【独自】「あまり好きじゃない」逮捕の女と亡くなった男性の間に過去にトラブルか 千葉・柏市の排せつ物混入殺害事件 千葉県警

逮捕の看護師だった女 男性について「あまり好きじゃない」
点滴チューブに排せつ物を混入し、入院患者の男性を殺害したとして看護師だった女が逮捕された事件です。当時、女が男性について「あまり好きじゃない」と話し、男性も「あの人を担当から外してください」と周囲に話していたことが捜査関係者への取材でわかりました。
古川美由紀容疑者(51)は今年1月、看護師として勤務していた病院で入院中の会田栄次さん(当時75)に対し、点滴の延長チューブに排せつ物を混入して殺害した疑いがもたれています。
死亡した男性も「あの人を外してください」などと話す
これまで、病院側は2人の間のトラブルについて「確認していない」としていますが、その後の捜査関係者への取材で当時、古川容疑者が会田さんについて「あまり好きじゃない」と周囲に話し、一方の会田さんも古川容疑者について「あの人を外してください。担当にしないでください」と話していたことがわかりました。
事件前に排せつ物が保管されている部屋に出入り
また、混入された排せつ物は病院の入院患者のものとみられていますが、古川容疑者が事件前に排せつ物が保管されている部屋に出入りしている姿が防犯カメラに写っていたこともわかりました。
古川容疑者は容疑を否認していますが、警察は2人の間に何らかのトラブルがあったとみてさらに事件のいきさつを調べています。

恐竜時代の哺乳類の化石発見 人類祖先の仲間、新種か

久慈琥珀博物館(岩手県久慈市)や早稲田大などの研究チームは17日、久慈市にある約9千万年前(後期白亜紀)の地層から、人類の祖先を含む哺乳類「真獣類」の歯の化石が見つかったと発表した。新種の可能性がある。後期白亜紀は恐竜が大繁栄したが、この年代の哺乳類の化石は世界的にも珍しく「哺乳類がどのように恐竜時代を生き延び、多様化したのかを解明する手がかりになる」としている。
現在生存する哺乳類は、人類も含めて子宮で胎児を大きく育ててから産む「有胎盤類」と、未熟な赤ちゃんを産んでからおなかの袋などで育てる「有袋類」の2グループに大別される。真獣類は有胎盤類とその祖先を含む分類で、今回見つかった化石は、真獣類が原始的な段階から有胎盤類へと進化していく中間段階とみられる。
化石は真獣類の奥歯2本と下顎の一部で、長さ約4.4ミリ、高さ約3.5ミリ。歯の突起の配置やくぼみの深さが、前期と後期白亜紀それぞれの真獣類の特徴を併せ持っていた。

市立中学校でスプレーまかれ23人軽症 生徒から事情聴く 大阪

17日午前10時40分ごろ、大阪府貝塚市東山の市立第三中学で「何者かがスプレーをまき、負傷者がいる」と119番があった。地元消防によると、生徒16人を含む計23人がのどや皮膚の痛みなどを訴え救急搬送されたが、全員症状は軽く、意識はあるという。
府警貝塚署によると、スプレーをまいたとみられる、この学校の生徒(14)から事情を聴いている。市教委によると、この日は終業式が行われていた。【松原隼斗、松本美緒】

福岡県議会議長、現金授受を否定 他会派から500万円疑惑

福岡県議会の正副議長ポストを巡る現金授受疑惑で、自民党の蔵内勇夫議長は17日、議会棟で記者団の取材に応じ、自身の関与を否定した。蔵内氏を巡っては、他会派の元副議長が就任直前に500万円を渡したと匿名で証言。この点について蔵内氏は「一切ない。議会内の人事に関してそういうことはあり得ない」と述べた。
県議会の混乱の責任を取り議長を辞職する考えはあるかと問われると「コメントするのは時期尚早だ。まず議長としての責任を果たさなければならない」と強調した。
一連の疑惑に関し、県議会は全議員を対象にした弁護士など外部有識者による聞き取り調査の実施を決めている。蔵内氏は8月以降に始まるとの見通しを明らかにした。

