逮捕された男が偽装工作を図ったのか。遺体で見つかった女性のSNSアカウントから家族にメッセージが送られていました。
この事件は今月16日、愛知県一宮市内に路上駐車されていた車のトランクから遺体が見つかり、死体遺棄の疑いで愛知県豊田市の無職、藤井貴也容疑者(24)が逮捕されたものです。
(藤井容疑者の高校の同級生) 「普段は明るいが、SNSで出会った人と会ったり、そこから発展して付き合ったり。どちらかというと、そっちの方(SNSでの知り合いが)多いイメージだった」
(藤井容疑者の中学の同級生) 「中学の同級生でサッカー部も一緒だった。すごく明るい人でも暗い人でもなかった」
捜査関係者によりますと、遺体は去年8月から行方不明になっている岐阜県の19歳の女性とみられ、女性はかつて藤井容疑者と交際していたということです。
また、藤井容疑者は「女性との関係に悩んで去年夏ごろに首を絞めた」という趣旨の供述をしているということですが、去年の年末ごろまで女性のSNSアカウントから家族にメッセージが送られていたことが分かりました。
警察は藤井容疑者が発覚を遅らせるために偽装工作を図った疑いがあるとみて詳しく調べています。
事件前にも関東方面で複数回会う…ゲームで知り合った女子高校生の加藤和華さんを自宅で殺害した疑いで再逮捕の江口真先容疑者
オンラインゲームで知り合った女子高校生の遺体を、愛知県内の自宅のクローゼットに遺棄したとして逮捕された男が4月21日、殺人の疑いで再逮捕されました。 愛知県一宮市の無職・江口真先容疑者(21)は3月31日、自宅のクローゼットに東京都の女子高校生、加藤和華さん(16)の遺体を遺棄した疑いで逮捕され、「口論となり、包丁で刺した」などと容疑を認めていました。 加藤さんの体には20カ所以上の刺し傷などがあり、警察は21日、江口容疑者を3月29日、自宅にあった包丁で加藤さんを複数回刺して殺害した疑いで再逮捕しました。調べに対し、江口容疑者は容疑を認めています。 およそ4年前にオンラインゲームで知り合った2人は、事件前に複数回、関東方面で直接会っていて、警察が事件の経緯を詳しく調べています。
運転手は「パニックであわあわ」高齢女性 駐車場で車3台と看板に次々と衝突 原因は踏み間違え 札幌・南区
札幌市南区のスーパーの駐車場で、高齢の女性が運転する車が停まっていた車に次々と衝突しました。運転していた女性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しています。
20日午後7時半ごろ、札幌市南区藤野3条6丁目のスーパーの駐車場で、80代の女性が運転する車が駐車中の車3台と看板に相次いで衝突しました。
運転していた女性は、首の痛みを訴えて病院に運ばれました。命に別状はありません。
警察によりますと、運転していた女性は「アクセルとブレーキを踏み間違えてしまった」と話しているということです。
目撃者)
「(運転手は)高齢の方ですね、パニックになってあわあわとしか声が出ないような感じで唇も震えちゃって動けなくなって体も震えているような感じ」
警察は高齢ドライバーに対して、車の駐車や発進時にはより慎重にアクセルとブレーキの操作をするよう呼びかけています。
東海第2原発から銅線盗んだ疑い 窃盗容疑で作業員逮捕 転売目的か
茨城県東海村の日本原子力発電東海第2原発の敷地内から銅線を盗んだとして、県警は21日、水戸市大串町の建設作業員、大槻青海(あお)容疑者(25)を窃盗容疑で逮捕した。3日にも、原発敷地内から銅線を盗んだとして別の土木作業員が逮捕されており、盗難事件が相次いでいる。
逮捕容疑は、2024年11月末~25年1月末、原発敷地内のコンテナから銅線約660キロ(時価約36万3000円相当)を盗んだとしている。容疑を認めているという。
県警によると、大槻容疑者は敷地内に出入りする作業員とみられる。コンテナには工事関係者が持ち込んだ廃材などが収納されており、1月31日に銅線がなくなっていることに気付き、原電が被害届を出していた。
現場周辺の防犯カメラの映像などから大槻容疑者が浮上。盗まれた銅線は見つかっておらず、県警は転売目的とみて捜査している。【斉藤瞳】
「言葉に心強さを感じた」 ローマ教皇死去、広島の被爆者らも追悼
21日に死去したフランシスコ・ローマ教皇は2019年に広島と長崎を訪れ、被爆地から核兵器廃絶を訴えた。ゆかりの被爆者からは悼む声が相次いだ。
