三重県紀北町沖で7日、プレジャーボートで釣りに出ていた62歳の男性がうつ伏せで浮いているのが見つかり、死亡が確認されました。 尾鷲海上保安部によりますと、7日午前9時ごろ、紀北町の島勝浦沖で「1名がうつ伏せ状態で浮いている」と釣りをしていた男性から118番通報がありました。 巡視艇などが出動し、島勝灯台の北東およそ3キロの沖合で名古屋市昭和区の会社役員・野田富喜由さん(62)を発見しましたが、その場で死亡が確認されました。 野田さんは朝6時ごろ、レンタルボート店でボートを借りて1人で釣りに出ていて、救命胴衣は着用していたということです。 海上保安部は野田さんが釣りをしている際に何らかの理由で海中に転落し、死亡した可能性もあるとみて調べています。
国道の交差点で車同士が衝突 軽乗用車の親子死亡 富山市
7日朝早く、富山市の国道の交差点で車同士の衝突事故があり、軽乗用車に乗っていた親子が死亡しました。
発生直後の事故現場では、車がブロックに乗り上げ、あたりは部品が散乱しているのが確認できます。
警察によりますと、7日午前5時30分ごろ、富山市八町にある国道8号の交差点で、男性会社員が運転する普通乗用車が、高岡方面へ向かっていたところ、右から来た軽乗用車と出合い頭に衝突しました。
この事故で、軽乗用車を運転していた富山市布目の会社員・上田絵莉加さん(38)、車に同乗していた息子の上田壮芽さん(14)が病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。警察は事故の原因を調べています。
「水の壁で延焼防ぐ」相次ぐ山林火災対策に東京消防庁が新機材導入へ 東京でも4月から「林野火災注意報」の運用開始
相次ぐ山林火災を受け、全国で対策が強化される中、東京でも来月から、「林野火災注意報」の運用が始まります。「水の壁」で延焼を防ぐ新たな機材も導入されます。
「足元気を付けて」
機材を背負い、急な斜面をのぼる消防隊員。ホースをはわせるのも木の間を縫う必要があり、一苦労です。
先月、東京消防庁は大規模な山林火災を想定した訓練を行いました。
これは“水の壁”によって延焼を防ぐ「水幕防御システム」。高さ13メートルまで水を噴水のように出すことができる新たなシステムで、来年度から本格的に運用されます。
去年、岩手県や岡山県、愛媛県では大規模な山林火災が相次ぎました。
今年は30年に一度の少雨で関東でも山林火災が頻発し、消火に長い時間を要するケースが相次ぎました。
専門家は火災が広がりやすくなった理由の一つに、山林の管理不足をあげます。
拓殖大学政経学部社会安全学科 川田進教授 「林業が大分衰退気味になっている。そうすると林の中で枯れ葉や枯れ枝など燃えやすいものが厚く堆積する」
映像を確認すると、確かに下草などが激しく燃えているのが分かります。
山林火災への対応力強化は待ったなしです。全国で対策が進む中、東京でも来月から「林野火災警報」が出る手前から注意を呼びかける「注意報」の運用が始まります。
前日までの3日間の合計降水量が1ミリ以下などの条件で出されるもので、たき火など屋外での火の使用に注意を呼びかけます。
春になり、キャンプの機会も増えますが。
拓殖大学政経学部社会安全学科 川田進教授 「消火用水(飲料水など)をしっかり準備してもらう。そして火を使っているときには目を離さない。消火準備をしっかりしてもらうことが重要」
消防は火の扱いに注意を呼びかけています。
容疑者の男「自分の腹部を刺した」 富山駅南口近くの飲食店内での女性殺人未遂事件
きのう、富山駅近くの飲食店内で女性が刺された事件について、逮捕された男が「自分の腹部を刺した」と話していたことが捜査関係者への取材で分かりました。
