶然にすぎない。予言やうわさを信じるのは良くないが、地震はいつか、どこかで起きるという前提で備えをすることが重要だ」
住宅1軒が全焼し焼け跡から2人の遺体 住人の女性2人か 岡山・玉野市
2日未明、岡山県玉野市で住宅1軒が全焼し、焼け跡から2人が遺体で見つかりました。警察は亡くなったのはこの家に住む女性2人とみて身元を確認しています。
2日午前2時ごろ玉野市和田の山崎ツル子さん(89)の住宅から火が出ていると、近くに住む人から119番通報がありました。
消防が約2時間後に火を消し止めましたが、木造2階建ての住宅1軒が全焼し、1階の部屋から2人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、この家には山崎さんと64歳の娘の2人が暮らしていましたが、火事の後連絡が取れなくなっています。警察は亡くなったのはこの2人とみて身元を確認するとともに、火事の原因を調べています。
歯科医まで介護を食い物に…診療時間のごまかしや虚偽申告、カルテの偽造までする “介護報酬不正”の実態とは
〈髪を引っぱる、冷水を浴びせる、腹を殴る…介護施設で起きている信じがたい虐待 行政処分されても悪徳業者が復活する“カラクリ”とは〉から続く
介護報酬にまつわる不正は、歯科分野にも及んでいる。2024年10月には兵庫県西宮市の歯科医院が約3600万円の介護報酬を不正に受け取っていたと報道されたが、これは氷山の一角。歯科医院はさまざまな手口で、国のお金を食い物にしているという。
【画像で分かる】高齢者の歯科分野での不正の手口
甚野博則著『ルポ 介護大崩壊』から抜粋・再構成して、そのリアルな実態をレポートする。
「訪問歯科」の不正実態
「介護をめぐる不正で、これまであまり注目されてきていない問題もあります。それが、介護施設に出向いて行う訪問歯科です。この訪問歯科の不正は、実態としてかなり多く行われているはずです」
そう語るのは中部地方で働く歯科衛生士の杉山博子さん(仮名)だ。
訪問歯科をめぐる不正で最近注目されたのが、2024年10月に兵庫県西宮市の医療法人社団の歯科医院が介護報酬を不正に受け取っていたとの報道だ。この医院が運営する介護事業所は、通院が困難な要介護者や要支援者の自宅を訪問し、歯磨き指導や口腔内の健康状態を助言する介護保険サービスを行っていた。
介護保険法では、歯科医師による訪問は月に2回、歯科衛生士は月に4回までと規定されているが、市の調査によると、2022年9月から24年3月にかけて、実際には歯科医師が訪問していないにもかかわらず、歯科衛生士の訪問回数に合わせて月2回の指導がされたかのように虚偽の報告が行われていたのである。不正請求は約9600件にのぼり、総額で約3600万円の介護報酬が不正に受給されていたという。
こうした事態に同医療法人は、ホームページで謝罪文を掲載。訪問診療における介護報酬の請求に関して誤った認識を持っていたことが不正受給の原因であると釈明し、市の監査によりその事実が明らかになったと説明している。
だが、こうした歯科医院による不正は水面下で多く行われている実態があると杉山さんは言う。
日本の歯科医院は、倒産や廃業が相次いでいるのが現状だ。民間調査会社の帝国データバンクが2024年11月6日に公表したレポートによると、同年10月までに126件の歯科医院(歯科医)が倒産や休廃業・解散(廃業)に追い込まれたとのことだ。
2023年通年の件数(104件)と比較しても記録的なペースで歯科医院が減っている。歯科医の高齢化に加え、歯科衛生士等の人材不足、物価高騰に伴う歯科用材料費等の値上げによって、収益確保が厳しい状況になっているという。
そうした状況に置かれた歯科業界のなかで、彼女が勤務しているのは、介護施設をメインとした訪問歯科だ。
「訪問歯科の現場は患者の口腔ケアよりも利益を優先しているケースが多い」
杉山さんは言う。一体どういうことか。彼女は一枚のメモを差し出しながらこう続けた。
悪徳コーディネーターが暗躍
「これは介護施設に訪問診療に行ったとき、どの患者さんに、どんな診療を行ったかを一覧にしたものです。患者さんごとに対応した時間が記されていますが、このリストをもとにレセプト屋さんと呼ばれる担当者が診療報酬の請求手続きを行います。しかし、このリストの内容は事実とは全く違うんです」
