赤沢亮正・経済再生担当相は21日の参院予算委員会集中審議で、トランプ米政権による一方的な関税措置をめぐる協議で訪米した際、想定外だったトランプ大統領本人との会談に臨んだ際の感想を「(自分は)格下も格下」と取材に答えた真意について説明した。
16日(現地時間)に、当初予定になかったトランプ氏本人との会談にも臨んだ赤沢氏は、すべての米側との協議終了後の取材で、トランプ氏登場の受け止めを問われた際「端的に言って(自身は)格下も格下ですので、出てきて直接話をしてくださったことには本当に感謝している」「大統領は、本当に温かい配慮の方。『格下』と会っているということは本当に感じさせず、器の大きさというか温かさというか、配慮は非常に強く感じた」と、「格下」というフレーズを連発しながら答えた。
この「格下」という言葉には、石破茂首相の特使として日本政府を代表して向かった立場を考えると、へりくだりすぎているとの指摘も一部で出ている。
そんな赤沢氏に対し、立憲民主党の徳永エリ議員が「赤沢大臣は、ご自身のことを『格下』だとおっしゃった。これは言ってはならない。赤沢大臣は、格下じゃないですよ。石破総理の特使ですよ」と指摘。「次の交渉ではもっと、堂々と強い態度で臨んでいただきたいと、心から願います」と問われた赤沢氏は「トランプ大統領が私と会ってくださることが分かった時に、私が思ったのは、交渉相手国の国家元首でありますから、最大限の敬意を払いつつ、言うべきことは言うということだった」と、当時の心境を明かした。
その上で「その通りに行動したところだ。ご理解をたまわれればと思います」と、かわした。
徳永氏は「分かりますが、次は特使としてしっかり強い態度で臨んでいただきたい。世界が注目しているので、よろしくお願いします」と、苦言交じりに呼び掛けた。
「複数の男がもめている」すすきのでグループでトラブル…男性を投げ飛ばす暴行疑い36歳の男「相手からけんかをふっかけてきた、俺は悪くない」
21日未明、札幌市中央区の繁華街すすきので、酒に酔った36歳の男が、面識のない男性を投げ飛ばした疑いでその場で逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区西岡の36歳の無職の男です。
男は21日午前1時半まえ、札幌市中央区南4条西3丁目の雑居ビル1階のエントランスで、24歳の男性を投げ飛ばす暴行を加えた疑いが持たれています。
警察によりますと、男は投げ飛ばした男性と面識がなく、当時2人とも酒に酔っていたということです。
また2人以外にも複数の仲間がいたとみられ、何らかの原因でトラブルになり、その場を目撃した人が「複数の男がもめている」と交番に通報しました。
取り調べに対し、36歳の無職の男は「相手からけんかをふっかけてきたので俺は悪くない。相手とつかみ合いになったが、それ以降は記憶がないから分からない」と話し、容疑を否認しています。
警察は、2人がもみ合いになった経緯など、事件の詳細を調べています。
連合、立民に別姓の早期実現要請 「進まないのは政治の怠慢だ」
連合の芳野友子会長は21日、立憲民主党の野田佳彦代表と党本部で面会した。選択的夫婦別姓制度の早期実現を求める要請書を手渡し「女性が不利益を被っている。この課題が進んでいないのは政治の怠慢だ」と訴えた。野田氏は昨年の衆院選公約で導入を訴えたとして「実現しなければいけない。力を貸してほしい」と述べた。近く国民民主党にも申し入れる。
立民は週内にも制度を導入する民法改正案を衆院に提出する予定で、連合にはこうした動きを後押しする狙いがある。ただ、自民党の保守派などが導入に慎重姿勢を示しており、今国会での成立は見通せていない。
「ドーンと音がした」 車2台が交差点で衝突する事故 子ども3人を含む5人を救急搬送 名古屋・昭和区
けさ名古屋市昭和区で車同士の衝突事故があり、小学生くらいの子ども3人を含む5人が救急搬送されました。
事故があったのは昭和区檀渓通の信号交差点で、消防によりますと、きょう午前7時半ごろ「車同士の事故があった」と通報がありました。
この事故で、片方の車に乗っていた30代の女性と、小学生くらいの女の子2人と男の子1人、もう片方の車の40代男性の合わせて5人が病院に搬送されました。
