弁護士が業務停止処分『5年間業務依頼を放置…預り金400万円無断出金』今回で3度目の処分 京都弁護士会

5年にわたり業務依頼を放置し預り金400万円を無断で出金したなどとして、京都弁護士会は43歳の男性弁護士を業務停止5か月の懲戒処分としました。
業務停止5か月の懲戒処分を受けたのは、玉岡健佑弁護士(43)です。
弁護士会によりますと、玉岡弁護士は2018年~2022年にかけて依頼者に連絡をしないまま受任した事件を放置し、1年以上にわたって提訴の業務をせず、去年6月には、依頼者からの預り金400万円を無断で出金したということです。
玉岡弁護士は、これまでにも受任した事件を放置していて、今回で3度目の懲戒処分です。
弁護士会は「あってはならない行為で重く受け止めている」とコメントしています。

選挙プランナーの藤川晋之助氏が死去、71歳…石丸伸二氏やデヴィ夫人の選挙戦略担当

選挙プランナーの藤川晋之助氏(71)が11日午前、入院先の東京都内の病院で死去したことがわかった。藤川氏が代表を務める事務所が明らかにした。
藤川氏は昨年夏の都知事選で次点となった石丸伸二氏の陣営で選対事務局長を務めたほか、今夏の参院選への立候補を表明しているタレントのデヴィ・スカルノ氏の陣営で選挙戦略を担当する考えを明らかにしていた。

JR高田馬場駅近くで女性刺され搬送 殺人未遂容疑で男性を現行犯逮捕

11日午前9時55分ごろ、東京都新宿区のJR高田馬場駅近くの路上で、「女性が男性に刺された」と110番があった。捜査関係者によると、20代女性が意識不明の状態で救急搬送された。女性を刺したとみられる40~50代の男性がその場で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。
女性と男性は顔見知りとみられ、警視庁は何らかのトラブルがあったとみて調べる。【菅健吾】

重油に火が着火したか 油の配管を撤去する作業中に4人が重傷の見込み 警察や消防などが現場検証 鳥取県境港市

3月10日、鳥取県境港市の岸壁で配管工事をしていた作業員4人がけがをした事故。11日、警察や消防が現場で事故原因の調査を行いました。
3月10日午後4時ごろ、「油の管を撤去する際に火がついてやけどをした」と近くにいた人から消防に通報があり、消防が駆け付けたところ、境港市の岸壁で油の配管を撤去する作業をしていた5人のうち4人がけがをしており、救急搬送されました。
搬送されたのは、50代の男性1人と60代の男性3人で、いずれもやけどをしていて、重傷だということです。
撤去していた配管は、漁船へ燃料の重油を供給するために使っていたということで、作業に使っていた機器から火が付き、事故が発生したと見られています。
記者
「境漁港のすぐそばにある施設で起きたきのうの事故。今日は朝9時30分から実況見分が行われています」
現場では、警察や消防など約30人が事故の詳しい状況を調べていました。鳥取県などによりますと、現場周辺ではガスは検知されておらず、現在は安全な状態だということです。

「きょうは区切りの日」東日本大震災14年 福島・浪江町の海岸で手を合わせる男性

東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から14年となった11日、福島県浪江町の請戸(うけど)海岸は穏やかな朝を迎えた。津波に襲われた請戸地区は死者・行方不明者が154人に上っており、早朝から遺族や関係者らが足を運んだ。
午前5時20分頃、東の空がピンクに染まり始めた。あたりには波の音だけが響いていた。海岸の南方には福島第1原発の施設がうっすらと見える。6時を過ぎたころ、水平線の上を漂う雲の切れ間から太陽が顔を出した。
浪江町で農業を営む佐藤秀和さん(52)は、昇る朝日に向かって静かに手を合わせた。同町出身の佐藤さんは震災発生時、東京で働いていたが、実家の両親が心配で福島県にUターン。今は福島市に住みながら浪江町で米を作っている。
津波で、友人とその家族4人が亡くなった。「きょうは区切りの日。ここで冥福を祈りたかった」
また、請戸地区で10歳まで過ごした稲川孝子さん(80)=東京都北区=は、友人と3人で早朝の海岸を訪れた。稲川さんは昨年11月から浪江町と2拠点生活をして教育ボランティアを行っている。「子供のころの友人が大勢亡くなった。大きな自然災害よりも原発事故がショックだった」と話す稲川さんは「今も心のケアが必要な人がいると感じている」という。
(芹沢伸生)