メモにはこうある。例えばAさんに朝9時から9時20分まで口腔ケアを行ったと記されている。次の患者Bさんには、9時23分から9時43分まで同じく口腔ケアを行ったとある。リストには20名ほどの名前が記されていたが、衛生士による口腔ケアや歯科医による治療を各人20分行い、次の患者を診るまでに各3分間隔で記されていた。
「まず、一人の患者さんを20分診るというケースは非常に少ないです。なかには5分も診ればいいほうという方もいらっしゃる。しかし全員20分診たことにする。それは診療報酬を不正に得るためです」
2024年度に歯科の診療報酬制度が改定されたものの、それまでは「20分ルール」といったものが存在しており、20分以上患者を診た場合、より多くの診療報酬を得ることがでた。そのため、つい最近まで診療時間を偽装していたというわけだ。
「高齢者施設に訪問する際は、歯科医と衛生士、コーディネーターの3人で回ることが多いです。コーディネーターは、車の運転や事務関係を行う助手というイメージですが、以前私がいた病院ではコーディネーターが歯科医よりも偉そうにしていました。とにかく利益を多く出すため、コーディネーターが事前にリストを作成し、『次は、この人に行ってください』『この人は、診なくていいです』などと指示を出す。歯科医や衛生士は患者さんのためにと思っていても、そのコーディネーターは少しでも利益を多く出すことに職業的な生きがいを感じていたのでしょう。とんでもない数の人数を診るよう指示を出し、私たちはそれに従っていました」
杉山さんは続ける。
「リストにあるように、次の患者さんまでの間隔が3分というのもあり得ないです。とくに高齢者のリハビリ施設などに行く場合は、患者さんがリハビリ中だったりするため順番どおりに診られません。患者さんがいる居室まで移動し、診察の用意や片付けをする時間もありますので、ぴったり3分で次の方を診るというのはあり得ない。こうして不正がバレバレのタイムスケジュールになっているときは、病院にいるレセプト屋さんが気を利かせて、『これではまずいから、こうしていいですか』と歯科医の許可を得て、不正がバレないように調整して診療報酬を請求していました」
訪問歯科は、「外来に比べて加算点数が高く、経費率も低い」と杉山さんは言う。つまり、やり方次第では儲かるというわけだ。ただし、さまざまな決まりがある。例えば、利用者は訪問歯科診療所から半径16キロ以内の自宅や施設に限られ、その距離を超えると保険適用外になるなどのルールがあるそうだ。しかし、そうしたルールの盲点をついた運用が行われていると明かした。
「16キロを超えた老人ホームに訪問診療するため、16キロの外に新たな歯科医院をつくって、そこを拠点にして訪問診療をしている病院もあります。例えば歯科医院を作って医師を一人常駐させ、ホワイトニングくらいしかやらない。儲からなくてもいいんです。16キロの範囲を広げることが目的だからです。なかには、アパートの一室に、使えるかどうかもわからないような診察台を置いて、形だけ歯科医院を開設しているかのように見せている。ほとんど患者は来ないため、スタッフの親族を診たことにしてカルテを偽造している医院があると聞いたこともあります」
歯科スタッフは介護施設職員の言いなりに
こうした不正の他にも、訪問歯科には別の問題があると話すのは都内の訪問歯科で働く武田信子さん(仮名)だ。彼女も歯科衛生士として働いている。
「訪問歯科医院に高齢者施設を仲介する業者というのがいます。表向きはコンサルタントですが、高齢者施設と訪問歯科医をマッチングさせ、高齢者1名につきいくらという形で、歯科医から紹介料をとっている。高齢者施設では入居者の入れ替わりもありますから、そのたびに紹介料をとる。施設側は利用者に対して、提携している歯科医がいますと言って、紹介を行う。
高齢者施設には通常、2つくらい提携している歯科医がいますが、仲介業者が紹介した訪問歯科医を入居者に勧めるんです。本来、入居者にはどこで受診するかの選択肢があるはずです。しかし、施設側は入居者に対して、『こちらの歯科医のほうが、評判がいいですよ』とか『こちらの歯科医のほうがうちの入居者がよく利用していますよ』といった具合に特定の歯科医を選ばせるよう誘導しています。仲介業者から紹介された歯科医を選んでもらったほうが、融通が利くからです」
武田さんは、かつて現場でこんな経験をしている。