当時、平和記念公園(広島市中区)で教皇に被爆証言をした梶本淑子さん(94)=同市西区=は「遺志を継いで、被爆体験を語り続けたい」と語った。原爆投下直後にやけどで皮膚が垂れ下がった大勢の人を見たことや、数日後に再会できた父親が1年半後に突然亡くなったことなどを話すと、教皇はじっと耳を傾けていたという。
梶本さんは、教皇が原爆慰霊碑前で「武器を手にしたまま、愛することはできない」と語ったことに力強さを感じたという。「平和のためには武器を手放さないといけないという教皇の言葉が尊く、ずっと心に残っている」と話した。
在日韓国人2世の被爆者、朴(パク)南珠(ナムジュ)さん(92)=同区=も慰霊碑前で教皇と対面した。「温かい両手で私の手を包んでくれた。感激だった」。優しいまなざしを向けてくれたという。「核兵器はあまりにも残酷で憎い。影響力のある教皇の言葉に心強さを感じた」と語った。【武市智菜実、根本佳奈】
さいたま女子高生刺殺、近くの交差点で見かけた直後に襲ったか…容疑の男は黙秘続ける
さいたま市桜区のマンションで14日夜、住人の高校1年の女子生徒(15)が刺殺された事件で、事件直前に現場から約30メートル離れた交差点を、別々の方向から来た女子生徒と殺人容疑で逮捕された谷内寛幸容疑者(25)がほぼ同時に通っていたことが埼玉県警への取材で分かった。県警は谷内容疑者がこの交差点で初めて女子生徒を見つけ、直後に襲った可能性もあるとみて調べている。
この交差点は、事件現場となったマンション入り口の北にある。付近の防犯カメラには谷内容疑者が北から南へ、女子生徒が西から東に向かって、同じ時間帯に交差点内を歩いている映像が残っていたという。
谷内容疑者は14日午後6時台に、現場から約500メートル離れた勤務先の建設会社の寮を出て、約1時間半、周囲を徘徊(はいかい)していたとされる。女子生徒は知人と近くの飲食店へ行き、帰宅するところを襲われたとみられる。
事件は14日午後8時15分頃に発生。発表によると、谷内容疑者はマンションの入り口で、女子生徒を刃物で切りつけるなどして殺害した疑いがある。県警幹部によると、谷内容疑者は雑談には応じるものの、事件に関しては黙秘を続けているという。
MBSラジオ社員逮捕=知人女性宅に侵入容疑―大阪府警
MBSラジオ(大阪市)は21日、同社社員が住居侵入容疑で大阪府警に逮捕されたと発表した。逮捕されたのは、タレントの明石家さんまさんらが出演する「MBSヤングタウン」の番組プロデューサー、大沼耕平容疑者(57)。
同社によると、今月、大阪市内の知人女性の自宅に合鍵を使って侵入したとして21日に逮捕されたという。
同社は「誠に遺憾で深くおわび申し上げる。捜査に全面的に協力していくとともに、事実関係が明らかになり次第、厳正に対処してまいります」とコメントした。 [時事通信社]
平聖成被告(25) 南相馬 リフォーム詐欺未遂事件 25歳の被告に有罪判決
去年、南相馬市で必要のない屋根の修繕工事を持ちかけ、工事代金として161万円余りをだましとろうとしたとして詐欺未遂などの罪に問われた愛知県の25歳の被告に対し、福島地方裁判所は「実行行為を主体的に担った」などとして懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
愛知県半田市の無職、平聖成被告(25)は、去年5月、共犯者とともに南相馬市の女性の自宅を訪れて、「屋根の修理をしなければ雨漏りするおそれがある」などと必要のない修繕工事を持ちかけて工事代金として161万円余りをだまし取ろうとしたとして詐欺未遂などの罪に問われました。
21日の判決で、福島地方裁判所の島田環裁判官は「ほかの者たちと役割分担をしていて、組織的、計画的な犯行で、巧妙で悪質だ。指示されたとはいえ、実行行為の一部を主体的に担っていて、必要かつ十分な役割を果たした」などと指摘しました。
そのうえで、詐欺は未遂に終わり、被告は従属的な立場であるなどとして、懲役2年の求刑に対し、懲役2年、執行猶予4年を言い渡しました。
この事件では、ほかにリフォーム会社の役員も起訴されています。
福岡地検で自殺図ったか 殺人未遂の疑いで逮捕された容疑者の男(45)が意識不明の重体 約10分前には異常確認されず
19日夕方、殺人未遂の疑いで逮捕・送検された容疑者の男(45)が、福岡地検の庁舎内で首を吊っているのが見つかり、意識不明の重体となっています。警察は男が自殺を図ったとみて調べています。
