連立も視野に入れた自民党と日本維新の会による政策協議。維新は「議員の削減」を“絶対条件”として譲らない構えです。協議を終え、双方「大きく前進した」と話すなど、“高市総理”誕生の公算が大きくなっています。
連立は?自民・維新の政策協議「大きく前進」
ーー維新との政策協議は順調ですか? 自民党 高市早苗総裁 「頑張ってきます」
笑顔で記者の問いかけに答えた自民党の高市総裁。
多くのフラッシュを浴びて臨んだのが、日本維新の会との2回目の政策協議です。二人の表情は対照的でしたが…
日本維新の会 藤田文武共同代表 「結論としては、今回の協議について大きく前進したものと両者で受け止めている」
自民党 小林鷹之政調会長 「協議全体としてみたときには、大きく前進した」
約1時間にわたって行われた政策協議。双方は「大きく前進した」と強調しました。
「国会議員の定数削減」維新の“絶対条件”どうなる
一方で、維新は同時並行で進めてきた立憲民主党、国民民主党との協議は打ち切る考えを表明。事実上、退路を断ち、自民との連立を追求する構えの維新ですが、ここにきて“絶対条件”として譲らないのが、「国会議員の定数削減」です。
16日、維新の吉村代表がnews23に生出演した際には…
日本維新の会 吉村洋文代表 「本当に日本の必要な改革をやっていこうと思ったら、まず政治家自身が自分の改革をやらなきゃダメ。一番の政治改革のセンターピンは『議員定数の削減』だと思います。議員の椅子をなくすという」
小川彩佳キャスター 「同じ政治改革というくくりにはなっていますが、『企業団体献金の廃止』と『議員定数の削減』は、その背景や目的、課題等も全く異なってきます。直近の選挙で示された民意は、“政治とカネ”の透明性を高めてほしいという思いが非常に高くあると思います」
日本維新の会 吉村洋文代表 「そこの透明性をぜひ高めていくべきだと思う。政治とカネを正すのは当たり前ですし」
小川彩佳キャスター 「優先順位は?」
日本維新の会 吉村洋文代表 「優先順位はもちろん高い。『議員定数の削減』、ここは肝だと思っている」
「議員の削減」を政治改革の“センターピン”と位置づけた吉村代表。自民側が受け入れなければ、「連立には入らない」と言い切りました。
日本維新の会 吉村洋文代表(17日放送「ひるおび」) 「高市さんが約束してもらえるのかどうか、そこをいま政策協議している。簡単ではないのは分かっている。(Q.それを約束してくれないと合意はしない?)しません」
「年内の臨時国会での実現を目指す」と、強気の姿勢を示す維新。
ーー国会議員の定数を1割削減する法案を、臨時国会で成立させることが絶対条件か?
日本維新の会 藤田文武共同代表 「ちょっと詳細は控えますが、『議員定数の削減』は吉村代表がテレビや会見で強く申し上げたように、私も同じ思い。そのつもりで最終調整したいと思う」
ーー(議員削減)1割と臨時国会については?
日本維新の会 藤田文武共同代表 「そこについては、きょうは返答控えます」
連立も視野に入れた、自民と維新の政策協議。2回目も結論は持ち越しとなりましたが、維新の幹部はこう明かします。
維新幹部 「(議員削減について)方向としては一致している」
党内からは「論外」の声も…「国会議員の削減」実現できる?
