今月10日までの1週間の全国の百日せきの感染者数は3211人で、感染者数の高止まりが続いています。
国立健康危機管理研究機構によりますと、今月10日までの1週間に全国の医療機関から報告された百日せきの感染者数は3211人となりました。
前週の3599人からは減少しましたが高止まりが続いていて、今年1月からの感染者数の合計は6万4467人となりました。
感染者数が多い状態が続いている理由について、厚生労働省は、確実な原因は不明だとしています。また、諸外国でも増加傾向にあるということです。
百日せきは、こどもを中心に激しいせきが続く感染症で、多くは抗菌薬などで治癒しますが、乳児では重症化しやすく、まれに死に至ることもあります。
厚労省はワクチンの接種のほかにも、引き続き、手指衛生やせきエチケットなど基本的な感染防止対策を呼びかけています。
投稿者「F.Krueger」のアーカイブ
捜査員80人をカンボジアに派遣 特殊詐欺疑いの29邦人逮捕へ
カンボジア北西部ポイペトで特殊詐欺をした疑いがあり、現地当局に拘束された日本人男女29人を移送するため、愛知県警の捜査員ら約80人が19日、中部空港(同県常滑市)から同国へ出発した。近く全員をチャーター機で日本に移し、詐欺容疑で逮捕する。
午前8時半ごろ、家族連れの旅行客などでにぎわう中部空港で、白シャツ姿の捜査員らが列を作り、搭乗手続きカウンターに向かった。
捜査関係者によると、29人は10~50代。共謀して5月、警察官をかたる電話を関東地方の人にかけ、現金をだまし取った疑いが持たれている。中国系の管理者の下「かけ子」をしていたという。
〈万博グッズを万引き・大宮赤ラン軍団〉「鉄道が好きなことは知っていましたが、まさかウチの子が…」親も絶句の万引き鉄オタ集団「おちょ」「尖閣」などの隠語を使い無賃乗車も常習か
〈ダークツーリズムで観る大阪・関西万博…”独裁国家”や戦争被害国のパビリオンを巡る〉から続く
大阪・関西万博の会場でグッズを万引きしたとして、鉄オタ界の窃盗集団「大宮赤ラン軍団」のメンバー6人を大阪府警が逮捕。「大宮赤ラン軍団」は日常的に不正乗車も繰り返しており、万引きをするために東京駅から新神戸駅まで不正乗車で移動したという。
【画像】フリマサイトで1個5万円で取引…レアな万博グッズと逮捕された鉄オタの自宅
鉄オタ界の不良集団「大宮赤ラン軍団」
事件は6月26日、大阪・関西万博会場内のオフィシャルストアで起きた。20~22歳で構成された鉄オタグループの男6人が、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の関連グッズを大量に万引きした窃盗容疑で逮捕された。
大阪府警によれば、これまでに20代の大学生3人(いずれも東京都在住)の平原雄大被告(20)と木村彩人被告(22)、瀬間陽人容疑者(21)が、会場内の店舗で、限定商品の“黒いミャクミャク”のぬいぐるみやカチューシャなど、計100点以上を盗んだとして逮捕されている。
平原被告と木村被告がストアショップの店員に声をかけられ、その様子を見ていたほかの4人がその場から逃走したという。
そして8月13日、残りの2人である東京都在住の大学生・名取利恭容疑者(21)と、無職の荒牧賢人容疑者(21)がミャクミャクの扇子などを万引きした疑いで逮捕され、15日に最後の1人である東京都在住の大学生・河野晶博容疑者(20)が逮捕された。
河野容疑者の自宅の天井裏からは「ミャクミャク」のキーホルダーなど約50点が見つかった。河野容疑者は「以前に盗んだ」と供述しているという。
6人の共通点は、鉄道撮影を趣味とする「鉄オタ」だった。彼らは「大宮赤ラン軍団」と呼ばれており、鉄オタ界のなかでも窃盗などの悪さをする“不良”だった。赤ランとは赤いランプの略で、改札機が異常を検知したときに光るランプの色を指しているという。
府警関係者が話す。
「この6人組は日頃から大宮駅などで無賃乗車を繰り返していた。今回も東京駅から入場券(150円)だけを購入して新幹線に乗車、新神戸駅で下車。入場料以外の料金は払っていない。
またグループの1人から『撮り鉄のなかで不正乗車は当たり前』などという話もきいています。
悪質なのは、万博の関連グッズがフリマアプリなどで高く売れるため、転売目的でわざわざ大阪まで来て、大量に万引きしている点です。このグループは別日も万引きを行っていた疑いなど余罪の可能性があり、今後捜査を続けていきます」