19日午後4時25分、福岡市中央区の福岡地検で、取り調べを受けるため待機する部屋にいた容疑者の男(45)が、着ていた服で首を吊っているのを巡回中の警察官が見つけました。男は病院に運ばれましたが意識不明の重体です。
警察によりますと、男は19日午後1時12分に福岡市中央区六本松の福岡地検に到着。午後4時15分には部屋の椅子に座っているのを警察官が確認していて、特に変わった様子はなかったということです。どのような服で、どこに引っかけていたかなど詳しいことは、保安上の理由で公表できないとしています。
警察によりますと、男は今月6日の深夜、福岡県志免町の路上で面識のない20歳の女性に首を絞めて持ち上げる暴行を加え、殺害しようとしたとして今月18日に逮捕。取り調べに対し、男は「逮捕された理由が分かりません」などと話し、容疑を否認していました。
福岡県警は「管理態勢を含めて詳細な状況を調査中」とコメントしています。
お蔵入りの東京大空襲証言映像172人分 常時公開決めた都の事情
東京都は、東京大空襲などの戦争体験者172人分の証言映像を、2026年春にリニューアルオープンする江戸東京博物館(墨田区)で常時公開する方針だ。証言映像は、平和祈念館の整備を念頭に1990年代に330人分を撮影した。しかし、整備計画が事実上凍結となったため証言映像もほとんど活用されず、戦争体験者らから公開を求める声が上がっていた。
都によると、博物館内に専用コーナーを設け、1人あたり10分程度に編集した映像を視聴できるシステムの導入を検討している。
議員の反発で計画頓挫
祈念館の整備計画は、日本の加害に触れる展示案について保守系議員から懸念が示されたことなどからストップ。都は毎年開いてきた空襲資料展で9人分の証言映像だけ流してきたが、他の多くの証言は、寄贈された約5000点の空襲などに関する資料と共に眠ったままとなっていた。
都は23年度から祈念館以外での映像の公開について本人や家族の同意を得る作業を進め、24年の資料展では同意が得られた122人分を公開。来場者からは「体験者が語る言葉が胸に迫った」「映像だと状況が伝わりやすい」などの意見が寄せられたという。今年も178人分を公開した。
ただ、証言映像は撮影から30年近く経過し、本人が亡くなったり家族が見つからなかったりして、同意を得る作業は難しくなっている。都によると、24年6月時点で148人分について本人もしくは家族と接触できていないという。
若い世代を「語り部」に
一方、生身の人間による証言にこだわる自治体もある。堺市は24年度、戦争を知らない若い世代を語り部として育成する取り組みを始めた。
堺市では45年3~8月に米軍による空襲が5回あり、当時の市街地の8割が焼かれた。中でも同年7月10日未明の大空襲では、米爆撃機B29の焼夷(しょうい)弾で約1万8000棟が全焼、1800人以上が犠牲になった。
堺市では、空襲被害を知ってもらおうと、14年から体験者を募集して、「ピースメッセンジャー」として学校などで体験を語ってもらってきた。
しかし、8人いたピースメッセンジャーが亡くなったり、体調を崩したりして、23年には2人に減少。そこで地元の羽衣国際大と連携し、24年度に語り部の育成を初めて行った。
戦争未体験者に語り継いでもらう狙いについて、堺市人権推進課の山口修平副主査は「戦争体験者が話す映像でもいいのではないかという意見もあったが、目の前の人と対話することが強みになる」と話す。
24年度は、学生15人が地域連携型の演習の一環として参加。①地元の資料館で体験談や職員からの説明を聞き戦争を学習②少人数形式でピースメッセンジャーと交流③講話のシナリオや説明資料を作成――の各ステップを経て、語り部としての知識と技能を習得した。24年12月から順次、市内の小中学校で空襲体験者の話を児童たちに伝えた。
このうち、4年の木村貴子さん(21)は、市内在住の中野亘子(のぶこ)さん(88)の体験を紹介。大空襲で街中が燃え上がる様子や、戦時中に母親から一人でも生きていけるようにと家事を教えてもらったエピソードを披露した。木村さんは「最初は私がやっていいのかと思っていたが、子どもたちが一生懸命聞いてくれ、やりがいを感じた」と話す。
市が2~3月、語り部育成の参加希望者を一般に募集したところ、市民24人から応募があった。市人権推進課の山口副主査は「戦争体験者から継承されたものを人から人へと伝えることが人の心を動かすのではないか」と意義を語る。【竹内麻子、矢追健介】