党内の「石破おろし」に屈し、辞任の意向を示した首相。引導を渡したのは、あのコメ大臣だった。捲土重来を期し、次期総裁選の主役のひとりと目される永田町のプリンスだが、彼の周囲を取り囲む女性たちもまた存在感を発揮して──。
「すでに林芳正官房長官(64才)や茂木敏充前幹事長(69才)らが、出馬を表明しました。前回は9人が立候補しましたが、今回も小泉進次郎農林水産相(44才)や高市早苗前経済安保相(64才)、小林鷹之元経済安保相(50才)らの出馬が有力視されています。
選挙戦は高市氏と小泉氏を中心に展開するとみられていますが、前回の決選投票で石破首相を推した勢力を結集することができれば、林氏もかなりの票を集める可能性があるでしょう。党員票がどの候補に集まるかも勝敗を左右しそうです」(自民党関係者)
9月7日に開かれた、石破茂首相による急転直下の辞任会見。諦念の表情を浮かべながらも、時に震える声で政権運営を振り返った石破首相。この瞬間、自民党総裁選の火蓋が切られた。有力候補の筆頭は、やはり小泉氏だ。
「7月の参院選での敗北以来、石破首相の求心力は大きく低下。それでも、首相周辺は『解散総選挙に打って出るべきだ』という”主戦論者”が多く、自民党は分裂の危機に瀕していました。石破政権の一員でもある進次郎氏は、総裁選への再チャレンジの思いを秘めながらも、『(首相から)恨みを買ってはいけない』と考えていたそうです」(全国紙政治部記者)
念頭にあったのは、16年前の石破首相の姿だった。
「2009年当時、麻生政権の農水大臣だった石破氏は、地方選で自民党が大敗した責任を取るべきだとして、麻生氏に公然と退陣を要求。この行動が、『政権の一員でありながら、後ろから弓を引いた』と、いまも麻生氏が石破氏に恨みを抱く要因になっています。進次郎氏は、このときの石破氏に自身を重ね、『裏切り者とは呼ばれたくない……』と悩んでいたのです」(前出・全国紙政治部記者)
前回の総裁選では本命視されながら失速を経験した小泉氏。この間は党内での”修行”に力を尽くした。
「失言で前任者が更迭された農水相就任に際しては、未曽有の価格高騰に悩むコメの問題に取り組む姿勢を鮮明に打ち出し、自ら”コメ大臣”を自称しました。大型選挙では、応援演説に奔走し、”党の顔”としての役割に奮闘。その働きぶりは、党内の長老たちからも『彼はよく汗をかいている』と覚えがめでたく、評価が高まっているのです」(前出・自民党関係者)
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未明のすすきの…馬乗りになって男性を殴る蹴る 旅行で訪日中のスペイン国籍男を逮捕 札幌
札幌・中央警察署は2025年9月10日、傷害の疑いでスペイン国籍の男(36)を逮捕しました。
男は10日午前4時ごろ、札幌市中央区南5条西4丁目の路上で、札幌市手稲区に住む男性(22)に対し、馬乗りになって顔面を殴打するなどの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
男性は顔に軽傷を負いました。
目撃者から「男性同士の1対1の殴り合い」と警察に通報があり、事件が発覚。
警察によりますと、男は旅行で日本を訪れていて、男性の顔面を複数回にわたって拳で殴ったり足で踏みつけたりするなどの暴行を加えたということです。
調べに対し男は、「やったのかやっていないのか、言わない方が良いと思っている」と供述しています。
警察は、2人の関係性や男が暴行に至った経緯などについて捜査しています。
宗教イベントに補助金支給、奈良県・山添村で「手かざし除霊」騒動が勃発!「村長自身がこの宗教の信者だという噂も…」
奈良県の北東端、三重県との県境に位置する山添村は、神野山を流れる木津川沿いに集落が点在する。緑あふれる土地柄、農林業を主な産業とし、薫り高い大和茶が名産だ。縄文時代の土器や石器も数多く出土するこの村には、30年ほど前まで土葬の慣習が続くなど、古くからの社会風俗が色濃く残る。
“手かざし村”になってしまうんじゃないか
風光明媚なこの村は、地方自治体としては危機に晒されている。人口は3,000人を切り、2024年には民間の人口戦略会議で消滅可能性自治体の一つに指定された。
8月初め、村長・村議会選挙を目前に控えた山添村議会では、ある一つの問題が浮かび上がっていた。
山添村関係者が語る。
「実は、ある宗教イベントに対し、公金が拠出されたことが発覚したのです。イベントでは“浄霊”を目的にした“手かざし”が行われていた。拠出を決めた野村栄作村長自身がこの宗教の信者だという噂があり、村民からは『このままでは“手かざし村”になってしまうんじゃないか』と危惧する声も聞かれています」
