今年1月、北九州市で車の助手席からハンドルを操作して事故を起こし、乗っていた少女を死亡させた罪などに問われている男子大学生に、有罪判決が言い渡されました。
福岡県芦屋町に住む男子大学生は今年1月、八幡西区で車の助手席からハンドルを操作して車を河川敷に転落させ、乗っていた17歳の少女を死亡させたとして、重過失致死傷などの罪に問われています。
20日の判決で福岡地裁小倉支部の安藤諒裁判官は、「車内を盛り上げるためという極めて軽率な動機で、重大な過失行為を行った」と指摘しました。
そのうえで大学生に、拘禁刑1年6か月、執行猶予4年を言い渡しました。
簗農水相を「3アウト」まで切れなかった高市首相。更迭が政権に残した“思わぬ代償”<岩田明子>
当所は「とにかく働いて返せ」と簗氏をかばった高市首相は、無料送迎バス問題が浮上してから「ダサい」と切り捨てることに。簗氏の後任について岩田明子氏は当初「岸田政権で農水相を務めた宮下一郎は適任」と予想していたが、不記載議員(不記載額12万円)だったことがネックになったか?
閣僚の不祥事対応は、辞任させれば終わりではなく、首相の判断力や次の人事にも影響を及ぼす。ジャーナリストの岩田明子氏は、簗氏の更迭が高市政権と党内力学に残した“傷”を読み解く(以下、岩田氏の寄稿)。
◆「3アウト」でも切れなかった高市首相
初めてであれば、逡巡するのも仕方がない。歴代首相も幾度となく判断を誤った。10月14日に事実上、更迭された簗和生農水相のことだ。
周知のとおり、簗氏は自身を支持しない首長のいる那須烏山市と那賀川町の道路予算を「カットした」と話す音声データが流出して、渦中の人となった。26年間、政治記者を続けてきた私も耳を疑った。自身の功績をアピールする政治家はいても、懲罰的な予算カットを公言する人などお目にかかった記憶がないからだ。
さらには、公職選挙法違反が疑われる無料バス問題も浮上し、’24年の衆院選における運動員買収疑惑まで週刊文春に報じられることとなった。その違法性は検証の余地があるが、これで3アウト。チェンジは既定路線だった。
とはいえ、切るに切れなかった高市首相の気持ちは理解できる。応援演説では「私の大事なヤナちゃん」と親しみを込めて呼び、裏金事件の“不記載議員”という批判も覚悟のうえで初入閣させたのだから。
◆遅れた更迭が政権に残した代償
それでも遅きに失した感は拭えない。簗氏が謝罪した10月5日の段階で、野党が問責決議案の提出に動くことは目に見えていた。問責提出で高市首相が出席する16・19日の参院予算委員会が空転すれば、消費税減税法案の採決が遅れて会期の延長は避けられない。副首都法案のために、参院自民との確執を生じさせながらも延長した先の特別国会と同じ轍を踏む可能性があったのだ。
その国会運営のミスに続く、大臣罷免という政権運営のミスは禍根を残しかねない。不安視されるのは、支持率と求心力の低下だ。第2次政権時代の安倍首相は、「(震災被害が)東北でよかった」と失言した今村雅弘復興相をわずか40分程度で更迭した。3アウトになる前に交代させれば軽傷で済んだのに、安倍路線の継承を謳い、安倍氏側近を重用してきた高市氏には同じことができなかった。決断が遅れたという事実は、高市人気に陰りを落としかねない。
来年の総裁選にも影響する。簗氏を巡る騒動で、不記載議員の登用リスクが高まってしまったからだ。入閣期待が薄れれば、不満は溜まる。旧安倍派の“高市票”を少なからず失った可能性があるのだ。
実際、簗氏の後任は“非”不記載議員の武部新氏(武田グループ=旧二階派)に決まった。実務能力に優れた「チーム・コバタカ」メンバーであり、農林水産行政に精通する即戦力だ。不記載組の不満は溜まるかもしれないが……新体制で政策実現に注力する高市政権に期待したい。
<文/岩田明子>
【岩田明子】
いわたあきこ●ジャーナリスト 1996年にNHKに入局。20年にわたって安倍元首相を取材し、「安倍氏を最も知る記者」として知られることに。’23年にフリーに転身後、『安倍晋三実録』(文藝春秋)を上梓。’26年4月にはYouTubeチャンネル「TABOO CRASH岩田明子のオフレコ部屋」を開設
千葉・館山市で軽乗用車が親子をはねる 女子高校生(16)が意識不明 「別の人を見ていて…」警察は女(72)を逮捕
