28日午後、札幌市豊平区の商業施設で、10代後半の女性のスカートの中をスマートフォンで撮影しようとしたとして、33歳の男が逮捕されました。
撮影処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区に住む33歳の会社員の男です。
男は、28日午後7時40分ごろ、札幌市豊平区にある商業施設で、10代後半の女性客の背後から自分のスマホをスカートの中に差し入れて、撮影しようとした疑いが持たれています。
警察によりますと、男の動きを不審に思った店舗関係者が、男を監視していたところ、男がスマホをスカートに差し入れようとしたため、その場で取り押さえました。
その後、店舗の従業員が「スカートをはいた女性を盗撮しようとした男を確保している」と警察に通報し、男は駆け付けた警察官に引き渡されました。
取り調べに対し、33歳の会社員の男は、容疑を認めたうえで「盗撮しようと思って店に来た」と話しているということです。
警察は、押収した男のスマートフォンを解析するなどして余罪の有無を調べています。
ブタ腎臓を人へ移植国内初治験へ 28年にも、明治大発ベンチャー
明治大発ベンチャー企業「ポル・メド・テック」(川崎市)は29日、拒絶反応が抑えられるよう遺伝子改変したブタの腎臓を、人へ移植する「異種移植」の臨床試験(治験)を、北海道大病院(札幌市)と湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)で2028年にも実施する計画だと発表した。実施されれば国内初となる見込み。
異種移植は慢性的な臓器提供者(ドナー)不足を補う新たな治療法として期待される。遺伝子改変ブタを用いた異種腎移植は米国や中国では試験的に行われている。同社は治験を経て、再生医療等製品として国の条件と期限付きの承認を得たい考え。重度腎不全患者にとって治療の選択肢の一つとして普及を目指す。
同社は米バイオ企業のイージェネシスが開発した遺伝子改変ブタの細胞を輸入し、同じ性質を持つブタを国内で生産。ブタは69カ所の遺伝子を改変し、移植時の拒絶反応を抑えるほか、ブタ由来のウイルスが人に感染しないようにしている。
ポル・メド社代表取締役の長嶋比呂志明治大研究特別教授は「日本における異種腎移植臨床応用の礎を築きたい」とコメントした。
“整備士不足”で運休相次ぐ「ドクターヘリ」兵庫・斎藤知事が視察 7月は2週間程しか運航できない見通し
関西の「ドクターヘリ」が、“整備士不足”で運休が相次ぐ事態を受けて、兵庫県の斎藤知事が現場の視察を行いました。
兵庫県の斎藤知事らは、28日午後、豊岡市にある公立豊岡病院を訪れ、ドクターヘリを視察しました。
ドクターヘリは、整備士不足のため、関西各地で運休が相次いでいます。
兵庫を拠点とする2機は、7月は2週間ほどしか運航できない見通しで、8月・9月も長期間運休する恐れが指摘されています。
兵庫県 斎藤元彦知事
「地域の命、健康を守るためにドクターヘリは不可欠な存在ですから、安定的な運航をするためにできるだけのことをやっていく」
兵庫県は、整備士を乗せずに、パイロット2人で運航できる措置についても実現できるように調整を進めたいとしています。
【中継】車両が傾いているようすも…近鉄・京都駅構内で普通電車が脱線 復旧に相当な時間かかる見込み
近鉄京都駅の構内で列車が脱線しました。乗客にけがはないということですが、復旧には相当な時間がかかる見込みです。(中継:瀬川裕大)※午前7時半時点の情報
私は京都駅の西側にいます。私の後ろに見えるのが脱線した車両です。3両目のあたりが傾いているように見えます。先ほども車両の周辺で確認をしているようすがみられました。
近鉄によりますと午前5時12分京都発、橿原神宮前行きの4両編成の普通電車が京都駅の構内で脱線しました。
電車には当時約10人の乗客がいましたが今のところけが人はおらず、係員が乗客を京都駅まで誘導したということです。
脱線の原因などは今のところ分かっておらず「調査中」としています。
この影響で、近鉄京都線は現在、京都~上鳥羽口間の上下線で運転を見合わせていて運転再開には相当な時間がかかる見込みだということです。
X投稿でテロ疑われ「まさか」 公安警察の捜査受けた女性が証言
警察当局が近年、組織に属さず単独でテロを起こす「ローンオフェンダー(LO)」対策に躍起になっている。テロに関する「予兆」を察知するためSNS上の見回りに注力するが、その詳細はベールに包まれてきた。
そんな中、今冬の衆院選でテロの恐れを疑われて公安警察の捜査を受けた40代女性が毎日新聞の取材に応じた。X(ツイッター)へのある投稿を機に突然、自宅に捜査員が訪れたという女性は驚きを語り、「今も見られているかもしれないと思うと不安」と話した。
