摩耶ロープウェー「刺激臭の液体まかれた」 6人体調不良 神戸

2日午後3時ごろ、神戸市灘区摩耶山(まやさん)町の「摩耶ロープウェー」の星の駅の駅員から「ゴンドラ内で刺激臭の液体をまかれた」と119番通報があった。神戸市消防局と兵庫県警灘署によると、ゴンドラは同駅から「虹の駅」行きで25人が乗っていたが、全員がすぐに降りたという。6人が体調不良を訴えたが、重症者はおらず救急搬送はされていない。
摩耶ロープウェーは、ショッピングセンターの運営などをする「こうべ未来都市機構」(神戸市)が運営。摩耶山の山の上とふもとをロープウエーとケーブルカーで結んでおり、神戸の市街地が一望できる観光コースとして人気を集めている。【中尾卓英】

餅を詰まらせ東京都内で男女7人が救急搬送、板橋と練馬で2人死亡…「小さく切りゆっくり食べて」

東京消防庁は2日、元日から2日午後3時までに都内で20~80歳代の男女7人が餅を喉に詰まらせて救急搬送され、このうち70~80歳代の男性2人が死亡したと発表した。
発表によると、死亡した70歳代の男性は1日午後0時40分頃、板橋区の自宅で餅を食べた際に喉に詰まらせ、家族が119番した。2日午前8時55分頃には、練馬区の80歳代の男性が病院に搬送され、その後、死亡が確認された。
正月は餅を食べる機会が多く、同庁は「餅を小さく切り、急がずにゆっくり食べてほしい」と注意を呼びかけている。

皇居内トイレに落書き疑い=一般参賀中、男逮捕―皇宮警察

皇居内のトイレに落書きをしたとして、皇宮警察は2日、器物損壊容疑で造園業の男(46)=神奈川県座間市=を現行犯逮捕した。容疑を認めているという。
この日は皇居・宮殿東庭で新年一般参賀が行われ、トイレは参賀者が退出する道筋にあった。男は参賀者として皇居に入ったとみられ、皇宮警察は動機などを調べている。
逮捕容疑は2日午前10時35分ごろ、皇居内にある蓮池参集所近くのトイレ設備のパイプに落書きした疑い。トイレ前のマンホールにも落書きがあり、皇宮警察は関連を調べる。
[時事通信社]

【速報】6人が気分不良訴える 摩耶ロープウェイ「ゴンドラ内で刺激臭の液体まかれた」との通報 神戸・灘区

神戸市消防局によりますと、2日午後3時ごろ灘区摩耶山町にある「摩耶ロープウェー星の駅」で「ゴンドラ内で刺激臭の液体をまかれた」と駅員から通報がありました。
6人が不調を訴えていて、全員意識はあるということです。
警察によりますと、当時25人ほどがゴンドラに乗っていたとみられます。
これを受けロープウェーは運休しています。

週間天気予報 Uターンラッシュに寒気影響 仕事始めは広く雨の予想

4日頃に寒気ピーク Uターン影響注意
年始は4日(土)頃にかけて冬型の気圧配置が続きます。寒気の流れ込みのピークは4日(土)頃で、このタイミングでは北日本だけでなく北陸や山陰なども寒気の影響を受け、日本海側を中心に一時風雪が強まる可能性があります。Uターンラッシュに影響がでる可能性があるためご予定のある方はご注意ください。
太平洋側は晴れる日が多いものの、東日本や東北では1月3日(金)頃に気圧の谷の影響を受けて雲が広がる見通しです。4日未明に見頃となる「しぶんぎ座流星群」の観測にも影響がありそうです。
仕事始めは広く雨の可能性
仕事始めの方が多い6日(月)から7日(火)に、低気圧が日本海と太平洋をそれぞれ東進し、冬型の際に晴れることが多い地域でも天気が崩れる可能性があります。寒気の流れ込みは弱まるため、東日本や西日本の平地では雪ではなく雨の見込みです。
来週中頃からは再び冬型の気圧配置となるため寒気が流れ込み始めます。降水の範囲や雪や雨かの予想が難しくなっていますので、今後の情報にご注意ください。
日々の気温差にも注意
北日本ではしばらく気温が平年並みか低めの日が続く予想です。初詣などへ出かける際は例年以上に寒さがつらくなりそうです。
東日本や西日本は3日(金)頃までは平年並みか高めですが、4日(土)~5日(日)は平年より低い所もありそうです。晴れる日の朝は一段と冷え込みが強まり、西日本の市街地でも0℃前後まで最低気温が下がる可能性もあります。路面凍結などにご注意ください。
また、6日(月)~7日(火)には所により気温が上がる可能性があります。日々の寒暖差にもご注意ください。