きのう夜、千葉県館山市の交差点で親子を軽乗用車ではねけがをさせたとして、72歳の女が逮捕されました。この事故で16歳の女子高校生が意識不明の重体となっています。
過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは千葉県館山市の自称アルバイト斉藤たき子容疑者(72)で、きのう午後8時半頃、館山市八幡の交差点を軽乗用車で右折する際、横断歩道をわたっていた親子2人をはねて、けがをさせた疑いがもたれています。
警察によりますと、この事故で16歳の女子高校生が意識不明の重体となっています。
取り調べに対して斉藤容疑者は「前を歩いていた別の人を見ていて、後ろを歩いていた人に気づくのが遅れてしまった」と容疑を認めているということです。
猛烈な台風30号(チャンパー) 沖縄は次第に荒天 週末は進路を北へ
10月21日(水)9時現在、大型で猛烈な台風30号(チャンパー)は中心気圧が900hPaまで低下し、今年の台風で最も気圧が低くなっています。
沖縄は次第に風が強まり、明後日23日(金)が荒天のピークになる見通しです。週末以降は北から北東に進路を変え、西日本に近づくおそれがあります。
▼台風30号 10月21日(水)9時
中心位置 フィリピンの東
大きさ階級 大型
強さ階級 猛烈な
移動 西北西 25 km/h
中心気圧 900 hPa
最大風速 60 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 85 m/s
先島諸島を中心に暴風や猛烈なしけに警戒
台風30号は発達のピークを迎えていて、衛星画像では中心付近の台風の目が明瞭です。中心気圧900hPaは今年の台風で最も低く、最大風速60m/s(115kt)は台風4号と並ぶ強さになります。
今後も北西に進んで明日22日(木)から23日(金)にかけて非常に強い勢力で先島諸島に近づく見込みです。うねりを伴った高波が沖縄に届き始めていて、明日22日(木)には6m以上の大しけ、明後日23日(金)は先島諸島で猛烈なしけになるとみられます。
今日の午後からは次第に風も強まる予想です。台風が最も近づく23日(金)頃には先島諸島を中心に瞬間的に40m/s超の暴風が吹き荒れ、外出が危険な荒天となるおそれがあります。台風が速度を落とし、影響が長引く可能性もあるため、台風への備えはできるだけ今日のうちに済ませてください。
台風の暴風域に入る確率
5日先までに台風の暴風域に入る確率が5%以上の地域は以下の通りです。(気象庁)
長崎県
北部・南部 5%
五島 6%
沖縄本島地方
慶良間・粟国諸島 7%
久米島 10%
宮古島地方 75%
八重山地方
石垣島地方 95%
与那国島地方 89%
北上傾向もタイミングに不確実性あり
参考 世界各国の気象機関が計算した進路の数値シミュレーション結果
この図の細い線1本1本は、世界各国の気象機関が計算した数値シミュレーションの結果をあらわします。アンサンブル予報という手法による低気圧中心の計算結果で、初期値に意図的な誤差を与えることで予報の確実性などを検討する材料になります。
これらを比較すると、北から北東に進路を変えるものがほとんどとなっています。AI技術が活かされたシミュレーション(水色)では、北上のタイミングが早く、従来からの物理モデル(オレンジ色)は大陸沿岸に近い進路を進む傾向です。
北上のタイミングは日本の南の高気圧の勢力により変わり、引き続き不確実性は大きくなっています。
この誤差は日がたつにつれて縮小する見込みですので、最新の台風情報を随時ご確認ください。
今年は早いペースで台風が発生 秋台風は要注意
平年の台風発生数
台風の発生は5日(月)の台風29号(コグマ)以来およそ10日ぶりで、今月4つめの台風発生です。
年間の台風発生数が30個に到達したのは2013年以来で13年ぶり、1951年からの統計で16例目です。30号の発生の早さとしては史上4番目です。
2026年はかなり早いペースで台風が発生していて、9月末までの累計で平年より7個ほど多くなっています。
10月の発生数の平年値は3.4個で、まだしばらく台風発生の多い時期が続きます。秋の台風はスピードも速いため、被害をもたらす台風が多いことも特徴です。台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。
