出前館に1095回不正注文か 「届かず」と苦情、返金疑い逮捕

食事宅配サービス「出前館」で注文した商品が届いたにもかかわらず、受け取っていないと装うなどして返金させたとして、愛知県警は2日までに詐欺と私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで名古屋市瑞穂区、無職東本拓也容疑者(38)を逮捕した。2023年4月から2年以上、不正な注文を1095回行い、計約374万円の支払いを免れていたとみられる。
東本容疑者は「商品を受け取ったのに、受け取っていないと言って、返金を受けた。味を占めて、何度もやってしまった」と容疑を認めている。「他の食事宅配サービスでも同様の不正行為をした」との趣旨の供述をしており、県警は他の被害についても調べる。
逮捕容疑は今年7月30日、スマートフォンを使い虚偽の氏名や住所で会員登録し、代金を支払う意思がないのにアイスクリームや弁当などを注文、商品が配達された後に「届きません」「誤配達されました」とクレームを申し立て、計約1万6千円を返金させた疑い。
出前館は取材に「毅然とした姿勢で対応する」とコメントした。

旧統一教会、集団調停が初成立 献金問題、3人に計5000万円

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の献金問題に取り組む全国統一教会被害対策弁護団は2日、損害賠償や慰謝料を求め東京地裁に集団で申し立てた調停が、初めて成立したと明らかにした。教団側が元信者ら3人に計5千万円超を支払う。
弁護団は当初、集団交渉を申し入れていた。教団側が応じなかったため、2023年7月以降、順次調停に移行。今年5月までに申し立ては4回に及び、計約190人が約60億円の支払いを求めている。
弁護団長の村越進弁護士は「教団が受け入れたのは大きな前進。これまで諦めていた多くの被害者に、救済の可能性が開けた」と語った。

【速報】愛子さま新型コロナ感染 5日からの滋賀県訪問は取りやめ 国民スポーツ大会出席の予定だった 天皇皇后両陛下も必要に応じて検査へ

天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが新型コロナウイルスに感染されたと、宮内庁が発表しました。
愛子さまは10月5日と6日、国民スポーツ大会出席のため滋賀県を訪問される予定でしたが、取りやめられます。
宮内庁によりますと、愛子さまは9月30日の昼に38℃台半ばの発熱と喉の痛みがあったことから検査を受けられたところ、10月1日の夜に新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたということです。
側近によりますと、愛子さまは30日以前は症状もなく、30日もいつも通り、勤務先の日本赤十字社に出勤していましたが、発熱があったため、早退されたということです。
熱は10月1日の夜には36℃台後半に下がり、2日は平熱に戻ったものの、引き続き喉の痛みはあり、またせきも出ているということです。
愛子さまは5日の日曜日までは、予定された行事などへの出席を控え、お住まいの御所のご自身の部屋で、静かに過ごされるということです。
また、天皇皇后両陛下に現在、症状はないということですが、4日から6日まで国際フォーラムの出席や、大阪・関西万博視察のため京都・大阪訪問が予定されていて、必要に応じて今後、検査を受けられるということです。
天皇ご一家の3方の中で新型コロナ感染が確認されたのは初めてで、側近は両陛下は愛子さまについて案じられていると思うと話しています。
また、側近は両陛下から聞いた愛子さまのお気持ちを公表しました。それによりますと、愛子さまは初めての滋賀県ご訪問をとても楽しみにされていたところ、取りやめとなり、大変残念に思い、また準備をしていただいてきた滋賀県や、国スポの関係者や滋賀県民のみなさんに申し訳なく思われているということです。

不動産顧客情報を不正取得か=1.5万件、元同僚3人逮捕―警視庁

元勤務先の顧客リストを不正に取得し、使用したとして、警視庁大崎署は2日までに、不正競争防止法違反の疑いで、不動産会社「日星都市開発」(東京)社長礒辺和希容疑者(32)=東京都港区三田=と会社員後藤良太容疑者(33)=渋谷区恵比寿=ら3人を逮捕した。
後藤容疑者は「金欲しさにやった」と容疑を認め、ほか2人は「違法なデータとは思っていない」などと容疑を一部否認している。
同署によると、3人は不動産会社「あすか地所」(東京)の元同僚で、礒辺容疑者は同社を退社した2020年1月ごろから昨年4月まで、当時あすか地所で勤務していた後藤容疑者から、同社の顧客リスト約1万5000件の提供を受けた。契約につながった場合に後藤容疑者が受け取った報酬は計約3000万円に上るという。
礒辺容疑者の逮捕容疑は昨年4月~今年1月、後藤容疑者が不正に持ち出した、氏名や連絡先、不動産売買に関する情報などが記載されたあすか地所の顧客リストを営業電話に使用した疑い。 [時事通信社]