「施設職員の態度が横柄でも、お得意様ですから彼らの言いなりになっています。例えば車椅子の方を洗面台まで移動させて口腔ケアを行うとき、施設の職員が『やっておいて』と言うんです。本来私たちが利用者の方を介助することはできません。なかには車椅子の操作に慣れていない歯科医や衛生士もいます。それでも、施設の職員の『やっておいて』という命令に従わざるを得ないので、私たちがベッドから車椅子に乗せ、口腔ケアが終わったら再びベッドまで運ぶということをやったこともあります」
先の杉山さんも、施設との間でこんなトラブルがあったと打ち明ける。
「訪問診療の数日後、施設の方からものすごい剣幕で電話があり、『入居者さんの入れ歯がない』と言うのです。認知症だったようですが、その方が『歯科医が入れ歯を持っていった』と言っているそうなんですね。だけど、私たちが入れ歯を持ち帰るはずもありません。そう職員に説明しても、『全額、そちらの費用で新しく作って』と言われたこともありました。こうした入れ歯の紛失トラブルはよくあります。結局、引き出しの中で発見されたなんてこともありました」
武田さんの話によれば、訪問歯科医はとにかく数をこなすことで利益が出るといい、朝から晩まで一つの高齢者施設の入居者を診ることで稼げる仕組みだという。「歯科治療を積極的に受けたがらない方もいれば、そもそも治療の必要がない方もいます。言い方は悪いですが、そうした高齢者にも、『口腔ケアは受けたほうがいい』と施設が利用を仕向けてくれます。だから訪問歯科医側にとって施設には頭が上がらないという側面もあると思います」
もちろんルールを守り、志を持った訪問歯科医が多いのは言うまでもない。だが、彼女たちが証言したように、高齢者施設と訪問歯科医、仲介業者が、まるで高齢者を食い物にしているような例があることもまた事実である。
文/甚野博則
『介護大崩壊』(宝島社新書)
「団塊の世代」必読! 知っておかないと「地獄」を見る、介護保険と介護現場のリアル。 絶望的な人手不足、高齢化する介護職員、虐待を放置する悪徳施設、介護保険と介護ビジネスを食い物にする輩――「団塊の世代」が全員75歳以上になる2025年は、「介護崩壊元年」とされるが、現場ではすでに崩壊は始まっている。介護する側も、される側も「地獄」状態なのが今の日本の介護システムである。大手メディアが報じないタブーな現場を徹底レポートする。
政治資金パーティー収入のうち「86%が自民」に
2023年末に発覚した自民党の安部派をはじめとする「裏金」問題は、政治資金パーティーをめぐって起きた。
主要5政党のパーティー券収入額
一連の「裏金」問題では、本来、政治資金収支報告書に記載されるべきパーティー券の販売収入が、記載されていなかった。そして不記載分の収入が議員にキックバックされ、「裏金」となっていたのだ。なぜこうもずさんな会計処理が長年発覚しなかったのか。
背景の一つに挙げられるのが、政治資金パーティーをめぐるカネの見えにくさだ。特に、カネを「払う側」のことは見えにくく、「誰がいくら分買ったか精緻に処理しない議員もいて、裏金につながりやすかった」(議員秘書)とすら言われる。
この見えにくい「払う側」についても、今回、シンクタンク「政策推進機構」(西田尚史代表)が分析したところ、実態の一端が見えてきた。
パーティー収入の86%が自民側へ
分析対象は、2363の党本部や党支部の、政治資金収支報告書(2023年分)。対象の内訳は、主要5政党(自民、公明、立憲民主、維新、国民民主)の本部、政治資金団体、支部(都道府県、国政選挙区まで)。収支報告書は計約6万5000ページだ。
政治資金パーティー収入は、収支報告書の「機関紙誌の発行その他の事業による収入」というカテゴリーの中に計上される。そこには「政治資金パーティーによる収入」のほか、「機関紙誌の発行による収入」「その他事業による収入」が含まれている。
記載されている個別の収入項目がそれぞれ、どれに該当するのかは、見ただけではわからない。そのため、政治資金パーティー収入だけを集計するには、収支報告書の「支出」の項目の「政治資金パーティー事業費」とひも付くものを、一つひとつ抽出しなければならない。
この膨大なひも付け作業を、AIとITエンジニアリングを駆使することで、今回データ化に成功したという。