「国会議員の削減」は本当にできるのか。自民からはこんな声が。
自民党 逢沢一郎衆院議員(自身の「X」にて) 「現行制度で定数削減となると、大阪・東京じゃなくて、地方の定数がさらに少なくなる。自民・維新でいきなり定数削減は論外です」
自民党関係者 「すべての国会議員に関わる話なのに、それを一部の党だけで押し切っちゃダメだろう」
立憲・野田代表は…
立憲民主党 野田佳彦代表 「私はかつて『議員定数削減』を条件に安倍元総理との党首討論で、衆議院を解散した経験がある。その経験から言うと、自民党はのむかもしれない。でも、私は騙されると思っている」
民主党政権時代の2012年、自民党・安倍氏と定数削減を条件に衆議院の解散をしたものの、その約束は果たされませんでした。
立憲民主党 野田佳彦代表 「文書を交わしても守らなかった政党と約束しても、私は信用してはいけないと思う。相当裏をとらないとだめだと思う。裏をとっても騙される可能性もある。そんなことをもって連立政権を組むことはやめたほうがいい」
「議員削減」を“絶対条件”とする姿勢に維新の議員からは…
維新議員 「(吉村代表も)一つの政策で判断するのではなく、『トータルで判断する』という布石を打っている。党勢が芳しくないのもあり、この政策協議でダメになるのはウチとしてもきつい」
“高市総理”誕生へ 日に日に公算大きく
一方、たとえ自民と維新が合意しても、衆議院では過半数を得るには、あと「2議席」足りません。
「有志・改革の会」関係者 「麻生さんが『どうか高市総裁に協力してやってくれ』って」
関係者によりますと、自民の麻生副総裁が今週、所属議員7人を抱える野党の無所属議員でつくる会派「有志・改革の会」に総理指名選挙で「高市早苗」と書くよう協力を要請。
この会派は対応を協議していますが、結論を出すのは土曜日以降に見送っているということです。
さらに、自民党の高市総裁は16日、衆議院で3名の議員を要する参政党の神谷代表と会談し、協力を要請しました。
参政党は、投票では「神谷宗幣」と書く方針でしたが、最終決定に向けて協議を続けています。
総理指名選挙は21日に行われる見通しで、「高市総理」誕生の公算が、日に日に大きくなっています。
【全文】39歳女優が交通事故で急死、所属事務所が発表「緊急取調室」にも登場、舞台CM出演多数
女優の高橋智子さんが16未明に交通事故により39歳で亡くなったことが18日、分かった。所属事務所の「碗プロダクション」が発表した。
所属事務所は公式サイトを通じ「弊社所属の高橋智子が、2025年10月16日未明、交通事故のため急逝いたしました。享年39歳でした」と発表。「高橋智子は、弊社創立メンバーとして、精力的に活動をしてくれておりました。責任感も強く情にも厚く、皆に愛されていました。彼女の残してくれた功績に、心より感謝申し上げます。ご遺族の意向により、葬儀は近親者のみにて執り行われます」とした。
高橋さんは公式サイトによると1986年(昭61)4月2日生まれで北海道出身。趣味は読書、舞台鑑賞、絵を描くこと。特技は北海道の方言、ジャズダンス。ドラマではテレビ朝日系「緊急取調室」「DOCTOR3」「みんなの家庭の医学」などに出演。舞台ではオペラ「エフゲニー・オネーギン」「ドン・カルロ」「ナクソス島のアリアドネ」などに出演。CMも資生堂「マキアージュ」「unoスキンケアタンク」、サントリー「BOSSレインボウマウンテン」「ビタミンウォーター」などに出演していた。
以下、発表全文。
関係者、応援してくださる皆様へ
訃報
弊社所属の高橋智子が、2025年10月16日未明、交通事故のため急逝いたしました。享年39歳でした。
突然のことに、一同未だそのことを信じられず、受け入れがたい思いです。
高橋智子は、弊社創立メンバーとして、精力的に活動をしてくれておりました。責任感も強く情にも厚く、皆に愛されていました。
彼女の残してくれた功績に、心より感謝申し上げます。
ご遺族の意向により、葬儀は近親者のみにて執り行われます。
応援してくださる皆様、関係者の皆様には、生前、温かいご支援を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
国民・玉木雄一郎代表、維新・吉村氏の「連立入りの決断は今」のススメに「既に決断してるっていうのが私の正確な思い」
18日放送の日本テレビ系「サタデーLIVE ニュース ジグザグ」(土曜・午前11時55分)では、自民党が連立入りを含めた日本維新の会との政策協議を巡り、維新が実現を求めている議員定数削減を受け入れる方針を固めたことを報じた。
