ツイッター(現X)の投稿をスクリーンショットした画像を無断転載された原告が、著作権を侵害されたとして、転載したアカウントの利用者に約200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は9日、投稿は著作物に当たると認定し、約40万円の支払いを命じた。
判決によると、原告は2023年、自身のアカウント画像と過去に投稿した特定の俳優を応援するツイート内容をスクリーンショットされ、インターネット掲示板などに転載された。
杉浦正樹裁判長は、アカウント画像や投稿は「個性が表れたものといえ、思想や感情を創作的に表現したもの」と認定し、著作物だと判断。転載は著作権侵害に当たるとした。
毎日放送と社員ら不起訴に=航空法違反容疑で書類送検
毎日放送(大阪市)は9日、大阪・関西万博開幕日のドローン使用を巡り、航空法違反容疑で書類送検された法人としての同社と社員ら3人について、いずれも不起訴処分になったと発表した。処分は7日付。
同社によると、4月13日の万博開幕日のイベント撮影でドローンを使用した際、国土交通省への「飛行計画の通報」手続きをしていなかった。大阪府警が9月26日、書類送検していた。 [時事通信社]
前橋市の小川晶市長、きょう自身の事務所にコールセンター開設…市役所へ苦情や無言電話7918件
前橋市の小川晶市長(42)が既婚の男性職員とホテルに10回以上行っていた問題で、市長の事務所は9日、市民の意見や要望を聞くコールセンターを10日午後1時に開設すると発表した。
事務所によると、平日は午前9時~午後5時、土日は午前10時~午後4時に対応する。市の発表によると、9日午後4時までに市役所に来た苦情や無言電話などは計7918件に上る。
北陸道にクマの親子3頭の死骸 先に死んだ2頭の周辺を1頭うろつく
9日午前5時5分ごろ、富山県立山町前沢の北陸道上り線で道路の真ん中でクマ2頭が死んでいると、車で走行していた目撃者から道路管理者の中日本高速道路(NEXCO中日本)を通じて、富山県警高速隊に通報があった。
高速隊によると、親とみられるクマ1頭と子グマ1頭の死骸が見つかった。別の子グマ1頭がこの2頭の周辺をうろついていたため、北陸道の富山インターチェンジ(IC、富山市)―立山IC(立山町)間の上下線が一時、通行止めとなった。
約10時間後の午後3時10分ごろ、現場近くの上り線で子グマ1頭の死骸が発見された。3頭とも車にはねられたとみられる。【砂押健太】
自民税調会長に「インナー外」の小野寺五典・前政調会長を起用へ…財政規律派の宮沢洋一氏と交代
自民党は9日、新執行部発足に伴う党内人事で、党税制調査会長に、旧岸田派の小野寺五典・前政調会長(65)を起用する方針を固めた。同じ旧岸田派の宮沢洋一税調会長(75)の後任となる。
税調会長は高い専門性が求められるため、党税調の実質的な意思決定機関である「インナー」と呼ばれる非公式会合のメンバーから選ばれることが多く、インナーではない小野寺氏の起用は珍しい。自民の高市総裁は、積極財政路線の経済政策を掲げており、旧大蔵省出身で財政規律派として知られる宮沢氏を交代させる方向で調整していた。
小野寺氏は、衆院宮城5区選出の当選9回で、2度の防衛相などを歴任している。昨年9月からは党政調会長を務め、所得税の課税最低限を引き上げる「年収の壁」見直しなど野党との調整に当たった。
高市氏は9日夜のNHK番組で小野寺氏の起用を認めた。与野党で「年内のできるだけ早い時期の実施」で合意しているガソリン税の暫定税率廃止と、国民民主党と「178万円への引き上げを目指す」と合意している「年収の壁」見直しについて触れ、「公党の合意はしっかり守っていくことを基本に活躍してほしい」と語った。
連立是非、10日にも判断=公明代表、自民総裁と会談へ―「政治とカネ」で溝深く
自民党の高市早苗総裁と公明党の斉藤鉄夫代表は10日午後、連立政権の継続を巡り国会内で再会談する。これに先立ち、公明は9日夜の全国県代表協議会で、地方組織の意見を聴取。斉藤氏は連立継続の是非について、党首会談を踏まえて判断する考えを示した。ただ、離脱もちらつかせるなど強硬姿勢を崩しておらず、四半世紀余り続く自公の協力関係は、重大な局面を迎えつつある。
斉藤氏は協議会で、企業・団体献金の規制強化や自民派閥の裏金事件を念頭に「『政治とカネ』の問題で大きな溝がある」と指摘した。その上で、自民から十分な回答が得られなければ、首相指名選挙で協力しない方針を説明。これに対し、地方組織の多くは「毅然(きぜん)と一歩も引かずにやるべきだ」などと求めた。続く中央幹事会では、今後の対応を斉藤氏らに一任した。
