栃木県鹿沼市の東武日光線新鹿沼駅で、作業員4人が特急列車にはねられ死亡した事故で、作業に当たっていた10人は元請けを含め複数社から集まっていたことが22日、東武鉄道への取材で分かった。県警は、列車接近の伝達などの連携に不備があった可能性があるとみて、当時の詳しい状況を調べている。
東武鉄道によると、監督役の作業員と作業指揮者は元請けの1社、見張り3人は2社、残りの作業員は1社だった。死亡した作業員の1人は監督役だった。見張り2人を派遣した協力会社の関係者によると、2人はベテランで東武鉄道の仕事を数年前から請け負っていた。
東武鉄道によると、事故当時、作業現場から約80メートルの位置に「列車見張り員」、現場の前後約315メートルの位置に「中継見張り員」2人を配置していた。中継見張り員が列車接近を列車見張り員に伝え、作業員が退避することになっていた。
中継見張り員の1人は「現場についていたが、列車見張り員と意思疎通できる状態ではなかった」と話している。具体的にどのような状態だったのかは不明としている。
投稿者「F.Krueger」のアーカイブ
《千葉・記録的豪雨》温暖化でさらに増す“雨の強度” 浸水の半数超が「想定区域外」で発生、河川が氾濫しなくても浸水する「内水氾濫」の危険性
視界を完全に奪うほどの猛烈な雨と、地鳴りのように響き渡る雷鳴──千葉県を襲った記録的な豪雨は、私たちの日常を短時間のうちに奪い去る恐怖を突きつけた。経験したことのない自然の猛威とどう向き合うべきか。【全3回の第1回】
気象庁の警戒情報をめぐる課題
帰宅を急ぐ人々が行き交うなかでの急変だった。8月13日17時頃に降り始めた雨は急速に勢いを増し、18時前には巨大な積乱雲が連なる「線状降水帯」が発生した。千葉市では1時間に115mmという観測史上最大の雨量を記録。わずか1時間で「平年8月の1か月分」の雨が降り注ぐ異常事態となった。
その後も同じエリアで計3回の線状降水帯が発生し、24時間降水量は8月の平年値の3倍を超える367mmに達した。住宅の床上・床下浸水は2000棟を超え、水没して動けなくなる車両が続出。8月18日時点で死者13人という深い爪痕を残した。
この未曽有の被害の裏で、気象庁の警戒情報をめぐる重大な課題が浮き彫りとなっている。気象庁は線状降水帯の発生を事前に警告する「半日前予測」や「直前予測」を運用している。特に今年5月に運用を開始したばかりの「直前予測」は、従来の予測よりも精度が高い情報として期待を集めていたが、今回、警告が間に合わなかった。気象予報士の高塚哲広氏が解説する。
「線状降水帯とは、雨雲が同じ場所に停滞して猛烈な雨を降らせ続ける現象です。雨の原料となる水蒸気は海上から運ばれますが、地上とは異なり観測システムが乏しい海上では、現代の技術を用いても予測が容易ではありません。
その一方で、線状降水帯による豪雨リスクは確実に高まっています。現在は1980年代と比べて短時間の大雨の発生頻度が約2倍に増加しており、地球温暖化の影響で今後さらに”雨の強度”が増し、未知の雨量が一度に降る恐れがあります。千葉豪雨は決して特殊なケースではなく、どこで同じ事態が起きても不思議ではないのです」
浸水の主な要因は内水氾濫
専門家が警鐘を鳴らす一方で、「うちは浸水エリアじゃないから大丈夫」と、自治体のハザードマップを根拠に高をくくっている人もいるかもしれない。しかし今回の千葉豪雨は、その安心感を根底から打ち砕いた。
気象情報サービス『ウェザーニュース』が被災者約1万人を対象に行った調査と、約1万件の投稿データを合わせた分析によれば、行政が指定する「浸水想定区域内」での浸水が44.3%だったのに対し、「浸水想定区域外」での浸水が55.7%と半数を超えた。水害対策に詳しい、リバーフロント研究所審議役の土屋信行氏がその背景を解説する。