維新は石破茂首相の後任を決める首相指名選挙を巡り「野党側の連携は難しい。これ以上続けるのは失礼に当たる」とし、立憲民主、国民民主両党との首相候補一本化を巡る協議を打ち切る考えで自民と合意すれば自民・高市早苗総裁に投票する考えを示しており、高市氏が首相に選出される公算が高まっている。
この日の番組には国民民主党の玉木雄一郎代表がリモート生出演。直前まで生出演していた日本維新の会の吉村洋文代表から「決断の時期は今。僕だったら高市さんと本気でぶつかっていきます。(連立の)決断は今です」との言葉を託されると「ありがたいメッセージをいただいたなと思っています」と発言。
「ただ、私からしたら決断は既にしてます。と言うのは多くの方が内閣に入ることイコール政策実現と思っていらっしゃるんですけど、内閣に入ってもできないことはありますし、外でもできることはあるので。少数与党になって、どこも過半数を取ってないという政治状況は、いろんな形で実は政策実現を果たす方策があると思っていて」と続けると「私たちはずっと最初から同じことを申し上げてるんですが、103万の壁の引き上げとガソリンの暫定税率の廃止というのは去年の12月に自民、公明、国民の3党で合意したので、これをまずやりましょうと。あと一歩のところまで来てるから、これをやっていただければ信頼関係もできるので、先の連携強化のあり方については様々なバリエーションが広がるので、とにかく、これをやろうというのは高市総裁と何度も会って、お話をして、一定のご理解と、やろうということをいただいてますから、これをまず進めていきたい」と具体的に説明。
「だから、閣内に入らないとできないとか、外にいたらできないってことではなくて、政策本位で判断してきたので、こういう方針で政策実現を図っていくと。その先のあり方はまず、それを見定めてやろうという大きな方針はぶれずに訴えてきているので、決断は今じゃなくて、既に決断してるっていうのが私の正確な思いです」と続けた。
老人ホーム不正投票事件、入所者に無断で35人分の投票用紙請求か 異例の摘発規模 大阪
7月投開票の参院選で、老人ホームの関係者が入所者35人になりすまして不正投票をしたとされる事件で、当時エリアマネジャーだった男らが、入所者に無断で選挙管理委員会に不在者投票用の投票用紙の交付を請求したとみられることが18日、捜査関係者らへの取材で分かった。大阪府警はすでに公選法違反(投票偽造)の疑いで施設関係者の男女3人を書類送検。数十人規模の投票偽造事件の摘発は異例という。
総務省によると、不在者投票は、仕事などを理由に選挙当日に投票所へ行けない人のために設けられた制度。選管が指定した施設の入所者も利用できる。
入所者から依頼を受けた「管理者」が、選管に投票用紙を請求。「立会人」のもとで投票用紙に候補者名を記入し、管理者が投票用紙を選管に送付する。
捜査関係者によると、男らはこの制度を悪用。入所者から依頼されていないのに、管理者として選管に投票用紙を請求し、無断で投票したとみられるという。
関係者によると、住宅型有料老人ホームは、「ハイビス八尾」(大阪府八尾市)と「ハイビス泉大津」(同府泉大津市)の2施設。書類送検された3人は、エリアマネジャーとして両施設の運営を統括していた30代男▽ハイビス八尾の事務員の20代女▽ハイビス泉大津の施設長だった20代女。
男の書類送検容疑は共謀し、7月中旬、両施設に入所する50~90代の計35人分の投票用紙に本人に無断で特定の候補者の名前を記載し、投票を偽造したとしている。
ハイビス八尾では男が不在者投票の管理者となり、事務員が代理投票補助者を担当。ハイビス泉大津では男の指示のもと、元施設長が管理者を務めていた。
関係者によると、投票先は自民から比例で出馬して落選した斉藤正行氏。自身のホームページによると、全国介護事業者連盟の理事長を務めている。
政府、鳥インフルのワクチン検討 殺処分、鶏卵高騰を抑制
高病原性鳥インフルエンザの感染対策として、政府が予防ワクチン導入の検討に着手し、本年度中に提言をまとめることが18日分かった。全国で相次ぐ大量の鶏の殺処分を防ぎ、埋却地の確保など養鶏農家の負担増と、鶏卵価格の高騰を抑えたい考えだ。ただ感染を完全に防ぐことはできず、症状が見えにくくなって発見の遅れにつながるとの指摘がある。採卵鶏は全国で1億羽を超え、1羽ずつ接種させる場合の費用対効果についても慎重に判断するとみられる。
農林水産省によると、2022年のシーズンは、10月から翌年4月までに過去最多の約1771万羽が殺処分の対象となった。24年度は約932万羽に上った。こうした事態を受け、農水省は今年8月に専門家を集めた検討会を発足。導入に向けた課題を洗い出し、提言につなげる。
