筑波大准教授が不適切投稿 SNSで外国人へ差別表現

筑波大の男性准教授が交流サイト(SNS)で「日本の大学に来る外国人は、だいたい能力が低く、トラブルメーカーが多い」などと投稿していたことが16日、同大への取材で分かった。大学は、投稿について「外国人に対する差別的表現」とし謝罪した。
他にも女性准教授がSNSで、タイの政治情勢について不適切な投稿をしたとして、大学は「相手国への敬意を欠いた」とコメント。いずれも同大のSNS利用のガイドラインに抵触する可能性があり、調査を進めている。
その上で「投稿された内容で、不快な思いをされた方々に深くおわびする」とした。2人の氏名や所属は明らかにしていない。

「ヤッターマン」ヤッターワン役、声優の池田勝さん死去 83歳 心筋梗塞

アニメ「ヤッターマン」のヤッターワン役などを務めた声優、俳優の池田勝(いけだ・まさる)さんが1月31日午後4時15分、心筋梗塞のため亡くなった。83歳だった。東京俳優生活協同組合が16日、公式サイトで発表した。葬儀は近親者で終えたという。
池田さんは63年に劇団東演に入団し、俳優として始動。70年代に入り、声優としての活動を始め、人気アニメ「ヤッターマン」のヤッターワン役など、多数の作品で活躍した。海外の映画、ドラマの吹き替え作品も多く務め、米テレビドラマ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」主役の声などを演じた。
また、舞台で栗原小巻の相手役を務めることも多かった。
以下、発表全文
組合所属俳優 池田勝儀
令和8年1月31日(土)16時15分、心筋梗塞による心不全のため永眠いたしました。享年83。
葬儀に関しましては、ご遺族の意向により、近親者のみにて相済ませました。
ここに生前のご厚誼に深謝するとともに、謹んでご通知申し上げます。
なお、ご遺族への取材および弔問はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
東京俳優生活協同組合
理事長 米田 雄司

高市首相、食料品の消費税減税へ「国民会議」早期創設を指示…「政権公約で掲げたことはしっかり実行」

高市首相は16日、首相官邸で自民党の小林政調会長と面会し、食料品に限定した消費税減税などを議論する超党派の「国民会議」の早期創設に向け、各党との調整を加速するよう指示した。「政権公約で掲げたことは、しっかり実行していきたい」とし、減税の実現に強い意欲を伝えた。
首相は、面会に同席した小野寺五典税制調査会長にも、国民会議に関与するよう求めた。小野寺氏は会談後、記者団に「(消費税減税は)公約に掲げて信を問うた。国民への約束は重いものだ」と述べた。
首相は、国民会議で並行して制度設計を行う「給付付き税額控除」に前向きな野党に参加を求める考えを示しており、面会では小林氏に各党への働きかけを始めるよう要請した。

拉致解決へ「突破口開く」=高市首相、被害者家族と面会

高市早苗首相は16日、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)と支援団体「救う会」のメンバーと首相官邸で面会した。首相は「何としても突破口を開き、具体的な成果に結び付けたい」と述べ、金正恩朝鮮労働党総書記との首脳会談に改めて意欲を示した。両団体は「全被害者の帰国を実現するなら独自制裁解除と国交正常化交渉に反対しない」とする運動方針を手渡した。
拉致被害者の横田めぐみさんの弟で家族会代表の拓也さんは、衆院選での自民党大勝に触れ「(高市政権は)北朝鮮から見て盤石で信頼し得る体制になった。首相の外交を全面的に支持する」と表明。90歳となった母早紀江さんは「救出のため力添えを」と訴えた。
家族会側は3月に予定される日米首脳会談でも拉致問題を取りあげるよう要請。木原稔官房長官はこの後の記者会見で「米国政府との間で緊密に連携していく予定だ」と語った。
首相は面会後、自身のX(旧ツイッター)に「日朝が共に平和と繁栄を享受する未来を描けるよう、首脳同士で正面から向き合う覚悟だ」と投稿した。 [時事通信社]

衆参で国民民主が計53議席、衆院で野党第1党の中道上回る…立民と公明が参院は別々の会派で活動

衆院は16日、衆院選を受け、18日に召集される特別国会での新勢力分野を発表した。中道改革連合は、衆院では49議席で野党第1党となったが、参院では中道改革を結成した立憲民主党と公明党が別々の会派として活動する。このため、衆参両院の合計は国民民主党が計53議席で、中道改革の49議席を上回った。
衆院の新勢力分野は次の通り。
自民党・無所属の会317▽中道改革連合・無所属49▽日本維新の会36▽国民民主党・無所属クラブ28▽参政党15▽チームみらい11▽共産党4▽無所属5

自転車ロードレースで選手が車と衝突し死亡、「安全対策怠った」として主催団体幹部ら3人を容疑で書類送検

北海道上富良野町で2023年9月、自転車ロードレース「ツール・ド・北海道」に出場中の選手が、乗用車と衝突して死亡した事故で、道警は16日、安全対策を怠ったとして、主催した公益財団法人「ツール・ド・北海道協会」の幹部ら男3人を、業務上過失致死容疑で旭川地検に書類送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。
書類送検されたのは、同協会の理事長(78)と安全対策の担当者(63)、警備を担当した会社の社員(54)の3人。
発表によると、3人は23年9月8日、選手の安全確保を怠り、レース中の上富良野町の道道で、東京都日野市、大学生五十嵐洸太さん(当時21歳)の自転車と対向車線の乗用車が衝突する事故を起こさせ、五十嵐さんを死亡させた疑い。乗用車を運転していた男も、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死)容疑で書類送検した。