逮捕された大学生たちの親「よく外へ遊びに行っているなと思っていた」
逮捕された「大宮赤ラン軍団」のメンバーのひとりの、ある大学生の父親は、「息子とは関わりがそこまでなく、本当になにも知らないんです」と明かす。
「鉄道が好きなことは知っていましたが、どちらかというと女性アイドルグループが好きな印象でした。タオルとかのグッズが部屋にあるんですよね。
不良とかそんな子ではなく、普通の子です。大学にもちゃんと通っていました。よく外へ遊びに行っているなと思っていたが、まさかうちの子が大阪まで不正乗車で行き、窃盗をしているなんて。
警察が家に逮捕しにくるまで何も知らなかったんです。これまで逮捕されたことももちろんありません」
別の“軍団員”の母親はインターホン越しに「ここ最近、息子が家にいないことは多々あった。年も年だし、どこかで遊んでいるのだろうと思っていた。電車好きなことは知っているが、不正乗車して大阪に行っていたことなんて知らなかった」と話しインターホンを切った。
「幹」「おちょ」「尖閣」隠語を使い分け
鉄オタに詳しい30代男性がこう明かす。
「大宮赤ラン軍団のように改札を無理やり突破するなどの行為は、一部の鉄オタグループでも頻繁に行われています。こうした不正乗車で10年前くらいから各鉄道会社も見張りを強化し始めました。
ところが、彼らは隠語を巧みに使って情報共有を行っており、例えば、どこの駅が見張りが厳しく、どこの駅が緩いのか、そしてその時間帯までも把握しているとも聞いています。
彼らはこれまで悪さをしたことがない子などで、不正乗車がバレて駅員から逃げたり捕まったりしたことを武勇伝として誇らしげに語っていたそうです」
この男性によれば、鉄オタ界では、「幹=新幹線」、「おちょ=窃盗」、「尖閣=不正乗車(センサー隠し)」と隠語で呼ばれているという。
万博を対象にした窃盗事件は彼らのグループ「大宮赤ラン軍団」だけではない。
実際に、SNSにはこんな音声のやりとりが流れている。
「●●駅(※編集部判断で伏字)絶対に改札の音が鳴らないんだよね」「ちなみにさ、今日さ万博の収穫さ、Nゲージ(鉄道模型)1つしかないんだけどさ」
今回逮捕された鉄オタグループとは別なものの、万博で窃盗行為をしたという高校生がXのスペース(音声での会話をする機能)で上記のようなやりとりを6月下旬に公開していた。
前出の大阪府警の関係者は「鉄オタグループとはまだ特定できていない」としているものの、「計74万円相当の商品を万引きしたとして、すでに事件化しており、東京都在住の高校生から事情を聞いている」と明かす。
自身も鉄オタだという、ある40代の男性は、
「一部の鉄オタなどが、稼ぎのために不正乗車で全国各地を移動して万引きをしていると聞く。いま大きくターゲットにされているのが万博、同じ鉄オタとして恥ずかしい話です」
言わずもがな無賃乗車も万引きも明確な犯罪行為であり、許されることではない。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
選管議論で総裁選前倒しでも「石破おろし」ならず? 自民党内に漂い始めた“厭戦ムード”の謎解き
醜い党内政局が続いている。
自民党の総裁選挙管理委員会が19日、初会合を開催。総裁選前倒しの是非について議論を本格化させる。党則では、所属国会議員と各都道府県連の代表者1人のうち、過半数が前倒しに賛同すれば総裁選が実施されることになる。選管の会合では賛否をどのように確認するか、などを議論する見込みだ。
先月末の両院議員懇談会、今月8日の両院議員総会では石破首相(党総裁)の退陣を求める意見が続出。今後の焦点は、過半数の賛同が集まるか否かだ。「石破おろし」は現実化するのか。反石破の自民関係者が言う。
「昨年の衆院選、今年の都議選、参院選の3連敗の責任は大きい。降ろさなくてどうするのか。自民党が変われるか否かが問われる重大局面だ」
懇談会、総会でもこうした威勢のいい声が上がったが、お盆を挟んで、党内の空気は変わりつつあるようだ。ある中堅議員はこう言う。
「お盆期間中に地元に戻ったところ、複数の支援者から『みっともない党内政局はやめろ』とお叱りを受けました。3連敗の責任が石破首相だけにあるわけではないと、皆さん気付いている。敗因は、裏金事件のみならず、旧統一教会の問題や旧態依然とした党の体質など多岐にわたります。本質と向き合わず、ただトップを代えても意味がない。無理やり引きずり降ろす場面を見せようものなら、支援者はさらに離れていきますよ。さすがに、国会議員の間にも“厭戦ムード”が漂いつつあります。決をとっても過半数に達しないんじゃないですかね」