再審制度見直し改正法成立で袴田ひで子さんらが会見「まともな改正をしてくれると思っていたが、がっかり」

刑事裁判をやり直す「再審制度」を見直すための改正刑事訴訟法がきょう(17日)成立したことを受けて、再審無罪が確定した袴田巌さんの姉、ひで子さんらが記者会見を開き、「もう少しまともな改正をしてくれると思っていたが、がっかりだ」と話しました。
「再審制度」は刑事訴訟法に規定されていますが、審理の進め方や証拠開示の方法などが具体的に定められていないことから、審理の長期化が問題視されていました。
2024年に無罪が確定した袴田さんの事件などを受けて見直しを求める声が高まり、法改正することになりました。
きょう(17日)成立した改正刑事訴訟法は、再審開始の決定に対して検察官が不服を申し立てる抗告の原則禁止などが盛り込まれています。
改正法が成立したことを受けて、袴田さんの姉、ひで子さんらが記者会見を開きました。
会見にリモートで参加したひで子さんは、「もう少しまともな改正をしてくれると思っていたのですが、がっかりです」と話した一方、改正法の付則に、施行後5年ごとに制度の見直しを検討することが盛り込まれたことについては、「期待したい」としました。
また、1984年に滋賀県日野町で起きた「日野町事件」で無期懲役が確定して服役中に亡くなり、今年2月に再審開始が決まった阪原弘さんの息子、弘次さんは、「望むのは、証拠の全面開示と検察官の抗告全面禁止、証拠の目的外使用の禁止を外すことだ。最後まで諦めていません」と述べ、さらなる改正を求めていくと話しました。
一方、最高検もきょう(17日)、コメントを発表しました。
最高検は、「近時の再審無罪事件などを受けて、再審請求手続きの規律やその運用に対する国民の関心が高まっている中、改正法の成立に至る過程では、これまでの検察の運用に対する厳しい指摘もなされた」とした上で、「指摘を真摯に受け止め、改正法の趣旨や国会での議論を踏まえ、再審請求手続きにおける検察官保管証拠の提出・開示や再審開始決定に対する不服申し立てのあり方を含め、改正法の下で再審制度が非常救済手続きとして適切に機能するようにするため、適切な運用に努めていく」としました。

霧島5歳男児不明 川で発見の遺体は男性、身長115センチほどと判明 父親「1日でも早く連れて帰りたい」 鹿児島

霧島市の温泉施設で先月から5歳の男の子が行方不明になっている中、きょう17日、周辺の川で遺体が見つかりました。遺体は男性で、身長が115センチほどであることが新たに分かりました。
行方が分からなくなっているのは、熊本県八代市の保育園児・田中嶺臣くん(5)です。
「もうちょっと遊びたい」と浴室に…
嶺臣くんが家族4人で訪れた温泉施設。嶺臣くんは水遊びが大好きで両親が先に脱衣所へ上がろうとした際、「もうちょっと遊びたい」と浴室に残りました。
その3分後、両親が目を向けた時には、嶺臣くんの姿はなく、川の方向にある内湯の窓が開いていたということです。
施設の下流側で「遺体のようなものを発見した」
警察と消防はきょう17日朝から、およそ70人態勢で温泉施設周辺の川を一斉捜索をしていましたが、午前9時19分ごろ、施設の下流側で、捜索隊から「遺体のようなものを発見した」と消防に連絡がありました。
遺体の性別は男性、身長は115センチくらいで、衣服を身に着けていませんでした。
遺体が見つかった場所は…
遺体が見つかったのは、行方不明になった温泉施設から下流におよそ700メートルの天降川沿いです。

周囲は深い緑に囲まれていて、川底には大小さまざまな岩、そして手前にはコンクリートでつくられた階段状の堰があります。
遺体はこの堰の向かって右側、草木が滞留している場所で見つかりました。木くずや竹が引っかかっているその上に乗るような状態だったということです。
(霧島市消防局 狩川靖・消防局長)「当時、視界がよくなくて見えなかった部分。流速が早くて近づけなったポイントの1つ」
「一日でも早く連れて帰りたい」
一斉捜索が始まった17日朝、嶺臣くんの父親はMBCの取材に次のように話していました。
(嶺臣くんの父親)「嶺臣も早くお家に帰りたいと思っていると思うので、一日でも早く連れて帰りたい」
現場には嶺臣くんの両親の姿…母親は涙
遺体が発見された現場には嶺臣くんの両親の姿もあり、母親は涙を流していたということです。
警察によりますと、遺体は死後、相当期間が経っているとみられ、警察は嶺臣くんの可能性も視野に身元の確認を進めています。

日本保守党が改正皇室典範の本会議採決を退席

日本保守党の百田代表と北村参院議員は、きょう参議院・本会議で行われた皇室典範改正案の採決を退席したことを明らかにしました。
日本保守党・百田尚樹代表 「反対も賛成もせずに、この採決を拒否して抗議の意味を込めて退席させていただいた」
理由について百田氏は、改正案のうち女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持することに反対の考えを示し、「全体に賛成も反対もできない」と説明しました。