“手かざし”が問題となったイベントは、24年10月に村で開催された「グリーンライフフードフェスタ in 奈良」。きっかけは、イベントの内幕がYouTubeチャンネル「秀明自然農法チャンネル」に掲載されたことだった。
村が事業補助金10万円を拠出
奈良県政の関係者が明かす。
「問題の動画は、イベントの企画委員長を務める村長の娘・Aさんを『日本の“限界集落”の課題に立ち向かう若きリーダー』として密着したドキュメンタリー風の4部作。会場で“手かざし”が行われていたことや、村からこのイベントに事業補助金10万円が拠出されていることも、この動画からわかったのです」
一体、何が起きているのか。「週刊文春」記者は実態を探るべく、山添村に向かった。すると、高市早苗氏が応援演説に訪れ……。背景にある宗教団体、村長を知る関係者、村長本人への直撃など総力取材した結果は、現在配信中の「 週刊文春 電子版 」で読むことができる。
(「週刊文春」編集部/週刊文春)
“クマ”に襲われ男性大けが ブドウの食害が気になり夜に見回り… 秋田・大館市
10日夜遅く、大館市で畑の見回りにでかけた77歳の男性がクマとみられる動物に襲われ大けがをしました。男性はブドウの食害が気になり夜に畑に出かけたということです。
現場は大館市雪沢字大明神の畑です。
大館警察署の調べによりますと10日午後10時45分ごろ、近くに住む77歳の男性が栽培しているブドウの様子を見に畑の見回りしていたところ、突然クマとみられる動物1頭に襲われました。
男性は自力で自宅に戻った後家族を通じて消防に通報し、大館市内の病院に運ばれました。
顔の骨を折る大けがをしたほか、頭にひっかき傷、背中にはかまれた痕がありました。
会話は出来ていて命に別条はないということです。
男性は、これまでも何度かブドウが食害にあっていて、特に雨が降った日に被害が出ていることから、昨夜も畑を見に行ったということです。
警察はクマに襲われたものとみて、付近をパトロールして住民に警戒を呼び掛けています。
近鉄・河内花園駅近くでひき逃げ 55歳男性が頭蓋骨を折る重傷 20代男2人組が逃走中か 東大阪・吉田
10日夜、東大阪市吉田の路上で駅に向かって歩いていた55歳の男性がバイクにはねられ頭蓋骨を骨折する大けがをしました。
警察はひき逃げ事件としてバイクに乗っていた2人組の行方を追っています。
警察によりますと、10日午後9時すぎ、近鉄奈良線「河内花園駅」の近くで、信号のない横断歩道を歩いていた55歳の男性がバイクにはねられました。
男性は病院に搬送され、命に別状はありませんが、頭蓋骨を折る重傷だということです。
バイクには20代の男とみられる2人組が乗っていて、事故直後現場にバイクを残し、そのまま走り去ったといい、警察はひき逃げ事件として行方を追っています。
キックバックは「預かり金と認識」 初公判で大野元参院議員の弁護側
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、清和政策研究会(旧安倍派)から受領した約5100万円を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた元参院議員、大野泰正被告(66)は10日、東京地裁(福家康史裁判長)で開かれた初公判で、元秘書との共謀を否定して無罪を主張した。「政治家として道義的責任はあるが、犯罪を犯したことはない」と述べた。
一連の事件で、政治家本人が公開の法廷に立つのは初めて。ともに起訴された元秘書の岩田佳子被告(62)も記載義務を否定して無罪を主張し、検察側と全面対決の構図となった。検察側は裏金とされる現金は元議員の飲食費などに充てられたと主張した。
起訴状によると、大野元議員は会計事務を担当していた岩田元秘書と共謀。2018~22年に所属していた旧安倍派からパーティー券収入のノルマ超過分計約5100万円のキックバック(還流)を受けたのに、元議員が代表だった資金管理団体「泰士会」の収支報告書に記載しなかったとされる。
検察側は冒頭陳述で、キックバック以外の派閥からの現金は寄付として泰士会の収入欄に記載されていることなどから、元議員と元秘書はキックバックも寄付として記載すべきものと認識していたと主張。さらに元議員は元秘書が示した収支報告書の案を了承していたとし、共謀も成立すると指摘した。
これに対して大野元議員の弁護側は、派閥からのキックバックは求められればすぐに返金する必要がある「預かり金」だと考えていたとし、泰士会に対する寄付には当たらないと反論した。収支報告書の作成はスタッフに任せており、詳細を把握していなかったとした。
