陸上自衛隊は20日、名古屋市中区丸の内2丁目の工事現場で2月14日に見つかった不発弾を処理した。午前10時ごろ作業を始め、約2時間後に起爆装置の信管を取り除き、回収した。作業に伴い市は、現場から半径約200メートル以内を警戒区域に指定し、住民ら約1900人を避難対象として立ち入りを制限した。
現場は愛知県庁の南西約750メートルで、名古屋城や官庁街から近く、ビルやマンションが立ち並ぶ一角。全長120センチ、直径36センチの米国製焼夷弾だった。
ビルを建て替えるための基礎工事に向けた掘削中、作業員が見つけた。この場所では昨年10月、今月1日にも1発ずつ見つかっている。
悠仁さま、昭和天皇陵を参拝=高校卒業を報告
秋篠宮家の長男悠仁さま(18)は20日午後、筑波大付属高(東京都文京区)の卒業を報告するため、東京都八王子市の武蔵陵墓地を訪れ、昭和天皇の武蔵野陵と香淳皇后の武蔵野東陵を参拝された。スーツ姿でそれぞれの陵の前で玉串をささげ、拝礼した。
悠仁さまは18日、筑波大付属高の卒業式に出席。19日に皇居・宮中三殿を参拝し、御所を訪れ天皇、皇后両陛下と長女愛子さまに卒業を報告した。上皇后さまが服喪中のため、仙洞御所の訪問は控えた。 [時事通信社]
路線バスの扉に客の手挟まれたまま発進 男性が転倒、両足骨折 福岡
福岡市中央区のバス停で1月、西鉄の路線バスに乗ろうとした60代男性の手が乗降扉に挟まれたまま運転手が気づかず発進し、転倒した男性が両足を骨折する重傷事故が起きていたことが20日、西鉄への取材で判明した。
西鉄によると、事故は1月22日午後7時半ごろ、同区大名2のバス停で発生。両開きの扉の挟み込み防止のセンサーは、手のひらの厚さでは反応しなかったという。
運転手は事故に気づかず運行し、バス停に並んでいた人が110番したり後続のバスに伝えたりした。運転手は終点到着後に営業所からの連絡で事故を知り、「車内を見ていて気がつかなかった」と説明したという。
西鉄は、負傷した男性の親族からの要望などを踏まえ「事故の詳細が判明するまでは公表を控える」と申し合わせていたという。運転手には発車時にサイドミラーなどで車外の状況を確認するよう改めて周知したとしている。【佐藤緑平】
乗用車に追突され…軽自動車が炎上、1人死亡 追突の50代女性「眠くなって…」
20日朝、東京・八王子市で乗用車が軽自動車に追突し、軽自動車が横転・炎上する事故があり、1人が死亡しました。
警視庁と東京消防庁によりますと、午前7時前、八王子市上野町の交差点で、「車両が出火している」と110番通報がありました。
現場は片側2車線の交差点の手前で、信号待ちで停車中の軽自動車に後ろから普通乗用車が追突して、軽自動車が横転、炎上したということです。
火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、軽自動車に乗っていた1人の死亡が確認されました。
普通乗用車を運転していた50代の女性は軽傷で、警視庁の任意の調べに対し、「眠くなって意識が遠のいた」と説明しているということです。
警視庁は死亡した人の身元の確認を進めるとともに、詳しい事故の原因などについて調べています。
元同僚を自宅に住まわせ日常的に暴力か 太ももを蹴りけがをさせた疑いで34歳男を逮捕 被害男性は裸足で逃走→コンビニに駆け込む→靴を借り帰宅し警察へ
元同僚で22歳の男性の太ももを複数回蹴るなどしてけがをさせたとして、福岡市南区に住む自称解体業の34歳の男が逮捕されました。男は男性を精神的に支配し、日常的に暴力を振るっていたとみられています。
逮捕されたのは34歳の男
傷害の疑いで逮捕されたのは、南区若久の自称解体業・井島寿翔容疑者(34)です。
井島容疑者は9日午後10時半ごろから10日午前0時半ごろまでの間、自宅で元同僚の無職男性(22)の太ももを複数回蹴るなどの暴行を加え、全治約2週間のけがをさせた疑いが持たれています。
裸足で逃走しコンビニに避難