いずれも意識はあるということです。
(近所の人) 「ドーンと音がしたので車の事故が起きたと思って。建物にぶつかったみたいな感じだった」
現場は地下鉄鶴舞線の川名駅から南に約800メートル、近くに病院や飲食店が立ち並ぶ場所です。
取り違え被害の男性“生みの親”探す調査を東京都に求めた裁判で調査を命じる判決 東京地裁
出生直後に別の新生児と取り違えられた60代の男性が、病院を管理していた東京都に生みの親を探すよう調査を求めた裁判で、東京地裁は男性の訴えを認め、都に調査を命じる判決を言い渡しました。
都内に住む江蔵智さん(67)は1958年、都立の産院で生まれた直後に病院のミスで、ほかの新生児と取り違えられました。
江蔵さんは都に対し、生みの親を探して特定するよう求める訴えを東京地裁に起こしています。
きょうの判決で、東京地裁は江蔵さんの訴えを認め、都側に調査を命じる判決を言い渡しました。
判決言い渡し後、江蔵さんは裁判長に深く一礼したあと、代理人弁護士と握手したり、肩をたたき合ったりして、判決を喜びあいました。
江蔵さんはこの裁判とは別に、2004年に都に賠償を求める裁判を起こし、裁判所は取り違えの事実と都の過失を認め、2000万円の支払いを命じています。
病院駐車場で80代女性がバックしてきた軽ワゴン車にひかれ下敷きに 女性は意識あるものの会話できない状態 運転の50代男性から事情を聴く 北海道岩見沢市
21日午前、北海道岩見沢市の病院の駐車場で、高齢女性が軽ワゴン車にはねられ、一時車の下敷きになりました。
事故があったのは、岩見沢市8条西19丁目の「岩見沢脳神経外科」の駐車場で、午前11時20分ごろ「人が車の下敷きになっている」と事故を目撃した人から警察に通報がありました。
警察によりますと、駐車場を歩いていた80代の女性が、バックしてきた軽ワゴン車にひかれ、その後、車の下敷きになりました。
女性は救助され、意識はあるものの会話ができず、病院で治療を受けています。
警察は、軽ワゴン車を運転していた50代の男性から事情を聴くなどして、当時の状況を調べています。
【速報】「私は納得できないし残念」兵庫県知事選巡りSNSで“不適切投稿”の姫路市議が「議員続投」を表明「何をもっての辞職勧告なのかわからない」
SNSの不適切投稿を指摘され、辞職勧告決議案が可決された姫路市の高見千咲議員が会見を開き、職務の継続を表明しました。
(高見市議)
「報告書を読んで未だに何が悪いとされたのかが伝わってこなかった。事実として何が条例違反とされているのかがなかった。なので私自身も未だに何が違反とされているのか、何をもっての辞職勧告なのかわからない」
このように会見で述べたうえで、「私は納得できないし、辞職勧告という重い処罰に至ったことについては残念に思っている。議員は続けるつもりです」と述べ、「今回の政倫審は知事選の遺恨であると感じているので、多数派によるいじめだと感じている。なのでそれに屈するわけにはいかないという思いです」と話しました。
▼県警巡る投稿は「身元がはっきりした方からの話‥信憑性があると判断」
また、県警をめぐる投稿内容を発信したことについて問われると、「活動でかかわりのある方、身元のはっきりしている方からの話でした。私自身、信憑性があると判断し、何かこれを世間にも知ってほしい、自分一人で抱えている情報ではないなと発信した所です」と述べました。
▼削除要請は「直接言われた記憶はない」
さらに、削除要請に関しては「私は削除しろと直接言われた記憶はない」などとしました。
▼市議会から「辞職勧告決議」
兵庫県姫路市の高見千咲議員は今年1月、兵庫県知事選をめぐり「兵庫県警の内部では、斎藤知事ではない特定候補の応援をするように通達されていたと聞いた」などとSNSに投稿し、県警が事実無根として削除を申し入れていました。
2月に市議会が設置した政治倫理審査会は高見議員の行為は「市民の信頼を著しく失墜させた」などとして、「辞職勧告が相当」と結論づけ、3月26日の市議会で、高見議員に対する辞職勧告決議案が全会一致で可決されました。
辞職勧告を受けて高見議員はこれまで、「政倫審は、委員の主観で進められた一方的なものだった」などとしていましたが、21日の会見で、議員を辞職せず続投することを表明しました。