派閥裏金事件では、国会議員4人を含む計12人が政治資金規正法違反で起訴(在宅や略式含む)された。これまでに8人が起訴内容を認めて有罪が確定している。【安達恒太郎】
政治空白は3カ月以上に…「フルスペック型」自民総裁選、野党から批判
自民党が石破茂首相(党総裁)の後任を選ぶ総裁選を巡り、国会議員と党員・党友が投票に参加する「フルスペック型」での実施を決めたことに、立憲民主党など野党から批判が高まっている。秋の臨時国会召集が遅れれば、政治空白は3カ月以上となる。ガソリン税の暫定税率廃止など合意済みの与野党協議も停滞しており、県関係議員の間でも不満や懸念が広がる。
「衆院(議員)の半数を超える議員の要求だ。首相は重みを受け止め、早期に召集してほしい」
立民の笠浩史国対委員長(衆院神奈川9区)は10日、立民や日本維新の会、国民民主党など野党9党派が239人の署名で臨時国会の早期召集を衆院議長に要求した意義を記者団に強調した。
通常国会閉会(6月22日)の翌日を起点に総裁選投開票(10月4日)までの期間を数えると、1年間の3分の1に迫る104日間に及ぶ。通常国会閉会後、これまでに開かれたのは参院正副議長や各議員の本会議場議席を決める臨時国会(5日間)のみ。日米関税交渉の報告を兼ねた衆参予算委員会(各1日)を除き、実質的な国会審議は行われないままだ。
野党が特に問題視するのは、7月20日の参院選で大敗した自民が党内混乱に陥り、9月7日の石破首相の退陣表明まで49日間を要したこと。加えて総裁選をフルスペック型とすることで新総裁選出は9月をまたぎ、さらに27日もの空白が生まれる。
「日本人はスリしやすい」窃盗の瞬間 万博会場でも「スリ」か
news every.の「ミダシ」が気になるニュース。「『日本人はスリしやすい』窃盗の瞬間 万博会場でも『スリ』か」のニュースについてお伝えします。
◇ ◇ ◇
大阪メトロの駅のエレベーター前。
背後から男性のカバンに触れる画面手前の男。
男性が動き出すと手を離しますがその手に持っているのは財布です。
これは今年6月に防犯カメラがとらえた「スリ」の瞬間。
男は現金およそ3万5000円が入った財布を盗みました。
この翌日には奈良市内の商店街にあらわれた男。
男性の背後に近づくと、一瞬で財布を盗んでいきました。
さらにその翌月、男の姿は、多くの来場者でにぎわう大阪・関西万博の会場に。
この日は、別の人物と共謀して来場者の背後に近づき、およそ12万円がはいった財布を盗んだとみられています。
警察は9月9日、窃盗の疑いで中国籍の田紅波容疑者(41)を再逮捕しました。
田容疑者は警察の調べに対し、
「日本人は防犯意識が低くスリをしやすいので、生活費を稼ぐために何度も日本に来てスリを繰り返した」
警察は、田容疑者と共謀したとみられる別の人物の行方を追うとともに、田容疑者が他の同様の事件にも関与しているかどうかについて詳しく調べています。
【解説】田久保市長が下した「議会解散」の決断…市政混乱極まる中で…地元の声は?今後の日程は?(静岡・伊東市)
10日、午前10時、議長室を訪れ「議会解散」の通知書を提出した田久保市長。その後、市の幹部職員と臨時の政策会議を開き、議会解散の理由などについて説明したということです。会議を終えた幹部職員らは…。
(伊東市 近持 剛史 企画部長)
「先ほど市長からきょうの議会の解散について説明がありました。ある部長からは大変混乱しているので、そういうことも市長に理解していただきたいというような意見もありました」
田久保市長は、10日、報道陣に対し、「市職員との連携は問題なく取れている」と話していましたが…。
(伊東市 近持 剛史 企画部長)
「9月から学校が始まったり災害のシーズンになるので、できれば午前8時半から午後5時は(市役所に)いていただいて、いろいろな対応をしていただきたいと言いましたが、なかなかその時間にはいてくれない状況」
これまでも、市の職員と”発言の食い違い”が目立っていた田久保市長ですが、10日の会見で強調していたのが、不在となっていた「教育長の選任」について。田久保市長は、「議会最終日の人事案提出に向けて選任を進めていた」と説明した上で、市議会が議会初日に不信任決議案を可決したことを批判していましたが、市教育委員会の担当者は…。
(伊東市教育委員会 西川 豪紀 教育部長)
「数名の方に教育長の就任についてお願いに行ったが、このように市政が混乱している中でなかなか受けていただくことはできなかった。現状どなたに教育長に就いていたけるかは全く決まっていない状況」
Q.議会の中で上程して人事案を出すみたいな話は全く進んでいなかった?