男性が井島容疑者に命じられて酒のつまみとして卵焼きを作っていたところ、井島容疑者が「卵焼きが破れている」などと文句を付け暴行を加えてきたとされています。
事件後、男性は隙を見て裸足で逃走。近くのコンビニエンスストアに駆け込み、始発電車を待ち、店の従業員から靴を借りて小郡市の自宅に帰宅。警察に相談し、事件が発覚しました。
取り調べに対し井島容疑者は、「弁護士が来てからじゃないと話さない」などと供述しているということです。
日常的に暴力か
警察によりますと、男性は半年ほど前から井島容疑者の家に住まわされ、身の回りの世話や仕事の手伝いなどをさせられていたということです。
警察は、被害男性のあごや口の中にも傷があるのを確認していて、井島容疑者が男性を精神的に支配し日常的に暴力を振るっていたとみて調べています。
商品券問題立憲・野田代表「法に抵触、総理の強弁は通用しない」
石破総理が新人議員に10万円相当の商品券を配ったことについて、連日、野党の追及が続いています。立憲民主党の野田代表は、法律に抵触しないと強調している石破総理の答弁は通用しないと厳しく批判しました。
立憲民主党 野田佳彦代表 「予算採決の直前の3月3日に、政治家が集まって政治の話をしない。ありえますか。一番緊張してる場面ですよ。『政治活動に関する寄付』と考えるのが当たり前じゃないですか、皆さん、いかがですか」
野田代表は、石破総理が商品券を配ったことは政治活動に関する寄付を禁止する政治資金規正法に抵触するとして、「総理が法に抵触しないと強弁していることは通用しない」と批判しました。そのうえで、新年度予算案の審議が終わった段階で政治倫理審査会の開催を要請し、説明を求める考えを示しました。
国民民主党 玉木雄一郎代表 「このことばっかりに予算委員会やいろんな委員会で議論の時間が取られて、国家の本質的な政策議論ができなくなっているということが一番の問題」
石破総理と同様に、岸田前総理も在任中、会合の出席者に商品券を渡していたことがわかっていますが、国民民主党の玉木代表は「まずは現在の総裁として、石破総理が過去のことを含めて説明する責任がある」と強調しました。
「すごく長かった」 地下鉄サリン事件から30年 遺族や被害者ら献花
オウム真理教による地下鉄サリン事件の発生から20日で30年を迎えた。現場となった東京メトロ霞ケ関駅(東京都千代田区)では、駅助役だった夫を亡くした高橋シズヱさん(78)が献花し、「ここに来ると(事件)当日のことを鮮明に思い出して悲しみが込み上げてくる。すごく長い30年だった」と心境を語った。
高橋さんの夫一正さん(当時50歳)ら駅員2人が犠牲になった霞ケ関駅では、発生時刻に近い午前8時過ぎ、駅員約10人が黙とうした。その後、献花した高橋さんは「『本当はこんな人生じゃなかったのに』という悔しい思いもある。若い人たちをカルトから守る活動を続けていきたいと思っており、事件のことを忘れないでほしい」と風化防止を訴えた。
初めて献花に訪れた千葉市の無職、町田聖治さん(48)は30年前、通勤途中に被害に遭い、現在も心的外傷後ストレス障害(PTSD)など心身の不調が続くという。「今もつらく、現実から逃げてきた部分もあった」と涙を流しながら振り返り、「(教団は)絶対に許せない。後継団体も被害者に賠償金を支払うなどしっかり罪を償ってほしい」と話した。
この日は、東京メトロの6駅に献花台が設けられ、霞ケ関駅では中野洋昌・国土交通相も献花した。【木下翔太郎】
地下鉄サリン事件
1995年3月20日午前8時ごろに発生。オウム真理教代表だった松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚(執行時63歳)の指示を受けた信者が、東京・霞ケ関駅に向かう営団地下鉄(現東京メトロ)の日比谷、千代田、丸ノ内の3路線5車両内で、新聞紙で包んだビニール袋を傘で突き刺し、猛毒のサリンを散布した。闘病の末に亡くなった女性を含め乗客と駅員計14人が死亡し、負傷者は6000人以上に上った。教団による一連の事件では、松本元死刑囚ら13人の死刑が確定し、2018年7月に全員の刑が執行された。