相次いだ要人襲撃で警戒強化
LO対策は2022年の安倍晋三元首相銃撃事件や、その翌年の岸田文雄首相(当時)襲撃事件を受け、重要性が指摘されるようになった。公安警察を中心に、武器や化学薬品の製造に関する情報の収集や分析、SNS上での要人や政府への攻撃を示唆するような書き込みの警戒を続けている。
25年以降、警察庁は国政選挙の際に「LO脅威情報統合センター」を設けて体制を増強。首都の警戒を担う警視庁も25年春にLO対策に専従する「公安3課」を新設した。
「まさか捜査受けるとは…」
女性は衆院選を控えた26年1月中旬~下旬、2回にわたってXに「火炎瓶」「焼身自殺」といった言葉を含む短文を投稿した。すると、1週間ほど後の朝方に警察官が自宅を訪れ、実際に武器を作っているのか聞かれたという。
問答は任意で、玄関先でやりとりした。女性は自身の投稿について反省の意を示し、襲撃や自殺の意図はないと説明。警察官らは数分で引き揚げた。
女性は取材に対し「まさかあの書き込みで捜査を受けるとは思わなかった。(投稿の)前後を見れば冗談だと分かると思った」と釈明。一方、匿名だった投稿からどのように自分が特定されたかは説明がなかったといい、現在も居心地の悪さを感じていると語った。【最上和喜】
斜面崩れソーラーパネル落下 梅雨前線と台風による大雨が影響か 和歌山・橋本市
27日、和歌山県橋本市で斜面が崩れ、複数のソーラーパネルが落下しているのがみつかりました。市は29日、現地で調査を行う予定です。
27日午後0時半ごろ、和歌山県橋本市高野口町応其で、近くの住民から「ソーラーパネルが崩れ落ちている」と市に連絡がありました。
橋本市によりますと、斜面の土砂が幅約10メートルにわたって崩れ、民間の事業者が設置した複数のソーラーパネルが斜面の下に落ちたということです。
大雨による影響とみられ、市は29日現地を確認した上でパネルを設置した事業者などと対応を協議する方針です。
インサイダー取引の疑いで「TKP」元社員と夫を刑事告発へ 証券監視委
貸会議室大手「TKP」の未公開情報をめぐり、インサイダー取引をしたとして、証券取引等監視委員会が29日にも元社員とその夫を刑事告発する方針であることが関係者への取材でわかりました。
関係者によりますと、上場企業「TKP」の元社員の女性とその夫は、「TKP」が他社の株を買い付けるなどの職務を通じて知った未公開情報をもとにインサイダー取引をした金融商品取引法違反の疑いが持たれています。
元社員が伝えた情報をもとに、夫が複数回にわたり株取引を行い、多額の利益を得たとみられ、元社員には見返りを渡していたということです。
証券取引等監視委員会は、ことし2月に元社員の関係先に強制調査を行っていました。
刑事告発を受け、東京地検特捜部が近く、刑事処分を判断するものとみられます。
【速報】“地中から男性遺体”発見29歳男を強盗殺人の疑いで逮捕 広島・三原市 死亡した男性と男は東広島市の殺人・放火事件の共犯関係か口封じのため殺害した可能性
川本健一さんが殺害された事件の捜査で発覚
4月に広島県三原市の会社敷地内で土の中から男性の遺体が見つかった事件で、警察が29歳の男を強盗殺人の疑いで逮捕しました。
強盗殺人の疑いで逮捕されたのは、広島市南区に住む無職・倉本幹太容疑者(29)です。
警察によりますと、倉本容疑者は3月9日、借金700万円の返済を免れようと、三原市沼田の会社敷地内で穴の中に徳田雅希さん(29)を土砂で埋めるなどして殺害した疑いが持たれています。
この事件は2月に東広島市で、会社役員の川本健一さん(49)が殺害された事件の捜査の中で発覚しました。
徳田雅希さんを東広島市の殺人・放火事件に関わった人物とみて行方追う
捜査関係者によりますと、警察は徳田さんを東広島市の殺人・放火事件に関わった人物とみて行方を追っていたということです。その後、3月に家族から行方不明届が出され、4月に三原市の現場から遺体で発見されました。
倉本容疑者と徳田さんは、この東広島市の事件で共犯関係にあるとみられ、倉本容疑者は徳田さんが捜査線上に浮上したことを知り、口封じをしようとしたということです。
倉本容疑者はすでに別の詐欺事件で逮捕・起訴されています。広島県警はこの後、会見を開くことにしています。
【速報】「私は犯人じゃなかとばい!」最後まで無罪主張の暴力団幹部に無期懲役求刑 「餃子の王将」社長射殺事件の裁判 京都地検「人命軽視が甚だしく、反省の姿勢が見られない」
