奈良県香芝市の国道にかかる歩道橋の架け替え工事の費用負担を巡り、市が県を相手に訴えを起こしました。
香芝市によりますと、奈良県は荒井前知事時代の2022年、国道168号の拡幅事業に伴って、上中にある歩道橋を廃止する方針を示しました。
しかし、市は安全面から必要性を伝え、市が工事費用の一部を負担し県が新しい歩道橋の設置工事をする協定を県と結びました。
歩道橋は2024年に完成し、県は市に工事費の内約5100万円の負担を求めました。
しかし市は「委託契約を結ばず、金額について最終的な合意を経ないまま工事を実施した」などと県の手続きに違反があり、負担するとしても2100万円あまりにとどまると主張。
議論は平行線のまま2024年年末に協定書の有効期限が切れました。
香芝市は議会の議決を経て21日、県に対し工事費用を負担する責任がないことの確認を求める訴えを奈良地裁に起こしました。
三橋和史・香芝市長は、「奈良県の事務には法的に問題があり、市民の税金をお預かりする立場として、公金を支出することはできない」としています。
一方、山下真・奈良県知事は21日の会見で、「債務不存在の理由はまったく根拠の無いもので、香芝市に訴えを起こす利益もなく、(提訴したことへの)理解が難しい」として争う姿勢を見せています。
河野太郎氏をブログで名誉毀損、元豊島区議に33万円支払いと削除命じる判決
ブログの投稿で名誉を傷付けられたとして、河野太郎衆院議員が元東京都豊島区議の沓沢亮治氏に損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁(本田能久裁判長)は21日、名誉毀損(きそん)の成立を認め、沓沢氏に33万円の支払いと投稿の削除を命じる判決を言い渡した。
判決によると、沓沢氏は2021年、「河野太郎は一族ぐるみ中国共産党に飼われてました」「河野一族は中共(中国共産党)の犬」などと投稿した。訴訟で沓沢氏側は「正当な政治批判だ」と主張したが、判決は、投稿内容が真実との証明はなく、真実と信じる相当な理由もないと指摘。「外交関連も含む要職を歴任した河野氏への侮辱行為にあたる」と認定した。
中東の在外邦人輸送任務を終了=イスラエルなどから3回実施―防衛省
防衛省は21日、中東情勢が急変した場合に在外邦人の輸送を行うため編成していた航空自衛隊C2輸送機などの統合任務部隊を解散したと発表した。中谷元防衛相が同日終結命令を出した。これまでにイスラエルから2回、ヨルダンから1回の輸送任務を実施した。
部隊はパレスチナ情勢を受け、空自と陸自計500人規模で2023年10月に編成。同月と翌月に邦人など計129人をイスラエルから日本に輸送した。イスラエル軍のレバノン空爆が激化した24年10月には16人をレバノンからヨルダンに運んだ。
同省によると、部隊は昨年11月末から国内待機していた。今後輸送が生じる可能性は低いと判断したという。 [時事通信社]
iPS細胞で脊髄損傷治療「2人の重症度が改善」 慶応大など発表
慶応大などの研究チームは21日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った神経のもととなる細胞を脊髄(せきずい)損傷の患者4人に移植した世界初の手術について、うち2人の重症度が改善したと、横浜市であった日本再生医療学会で発表した。
重篤な副作用はなかったが、移植の効果かどうかはまだ明確でないという。チームは「一定の安全性が確認され、治療が有効性をもつ可能性が示唆された」としている。
チームは、脊髄損傷から2~4週間がたった「亜急性期」で、運動機能や感覚が失われた「完全まひ」の患者4人に、1人あたり約200万個のiPS由来の細胞を移植。その後1年間、一般的なリハビリを受けた。
その結果、1人は平行棒を使って歩く練習ができるようになり、重症度のスコアが5段階中3段階改善した。もう1人は補助具を使って自分で食事ができ、2段階改善した。重症度の変化がなかった2人も、筋力などの改善はみられたという。