殺人未遂の容疑で逮捕された住所・職業不詳の自称・しもざきよしひこ容疑者(69)はきのう午後4時ごろ、富山駅南口近くの飲食店の店内で、40代の女性の腹部を刺身包丁で複数回刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。
捜査関係者への取材で、容疑者は店にあった包丁で女性を刺したことを認めたうえで「そのあと自分の腹部を刺した」という趣旨の話をしていたことが分かりました。
容疑者と女性は知人関係にあったということで、警察は動機などを詳しく調べるとしています。
「逃げ得許さない」殺人事件遺族ら「宙の会」未遂や死亡ひき逃げ公訴時効廃止を国に要望へ
殺人事件被害者の遺族らでつくる「宙(そら)の会」は7日、東京都内で会見を開き、殺人未遂や死亡ひき逃げ事件に対する公訴時効の廃止などを国に求めていく方針を明らかにした。
会見には宙の会の会長で、平成8年9月に次女の小林順子さん=当時(21)=を殺害された小林賢二さん(79)のほか、11年に発生し、昨年容疑者が逮捕された名古屋市の主婦殺害事件の遺族の高羽悟さん(69)らが出席した。
小林さんは殺人罪などの公訴時効廃止から15年以上が経過したことに触れ、同じく生命に関わる重大犯罪である殺人未遂や死亡ひき逃げに時効があるのは「国民の意識としては大いに違和感を抱く」と指摘した。
また、不法行為から20年で賠償請求権が消滅する民法の制度について、「逃げ得を許すもの」と批判。被害者への損害賠償が確実に行われるよう、国が立て替えた上で加害者から資金を回収する代執行制度の確立を求めた。
国への要望には他に、性別や年齢幅などを表すDNA情報の活用や、命の大切さを学ぶ教育の充実などを盛り込んだ。
すし弁当食べ25人食中毒 徳島、ノロウイルス検出
徳島県は7日、徳島市のすし店で調理された「にぎり寿司弁当」や「ちらし寿司弁当」を食べた45人のうち25人が嘔吐や下痢の症状を訴え、食中毒と断定したと発表した。症状があった9人と、すし店の調理従事者1人からノロウイルスを検出した。いずれも入院した人はおらず、回復傾向にあるという。
県によると5日午後、県の保健所に「3日の研修会で配布された弁当を食べた複数人が体調不良になっている」と連絡があった。県はすし店を12日まで6日間の営業停止処分とした。
「賠償、最後の機会」 全国弁連、旧統一教会の全被害者救済呼びかけ
解散命令を受けた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)による被害の救済に長年取り組んできた全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)が7日、東京都内で集会を開き、教団の清算手続きで「全ての被害者」が救済されるよう求める声明を出した。全国弁連として「これまでの資料や知見、経験の提供を一切惜しまない」といい、清算人に協働を呼びかけている。
東京高裁の解散命令は、教団が40年以上にわたって不当な献金被害をもたらしてきたと認定しており、被害者は膨大な数が見込まれる。声明では信者2、3世も含めて全被害者が「声を上げられる」よう訴え、教団の後継団体による新たな被害を防ぐ立法措置も求めた。
「教団からの賠償、最後の機会」
東京高裁による解散命令は4日に決定し、清算人に選ばれた伊藤尚弁護士(第一東京弁護士会)による清算手続きが始まった。
声明はこの清算手続きが「旧統一教会から賠償を受けられる最後の機会になる」可能性を指摘。まだ教団による献金被害や精神的な苦痛を申し出ていない信者や元信者に対して、法テラスや全国弁連に相談するよう呼びかけた。
訴え出やすくするために、被害を訴える元信者らが中傷にさらされない措置を要望。集会で、紀藤正樹弁護士は「中傷やスラップ訴訟(どう喝訴訟)を受けない、被害申告をしやすい環境が必要だ。清算人は教団や現役信者らに、そうしたことをしないよう呼びかけてほしい」と述べた。
教団の後継団体、取り締まれない?