「女性が30mくらい飛ばされた」大阪・北区で信号無視の車がひき逃げか…横断歩道を渡っていた40代女性がはねられ重傷 車は白色の軽乗用車とみられ東の方向へ逃走
交差点で車が信号無視か。40代の女性がひき逃げされ、重傷です。
3月20日午後3時ごろ、大阪市北区のホテル阪急インターナショナル前で、「女性が車にひかれて、車は立ち去った」と消防に通報がありました。
警察によりますと、40代の女性が横断歩道を渡っていたところ、西から走ってきて信号無視をしたとみられる車にはねられました。女性は病院に運ばれる際に意識はありましたが、重傷だということです。
(目撃者)「『ドーン』という音が聞こえた。振り返ったら女性が飛んできた。30mくらい飛ばされた」
はねた車は白色の軽乗用車とみられ、そのまま東の方向に逃走していて、警察はひき逃げ事件として車の行方を追っています。
【速報】NHK党の立花孝志氏が記者会見 大阪・岸和田市長選挙へ出馬を表明「当選を目的としておりません」「街頭活動は控えたい」
3月末に告示される岸和田市長選挙、3月20日にNHK党の立花孝志さんが出馬を表明する会見を開きました。「当選を目的としておりません」と述べ、「公約は特段考えていない」としました。
『NHKから国民を守る党』の立花孝志さん(57)は3月14日、東京・霞が関の路上で、握手を求めてきた宮西詩音容疑者(30)にいきなりナタで切りつけられ、頭に深さ1センチに達するけがをしました。
20日はそれ以来、初めての公式会見の場とみられ、立花さんは傷をガーゼで保護し、頭部にネットを巻いた姿で会見しました。
こうした経緯もあり立花さんは、「選挙期間中も街頭の活動については控えたいとし、SNS発信を中心にするほか、室内などでの活動を考えている」と述べました。
岸和田市長選は女性との性的関係をめぐる裁判で和解した永野耕平前市長(46)が、市議会から2度の不信任を可決されて自動失職したことに伴い行われるものです。
3月30日に告示、4月6日に投開票されます。これまでに永野前市長のほか、市内の郵便局長の佐野英利さん(45)が無所属での出馬を表明しています。
大阪維新の会は独自候補の擁立を見送ることを決めたほか、共産党も候補者の擁立を見送りますが、佐野さんを自主的に支援する方針だということです。
一人一人の命、心に刻む=犠牲者4138人読み上げ―東京空襲
80年前の3月10日未明にあった東京大空襲では約10万人の命が奪われたとされ、都内の市民は終戦までに100回を超える空襲を受けた。遺族らは20日、「東京大空襲・戦災資料センター」(江東区)で、犠牲者の名前を読み上げる追悼集会を開いた。
集会は、亡くなった一人一人を心に刻むため、遺族らが2021年から毎年企画。今年は、遺族や有志、事前収録の小学生ら約80人が、朝鮮人や米軍兵士を含む都内の空襲犠牲者4138人の名前を約5時間かけて読み上げた。
母親と弟2人を大空襲で亡くした河合節子実行委員長(86)は、「犠牲者一人一人には名前があり、家族があり、それから先の生きる未来があった」とあいさつ。「読み上げられた名前は、平和への道しるべになる」と語った。
緊張した面持ちで丁寧に犠牲者名を読み上げた相模原市の大学3年飯田健太さん(21)は初めての参加といい、「この積み重ねが、戦争の惨劇を語り継ぐことにつながる」と話した。
空襲犠牲者の名前を残し、伝えていく取り組みは他にもある。東京空襲犠牲者遺族会と市民団体は8日、浅草公会堂(台東区)で、犠牲者441人の名前が印字されたタペストリー(合成繊維製の布地)を初めて公開した。企画に賛同する遺族を募り、今後犠牲者の名前を追加していくという。
大空襲で母と弟を失った利光はる子さん(97)=板橋区=はタペストリーを見詰め、「名前が残せるようになった」と涙ぐんだ。 [時事通信社]