「その通りでございます」
教育長の就任について数名に打診したものの断られ、現状は”ほぼ白紙”。市長の説明とは全く異なる状態だと明らかにしました。
伊東市政の混乱が長期化する中「議会解散」を選択した市長に対し、市民はどう感じているのでしょうか?
(伊東市民)
「どう思うって、ばかだよね。なにも議会解散することないのに。自分がやめて、市長選に立候補すればいいことじゃん。(市議選には)田久保さんが何人か出すっていうけど、入れたくない。いろいろな知り合いに訴えて、しっかりとした人に入れろって言うしかない」
(伊東市民)
「それはそれで決めたことだと思うのでしょうがない。伊東市民なんですけど、あきれちゃって物も言えない。それだけです。もうこれ以上何もないです、言いたくても、言っても同じことを繰り返す、一緒だと思いますよ。もう今度は真剣にいろいろ伊東市民として考えた方がいいと思う」
(伊東市民)
「また金の無駄使いしているなって、気がしますね。ばかばかしい。もっと困っている人いっぱいいるのに」
Q.大儀はある?
「ないっすよ。一回やめるって言ったんだから、政治家らしく一回やめればいいですよね。それでやればいいじゃないですか。本当に誰のことも考えていないじゃないかなって」
一方で、10日の解散によって突如として市議会議員という“職”を失った当事者は。
(前市議 大川 勝弘氏)
「きょうは解散が決まりましたので、少し早めに。できれば今週来週中には活動が本格的に始まると思いますので、なるべく早くと」
Q.当初200枚でしたが、800枚に?
「800枚で」
前市議となった大川勝弘氏。選挙戦で使うポスターの内容を精査するなど、発注作業に追われていました。
(前市議 大川 勝弘氏)
「テイストは同じ形でいきたいんですけど、まあ、年齢変わったり、今回のキャッチフレーズというか、笑顔あふれる正常な市政を取り戻したいというような思いの文章だけ、かえさせていただきたいと思います」
今回の田久保市長の選択は予想通りだったといいますが…それでも。
(前市議 大川 勝弘氏)
「正直怒りですよね。急にくると、負担も大きいですし、例えばウグイス嬢や運転手をお願いするにもなかなか人も集まらないし、負担ですね。大義は全くないと思います、もともとね。大義があると思ってるような市長であれば解散はないと思いますんで、そこらへんはもうわれわれが分からせるしかないんじゃないかなと最終的に思います」
田久保市長の学歴詐称疑惑が発展して11日から40日以内に行われることになった市議会議員選挙。11日に開かれる予定の選挙管理委員会で、日程が正式に決まる見込みです。
(スタジオ解説)
(徳増 ないる キャスター)
今後について見ていきます。
田久保市長は不信任決議を受けて、10日、「議会の解散」という決断を下しました。これによって、40日以内に市議選が行われることになります。その後の議会で、再び市長への「不信任決議案」が出された場合ですが、議案が「否決」される、もしくは、議決に必要な「全議員の3分の2以上」が出席しない場合、つまり7人が欠席した場合ですが、議案が不成立となって、田久保市長は「続投」することになります。一方、議員の3分の2以上が出席し、過半数の賛成があれば、「不信任決議案」は可決し、議長から通知があった日に田久保市長は失職します。
市長の失職後、50日以内に再び市長選が行われることになりますが、選挙には田久保市長も再び出馬することは可能です。
そして、費用面を見ていきますけれども。市議選の費用は約4500万円、市長選の費用は約3000万円ですので、両方が行われることになれば、約7500万円の費用がかかることになります。
(津川 祥吾 アンカー)
選挙にお金がかかるというのはこれはある意味や得ないことだとは思います。選挙はとても大事なことですから、お金がかかるからやら、やるべきではないという風には言いたくないんですが、ただ、若狭さん、先ほどお話がありましたように、いわゆる大義がない選挙になると、無駄なお金を市に使わせていることになるのではないか…、背任にすらなるのではないかということですが、若狭さんどのように感じますか?