公明は、9日午前にも幹事会を開いて対応を協議したが、結論は出なかった。この中で、斉藤氏は「自民は『政治とカネ』の問題にしっかりした姿勢を示してほしい」と強調。企業・団体献金の扱いに触れ、「自民さえ決断すれば、大きな規制強化に結び付けられる」と訴えた。
連立の在り方に関し、出席者の一人は「自公は26年間、国家・国民への責任を果たしてきた。熟慮を重ねて慎重に決断すべきだ」と継続を主張。一方で「『政治とカネ』の問題がクリアにならなければ、解消もやむなしではないか」との意見も出た。
自公党首は7日に会談。斉藤氏は、企業・団体献金の受け皿を政党本部と都道府県連に限定する規制強化や、裏金事件の全容解明を求め、連立合意は持ち越しとなった。
高市氏は9日夜のNHK番組で「自公連立は基本中の基本だ。政策合意が早く作れるように頑張る」と強調。ただ、公明の要求については「党内でしっかり検討させる」と述べるにとどめた。 [時事通信社]
経済対策、首相就任直後に指示=高市氏、ガソリン減税意欲
自民党の高市早苗総裁は9日のNHK番組で、首相に就任した場合、直ちに経済対策の策定を指示する考えを示した。近く召集される臨時国会で、その裏付けとなる2025年度補正予算案の成立を図る考えだ。
高市氏は、ガソリン税と軽油引取税の暫定税率を廃止するための法改正に取り組む方針を強調。改正が実現するまでの間は補助金を増やして価格を引き下げると説明した。中小企業の支援を目的に、地方自治体向け交付金を拡充する意向も示した。 [時事通信社]
原爆ドームで「STOP ISRAEL」 キャンドル600個で抗議
パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘開始から2年となる7日、広島市中区の原爆ドーム前でキャンドルが並べられ、イスラエルに対して停戦を呼びかけるメッセージが描かれた。
ガザ攻撃に抗議する市民グループ「広島パレスチナともしび連帯共同体」らの呼びかけで多くの市民が集まった。午後6時にキャンドル約600個に灯をともすと「STOP ISRAEL」(ストップ・イスラエル)の文字が浮かんだ。
同グループのメンバーでユダヤ系米国人のレベッカ・マリア・ゴールドシュミットさんは「パレスチナ人は日常的に飢餓や爆撃を受け苦しみを経験してきた。私たちはパレスチナ解放のために戦い続けたい」とスピーチした。【井村陸】
高市総裁、写真撮影で麻生氏を右隣に…後ろ盾演出か
7日に発足した自民党の新執行部の運営姿勢は、恒例の写真撮影にも表れた。
役員人事を決定した総務会後、高市総裁はカメラの前に立つと両手を広げ、自ら「こうじゃない?」と党四役と麻生副総裁の全員が自身の手に触れる形になるよう、撮影のポーズをリードした。
昨年9月に石破総裁の下で新執行部10人が撮影した際には、総裁の両脇は幹事長と総務会長が立ち、当時の菅義偉副総裁は隣ではなかった。今回は高市氏の意向を受け、党幹部10人で撮影する際にも、麻生氏が高市氏の右隣に立った。
党重鎮は「高市氏は党内基盤が弱いので、麻生氏が後ろ盾であることを演出したかったのだろう」と推し量った。
「納得いかない」と容疑否認も車体に“血” ひき逃げでトラック運転手の男を逮捕 福岡市東区
7日、福岡市東区で女性をはねて死亡させた上、救護せずに現場から逃走した疑いでトラック運転手の男が逮捕されました。「事故を起こしたことに気づいていなかった」などと話し、容疑を否認しています。
過失運転致死とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、福岡市東区のトラック運転手・千種一樹容疑者(45)です。
警察によりますと、千種容疑者は、7日午前5時半ごろ福岡市東区箱崎ふ頭で、大型トラックで運送会社の駐車場から車道に出る際に、歩道を歩いていた粕屋町のパート従業員・山本照代さん(58)をはねて死亡させ、救護せずに現場から逃走した疑いです。
警察は、付近の聞き込みや防犯カメラなどから、千種容疑者が運転していたトラックを特定。トラックのドライブレコーダーには山本さんと衝突する様子が映っていたほか、車体の底に血のようなものなどが確認されたため、千種容疑者を逮捕しました。
千種容疑者は警察の調べに対し、「そもそも事故を起こしたことに気づいていなかったので、納得がいきません。」などと話し、容疑を否認しています。