「全ては旧安倍派のせい」
実際、石破首相は辞めるべきかを聞いた朝日新聞の世論調査(16、17日実施)では、「辞めるべき」は前回比5ポイント減の36%。「その必要はない」が、前回比7ポイント増の54%で大幅に上回った。「石破おろし」の動きについては、自民支持層で「納得できない」が60%に上り、「納得できる」は30%にとどまった。国民がウンザリしているのは明らかだ。
「世論の空気が変わったのは、旧安倍派のせいですよ」と言うのは、ベテラン議員だ。
「参院選後、党内情勢を巡って『5人衆』と呼ばれた西村元経産相、萩生田元政調会長、松野前官房長官、世耕前参院幹事長が謀議。世耕さんに至っては党籍もないのに『石破首相の交代が必要との認識で4人が一致した』なんて民放番組で語っていた。裏金問題の“震源地”である旧安倍派の幹部が醜い政局を展開しているのですから、国民が呆れるのは当然。裏方に回っておとなしくしていればよかったのに、最悪ですよ」
反石破の連中は振り上げた拳をどこに下ろすのか。大山鳴動して鼠一匹となりかねない。
◇ ◇ ◇
自民党内の「石破おろし」の糸を引く旧安倍派の萩生田光一元政調会長の政策秘書が東京地検特捜部に政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で略式起訴された。倒閣運動にかまけている余裕は消滅か。●関連記事【もっと読む】『萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」』で詳報している。
京都観光中の中国人客を切りつけたのは中国籍の男…殺人未遂容疑で逮捕「今は何も話しません」
京都市下京区で6月、旅行中の中国人観光客が刃物で切りつけられた事件で、京都府警は18日、中国籍で大阪市住吉区の会社経営の男(36)(入管難民法違反で起訴済み)を殺人未遂容疑で逮捕した。
発表では、男は6月6日午後8時5分頃、下京区の路上で、観光ツアーに参加していた中国人男性(37)の胸付近をカッターナイフの様な刃物で数回切りつけ、殺害しようとした疑い。調べに対し、「今は何も話しません」と供述しているという。
府警によると、男は旅行会社のチラシをツアー客に配るなどしていた際、男性と一緒にいた客とトラブルになり、仲裁に入った男性を突然切りつけ、そのまま逃げたという。男性の命に別条はなかった。
防犯カメラの映像などから男が浮上。府警は6月19日、国内に不法滞在したとする入管難民法違反容疑で男を逮捕していた。
「トレーラーが横転して炎上している」 北陸自動車道で大型トレーラー炎上 運転席から性別不明の遺体発見 糸魚川~親不知が一時通行止め《新潟》
19日、北陸自動車道上りの糸魚川インター~親不知インター間で大型トレーラーの車両火災が発生しました。
警察によりますと午前0時半前、目撃者から「トレーラー車が横転して炎上している」と通報があったということです
車両火災は午前2時過ぎに鎮火しましたが、大型トレーラーの運転席から性別不明の遺体が発見されたということです。
この影響で、糸魚川インターと親不知インターの間の上下線が通行止めとなり、午前11時過ぎに全て解除となりました。
警察は、遺体の身元や死因について調べています。
記事内容更新:19日午前11時45分
自宅マンションに放火して妻を殺害しようとした疑い 男(65)を逮捕 岡山
18日、岡山市北区のマンションの自室に火を付けて同居する妻を殺害しようとしたとして、65歳の男が逮捕されました。
殺人未遂と現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは岡山市北区白石西新町の会社員の男(65)です。
警察によりますと、男は18日午前9時20分ごろ、自宅マンションの一室に放火し同居する妻(60)を殺害しようとした疑いがもたれています。
妻は当時別の部屋で寝ていましたが、火に気付き消火しました。天井クロスや衣類などが焼けましたが、けが人はいませんでした。
男は火事の後、行方が分からなくなっていましたが、18日夜に警察が瀬戸内市で発見し、19日朝逮捕しました。男は容疑を認めているということです。