証拠開示に消極的だった高裁 弁護団「審理不尽」と非難 飯塚事件

「審理を尽くすことなく請求を棄却した。不当決定だ」。34年前に福岡県飯塚市で女児2人が誘拐、殺害された「飯塚事件」の再審開始を認めなかった16日の福岡高裁決定。福岡市内で記者会見を開いた弁護団は、高裁が検察側に証拠開示命令を出すことなく、請求を退けたと強く非難した。
第2次再審請求は、事件で殺人罪などに問われて死刑が執行された久間三千年元死刑囚の妻が2021年に申し立てた。最大の争点は、確定判決が証拠採用した調書で「被害女児2人を通学路付近で見た」と証言していた女性が、「見たのは事件当日ではなかった」と自ら説明を覆した点をどう評価するかだった。
弁護側は、女性が事件当時も警察官に「見たのは当日か、はっきりしない」と話した記録があるはずだと訴え、捜査報告書など関連する証拠の開示を求めた。高裁は証拠目録の開示を勧告したが、検察側は拒否し、その後に裁判所のみに証拠目録や捜査報告書を提出。高裁も裁判官のみで内容を確認する「インカメラ審理」を続け、弁護側には開示しなかった。「関連する証拠はなかった」とし、そのまま審理を終結させた。
弁護団の徳田靖之弁護士(81)は会見で「何が本当だったのかを真摯(しんし)に明らかにする姿勢が裁判所にあると言えるのか」と高裁の姿勢を批判した。
再審を巡っては、法制審議会が12日、証拠開示ルールを新設する刑事訴訟法の改正要綱を法相に答申。裁判所は「再審請求の理由と関連する証拠」について、相当と認める時は検察官に提出を命じるとした。
元刑事裁判官の水野智幸・法政大法科大学院教授(刑事法)は「高裁は積極的に証拠開示を検察側に勧告、命令することもできた。不十分な審理で終わった印象だ。飯塚事件は第1次再審請求で、確定判決の有罪の根拠の一つだったDNA型鑑定結果の証拠能力が事実上、否定された経緯がある。高裁は改めて全ての証拠を総合的に考慮し直すこともできたのに踏み込まず、疑問だ」と話した。【森永亨、栗栖由喜】

自民と維新、26年度予算案「早期成立」目指す方針確認…高市首相は審議日程の短縮を模索

自民党の鈴木幹事長と日本維新の会の中司幹事長は16日、東京都内で会談し、18日召集の特別国会で2026年度予算案の早期成立を目指す方針を確認した。
会談には両党の政調会長、国会対策委員長が同席し、今後の日程や予算審議の迅速化などについて協議した。高市首相は衆院選での自民の大勝を受け、予算案の年度内成立に向けた審議日程短縮を模索しており、自民の梶山弘志国対委員長は会談後、「可能な限り早く成立できるよう努力していく」と記者団に語った。

柏崎刈羽原発、14年ぶりに首都圏への送電開始…営業運転は3月18日の開始見込む

東京電力は16日、柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)6号機(出力135・6万キロ・ワット)の発送電を開始したと発表した。柏崎刈羽原発から首都圏への送電は14年ぶりとなった。
東電によると、16日午前2時55分、試験的に発電機を送電網に接続し、出力を20%の27万キロ・ワット程度まで徐々に上昇させた。午後10時には本格的な送電を始めた。出力は50%まで上げるという。
今後、2月下旬に原子炉を計画的に停止させ、温度や圧力の変化などによる機器の異常がないか検査を進めていく。再び起動させて出力を100%に上げて、原子力規制委員会の確認を経て営業運転を始める。
営業運転の開始は3月18日を見込む。東電の試算では、6号機が1か月間安定して運転した場合、一般家庭375万世帯分の電気をまかなえる。
6号機は1月21日に再稼働したが、核分裂の連鎖反応を抑える制御棒の引き抜き作業中に警報が作動し、23日に原子炉を停止。原因究明と再発防止策を講じ、2月9日に再起動させた。原子炉内の中性子を測定する機器が動かなくなる不具合が12日に起きたものの、関連装置の部品を交換して14日に解消した。

小学6年の男子児童(12)がマンション18階から落下し死亡 北九州市八幡東区

14日夜、北九州市八幡東区のマンションで血を流して倒れている小学6年の男子児童が見つかり死亡が確認されました。
マンションの18階から転落したとみられています。
14日午後9時半ごろ、北九州市八幡東区西本町にあるマンションの敷地内で「男性が血を流して倒れている」と住人から警察に通報がありました。
倒れていたのは、このマンションに住む小学6年の男子児童で全身を強く打ち、病院に運ばれましたが約1時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、男子児童はマンション18階の共用部分から転落したとみられていて、転落による傷以外の外傷は確認されていないということです。
警察が当時の状況を詳しく調べています。