国勢調査員を装い個人情報を記入した調査票を持ち去る“かたり調査” 福島市の高齢女性宅

福島市で高齢女性の自宅に国勢調査員を装った男らが訪れ、個人情報を記入した調査票を持ち去る“かたり調査”がありました。
福島市によりますと、9月28日から29日にかけて、市内の高齢女性の自宅に国勢調査員を装った男2人が訪れました。男らは、女性から国勢調査の調査事項である氏名や生年月日、就業状況など17項目と自宅の電話番号を聞き取り、調査票を持ち去ったといいます。
翌日、来訪予定だった本当の調査員が女性を訪ね、“かたり調査”が発覚しましたが、これまでのところ、銀行口座の漏洩や金品の要求、盗難などはないということです。
市によると、男らは、身長170センチぐらいで黒っぽい肩掛けカバンを持ち、国勢調査の調査員証は持っていませんでした。市は、国勢調査員は、活動の際は必ず顔写真入りの「調査員証」と「青い手さげ袋」を身に着けていて、電話や電子メールで個人情報を聞き取ることはないとしています。
国勢調査に乗じた「かたり調査」に注意するよう、市や警察が注意を呼びかけています。

小学校のグラウンドにクマ 授業中の児童や教員が目撃 秋田・大仙市

2日午後、大仙市の小学校のグラウンドでクマ1頭が目撃されました。
県のツキノワグマ等情報マップシステム「クマダス」によりますと、2日午後2時ごろ、大仙市太田町国見の太田北小学校のグラウンドにクマ1頭がいるのが目撃されました。
クマは体長が約50センチで、西の方向へ立ち去りました。
学校によりますと、校舎の外で授業中だった児童や教員が目撃し、その後校舎に入り安全を確保したということです。

強毒「ヒアリ」発見件数が過去最多を更新 新潟港で今年27件目 全国20都道府県に拡大

環境省は2日までに、南米原産の特定外来生物で強毒を持つヒアリの生息が新潟港(新潟市)で確認され、全国での今年の累計発見件数が計27件と過去最多になったと発表した。新潟県での発見は初めてで、全国20都道府県に拡大した。
これまでは平成29年の計26件が最多だった。発見件数は30~令和3年まで年間20件以内で推移し、4年には8件と減少したものの、5年は19件、6年は24件と増加していた。
ヒアリは国内では平成29年6月に初めて確認され、累計件数では162件目となった。
同省は毎年春から秋にかけて、ヒアリが分布する国・地域と定期コンテナ航路がある全国65港湾を調査している。
今年発見された計27件のうち500匹を超える主な事例は、横浜港本牧ふ頭(横浜市)約550匹千葉県柏市の事業者敷地約500匹東京港大井ふ頭(東京都品川区)約600匹横浜港山下ふ頭(横浜市)2000匹以上伏木富山港(富山県射水市)1000匹以上東京港青海ふ頭(東京都江東区)約570匹名古屋港鍋田ふ頭(愛知県弥富市)1000匹以上。
新潟港では9月26日、コンテナヤードの上でヒアリと疑わしい約20匹が舗装の継ぎ目から出入りしているのを調査員が発見。後日、専門家がヒアリと確認した。
同省は「関係機関と連携し、国内定着を防ぐために徹底した水際対策を講じていく」とした。過去最多を更新した背景については「今後分析していく」(担当者)としている。
ヒアリは南米原産の特定外来生物。刺されると「熱いような激しい痛み」を覚え、赤みが出てきて膿がたまったような症状が現れる。アレルギー反応の「アナフィラキシーショック」により、息苦しさや激しい動悸(どうき)やめまい、腹痛のほか、血圧が急低下して意識を失うなど、重症化して生命にかかわるケースもある。