ただし脊髄損傷は、今回と同じ重症度の患者でも、リハビリによって1割程度の患者で重症度が同程度に改善するというデータがある。今回の手術は症例数が少ない。リハビリの効果である可能性もある。
チームは今後、同じ亜急性期の患者に対し、投与する細胞や患者数を増やした治験を実施し、移植の効果を確かめたいとしている。
この日記者会見した慶応大の中村雅也教授(整形外科)は「安全性がヒトでも検証できたことが何より大きく、2人で機能改善がみられたのは次へとつながる」と話した。同大の岡野栄之(ひでゆき)教授(生理学)は「iPS細胞を使った脊髄損傷の世界初の治療なので、意義があった」と話した。
脊髄損傷の患者は国内で10万人以上いるとされる。その大半が、損傷から半年以上たって改善が難しいとされる慢性期だ。チームは慢性期の患者に対しても、iPS細胞を使った別の手法の開発を進めている。【寺町六花】
関東で10年ぶり、春一番吹かず…近畿や東海など5地方で観測されず
気象庁は21日、関東地方では今年の「春一番」が観測されなかったと明らかにした。関東で春一番が吹かなかったのは2015年以来、10年ぶり。近畿や東海など5地方でも観測されず、今年観測されたのは北陸と九州南部・奄美のみだった。
春一番は立春から春分までの間に初めて吹く暖かい南風のことで、関東の場合、日本海上の低気圧に向かって、南寄りの強風(風速8メートル以上)が吹くのが目安となる。
今年は2月3日の立春から3月20日の春分までの間、冬型の気圧配置となる日が長く続いたほか、低気圧が日本の南側を通過することが多く、目安に届く南風が観測されなかった。
日中韓、年内首脳会談へ調整=22日、外相協議
日中韓3カ国の外相が22日、東京都内で会談する。3カ国外相会談は2023年11月の韓国・釜山以来。貿易、投資、環境、保健などの分野で協力を継続し、人的交流を拡大することを確認。早ければ年内の3カ国首脳会談を目指し、調整を加速させることを申し合わせる見通しだ。
岩屋毅外相が議長を務め、中国の王毅共産党政治局員兼外相、韓国の趙兌烈外相が出席。3カ国会談に合わせ、日中と日韓の外相会談もそれぞれ行う。中国との間では両外相が議長を務める「ハイレベル経済対話」を約6年ぶりに開く。
これに先立ち、石破茂首相は21日夜、中韓両国の外相と首相官邸で会談し、「両国のいずれも極めて重要な隣国だ。諸懸案も含めて対話し、未来志向の協力関係を築きたい」と表明。3カ国首脳会談の実現に関し、「中韓両国から首脳を迎えることを楽しみにしている」と伝えた。岩屋氏は両外相との夕食会を催した。
22日の日中韓外相会談では3カ国の経済連携に加え、ロシアとの軍事協力を深める北朝鮮への対応を協議する。保護主義的な色彩を強めるトランプ米政権の経済政策も話題に上るとみられる。 [時事通信社]
今日は花粉飛散が多くなる 週末も暖かく大量飛散に注意
今日3月20日(木)春分の日は東北から九州にかけての各地でスギ花粉が非常に多く飛ぶ見込みです。最も多いランクの“極めて多い”予想となっているところもあり、大量飛散になることも考えられます。
花粉症の方はマスクやメガネ、薬の服用など対策を十分に行うようにしてください。
“極めて多い”予想の時間帯も
今日は西日本や東日本では晴れるところが多くなります。朝は冷え込んでいますが、昼間はたっぷりの日差しで暖かさが感じられそうです。東北から九州ではスギ花粉の飛散ピークを迎えていて、花粉の飛散がかなり多くなるとみています。また、西日本や東日本の一部では微量ながらヒノキ花粉も飛び始めています。
ウェザーニュース独自の花粉レーダーによる昼過ぎの予想を見ると、東北南部から九州にかけてのほとんどが“非常に多い”ランクの赤色となっていて、さらに飛散量の多い“極めて多い”ランクの紫色の領域も広く分布しています。今日は花粉の大量飛散に注意が必要です。
花粉症の方は可能な限りの対策を、花粉症でない方もしっかりとした予防をおすすめします。
来週にかけて “極めて多い”予想が続く