「今回起きた浸水は、河川の氾濫ではなく、街の排水能力を超えた雨があふれ出す”内水氾濫”が主な要因です。日本の多くの都市は、下水管などの排水機能が1時間に50mmの雨を基準に設計されています。そこに100mmを超えるような猛烈な雨が降れば、下水道はあっという間にパンクしてしまう。これは都市型水害の典型です。短時間で記録的な大雨が降るようになったいま、ハザードマップで安全とされる場所であっても、途端に危険地帯へと変わり得るのです」
(第2回へ続く)
※女性セブン2026年9月3日号
《米トランプ政権がICC赤根所長に制裁》高市首相の“弱腰”対応に「尊敬すべき日本人女性を守らなくては」と不満の声
米トランプ政権が8月18日、国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長を制裁対象に指定した。これに対する日本政府のコメントに国内で批判が広がっている。
トランプ政権の“制裁”に対して反発
トランプ政権は、ICCがこれまでイスラエルのネタニヤフ首相に逮捕状を出したことや、アフガニスタンでの米兵の戦争犯罪を追求してきたことに反発。制裁はその一環と見られている。
「赤根氏は日本人初のICC所長に就任した人物です。具体的な制裁内容は、赤根氏が米国に保有する資産の凍結や企業や個人との取引の制限、米国への入国禁止などの措置とのこと。米国のルビオ国務長官はICCを“腐敗し、政治化された超国家的な裁判所”と痛烈に批判していますが、一方でEU首脳らはICC支持を表明。国際社会で米国に対する非難の声が高まっています」(政治部記者)
ICC側はトランプ政権の“制裁”に対して「公正かつ独立した司法機関に対する明白な攻撃」「国際法秩序そのものが危険に晒される」と反発している。
日本人が制裁対象となったことに高市首相の対応が注目されるが、首相は「大変残念に思っている」「米国を含む関係国と意思疎通を継続する」と短く語ったのみ。この対応に、国内からは続々と批判の声が上がっている。
「高市首相のコメントと同様の内容が、外務報道官談話として外務省HPにも掲載されています。橋下徹氏はXで、外務省が談話を出したことを報じる記事を引用して《おいおい、高市自民・維新政権は『大変残念だ』で終わり?》《日本国籍保有者を助けないの?》《出ました口だけ番長政治!》と非難。
テレビ朝日の大下容子アナも20日、MCを務める同局『大下容子ワイド!スクランブル』で、赤根所長が犯罪をおかしているわけでもないのに制裁を加えられることに対して抗議をしなければと主張。“自国民を守るのが政府の仕事”とコメントしています」(前出・政治部記者)
シンガーソングライターの七尾旅人氏も反応
またシンガーソングライターの七尾旅人氏は19日、Xで《超大国による異様な個人攻撃に、欧州やマイクロソフト(ICC内管理システム)等が追従した場合、国際社会の財産であるICCは潰されてしまう》と懸念を表明。赤根氏の「私が死んでも裁判官には代わりがいる」との言葉を引用し、《高市氏とは比較にならない真に尊敬すべき日本人女性を皆で守らなくては》と綴っている。
EU諸国が危機感を示す中、消極的なコメントに留まる高市首相。国民からは、
《大変残念に思ってるのは国民の方だよ》
《日本人を守るという文脈の話ではなく、常々高市総理が主張している国際法に則り対応するという観点から米国の制裁に対して異議申し立てをするべき事態》
《加盟していないアメリカがICCに干渉する権利はないということを高市首相は主張するべき》
《赤根所長への制裁は許されない蛮行。それを“残念”の一言で済まそうとする政府の弱腰は一体どういうわけだ》
と数多くの不満の声が。
日本政府は今後トランプ政権にどう対応していくのか、国内外から注目が集まっている。
週刊女性PRIME