得られた調査結果を見ていく。主要5政党側にパーティーを通じて入っていたカネの総額は104.6億円(1000万円未満切り捨て、以下同)で、うち86%の約90.4億円が自民側に入っていた。次いで金額が多い順に、立憲民主(6.4億円)、公明(2.9億円)、日本維新の会(2.5億円)、国民民主(2.3億円)だった。
本記事の詳報版は、東洋経済オンライン有料版記事「政治パーティー券の購入額が多い組織をランキング。政治団体は日本医師連盟、企業はあの家具・インテリアの製造販売大手がトップ」でご覧いただけます。
伊藤 嘉孝:東洋経済 記者
維新・吉村代表就任半年、都議選・参院選控え正念場…高校無償化など成果あるが党支持率は低迷
日本維新の会の吉村代表(大阪府知事)は1日、就任から半年を迎えた。高校授業料の無償化などで一定の成果は上げているものの、維新の政党支持率は低迷している。今月の東京都議選と夏の参院選の結果次第では責任論も浮上しかねず、正念場を迎えている。
吉村氏は1日、都議選と参院選の候補予定者と都内6か所でマイクを握り、「課題を先送りする政治はやめよう」などと訴えた。
昨年12月の代表就任後、維新は与党と政策協議を進め、公約に掲げた高校授業料の無償化や、過剰な病床の削減への道筋をつけており、吉村氏はこの日も記者団に「有権者との約束を少数政党でも実現できた」と強調した。誘致を主導した大阪・関西万博でも懸念された入場券の売れ行きは好調となり、党への追い風と期待する声もある。
ただ、党の立て直しは進んでいない。
読売新聞社の全国世論調査では、この半年間の維新の支持率は2~4%で推移し、馬場伸幸前代表の時代から上昇していない。吉村氏は、府知事と地域政党・大阪維新の会代表も兼ねる「三足のわらじ」で、党首討論など国会での仕事は主に前原誠司共同代表が担っている。維新内には「万博にかかりっきりで、選挙のために十分に汗をかいていない」(中堅)と吉村氏への不満もくすぶる。
執行部が、参院選の目標議席(現有は改選5議席)を「6議席以上」としたことにも「低すぎる」と批判が噴出している。党規約では代表任期は国政選など大型選挙後までと定めており、参院選の結果が低調であれば、代表選の実施を求める声が高まる恐れもある。もっとも、「吉村氏の代わりに『党の顔』になれる人はいない。前原氏ら他の幹部を代えればいい」(ベテラン)との見方も出ている。
「彼氏から暴力を受けた」交際相手の女性の腕をつかんで壁に押し付けけがをさせた疑い 42歳の不動産経営の男を逮捕 北海道北見市
1日、北海道北見市の住宅で、男が交際相手の女性の腕をつかんで壁に押し付け、けがをさせたとして警察に逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、北見市錦町の42歳の不動産経営の男です。
警察によりますと、男は1日午前6時半ごろ、交際相手の43歳の女性の自宅で、女性の両腕をつかんで壁に打ち付け、ひじや腕にすり傷を負わせた疑いが持たれています。
事件の発生から1時間後、被害を受けた女性が「彼氏から暴力を受けた」と警察に通報しました。
警察の調べに対し、42歳の不動産経営の男は「彼女に暴力を加えていません」と容疑を否認しています。
過去に相談歴などはなく、警察は男が犯行に至った経緯などを詳しく調べています。
【速報】自転車の男子高校生が交差点で車にはねられ重体 車運転の54歳男を現行犯逮捕 通学途中か…ヘルメットは着用せず 兵庫・丹波篠山市
2日朝早く、兵庫県丹波篠山市の交差点で自転車に乗った16歳の男子高校生が車にはねられ、意識不明の重体です。警察は車を運転していた54歳の男を現行犯逮捕しました。
2日午前6時15分ごろ、丹波篠山市東沢田の信号機がない交差点で、「交通事故です」と通行人から消防に通報がありました。
警察などによりますと、交差点を東に進んでいた乗用車と南に進んでいた自転車が出あい頭にぶつかったということです。
この事故で、自転車に乗っていた16歳の男子高校生が転倒し、病院へ搬送されましたが、意識不明の重体で、頭がい骨を骨折しているとみられています。
警察は車を運転していた丹波市の会社員の54歳男を、過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。
男子高校生は当時、ヘルメットを着用していなかったとみられています。
警察は事故の詳しい状況を調べています。