また、今年は1月から10月まで毎月台風が発生している状況です。1951年からの統計で、1月から10月まで毎月台風が発生したのは1965年、2015年と今年2026年の3回のみです。
台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風30号の名前「チャンパー(Champi / )」はラオスが提案した台風の呼名で、気象庁によると「赤いジャスミン(Red jasmine flower)」を意味すると説明されています。
なお、ラオ語のChampi()は、モクレン科の白っぽい花を咲かせる植物(Magnolia × alba)を指します。一方、Red jasmineという英語名はプルメリア(Plumeria rubra)にも使われ、こちらはラオ語でChampa()と呼ばれるラオスの国花です。どちらを意図した呼称かは断定できません。
大阪で気温が30℃に到達 観測史上最も遅い真夏日に
今日21日(水)は西日本、東日本の太平洋側で季節外れの陽気になっています。大阪市では10時前に気温が30℃に達して、観測史上最も遅い真夏日を記録しました。
東京や名古屋でも30℃に迫る
今日は前線を伴った低気圧が進み、低気圧や前線に向かって南から暖かな空気が流れ込んでいます。
上空1500m付近で15~18℃という夏の終わり頃のような暖気に覆われた所に日差しが加わって午前中から気温が上昇。大阪市では9時45分に30.0℃を観測しました。これは1933年10月20日を更新する、観測史上最も遅い真夏日です。
また、東京都心や名古屋市でもすでに28℃を超えていて、昼過ぎにかけてさらに気温が上昇する可能性があり、こちらも真夏日になれば最も遅い記録になります。
季節外れの陽気で10月下旬の割には熱中症リスクも高まりますので、屋外で活動する場合は念のため注意をしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
「小動物」騒動で欠航となった航空機、客室のカーペット裏で「シマヘビ」発見…野生のヘビが入り込んだか
日本エアコミューター(JAC)は20日、小動物が入り込んだとして前日に欠航した福岡発鹿児島行きの航空機からヘビが見つかったと明らかにした。福岡空港で捜索を始めて約24時間後の20日午後1時頃、整備士が客室後方のカーペットの裏側にいたシマヘビを発見し、捕獲した。
客の荷物から逃げ出したという情報はなく、同社は野生のヘビが機内に入り込んだとみている。機体の安全が確認され次第、運航を再開する。
この航空機は19日昼、出発準備中だったパイロットが操縦室で小動物を発見したものの見失い、欠航していた。
【速報】“世界初”の実用化 iPS細胞使った重い心臓病患者への手術 医師と患者が会見「病気になる前の生活に戻したい」「多くの患者さんが元気に活躍されることを期待」
9月末に行われたiPS細胞を使った重い心臓病患者への世界で初となる手術について、21日午前、執刀した医師と患者が会見に臨み、世界初の実用化手術について、術後の経過が順調であることを報告し、さらなる活用の拡大に対する期待の言葉を述べました。
手術は、9月29日、大阪けいさつ病院で重い心臓病を患う神奈川県内の50代の女性会社員に対して行われました。女性は、約4年前に心筋梗塞を発症し、その後重い心不全と診断されました。服薬などによる治療を続けてきましたが大きな回復はみられず、大阪大学の澤芳樹名誉教授らが開発したiPS細胞から作った心筋細胞シート「リハート」を心臓に移植する手術に臨むことを決断しました。
「リハート」は、澤教授が参加する大阪大学発のベンチャー企業「クオリプス」が開発を進めてきました。心臓に貼り付けることで、弱った心機能を回復させることが期待されていて、これまでは移植や人工心臓を待つしかないとされてきた重い心臓病への新たな治療法として注目され、去年、開催された大阪・関西万博でも“未来の医療”として展示され、大きな注目を集めました。今年2月、厚生労働省の専門家部会が、今後7年間の有効性の検証などを条件に製造・販売を了承し、その後、厚生労働省が正式に承認しました。
女性の心臓に3枚の心筋細胞シートを貼りつける手術は約50分で終了。iPS細胞を使った再生医療製品が保険適用されて、一般の患者への治療で使われたのは世界で初めてのことでした。