国民民主代表選は「玉木一強」、狙うは圧勝での“雑音封じ”だが…世間無関心で党勢ダダ滑り確実
恐らく知っている人は少数だろう。国民民主党の代表選(9月6日開票)が、22日告示。期間中は衆院比例代表の全11ブロックを遊説して回り、全国的な支持拡大を狙う。
■“スネ傷”無名候補と一騎打ち
と言っても構図を見る限り、まったく盛り上がりそうにない。現職の玉木代表(57)と、当選2回の橋本幹彦衆院議員(30)の一騎打ち。橋本氏は無名どころか、悪目立ちした過去もある。昨年2月の衆院予算委員会で、防衛省の「制服組」(現役自衛官)の国会出席を繰り返し要求。「文民統制」の慣行を無視しているとして、党から厳重注意をくらったのだ。
代表選はやる前から玉木再選が既定路線。国会議員の推薦人を数えても、橋本氏は若手中心の8人にとどまり、玉木代表はベテラン含む20人を集めた。
「やはり、玉木さんほどの知名度や発信力のある人は党内にいない。それが百も承知だから、ポスト玉木の一人と目される伊藤孝恵参院議員や、ベテラン勢は出馬しなかったのだろう。橋本さんには、代表選を成立させるために立候補してもらった感が拭えません」(若手議員)
■党内からは不満の声
それでも党内には「玉木1強体制」への危機感が広がっている。玉木代表は2年前にグラドルとの不倫を報じられ、イメージダウン。また、同年の衆院補選で公認予定者として記者会見までした女性が選挙直前に公認を取り消され、その後自死してしまう騒動があった。昨夏の参院選でも、予定していた山尾志桜里元衆院議員の公認を一転して取り消し、混乱をもたらした。
「公認予定者の自死には、党内でも多くの人がショックを受けていました。彼女を担ぐだけ担いでハシゴを外した玉木さんは、無責任。不倫報道も含め『なにかとトラブルメーカーだ』と、党内から不満の声が漏れ聞こえてきます」(国民民主関係者)
だからこそ玉木代表は「雑音を振り払うため、圧勝の結果にこだわっている」(前出の国民民主関係者)という。
直近の国民民主は、停滞ムードが漂う。取り沙汰される与党への連立入りは、副首都法案や消費税減税をめぐる高市政権との対立が鮮明化し、しばらく実現は難しい。躍進の金看板だった「手取りを増やす」の「年収の壁」見直しが実質達成されて以降、「それに代わる目玉政策を打ち出せていない」(中堅議員)。
代表選を起爆剤とするはずが、世間は無関心。ダダ滑りは確実だ。
◇ ◇ ◇
2024年4月に実施された衆院東京15区補選で、国民民主に公認を取り消され、6カ月後に自殺した女性をめぐり、国民民主党の玉木雄一郎代表が週刊文春に噛みついている。関連記事【もっと読む】『国民民主に公認取り消された娘が自死、母親も追うように…党内を震撼させた玉木代表の「長文釈明」』で詳しく報じている。
【速報】日本百名山の幌尻岳で遭難か 登山目的で入山した女性が戻らず行方不明 北海道平取町
北海道・門別警察署は2026年8月22日、北海道平取町にある幌尻岳で山岳遭難が発生した疑いがあると発表しました。
警察によりますと、8月21日午後10時前、役場の職員から「単独登山した女性が下山予定の時間になっても戻ってこない」と通報があったということです。
遭難した疑いがあるのは道外からきた50代の女性です。女性は21日午前中に幌尻岳の登山道の中腹にある幌尻山荘から一人で山へ向かい、この日も幌尻山荘に宿泊予定でしたが、夜になっても山小屋に戻ってこなかったということです。
幌尻岳は日本百名山にも名を連ねる標高2052メートルの山で、登山シーズンのこの時期は天候がよければ1日に100名以上が登山に訪れる人気の山だということです。
現在、北海道警察の山岳救助隊が女性の救助に向かっています。
「見張員はベテラン」関係者証言 “業務上過失致死”の疑いで捜査へ 4人死亡