高見議員は、去年11月27日以降市議会を欠席していて、所属していた自民党をすでに離党しています。
俳優の山口崇さん死去 88歳、肺がん 「天下御免」平賀源内役、「タイムショック」2代目司会
NHKドラマ「天下御免」平賀源内役やクイズ番組「クイズタイムショック」2代目司会者などで知られた俳優の山口崇(やまぐち・たかし、本名山口岑芳=やまぐち・たかよし)さんが18日に肺がんのため死去していたことがわかった。88歳。21日に所属事務所が公式サイトで明らかにした。
サイトには「オフィス天童所属俳優・山口崇(やまぐちたかし 本名・山口岑芳)は2025年4月18日15時36分肺癌により入居中の高齢者施設で永眠いたしました ここに生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに謹んでご通知申し上げます」と記載された。
所属事務所によると、山口さんは昨年10月に現在放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう」ドラマ・ガイドの取材を受けたのが最後の仕事になった。「天下御免」で自身が演じた「平賀源内」と時代についてインタビューに応じた際、声がかすれており、病院で検査を受けて肺がんと診断を受けた。その後、治療と療養に専念。死去5日前までは元気で「まだまだ生きるよ」と語っていたが、直前に突然体調が悪化。長男にみとられて安らかに穏やかに旅立ったという。
山口さんは1936年11月17日生まれ、兵庫県淡路島出身。早大教育学部英文科中退後、NHK俳優養成所、劇団三十人会、劇団俳優小劇場を経て、1974年に小沢昭一らと芸能座を結成した。
国民的ドラマとなったNHK「天下御免」では魅力あふれる主人公・平賀源内を演じて話題に。テレビ朝日のクイズ番組「クイズタイムショック」では、2代目司会者として人気を集め、1986年3月放送の最終回まで司会を務めた。
時代劇「大岡越前」では、徳川吉宗を約30年演じていたことでも知られた。
邦楽に造詣が深く、ドラマや舞台で三味線、琴、鼓などを披露。長唄では人間国宝七代目杵屋巳太郎(現・杵屋浄貢)に師事し、夫人の元女優・平尾桂子(杵屋巳貴)とともに本人も名取で杵屋巳楓として活躍した。長女・山口由紀は杵屋巳織として、長男・山口太郎は杵屋巳三郎として第一線で活躍している。また、ライフワークである民話研究家としても長く活動した。
2019年9月公開の映画「記憶にございません!」に三谷幸喜監督からの強い要請を受けて出演した総理大臣の恩師・柳友一郎役が最後の出演作品となった。
通夜は25日午後6時、告別式は26日午前9時半から、いずれも東京都渋谷区西原2の42の1、代々幡斎場で営まれる。喪主は長男の山口太郎さん。
製造委託した製品を不当に返品、鉄鋼商社「佐藤商事」を下請法違反で公取委勧告
下請け業者に製造委託した製品を不当に返品したとして、公正取引委員会は21日、東証プライム上場の鉄鋼商社「佐藤商事」(東京)に対し、下請法違反(返品の禁止)で再発防止を求める勧告を行った。また、同社は業者側への支払い遅延も確認されたため、同法違反で指導も受けた。
発表によると、同社は2023年2月以降、自動車や建設機械などに必要な金属製品の製造を委託していた下請け業者約20社に対し、受け取り時に品質検査をしていないのに、傷があるなどとして製品を不当に返品していた。さらに約80社には、製品受領後60日以内という同法が定める期日内に代金を支払っていなかった。
同社は既に二つの違反行為で生じた損害分など計約4700万円を業者側に支払ったという。同社は「下請法の知識・認識不足で、今後、法令順守を徹底する」などとコメントした。
世耕氏、自民復党否定せず
自民党派閥の裏金事件を受けて同党を離党した世耕弘成衆院議員は21日の参院予算委員会の参考人質疑で、将来の復党を否定しなかった。自民と思想・信条が共通していると説明した上で「26年、自民の国会議員として過ごしてきたので、私自身は戻ることに違和感はないが、最終的には党が決めることだ」と語った。
公明党の若松謙維氏の質問に答えた。世耕氏は自民から離党勧告の処分を受け、昨年4月に離党した。 [時事通信社]