「餃子の王将」の社長が射殺された事件で殺人などの罪に問われている暴力団幹部の男の裁判が29日、京都地裁で開かれ、検察側は無期懲役を求刑しました。一方、暴力団幹部の男は、最終意見陳述で「私は犯人じゃなかとばい!」と無罪を主張しました。
特定危険指定暴力団「工藤会」系幹部の田中幸雄被告(59)は2013年12月19日早朝、京都市山科区の「王将フードサービス」の駐車場で、当時社長だった大東隆行さん(当時72)を銃で殺害したなどの罪に問われています。
去年11月、京都地裁で開かれた初公判の罪状認否で田中被告は「私は決して犯人ではありません。決してがつきます」「任侠道を志す者として濡れ衣の一つや二つは、甘んじて受け入れます。だからといって、センセーショナルな事件まで濡れ衣を着せられるのは到底承服できない」などと繰り返し無罪を主張していました。
一方、検察側は冒頭陳述で「事件現場の近くでたばこの吸い殻2本が発見され、DNA型が被告と同一だった」としたうえで、「田中被告が事件直前に組員に旅行に行くと伝え音信不通になり、知人にも京都にいる旨を発言している」などと指摘。
その後の裁判では、京都府警の捜査員や田中被告の幼なじみなどを証人として呼び、現場に残されたたばこの吸い殻のほか、事件前に大東さんが「矢でも鉄砲でも俺は怖くないぞ」と従業員に話していたことなど、様々な間接的な証拠から田中被告の犯行だと主張してきました。
今年3月には田中被告への被告人質問が予定されていましたが、田中被告は「答えない」という意思を示したため、実施されませんでした。
田中被告本人から事件の詳細が語られることがないまま迎えた29日の論告求刑で、検察側は「バイクや拳銃をあらかじめ入手し、4発を発射して全て被害者に命中させた。被害者は強い責任感で職務をまい進し、愛する『餃子の王将』を成長させながら家族と充実した生活を送るはずだったにもかかわらず、理不尽にも命を奪われた。人命軽視が甚だしく、反省の姿勢が見られない。凶悪重大な犯行で社会に与えた影響は大きい。組織的で計画的な危険な犯行で刑事責任は極めて大きい」として、無期懲役を求刑しました。
一方の弁護側は最終弁論で「たばこをその場で吸っていたら存在するはずの白い灰や火種が見つからなかったのは、吸い殻が現場で吸われたものではないからで、吸い口に被告のDNAが付着した吸い殻2本が発見されたのは、真犯人が被告を陥れるために置いたからであって、被告が犯人でなければ説明できないというものでは決してない」と主張。また、殺害された大東さんが事件前に「やくざなんか怖くない」などと発言したとする従業員らの証言については、「誰とのトラブルであるかの言及がなく、過去に王将と利害関係があったやくざはいくらも存在するのであり、工藤会がそのやくざであるとの有意な推認はできない」としたうえで、「証拠上認定できる事実関係は、被告が犯人でなくても成り立つのではないか」と疑問を呈して無罪を主張しました。
また、田中被告も最終意見陳述で「裁判官、謹んで申し上げます。私は本当に犯人ではありません。許されるならこの場にいる皆さん一人ひとりの肩をつかみ、揺さぶりながら『私は犯人じゃなかとばい!』、失礼いたしました、『私は犯人ではありません』と伝えたいです。もう一度申し上げます。『私は本当に犯人ではありません』。以上です」と述べ、無実を訴えました。
直接証拠が無いなか、双方が「犯人性」について争っている裁判の審理は終わり、判決は10月16日に言い渡される予定です。
典範改正、30日閣議決定で調整 維新、共同代表に対応一任
日本維新の会は29日の党会合で、皇族数確保に向けた皇室典範改正案などを審査した。「旧11宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案」の年齢制限に反対意見が出て、藤田文武共同代表に一任すると決めた。自民党と協議し、最終的な対応を決める方針だ。自民は臨時総務会で了承し、党内手続きを終えた。政府は維新の了承も得た上で、30日にも閣議決定する方向で調整している。
立憲民主党の水岡俊一代表は29日の記者会見で、養子の子孫が男性であれば皇位継承資格を持つとの改正案に関し「これまで何ら議論しておらず、だまし討ちのようだ。政府への信頼は大きく損なわれた」と批判した。
自民の鈴木俊一幹事長は会見で「自民の立場で言えば、30日に閣議決定したい」と述べた。高市政権は今国会での典範改正を目指す。閣議決定後は速やかに国会審議に入りたい考えだ。
維新の会合では、養子案を例外措置として認める一方、「女性皇族が婚姻後も身分保持する案」を恒久的な対応としたことについて「逆であるべきだ」との意見があった。法案の修正を求める声も相次いだ。