東武日光線の新鹿沼駅で、作業員4人が特急にはねられ死亡した事故。警察は21日、特別捜査班を設置し、業務上過失致死の疑いで捜査を進めています。
【画像】「見張員はベテラン」関係者証言 “業務上過失致死”の疑いで捜査へ 4人死亡
事故当日、現場に見張員を派遣した警備会社の関係者が取材に応じました。
見張員になるには、鉄道会社が実施する講習を受けて、試験に合格する必要があるそうです。
見張員の会社関係者
「今回、見張員をしていたのは、10年ほどのベテランで、これまで問題はありませんでした。見張員は、きのうも、きょうも、ずっと警察に事情を聴かれているので、全く話せていません」
作業員4人をはねた特急列車『 スペーシアX』。東武鉄道の車両基地に入庫しています。
運輸安全委員会の調査官は、接触箇所なども調べているようです。
運輸安全委員会 横飛雅俊調査官
「(Q.痕跡は見つかったか)確認できたものはいくつかあるが、個別のものについて、コメントは差し控えたい。午前中は、運転士と車掌の2人から当時の状況を聞いた。どこがポイントになるのかは、今後の分析による」
当時、スペーシアXは、新鹿沼駅に停車するため、時速52キロで進入。運転士は、作業員らに気づき、非常停止措置をとりましたが、間に合いませんでした。
亡くなった4人がいたあたりは、ホームの下に逃げ込める構造にはなっていませんでした。
そもそもの問題は、作業員に列車の接近が伝わっていなかった可能性があることです。
東武鉄道によりますと、現場の315メートル手前に中継見張員を、80メートル手前に列車見張員を配置していました。ところが、見張員同士は「意思疎通できる状況ではなかった」といいます。さらに、列車見張員は、作業員らの待避が完了した合図を出していたとの証言もあります。
東武鉄道施設部 佐藤晃一部長(20日)
「(Q.合図は待避を確認したうえで出す)そうです。(Q.待避ができたと列車見張員は認識か)運転士の証言の通り、列車接近了解合図を出したとなると、おっしゃる通り」
東武鉄道運輸部 亀山昇司部長(20日)
「何をもって合図を出したかは、現時点では把握してないところがある」
栃木県警は、21日までに見張員を含む現場にいた全員から事情を聴いたそうです。
「ケンカしたと…」父親に“トラブル”報告 ネパール人留学生殺害 複数の人物が関与か
福岡市でネパール国籍の留学生が殺害された事件で、複数の人物が関与した可能性があることが分かりました。亡くなったラジバンシさんは夢を抱いて学んでいました。
【画像】「ケンカしたと…」父親に“トラブル”報告 ネパール人留学生殺害 複数の人物が関与か
“日本が夢”語っていた憧れ
殺害されたネパール国籍の専門学校生、ラジバンシ・ラクスミさん(25)。ネパールで暮らす父親に話を聞くことができました。
ラジバンシさんの父親
「娘は『日本で働いてお父さんを養う。日本でずっと暮らします』と。『日本の環境はとても良いから、仕事帰りの夜道も1人で歩ける。とても安全』と言っていました」
ハッシュタグは『#my dream』。来日する1年前にSNSに投稿していた動画には。医者でもなく、教師でもない。ハートが付けられたのは日本でした。
ラジバンシさんは日本での生活を楽しみ、そして国際ビジネスについて学んでいました。
ラジバンシさんの同級生
「優しくて元気な方です。本当に私びっくりです。涙が出ましたもの。ニュースを見て、どうしてって」
“争った跡”と“発見現場”の謎
福岡市天神を流れる那珂川。遺体が発見されたのは、ラジバンシさんが住んでいたマンションから2キロほど下流の地点です。死亡推定時刻とされるのは19日未明。遺体発見時刻は午前5時46分。仮に、その間に2キロ流されていたとしても、捜査関係者は「矛盾はないのでは」としています。