反ワクチン陰謀論者たちの政治活動では、排外主義が大ブーム【参政党の原点「陰謀論」の最前線】#1
【参政党の原点「陰謀論」の最前線】#1
7月の参院選では「日本人ファースト」がキャッチコピーの参政党が14議席を獲得し、勢力を拡大した。排外主義的な主張は選挙前から批判されていたが、躍進した。
参政党のやっていることは、2020年の結党当初から怪しかった。陰謀論、スピリチュアル、オカルト、偽歴史、マルチ商法。さらには、保守系団体「日本会議」に連なる神谷宗幣代表の人脈も指摘されてきた。過去の選挙では、政治やメディアが「ユダヤ国際金融資本」に支配されているとする陰謀論や、反ワクチンを主張。昨年末に「日本をなめるな」、今春には「これ以上、日本を壊すな」と訴え、参院選では「日本人ファースト」を押し出し、排外主義をあからさまにするようになった。
陰謀論やオカルトに詳しいライターの雨宮純氏は、こう見る。
「参政党が国政政党となったのは2022年ですが、その時点で既に日本の伝統を重んじ反グローバリズムを掲げる、ナショナリズムの強い政党でした。そして、結党前から神谷氏が関わってきた人脈の中には、たとえば縄文時代からの日本人の精神性の高さを強調するような、スピリチュアルと接近した保守派もいます。神谷氏が中心となって10年に発足させた『龍馬プロジェクト』も、独特の歴史観を主張する人物が主宰する保守団体関係者と始めたものです」
排外主義とまでいかなくとも、「日本の歴史や伝統」を勝手に設定し、持論に権威付けをするのは「スピリチュアル・オカルトあるある」だ。
「参政党に限らず、オカルトやスピリチュアル、陰謀論が政治に利用されることは珍しくありません。反ワクチン運動もそのひとつ。参院選では参政党以外にもさまざまな反ワク陰謀論の政治団体が候補者を擁立していました。全員落選でしたが」(雨宮純氏)
代表例が反ワク医師の内海聡氏が代表を務める「無所属連合」。公認候補には、過去に参政党から出馬した人物もいた。
もうひとつは、参政党共同代表だった歯科医の吉野敏明氏が設立した「日本誠真会」だ。公認候補の弁護士は、新型コロナワクチン接種会場に押し入った「神真都Q」の顧問で、逮捕者の弁護人でもあった。埼玉県内でクルド人ヘイトをまき散らす元祖「日本保守党」の石濱哲信氏も反ワク団体の集会に参加している。
これらの政治団体すべてが内容や程度の差こそあれ、排外主義的な主張を展開した。反ワク陰謀論者たちの政治運動ではいま、排外主義が大ブームなのだ。なぜこんなことになったのか。次回、ここ1年ほどの流れを振り返る。 (つづく)
(藤倉善郎/ジャーナリスト)
山陽小野田市で田んぼにトラクターが転落 高齢男性が下敷きとなり死亡
18日夜、山陽小野田市でトラクターが田んぼに転落し、高齢の男性が下敷きになっているのが発見されました。
消防が現場に到着した際、男性は心肺停止の状態で、その後死亡が確認されました。
18日午後10時前、山陽小野田市山川で「トラクターが倒れ、人が挟まれているようだ」と近くを通りがかった人から110番通報がありました。
現場では、高齢の男性が田んぼでトラクターの下敷きとなっていて、消防が駆け付けた際、心肺停止の状態で、その後死亡が確認されました。
現場はJR厚狭駅の新幹線口から西側およそ1キロの場所です。
警察ではトラクターが作業中もしくは道路を通行中に何らかの原因で転落したものとみて調べを進めています。
「きのう缶ビール1缶飲んだが酒は抜けていたと思っていた」 酒気帯び運転の疑いでネパール国籍の自称会社員の男(29)逮捕
19日未明、福岡市南区で酒を飲んで車を運転したとして、ネパール国籍の自称会社員の男(29)が逮捕されました。
19日午前3時半ごろ、福岡市南区井尻の交差点で、パトロール中の警察官が信号が青に変わっても発進しない車を発見しました。
その後、車は右折しましたが、警察官がテールランプが点灯していないことに気づき、車に停止を求めました。
運転していた男に声をかけたところ酒のにおいがしたため呼気を検査。
基準値を超えるアルコールが検出されたため、その場で逮捕しました。
酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは福岡市南区に住むネパール国籍の自称会社員の男(29)です。
男は警察の取り調べに対し、「昨日の午後9時ごろ350ミリリットルの缶ビールを1缶飲んだが酒は抜けていたと思っていた」などと容疑を否認しています。