大阪市内で保護された迷いジカの「シカやん」、やっぱり奈良から来ていた…DNA調査で判明

大阪市内に迷い込み、3月に保護されたニホンジカの「シカやん」について、奈良公園(奈良市)を中心とする地域に生息するシカと遺伝子型が一致したことがわかった。神戸女学院大などのチームによるDNA調査で判明。奈良のシカと科学的に裏付けられた。大阪までの長距離移動は公園内のシカの急増が要因とみられる。(長尾尚実)
シカやんは、推定2~3歳の雄。大阪市内の市街地に姿を現し、3月25日に市職員が捕獲した。
奈良公園から西に移動してきた可能性が指摘されたが、実際にどこから来たのか不明だった。奈良県の山下真知事が「(奈良での)受け入れは難しい」と表明し、大阪府能勢町の民間の宿泊施設「能勢温泉」で保護されることになった。シカやんと命名され、敷地内の一角で飼育されている。
調査は、読売新聞の依頼で、シカのDNA分析に実績のある同大の高木俊人・専任講師(分子生態学)らが実施。本紙が宿泊施設の許可を得た上で、5月に高木さんが施設を訪れ、シカやんのフンを採取した。
奈良、和歌山、三重、京都の4府県に生息するシカは18の遺伝子型に分類され、分析の結果、奈良公園やその周辺に生息する集団の遺伝子型と一致。この集団は1000年以上にわたって独自性を保ってきたことがわかっている。
国の天然記念物に指定されている奈良公園の野生シカは近年、生息数が急増。一般財団法人「奈良の鹿愛護会」は16日、今年の頭数が昨年より222頭増加して過去最多の1687頭に上ったと発表した。観光客らの過剰な餌やりが原因の可能性がある。
シカやんが捕獲された地点と奈良公園は約25キロ離れている。調査に参加した奈良大の立沢史郎教授(保全生態学)によると、シカやんのような若い雄は、繁殖相手を求めて長距離を移動する習性があるが、数十キロ移動するケースは珍しいという。
公園東側の三重や京都の山あいに向かう雄の姿も確認されており、立沢さんは「このまま奈良公園のシカが増加すれば、第2、第3のシカやんが出る可能性がある」と話した。
チームは近く、科学技術振興機構が運営する査読前論文の投稿サイト「Jxiv」で今回の調査結果を公表する。
管理地区外のシカは駆除対象、大阪府担当者「奈良県と情報共有して対応」
奈良のシカは古くから、「神の使い」として大切に守られてきた。文化庁によると、天然記念物としての指定地域は明確にされていないが、奈良県は、奈良公園を中心に「保護地区」を設け、病気やけがをしたシカの治療や交通事故対策などを進めている。
保護地区から離れたシカについては、平成の大合併以前の旧奈良市の域内を「管理地区」に指定し、食害による農林業への被害防止を目的に捕獲などを行っている。
管理地区の外に出たシカは、野生のクマやイノシシと同様、鳥獣保護管理法に基づき各府県が捕獲や駆除を判断する対象となる。奈良県の担当者は「大切な文化財ではあるが、現時点では、見つかった所在地のルールに従って、どうするかを判断してもらうしかない」と話す。
大阪府の担当者は「奈良のシカが大阪まで来たと確認されたケースはこれまでなかった。奈良では天然記念物として保護されている側面もあり、奈良県と情報共有して対応していきたい」としている。
今回、調査を行った高木さんは「奈良県と近隣府県がシカを共同管理するルール作りが必要だ」と指摘している。

EVバス、万博期間中に832件の不具合 大阪メトロが調査報告

2025年の大阪・関西万博の会場で運行した電気自動車(EV)バスが、相次ぐ車両トラブルで使用停止となった問題で、大阪メトロ(大阪市)が導入したEVバスについて、万博期間中に計832件の不具合が確認されていたことが明らかになった。17日に大阪メトロが公表した調査報告書で指摘した。このうち運行に支障が出るケースは243件あったという。
調査報告書によると、大阪メトロは22~23年度に北九州市の自動車メーカー「EVモーターズ・ジャパン」(EVMJ社)=民事再生手続き中=から150台のEVバスを約86億円で購入。その後、40台を追加購入した。
150台のEVバスは、万博会場や周辺で来場者輸送に使われ、閉幕後は路線バスなどとして活用する計画だった。しかし、車両の不具合が相次ぎ、190台全ての使用停止に追い込まれた。追加購入した40台でも約100件の不具合があったという。
これに伴い、大阪メトロは26年3月期連結決算で補助金の返還分を含む67億円の特別損失を計上。国と大阪府・市から交付された補助金の返還手続きを進める一方、EVMJ社に損害額の返金を求めている。
大阪メトロの100%株主である大阪市が経緯の検証と報告を求めていた。
問題を受け、16日には河井英明会長が引責辞任。EVバス導入を担当した幹部2人も辞任・降任した。【二村祐士朗、北村秀徳】

中学校スプレー噴射で2年男子緊急逮捕 終業式後に生徒間トラブルか 貝塚市

大阪府貝塚市の中学校でスプレーがまかれたとみられ、生徒ら23人がけがをした事件で、警察は中学2年生の男子生徒(14)を傷害の疑いで緊急逮捕しました。 17日午前10時40分ごろ、大阪府貝塚市東山の市立第三中学校で、「誰かがスプレーをまいた」と消防に通報がありました。 消防によりますと、生徒16人や教師とみられる7人がのどや皮膚の痛みなどを訴えているといい、全員意識はあり軽傷だということです。 捜査関係者によりますと、中学2年の男子生徒(14)が催涙スプレーをまいたとみられ、警察は男子生徒を学校の外で確保してその後傷害の疑いで緊急逮捕したということです。 市教委によりますと、終業式の後に生徒同士がトラブルになり、生徒が教室や階段でスプレーをまいたとみられるということです。