広島県三原市の会社敷地内で土の中から男性の遺体が見つかった事件で、強盗殺人の疑いで逮捕された無職倉本幹太容疑者(29)が、昨年5月以降の1年間にギャンブルで約8千万円の損失を出していたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。県警は男性からの借金700万円を免れた疑いで逮捕しており、経済的に困窮していたとみて動機を調べる。
捜査関係者によると、ボートレースや競輪に多額の金を使っていた。県警は勤務していたリフォーム会社から金をだまし取ったなどの疑いで、今年4月以降に3度逮捕した。
6月に三原市の自営業徳田雅希さん(29)に対する強盗殺人容疑で逮捕されたが容疑を否認している。
徳田さんは行方が分からなくなった今年3月9日、容疑者と2人でダンプカーに乗って現場方面へ向かい、夜に容疑者だけが戻ってくる様子が防犯カメラに写っていた。
2月に東広島市でリフォーム会社経営者殺害事件が発生。県警は2人が関与した疑いがあり、徳田さんが捜査線上に浮上したことを知った容疑者が、口封じのために殺害したとみて捜査している。
【速報】大阪市天王寺区の小学校で「O157」の集団感染 児童12人が感染 重症者なし
大阪市は30日、天王寺区内の市立小学校で、腸管出血性大腸菌「O(オー)157」による集団感染が発生したと発表しました。
大阪市によりますと、今月15日、浪速区内の医療機関から、この小学校に通う児童1人の感染届が提出されました。その後の調査で、同じクラスに複数の体調不良者が確認され、受診の呼びかけや健康観察を実施しました。23日には新たに2人の感染が判明し、接触者の検便を行った結果、28日までにあわせて12人の感染が確認されたということです。
感染した12人はいずれも10代で、このうち10人は腹痛や下痢、血便、発熱などの症状があり、2人は無症状でした。いずれも軽症で、重症者や入院している人はいないということです。患者らの共通の食事は学校給食だけでしたが、市は発症状況などから給食が感染源である可能性は低いとしています。
大阪市は感染した児童や接触者への健康観察や検便を続けるとともに、学校に対して手洗いや消毒の徹底など感染拡大防止策を継続するとしています。
■O157の感染経路と予防
腸管出血性大腸菌「O157」は、汚染された食品や感染者の便などを介して感染し、腹痛や下痢、血便などを引き起こします。重症化すると、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症を発症することもあります。
大阪市は、食事の前やトイレの後の手洗いを徹底することや、調理器具の消毒、食品の十分な加熱など基本的な感染対策を呼びかけています。
農作業中の熱中症、死亡最多 24年、予防啓発へ有志募集
農林水産省は30日、2024年に農作業中の熱中症で、過去最多の59人が亡くなったと明らかにした。23年の37人から大幅に増加した。農水省は熱中症予防の啓発として、今年から地域の農業者に対して注意を促す声かけや見回り活動をする有志の募集を始めた。
高齢者は1人で農作業することが多く、症状を自覚しにくい。高温による疲れで転落する事故も起きやすいという。
農水省は、地域で注意喚起する「熱中症等対策声かけ隊」を8月末まで全国で募り、既に農業高校や農業資材販売店がチラシや対策用飲料の配布などに取り組んでいる。担当者は「多くの人に参加してもらいたい」と呼びかけた。
東京・新宿の金塊狙い強盗予備、新たに実行役の男3人逮捕 トクリュウか 警視庁
東京都新宿区の貴金属買い取り業者に強盗に入る目的で警棒を準備したなどとして男ら6人が逮捕された事件で、警視庁捜査1課は強盗予備の疑いで、新たに無職の中村将也容疑者(26)=東京都板橋区高島平=ら男3人を逮捕した。
ほかに逮捕されたのは、いずれも職業不詳の、山口将剛容疑者(20)=愛知県半田市一本木町=とフィリピン国籍の男(19)=西尾市=。3人は実行役とみられ、捜査1課は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は共謀して5月21日午前10時50分ごろ、事務所付近で、強盗目的で警棒や催涙スプレーを所持するなどしたとしている。
捜査1課によると、「金塊が狙われている」との情報を受けて捜査員が現場で警戒。事件時に実行役ら6人の身柄を確保したが、中村容疑者ら3人は現場から逃走していた。防犯カメラ捜査などで浮上した。捜査1課は匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)による事件とみて、他の人物の関与も調べている。
ベネズエラ地震 日本政府がポリタンクや浄水器など緊急援助物資の供与を決定
大地震が発生した南米ベネズエラに対し、日本政府がポリタンクや浄水器など緊急援助物資の供与を決めました。
ベネズエラでは24日に発生した大地震で、これまでに1700人以上が死亡、5000人以上がけがをし、国連機関は2500棟を超える建物が被害を受けたと発表しています。
こうした状況を受けて、茂木外務大臣はきょう(30日)、緊急援助物資として、JICA=国際協力機構を通じ、プラスチックシートとポリタンク、浄水器をベネズエラ政府に供与すると発表しました。
また、26日からJICAの調査団をベネズエラに派遣していることを明らかにし、現地のニーズを把握したうえで、国際緊急援助隊の派遣や緊急無償資金協力などの支援を検討していく考えを示しました。
養子の子息に皇位継承権=皇室典範、初の本格改正案―女性皇族の身分保持・閣議決定