今後も教団による組織的な活動は続くとみられている。
複数の教団関係者によると、教団は後継団体を設立し、宗教法人格を失っても信者らの信仰・布教を続ける見込みだ。ある教団職員は「教会施設も賃貸契約を結び直すなどして変わらずに使いたい」と話す。
全国弁連は、こうした活動で新たな被害が生じることを懸念。2022年には悪質な寄付勧誘を禁じる不当寄付勧誘防止法が成立したが、声明は「原則として法人を規制するため、宗教法人でなくなった教団の後継団体は取り締まれない」と指摘し、見直しを求めた。
「過去の被害、清算人が調査を」
清算手続きでは清算人が今後、教団への賠償や返金などを求める「債権申し出」を募る予定だ。期間は5月の連休明けから「1年間」を見込んでいるが、信仰心につけ込まれた被害に気付くまで、年単位の時間を要する信者も多いとみられる。
清算人に対し、紀藤弁護士は集会で「まず信者名簿を基に、過去に誰がいつ、いくら献金をしたのかの実態を調べるべきだ」と主張。阿部克臣弁護士は「清算手続きの本質は、債権や債務の処理ではなく被害者救済にある。行政や立法への働きかけも含め、被害者に徹底的に寄り添う姿勢をお願いしたい」と呼びかけた。【春増翔太、宮城裕也】
長射程ミサイル、8日深夜にも熊本県の陸自駐屯地に搬入へ
他国の基地などを攻撃する「反撃能力」の行使を可能にする長射程ミサイルの初めての配備に向け、陸上自衛隊が早ければ8日深夜にも、発射装置などを熊本県の健軍駐屯地に搬入する見通しであることが関係者への取材でわかりました。
健軍駐屯地に配備されるのは、射程およそ1000キロの国産ミサイル、「12式地対艦誘導弾能力向上型」です。
複数の関係者によりますと、7日、開発実験が行われていた静岡県の富士駐屯地から熊本市の健軍駐屯地に向けて搬出されたということです。
政府は、2022年に策定した安全保障関連の3文書で、反撃能力の保有を明記していて、健軍駐屯地へは今月下旬に配備を完了するとしています。
殺人未遂容疑で男再逮捕へ=道頓堀少年3人死傷―大阪府警
大阪・ミナミの繁華街、道頓堀で17歳の少年3人が刺され、1人が死亡した事件で、大阪府警捜査1課は6日にも、負傷した2人に対する殺人未遂容疑で、無職岩崎龍我容疑者(21)を再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、岩崎容疑者は先月14日午後11時55分ごろ、大阪市中央区心斎橋筋のビル1階エントランスで、少年2人の上半身を刃物で刺し、殺害しようとした疑いが持たれている。
1人は一時意識不明だったがその後回復し、今月初めに退院。もう1人も重傷を負ったが退院したという。 [時事通信社]
生後1カ月の娘を殺害した疑い 21歳の両親を逮捕 読谷村
昨年5月に生後約1カ月の娘を殺害したとして、県警は5日、両親のアルバイトの容疑者の男(21)と介護助手の容疑者の女(21)=いずれも読谷村=を殺人容疑で逮捕した。県警は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていない。
県警によると昨年5月4日午後5時ごろから翌5日午後3時ごろまでの間、当時住んでいた読谷村高志保のアパートの一室で、何らかの方法で娘の頭に強い衝撃を与えるなどして殺害した疑いがある。
容疑者の男が同日午後3時過ぎに119番通報。娘は心肺停止状態で病院に救急搬送され、その後死亡が確認された。県警によると、昼ごろには亡くなっていたとみられる。死因は外傷性脳障害。頭部以外にも、体に複数の皮下出血があったという。
県警は同日午後5時20分ごろ、病院から「搬送された女児の死亡を確認した」と110番通報を受けた。遺体の状況から事件性があると判断し5月7日、嘉手納署に知念克幸刑事部長を本部長とする74人態勢の特別捜査本部を立ち上げた。医師など複数の専門家から意見を聴いたという。
複数の皮下出血が確認されていることから、県警は日常的な虐待行為がなかったどうかも含めて調べている。