東電元副社長2人の無罪確定 原発事故、刑事責任なく裁判終結

2011年3月の東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で東電旧経営陣が強制起訴された裁判で、原子力部門トップを務めていた武黒一郎元副社長(78)と、ナンバー2だった武藤栄元副社長(74)の無罪が11日に確定した。事故の刑事責任を誰も負うことなく裁判は終結した。
最高裁は5日の決定で、「事故の予見可能性はなかった」として、2人を無罪とした一、二審判決を支持し、検察官役の指定弁護士の上告を棄却した。共に起訴された勝俣恒久元会長は二審判決後の昨年10月に84歳で死去し、公訴棄却となっていた。

高田馬場で女性刺され死亡=男逮捕、ナイフ2本所持―ネットでライブ配信中か・警視庁

11日午前9時50分ごろ、東京都新宿区高田馬場の駅前の路上で、20代ぐらいの女性が刃物で刺され、病院に運ばれたが間もなく死亡した。警視庁は殺人未遂容疑で、現場にいた40代の男を現行犯逮捕。「殺そうとは思っていませんでした」と話しているといい、同庁は今後、容疑を殺人に切り替え、刑事責任能力の有無を含め、動機などを詳しく調べる。
同庁捜査1課などによると、女性は首や頭、胸など複数箇所を刺されており、現場からは事件に使ったとみられる刃渡り約13センチのサバイバルナイフのようなものが見つかった。ほかにもナイフ1本が押収された。2人の面識の有無は不明。
男は、女性が歩いていたところ、横から近づき、突然刺したという。
捜査関係者によると、女性はインターネットのライブ配信中だったとみられる。
[時事通信社]

「今は妻の分まで生きたい、それだけだ」…福島・相馬市でも遺族らが墓参り

福島県相馬市の相馬山摂取院には11日朝から、東日本大震災の津波で家族や親族を亡くした遺族らが墓参りに訪れた。
同市の宍戸保さん(73)は、妻の礼子さん(当時58歳)の墓に手を合わせた。14年前のあの日、礼子さんは勤務先から車で帰宅途中、津波に巻き込まれて亡くなったとみられている。宍戸さんは母親のトキセさん(当時89歳)、兄の光一さん(当時61歳)、姉の臼井ヤスノさん(当時67歳)の3人も津波で失った。
礼子さんは控えめな人柄で、夫婦で旅行に行くことを楽しみにしていた。宍戸さんは、震災直後の半年ほど仮設住宅で涙に暮れたというが、「とにかく生きなければ」と自分を奮い立たせた。一人暮らしになり、礼子さんに任せきりだった家事も徐々にこなせるようになった。
礼子さんの墓石には「天に生きる」と言葉を刻んだ。天国では楽しく生きてほしいとの願いを込めたという。宍戸さんは「14年という月日はあっという間だった。今は礼子の分まで生きたい。それだけだ」と墓に語りかけた。

岩手・大槌町職員追悼式に遺族ら30人 式典は今後のあり方検討へ

岩手県大槌町で11日、東日本大震災で犠牲になった町職員40人の合同追悼式が旧役場庁舎跡であった。幹部職員や遺族約30人が参列し、亡くなった職員の冥福を祈り、防災施策の充実を誓った。平野公三町長は追悼のことばで「式典のあり方を検討すべき時期に来ている」と述べ、終了も含めて再考する考えを示した。
大槌町は旧庁舎跡地から海側に200メートルほど離れた町有地に追悼施設を建設中で、8月上旬に完成予定。平野町長は式後の取材に「施設の完成は大きな節目。震災後に入庁した職員も増えている。遺族の意向も聞いたうえで検討を進めたい」と話した。
参列者で福祉課職員だった兄を亡くした倉堀康さん(41)は「式典がどうなろうと慰霊の気持ちは変わらない」と語った。
大槌町は震災時、低地にあった旧庁舎前に災害対策本部を設置。津波は庁舎を直撃し、当時の町長や複数の幹部職員らが犠牲になった。旧庁舎は町内を二分する議論の末、2019年に解体された。職員の遺族は跡地に石碑の建立を計画し、町に用地の無償貸与を求めて交渉を続けている。【奥田伸一】

柔道元五輪代表に懲役6年求刑 70代女性から4千万円詐欺

暗号資産(仮想通貨)の共同購入を装い、70代女性から現金4千万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた柔道元五輪代表の丸山顕志被告(59)の論告求刑公判が11日、千葉地裁(野々山優子裁判官)であり、検察側は懲役6年を求刑した。弁護側は無罪を主張し結審した。判決は19日。
被告は昨年4月の初公判で「共同購入を私から持ちかけたというのは、間違いだ」と起訴内容を否認していた。
起訴状によると、2018年7月、仮想通貨「OneCoin(ワンコイン)」のアカウント共同購入を装い、千葉県在住だった女性に交流サイト(SNS)で持ちかけて、東京都内で現金を詐取したとしている。