政府は30日夕の臨時閣議で、皇族数確保に向けた皇室典範改正案を決定し、衆院に提出した。(1)旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える(2)女性皇族が結婚後も皇室に残る―の二つが柱。養子に男の子が生まれた場合、皇位継承資格を有することを盛り込んだ。皇室典範が1947年に制定されて以来、実質的な改正は初めて。今国会中の成立を目指す。
改正案は5章37条からなる現行典範のうち、養子を禁じた9条を修正し、「養子皇族男子」に関する6章を新設。旧11宮家の男系男子で、配偶者と子のない15歳以上の男性が養子の対象と定めた。養親の範囲は親王、親王妃、内親王、王、王妃、女王とし、皇嗣・皇嗣妃は除外。養子縁組は皇室会議に諮り、縁組と同時に皇族となる。
皇位継承は現行1条で男系男子のみに認められている。改正案は養子の子孫に関し、皇位継承順位を記した2条の適用を「実方(養子の実家)の系統によるものとする」と記述。継承資格を有することを明確にした。養子本人には2条を「適用しない」とし、資格がないことを明示した。
一方、女性皇族について、婚姻時の皇籍離脱を定めた12条を削除した。政府の説明によると、夫と子は皇族にならない。
併せて住民基本台帳法を改正。結婚後の女性皇族に適用し、皇統譜に登録されたまま住民基本台帳に記載されるとした。天皇は「国政に関する権能」を有しないとする憲法4条の規定を踏まえ、女性皇族は投票権を持たない。
経過措置として、改正典範施行時の女性皇族は「その意思により、皇族の身分を離れることができる」と付則に記した。
付則には、皇族数の確保状況などを勘案し、必要があれば30年ごとに見直す規定も設けた。
皇族数の確保を巡っては2021年、政府有識者会議が女性皇族の身分保持と旧宮家男系男子の養子受け入れを提言。与野党が協議を続け、今年6月に衆参両院の正副議長の下で「立法府の総意」を取りまとめた。
有識者会議や与野党協議で議論されなかった養子の子息の継承資格が改正案に盛り込まれたことに一部野党は猛反発する。政府・与党が想定した「静謐(せいひつ)な環境」での審議は、前提が崩れている。 [時事通信社]
長州小力さん不起訴 信号無視と無免許運転疑い
東京地検は30日、東京都中野区の路上で、無免許で車を運転し信号無視したとして、道交法違反容疑で書類送検された物まねタレントの長州小力さん(54)を不起訴にした。地検は「事案と関係証拠の内容を踏まえた」としている。
捜査関係者によると、4月9日午前に中野区の路上で運転免許証の有効期限が切れた状態で運転し、赤信号を無視した疑いで、同15日に書類送検された。警視庁は起訴を求める厳重処分の意見を付けていた。
南極の昭和基地に「命名権」、敷地内の看板などに表示…年5000万円程度想定「観測の新たな財源確保に」
国立極地研究所(東京都立川市)は、来年で開設70年を迎える南極観測拠点「昭和基地」にネーミングライツ(命名権)を導入する方針を決めた。8月以降、取得を希望する企業などを公募し、来春までに決める。日本の南極施設に命名権が導入されるのは初めてで、「観測の新たな財源確保につなげたい」としている。
南極観測などに関わる文部科学省など関係省庁の会議が30日に行われ、極地研の担当者が命名権導入について明らかにした。
昭和基地は1957年(昭和32年)、南極大陸から約4キロ・メートル離れた東オングル島に建設された。現在は60以上の建物で構成され、日本の主要観測拠点として隊員が共同生活している。
極地研によると、命名権の契約期間は3~6年間。命名権料は年間5000万円程度を想定するが、応募者側の希望に応じて設定する。新たに得た資金は、地球温暖化が引き起こす環境変化の調査など、南極観測事業の財源に当てる。決まった名称は、敷地内の看板などに記載されるという。
典範改正閣議決定「寝耳に水」 「いびつ制度」に懸念、宮内庁
皇族数確保に向けた皇室典範改正法案が閣議決定された30日、宮内庁内からは一定の評価をする声が上がる一方、戸惑いも広がった。改正法案の細部に関して政府から事前の擦り合わせはなく、側近らは「寝耳に水の事項もある」と驚く。意見を言うことすらままならない状況に、ある幹部はもどかしさを募らせた。
「分からないことが多すぎる」。報道で詳細な内容を知ったという側近は困惑を隠せなかった。
関連する法改正により、女性皇族は天皇や皇族以外と婚姻した場合、皇室にとどまりながら、住民基本台帳にも記録される。側近は「制度がいびつで、結婚を踏みとどまってしまう皇族もいらっしゃるのではないか」と懸念を示した。
それでも、問題にはさまざまな意見があり、一つに集約することが困難であることを踏まえ、「女性皇族の処遇に一定の方向性が示されたという点だけ見れば半歩前進」と語った。
旧宮家から養子として迎えた男系男子の子孫が男性であれば皇位継承資格を持つことについて、同庁幹部は「こちらの意見を言えないのは歯がゆい」と語った。
特別支援学校から10歳男児が行方不明 石川・小松市
30日午前、石川県小松市の特別支援学校から男子児童の行方が分からなくなったと警察に通報がありました。
警察によりますと、行方が分からなくなったのは県立小松特別支援学校に通う10歳の男子児童で、30日午前11時ごろ、学校から児童がいなくなったという内容の通報がありました。
学校によりますと、教室からトイレに行こうと席を立ったあと児童が戻らないことから、職員がその30分後に110番通報しました。
児童は身長131センチで、学校の体操服である白い半そでのTシャツと青いハーフパンツを着用していたということです。
また、学校に隣接する田んぼのあぜ道で児童の靴が見つかっていて、ここから1キロほど先の道路を歩く児童の目撃情報もあるということです。
学校の裏手には山林が広がり、近くには川が流れていて、消防や警察はエリアを広げながら捜索しているということです。