一方、捜査関係者への取材で、不可解な点が浮上していることが新たに分かりました。仮にラジバンシさんを部屋から運び出したとすれば、どうやって外へ運び出したのかです。死因についてはいまだ明らかになっていませんが、部屋には争った痕、そして血痕が残されていました。しかし、現時点で部屋の外で血痕は見つかっていません。
これが何を意味するのか。捜査関係者は、血痕を残さずに運ぶには「完全に包むなどするしかない」と話します。そうすると今度は、3階の部屋から1人で運び出すことが可能だったのかという疑問が残ります。警察は、事件に関与している人物が複数いる可能性も視野に捜査しているとしています。
父親に“トラブル”報告
事件との関連は分かりませんが、父親は、ラジバンシさんから複数のネパール人とトラブルを抱えていると聞いたことがあったといいます。
ラジバンシさんの父親
「(男性と)ケンカしたと妻に伝えていたようです。(女性)2人につかまれ、髪の毛を引っ張られたこともある」
その人物らと、ラジバンシさんとの詳しい関係や経緯は分からないとしながらも、その1件をきっかけに今のマンションに引っ越してきたといいます。父親は娘を日本に送り出すため、家を売り、学費を捻出したといいます。遺体で発見される前日にも連絡は取りあっていました。
ラジバンシさんの父親
「日本人はとても親切で尊敬すべき人たちと娘は言っていた。娘の遺体がネパールに帰れるよう支援してほしい。犯人には最も重い処罰をしてほしい」
高校女子剣道部員ら乗ったマイクロバスが追突され6台絡む事故、11人けが・うち1人重傷…佐賀・鳥栖の長崎自動車道
21日午後4時半頃、佐賀県鳥栖市の長崎自動車道上り線の鳥栖インターチェンジ付近で、「玉突き事故があったようだ」と110番があった。県警高速隊によると、高校生が乗ったマイクロバスを含む6台が絡んだ事故が起きたという。地元消防によると、同バスに乗車していた11人がけがを負っており、うち1人が重傷。
鹿児島市の私立樟南高によると、マイクロバスには女子剣道部員の1、2年生計9人と、運転していた副顧問の男性、コーチの女性計11人が乗車していた。20、21日に佐賀県内で開かれた大会からの帰路で、後続車に追突されたという。
運転席で米海兵隊員死亡=拳銃使用か、頭から出血―沖縄県警
21日午後3時10分ごろ、沖縄県名護市城の医療機関駐車場で、「車内に頭から血を流した男性がいる」と110番があった。県警によると、男性は20~30代の在沖米海兵隊所属。拳銃のような物を手にして運転席にもたれかかった状態で見つかり、その場で死亡が確認された。
捜査1課によると、車は普通乗用車で、運転席のドアは外から開けられない状態だった。県警は、拳銃を使った自殺の可能性があるとみて調べる。 [時事通信社]
ゴルフ研修生自殺で提訴、福島 パワハラ、労災認定も
福島県棚倉町のゴルフ場で2022年6月、働いていたプロゴルファー志望の男性研修生=当時(19)=が自殺したのは上司らによる長時間の叱責などのパワハラが原因だとして、両親は21日、運営会社「棚倉開発」や当時の支配人と先輩に計約1億200万円の損害賠償を求めて福島地裁いわき支部に提訴した。
代理人が記者会見し、白河労働基準監督署(同県白河市)が昨年3月、自殺を労災と認定したことも明らかにした。
訴状によると、男性は高校卒業直後の21年3月に入社。ゴルフ場「棚倉田舎倶楽部」の寮に暮らし、開場の準備やボール拾い、キャディーといった業務をこなした。勤務後にプロテストに向けた練習をしていた。
同年4、5月ごろから当時の支配人と指導係の先輩から「バカ」「家に帰れ」といった暴言や日常的な無視が始まった。自殺するまでの直近3カ月は1時間程度の激しい叱責を週2~3回受けた。時には2時間半に及ぶこともあった。
棚倉開発は取材に「コメントを差し控える」と回答した。同社はプロゴルファー石川遼選手の父親が社長を務めている。