来週中頃にかけては気温がさらに上昇することに加えて、全国的に西風が強く吹く予想です。気温上昇と強風という気象条件が揃うことによって大量の花粉が飛散するおそれがあります。そのため“極めて多い”と最も多いランクが各地で予想されています。西日本から東日本では週末はお出かけ日和となりますが、万全の花粉症対策が必要です。
家に入る前に服に付いた花粉を払うなど、家の中にできるだけ花粉を持ち込まないようにする工夫も大切です。花粉症の方はマスクの着用や薬の服用などの、花粉症対策もいつも以上にしっかりと行うようにしてください。
《佳子さまが6月にブラジルを公式訪問》背景にあった秋篠宮家と現地の深い縁「2018年には眞子さんが訪問」
秋篠宮家の次女・佳子さま(30)が6月上旬にブラジルを公式訪問すると発表された。今年は日本とブラジルの外交関係樹立130周年にあたり、政府主催の行事に出席する予定だ。
「戦後の貧困から抜け出すため日本政府が国策として海外移住を推奨した際、ブラジルは日本人移民を受け入れてくれた過去があります。
そのことへの感謝を込めた国際親善が続けられてきており、上皇陛下から天皇陛下、さらに秋篠宮ご夫妻へと引き継がれ、2018年には眞子さんが現地を訪問されました。そのバトンを今回は佳子さまが受け取ったということでしょう」(宮内庁担当記者)
佳子さまは国内各地の視察や外国訪問など公務の件数が昨年1年間で合計134件に達し、非常勤の嘱託職員として働く全日本ろうあ連盟の出勤ペースを週3日から週2日に落とすなど、負担が重すぎるのではないかと心配されていた。
だが、今回のブラジル訪問への準備の様子からは、「多忙のなかでも1つ1つの公務を大切にしている姿が見えてくる」(同前)のだという。
「佳子さまは今、日系人関係者が住んでいる地域や、かつて皇族が訪れた場所に関する資料を読み込んでいるといいます。気候も日本と大きく違うので、服装などの選定準備も入念にされているそうです」(同前)
佳子さまがブラジルを訪問することになった理由について宮内庁に聞くと、「ブラジル政府から佳子内親王殿下にご招待があり、我が国と同国との友好関係に鑑み、御訪問いただく」(総務課報道室)と回答。
秋篠宮家の縁の地で佳子さまがどのような姿を見せるか、注目は高まる。
※週刊ポスト2025年3月28日・4月4日号
ゴルフ場そば…ドライバーが二本足で立つ体長2メートルのクマを目撃! 北海道苫小牧市
クマが目撃されたのは、北海道苫小牧市美沢の市道脇です。
警察によりますと、2025年3月19日午後5時すぎ、市道を東方向に走行していた車のドライバーが、道路左側に立つクマ1頭を目撃しました。
目撃されたクマは体長2メートルほどで、二本足で立った状態だったということです。
現場は「桂ゴルフガーデン」から西に約500メートルの地点で、近くの千歳市内の住宅からはおよそ3キロ離れた場所でした。
通報を受け駆け付けた警察官が調べましたが、クマの姿や足跡などの痕跡はありませんでした。
警察は市役所と連携し、現場周辺のパトロールなどをして警戒を強めていくということです。
地下鉄サリン事件30年で黙とう 歴史的テロ、後遺症の苦しみ今も
14人が死亡、6千人以上が重軽症となったオウム真理教による地下鉄サリン事件の発生から20日で30年となった。犯罪史上類のない無差別テロに巻き込まれ、今もなお後遺症に苦しむ被害者は数多い。現場となった東京メトロ霞ケ関駅(東京都千代田区)には献花台が設けられ、事件の発生時刻に合わせて駅員らが黙とうをささげた。
地下鉄職員の夫を亡くした高橋シズヱさん(78)は献花後、取材に応じ「長い30年だった。事件のことを忘れないでいただきたい」と話した。中野洋昌国土交通相も献花に訪れた。
事件は1995年3月20日、多数の通勤客らで混雑する朝のラッシュ時に発生した。松本智津夫元死刑囚=教祖名麻原彰晃=の指示を受けた教団幹部らが営団地下鉄(当時)の霞ケ関駅を通る日比谷線、千代田線、丸ノ内線の計5車両で猛毒のサリンをまいた。
オウム真理教による一連の事件では、松本元死刑囚を含む13人の死刑が確定し、2018年7月に執行された。公安調査庁によると、教団は三つの後継団体に分かれるなどして活動を続けている。