鳥インフルは海外でも問題となっており、23年に国際獣疫事務局(WOAH)総会でワクチンの使用検討を促す決議が採択。その後、フランスでフォアグラ向け商用アヒルへの接種が始まった。ただ採卵鶏や肉用鶏で実用化した国はないという。
森林内でクマに襲われ男性1人が重傷 妻、叫び声聞き119番 群馬
18日午後1時半ごろ、群馬県みなかみ町羽場の森林内で、近くに住む会社員の男性(64)がクマに襲われた。県警沼田署と利根沼田広域消防本部によると、男性は頭や顔を引っかかれるなどの重傷を負い、高崎市内の病院に搬送された。
同署などによると、男性は自宅西側の森林内に1人でキノコ採りに入り、成獣とみられるクマに襲われたという。男性の叫び声に気づいた妻が119番した。搬送時に意識はあったという。【湯浅聖一】
収賄の疑いで守口市の「参事」を逮捕 大阪府警が家宅捜索 市長は謝罪
市が発注した工事で有利な選定をした見返りに、業者から電動自転車などを受け取ったとして、大阪府守口市の「参事」の男が逮捕されました。
収賄の疑いで逮捕された守口市健康推進課の参事・安田大輔容疑者(47)は、去年9月から今年4月までの間、市の施設の修繕工事にからむ随意契約先の選定で、特定の会社に便宜を図る見返りに、電動自転車やロボット掃除機など、約46万円相当の品物を受け取った疑いが持たれています。
また、随意契約先の建設会社役員・矢野勝久容疑者(38)が、贈賄の疑いで逮捕されています。
警察は、2人の認否を明らかにしていません。
守口市の瀬野市長は会見で、「法令遵守を徹底していたが、職員が逮捕されたことを重く受け止める」と、謝罪しました。
殉職警察官や民間人を追悼 石破首相「深甚なる敬意」
殉職した警察官や人命救助で亡くなった民間人を追悼する慰霊祭が18日、東京都内であり、遺族や石破茂首相、楠芳伸警察庁長官ら約100人が参列した。新たに5人が祭られ、慰霊対象は6286人となった。石破氏は「職務に対する強い誇りと使命感、他者への思いやりと献身に深甚なる敬意と感謝の念をささげる」と述べた。
警察官の殉職者は、2021年に過労のため亡くなり、昨年、公務員の労災に当たる「公務災害」と認定された警視庁巡査部長の青山理さん=当時(32)=と、今年2月、路面凍結に伴う交通規制の際、事故に巻き込まれて死亡した山口県警警部補の山口直人さん=同(29)=の2人。
吉村氏「閣外協力」含め判断=首相補佐官に維新・遠藤氏起用へ―連立見据え高市氏調整
自民党と日本維新の会は18日、連立政権の発足に向け、大詰めの調整を進めた。維新の吉村洋文代表(大阪府知事)は、国会議員の定数削減などで合意した場合も、新内閣に閣僚を送る「閣内協力」か、送らない「閣外協力」かは、慎重に判断する構えだ。これに対し、首相選出の公算が大きくなっている自民の高市早苗総裁は、維新の遠藤敬国対委員長を首相補佐官に起用する方向で検討に入った。
維新は19日に大阪市で常任役員会を開き、最終的な対応を議論。20日に自民と3回目の政策協議に臨む。
吉村氏は18日の読売テレビ番組で、高市氏から複数の閣僚ポストの「提案が確かにあった」と認めた。その上で「ポストを求めているわけではない」と強調。連立時に入閣するかどうかは、議員定数削減や「副首都」構想、社会保障改革など、12項目の政策要求について「どういう体制が一番、実現の可能性が高いかという視点で判断する」と説明した。
維新内では、閣内協力への慎重論が強まっている。党幹部は「閣僚のいすが欲しくて自民にすり寄ったと言われる」と指摘。別の党幹部も「自民は要望を全て受け入れない。維新の人材も多くない」と述べ、閣外協力が望ましいとの認識を示した。
関係者によると、高市氏側はこうした状況も踏まえ、自維間のパイプ役を担ってきた遠藤氏に、首相補佐官への起用を打診。維新は協議が調えば、前向きに応じる方針だ。 [時事通信社]
年明けにも第5次再審請求=大崎事件、弁護団が方針―鹿児島
鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった「大崎事件」で、殺人などの罪で服役した原口アヤ子さん(98)の弁護団は18日、来年1月上旬にも第5次再審請求を行う方針を示した。鹿児島市内で開いた記者会見で明らかにした。
第5次再審請求では、他殺ではないことを証明する法医学関連の鑑定結果や、共犯者とされた元夫らの供述の信用性に関する新証拠を予定しているという。弁護団の鴨志田祐美共同代表は「この事件は有罪になってはいけない事件だったということを、旧証拠をもう一度吟味し、新証拠と合わせて再審開始の扉を開く」と述べた。
大崎事件は、これまでに3回再審開始決定が出たが、いずれも上級審で覆された。原口さんは、捜査段階からは一貫して犯行を否認。第4次再審請求は地裁と高裁支部が退け、最高裁で今年2月に確定した。 [時事通信社]