(コメンテーター 若狭 勝 弁護士)
まさしく…ですから、少なくとも自分が辞めて、3000万円で済む。最低ね。それを4500万円と…市議選にかかるわけですから、これは、税金…に対して、市のお金を…要するに損失を与えたということになるので…、背任罪にもなり得る可能性があると思うんですね。
(徳増 ないる キャスター)
では、今後、行われる市議選の注目点を見ていきます。
解散しましたが、きょう10日までの市議会の構成がこのようになっていまして…。
5つの会派と、会派に属さない無所属の議員が3人、合わせて19人、空席が1人で定数は20となっています。そして、9月1日、全会一致で不信任決議案が可決されました。そして、2度目の不信任決議案が出された場合でも、議決には議員の2/3以上の出席が必要ですので、もし、田久保市長の続投を支持する新たな議員が7人選出されて欠席をすれば、このように不成立となります。そうすると、田久保市長の続頭の可能性が出てきます。
そして、卓保市長は市議選について、報道陣の取材に対し、このようにコメントしています。「『われこそ新しい伊東の未来を作るんだ』という新しい人材。次の世を担うべき人たちが強い意思で議論し、この町の長きにわる積年の大きな問題に果敢に挑むことを期待している」などとコメントしています。
では、市議会議員選挙に向けての動きについて、現場から伊藤キャスターに伝えてもらいます。伊藤さん。
(伊東市から中継・伊藤 薫平 キャスター)
はい。きょうの囲み取材の中で田久保市長は、この市議会議員選挙についても触れていました。スタジオでもありましたけれども、やはり、この「新しい」というコメントをかなり多く発した印象です。「新しい伊東の未来を作る新しい人材」、この出現に期待をするようなコメントが多かった印象です。その中で、VTRの中にもありましたが、「田久保党」「田久保派」仲間がいるのですか?という質問に対しましては…、田久保市長は、こちら、「市議選に仲間が出馬する」というような明言はなかったのですけれども…、私たち、連日のようにこの伊東市で取材をさせてもらっていまして、少なくとも、田久保市長の仲間として出馬が見込まれる人というのが4人いるというのが取材で分かってきています。すでに百条委員会を傍聴されたりですとか、県内の関係団体に出馬に向けた挨拶をしようとしている動きなども出ています。ですので、次の市議選、田久保派か現有勢力か…こういった構図になるかもしれません。中継でした。
(スタジオ解説)
(徳増 ないる キャスター)
はい。では中継受けまして津川さん、今の現状どう見ますか?
(津川 祥吾 アンカー)
選挙の時、争点が何かというのが明確じゃないと選ぶ側はとても難しいところがあると思うんですね。市長がおっしゃっている…「われこそが新しい伊東市の未来を作るんだ」という人は、仮に当選されても、田久保市長の不信任に賛成するかもしれないので…若狭さん、これどうやって選べばいいんですかね?