手術から約3週間が経過した21日、執刀した澤教授と患者が会見に臨み、術後の経過は良好ですでに院内を歩ける状態にまで回復し、22日に退院する予定であることを明らかにしました。
会見で、澤教授は「1人でも多くの患者さんが元気に活躍されることを期待しています」と話し、「いよいよ実用化の段階に入った大きな一歩。普及させながら世界に向けても発信していきたい」とし、患者さんに対しては、「希望の星である」と話しました。
また、患者は、「世界初の手術に携わらせてもらえてとても光栄。記憶がないぐらいあっという間。術後もとても良好で退院をむかえられそう。感謝しかない」と話しました。術後1週間ほどで、呼吸が深くできるようになったとのことで、「今後まず犬の散歩に行きたい。思いきり走りたい。病気になる前の生活に戻したい。海に行ったり趣味を楽しみたい」と喜びの声とともに、さらなる再生医療への活用への期待を語りました。
iPS再生医療を巡っては、大手製薬会社「住友ファーマ」のグループが開発したパーキンソン病を治療するための製品「アムシェプリ」も厚生労働省から条件付きで製造・販売を承認されていて、今月中に1例目の手術が行われる予定です。パーキンソン病は手足の震えなどの症状が出て、最悪の場合寝たきりになることもある難病で、患者は国内に25万人ほどいるとされています。
京都大学の山中伸弥教授が「iPS細胞」の作製を発表してから20年となる節目の年に、世界初となる実際の手術への実用化が実現したことで、今後、医療の様々な分野での「iPS細胞」の活用が期待されています。
武部農相、国契約の会社から寄付 公選法違反疑い、返金
自民党の武部新・農相が代表を務める「自民党北海道第12選挙区支部」が2024年の衆院選期間に、国の業務を受注した企業から30万円の寄付を受けていたことが21日、分かった。公選法は国と契約を結ぶ当事者が国政選挙に関し寄付することを禁じており、同法違反の疑いがある。武部氏は同日、農林水産省内で記者団の取材に応じ「本日返金し、政治資金収支報告書も訂正した」と明らかにした。
武部氏は、道路予算削減発言や公選法違反疑惑で更迭された簗和生前農相の後任として15日に就任したばかり。1週間足らずで政治とカネを巡る問題が浮上したことで、政権の危機管理に疑問符が付き、任命した高市早苗首相にも厳しい目が向けられそうだ。
同支部の収支報告書によると、衆院選公示日の24年10月15日、北海道紋別市の海運会社から寄付を受領した。北海道開発局によると、同社は24年4月に網走港湾事務所の港湾業務艇運航業務の事業を落札し、契約期間中だった。
武部氏は「当該の会社がそのような事業を受注していたことは、当時は承知していなかった」とも話した。
鳥取県の平井伸治知事、来春の知事選不出馬を表明…当選5回「スタバはなくても日本一のスナバ」発言で注目
鳥取県の平井伸治知事(65)が21日、定例記者会見で、任期満了に伴う来年春の知事選に立候補しないことを明らかにした。「身を引くべきだと考えた。初志は貫徹できた」と述べた。
平井氏は東京都出身。自治省(現・総務省)職員や鳥取県副知事などを経て、2007年の知事選で初当選し、現在5期目。「スタバはなくても日本一のスナバ(砂丘)がある」など、県をアピールする発言で注目を集めた。21年から2年間、全国知事会長を務めた。
進退について、県議会9月定例会では、「現状は白紙であり、当面の仕事に専念したい」と語っていた。
周南市の市道で女子高校生が軽乗用車にはねられ意識不明の重体
21日朝、周南市の市道で横断歩道を渡っていた女子高校生が軽乗用車にはねられ意識不明の重体となっています。
事故があったのは周南市大河内の市道です。
21日午前7時40分ごろ横断歩道を渡っていた女子高校生が下松方面に向け走っていた軽乗用車にはねられました。
この事故で女子高校生は頭などを強く打ち意識不明の重体となっていて、現在、警察で身元を確認しています。
警察は軽乗用車を運転していた周南市に住む86歳の男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
現場はJR岩徳線の大河内駅近くの信号機のない三差路交差点です。
警察がさらに詳しい事故の原因について調べています。