別の女性遺体も遺棄疑い=嘱託殺人などで起訴の男女再逮捕―岐阜県警

愛知県常滑市の女性が殺害され、遺体が遺棄された事件で、岐阜県警は2日、別の女性の遺体も遺棄したとして、死体遺棄容疑で、自称自営業の立花浩二(55)、内縁関係にある無職神原美希(35)両容疑者を再逮捕した。2人の認否は明らかにしていない。
県警によると、新たに遺棄されたと判明したのは岐阜県可児市帷子新町の接客業、野村花織さん=当時(33)。県警は殺人の疑いも視野に入れ、野村さんとの関係などを詳しく調べる。
野村さんは昨年12月14日夕に行方が分からなくなり、翌15日朝に行方不明届が出された。今年1月13日、自宅から数十キロ離れた同県揖斐川町の山中で白骨化した頭蓋骨などが狩猟中の男性に発見され、同19日に身元が判明した。死因は不明という。
常滑市の事件の捜査を進める中で、野村さんについても両容疑者の関与の疑いが強まった。
再逮捕容疑は昨年12月14日夜~15日未明、揖斐川町の山中に野村さんの遺体を遺棄した疑い。
岐阜地検は9月、常滑市のパート従業員、立野恵子さん(53)の首を絞めて殺害し、遺体を岐阜県本巣市の山林に遺棄したとして、立花容疑者を嘱託殺人、死体遺棄の罪で、神原容疑者を死体遺棄罪で起訴していた。 [時事通信社]

元プロ棋士に懲役5年 殺人未遂罪 元妻らをくわで殴る 大津地裁

大津市内に住む元妻らを殺害しようとしたとして殺人未遂と住居侵入罪に問われた住所不定の元将棋棋士、橋本崇載被告(42)の裁判員裁判で、大津地裁(畑口泰成裁判長)は2日、懲役5年(求刑・懲役10年)の実刑判決を言い渡した。
橋本被告は2023年7月20日午前7時ごろ、元妻の父親宅に窓から侵入し、元妻とその父親をくわで殴って殺害しようとしたとして起訴された。
25年9月22日に開かれた初公判で、「間違った内容なので私は起訴されるべきではない」と主張。公判では、白いワイシャツと紺のスラックス姿で眼鏡とマスクを着用。髪は背中まで伸びていた。
橋本被告は、金髪にパンチパーマという派手な格好で対局に臨むこともあり、かつてはファンから「ハッシー」と呼ばれた人気のプロ棋士だった。
しかし、子の親権を巡って元妻とトラブルになり、元妻への名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕・起訴され、23年6月に有罪判決を受けた。判決が確定して12日後に今回の殺人未遂事件を起こしたとされる。
橋本被告は被告人質問で、棋士としての自身を「(実力は)上から20~30番目。盤外で面白がってくれる人が多かった」としつつ、名誉毀損容疑で逮捕されたことで「人生終わったと思った」と振り返った。元妻とトラブルになった後、自殺未遂を繰り返していたことも明かした。
今回の事件については、前日に福岡市内の自宅から新幹線とレンタカーで滋賀県内に入り、ホームセンターで凶器となったくわを購入。一度は「ばかばかしくなり、(元妻らを)襲う気力がなくなった」ものの、翌日にコンビニエンスストアに立ち寄った際に「(父親宅にいると推測した)子どもにおやつを買ってあげたくなった」と思い立ち、プリンやシュークリームを購入して元妻の父親宅へ向かったとした。
父親宅の敷地内で父親と顔を合わせ、パニック状態になり、「その後の記憶はない」と述べた。
ファンや棋士仲間への思いを問われ、「転落を心配し失望した人もいると思う。むちゃな行動をとった自分を恥じるし、世間に対して申し訳ない」と謝罪した。
検察側は「棋士としての地位を失ったことなどを全て2人のせいにした逆恨みを募らせたもので身勝手極まりない」として懲役10年を求刑していた。
弁護側は、事件当時は気分変調症とうつ病の合併症で心神耗弱状態だったと訴えていた。
橋本被告は21年4月に日本将棋連盟に引退届を提出し、22年11月に退会した。最終段位は八段だった。【礒野健一】

前橋市長、進退「相談する時間ほしい」=部下の男性とホテル

前橋市の小川晶市長(42)は2日、部下で既婚の男性職員とラブホテルに通っていた問題で、議会への説明会を再度開いた。冒頭を除き非公開で実施。小川氏は終了後、記者団に、自らの進退を含めた責任の取り方について「支援者や弁護士に相談する時間がほしい。厳しい声を全て受け止めて判断したい」と述べ、明言しなかった。
男性職員については、本人の希望で降任する人事異動を発令したことを明らかにし、男性職員の家族には「誠意をもって対応する」と語った。
市議会は3日、各会派の代表者会議を開き、今後の対応を協議する。
説明会には全38市議が出席し約2時間にわたり質疑などが行われた。小川氏は、男性職員と「男女の関係はない」と改めて説明。「市民に直接説明する機会を検討する」とも話した。
また、男性職員と会うために公用車を使ったことに関しては「ホテルへの送迎のような不適切な利用はない」とした。 [時事通信社]