(コメンテーター 若狭 勝 弁護士)
少なくとも、やはり、まずは素朴に何が今必要なのか、何が問題なのかというのを見極めて、本当に政治家というのは、ここできちんとした対応をしないと、もう政治に対する信頼というのが根底から崩れてしまう。それは、だから、この伊東市だけの問題じゃないんですよね。全国民がやはり関心を持って、伊東市は、そこに焦点が当てられているというぐらいのつもりで…やはり選挙を迎えるべきだと思います。
(徳増 ないる キャスター)
では、今後のスケジュールはどうなっていきそうなのか。元県職員で地方自治に詳しい静岡産業大学の小泉祐一郎教授に聞きました。こちらです。
市議選の投開票日は、10月の19日が有力ではないかと話していました。10月の19日です。そして市議選が終わりますと、2~3週間後の11月の上旬あたりに議長・副議長を決める臨時議会が開かれます。そこで、再び「不信任決議案」が出され、市長が「失職」ということになれば、50日以内に今度は市長選が行われるということになります。50日以内となると、12月の28日で年末になってしまいますので、12月の21日あたりに選挙が行われるのではないかということです。
一方、一方、臨時議会は選挙後の2週間から3週間に、市長が召集して行われるのが一般的なのですが、何らかの理由で開かれない場合、市長選が年明けまでずれ込む可能性もあるということです。津川さん。
(津川 祥吾 アンカー)
これだけ時間がかかってしまうということ。ルールと言えばルールですが、これを一言でですね…民主政治のコストだと言ってしまうにはちょっとあまりにも大きい重いものになるかなと思います。この間、当然、伊東市政はですね、停滞が、どうしても続いてしまう部分があるかと思います。ただ、その中でですね、若狭さん、先ほども触れていただきましたが、やはり市民がですね、議会あるいは市長だけではなくて、市民のみなさんが、しっかりと伊東市の将来について、改めての議論も含めてですね、考えた上で、選挙にしっかりと臨まなければならないということになりそうですかね。
(コメンテーター 若狭 勝 弁護士)
そうですね。やはり権利の濫用は許さないというのが、1つの法治国家のもとではいわれていることなんですよね。ただ、今回、田久保市長がやっていることというのは、一応、法律的には…議会解散というのは可能なんですけれど…それは権利の濫用じゃないのと…自らのポストを守るための、自分の主張を貫きたいがための自己保身的なもので、あくまでそれは権利の濫用じゃないの…という視点…これが問われるんじゃないかと思いますね。
受験生死亡事故結審 懲役16年求刑 犠牲者の母親は「娘を殺されたと思っている」 被告は「一生をもって償いを…」 福島
今年1月、JR郡山駅前で受験生の女性が酒気帯び運転の車にはねられ亡くなった事故の裁判が10日に結審し、検察は懲役16年を求刑しました。10日の裁判では亡くなった女性の母親が法廷に立ち、大切な娘を突然奪われた悲しみや怒りを語りました。
「危険運転致死傷」などの罪に問われているのは、郡山市の無職・池田怜平被告(35)です。起訴状によりますと、池田被告は今年1月に酒を飲んだ状態で運転し、赤信号を殊更に無視した上、時速70キロメートルで交差点に進入し、横断歩道にいた2人を死傷させたとされていて、裁判では危険運転致死傷罪の成立が争われています。
10日の裁判では遺族が意見陳述し、亡くなった女性の母親が悲痛な思いを語りました。
「何を見ても何をしても、娘が生きていたらと考えてしまいます。赤信号を無視しているのに見落としてしまったなどと主張しているのが信じられません。このようなことをいまだに言っているのかと、悔しくてたまりません。私は池田被告に娘を殺されたと思っています。池田被告には最も重い罪を課していただきたいです」
検察は、「被告に反省の情は認められず、赤信号を簡単に確認できる状態にあったのに各信号機の表示に従う意図がなく、危険運転致死傷の中で罪が最も重い部類に属する」として、懲役16年を求刑しました。
一方、被告側の弁護人は「飲酒の影響で極めて注意力が散漫な状態で運転していたため、赤信号を見落としてしまったのであり、赤信号を殊更に無視したとは言えない」として、危険運転致死傷罪は成立しないと主張しました。
被告は「最後に何か言いたいことがありますか」と裁判長に問われると…
「逮捕されてから今まで被害者(裁判では実名)のことを忘れたことはありません。一生をもって償いをさせていただきたいです」
判決は、17日に言い渡されます。
この事故の後、飲酒運転の根絶を目指して福島県警では、女性が亡くなった月命日である毎月「22日」前後に飲酒運転の取り締まりや啓発活動を続けています。それでも、県内では飲酒運転での検挙が後を絶たないのが現状です。