新年一般参賀の皇居内で落書き 器物損壊容疑で46歳男を逮捕 皇宮警察

新年一般参賀が行われた皇居内の建物に落書きをしたとして、皇宮警察は2日、器物損壊容疑で、神奈川県座間市の造園業の男(46)を逮捕した。容疑を認めている。
逮捕容疑は2日午前10時35分ごろ、宮内庁庁舎近くの屋外にあるトイレのある建物に落書きしたとしている。
皇居ではこの日、午前10時10分から一般参賀が行われていた。現場は参賀会場から退場する方向にあり、男は一般の参賀者として皇居内に入ったとみられる。動機など詳しい状況を調べている。

沖縄県宜野湾市の飲食店で食中毒 鶏レバー食べた10人に下痢や発熱 カンピロバクター検出

沖縄県薬務生活衛生課は2日、昨年12月20日に宜野湾市の飲食店を利用した20~50代の10人がカンピロバクター属菌による食中毒になったと発表した。同店を1月2日から6日まで5日間の営業停止処分にした。患者は全員回復している。
中部保健所によると、同店を利用した20人のうち、鶏レバーや牛ステーキなどを食べた10人に下痢、発熱、腹痛などの症状が出た。8人の便を検査したところ、7人からカンピロバクター属菌が検出された。
カンピロバクター属菌は、家畜や家禽(かきん)に広く分布し、解体時に腸管から肉を汚染することが多い。新鮮な肉であればあるほど感染しやすく、鶏肉の汚染による食中毒が多く発生している。
潜伏期間は1~7日と比較的長く、吐き気や腹痛、下痢が主な症状。発熱は38度前後が多い。多くの患者は1週間以内で完治するが、まれにギランバレー症候群に陥り重症化や後遺症が残る場合があり注意が必要。
県薬務生活衛生課は、未加熱または加熱不十分な鶏肉料理を食べてカンピロバクターによる食中毒になるケースが後を絶たないとして、焼き鳥などの肉食は中心部まで十分に加熱(75℃、1分間以上)するよう注意喚起している。
2024年に県内で発生した食中毒は25件、患者は173人(速報値)。

「寒くてむしゃくしゃして火をつけた」アパートの自室に放火の疑いで男(62)を逮捕 神奈川・綾瀬市

きのう夜、神奈川県綾瀬市で、アパートの自室に火をつけたとして、62歳の男が逮捕されました。
現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、綾瀬市上土棚北の無職・桜田誠容疑者(62)です。
警察によりますと、桜田容疑者はきのう午後9時半すぎ、2階建てアパートの1階の自室に火をつけた疑いがもたれています。火はおよそ1時間後に消し止められましたが、部屋は全焼しました。
この火事で桜田容疑者が顔に軽いけがをしましたが、ほかにけが人はいませんでした。
事件当時、桜田容疑者は酒に酔っていたということで、取り調べに対し、「寒くてむしゃくしゃして部屋にライターで火をつけた」と容疑を認めているということです。
警察が事件の詳しい経緯を調べています。

珠洲は今──1年たっても「まだ水が出ない」「相当異常」 再建から10日で…2度目の自宅被害、“思い出の場所”で迷う心

能登半島地震から1年。鈴江奈々アナウンサーが、石川・珠洲市で取材しました。地震や豪雨で被害を受けた神社の宮司は、最も必要なものにインフラを挙げました。思い出の場所にあった自宅が2度壊れた70歳の男性は、気持ちが揺らいできているといいます。
鈴江アナウンサーが訪ねたのは、珠洲市で600年近く続く羽黒神社の宮司、高山哲典さんです。1年前の地震で神社は倒壊。手つかずだった本殿の公費解体がようやく終わったのは、去年12月のことでした。
「寂しいですけど、しょうがないですよね。潰さないことには次に進まないですから」と高山さんは話します。
高山さん
「お正月の初詣(参拝客)は相当少ないかなと思っています。帰省諦めたというか、帰省しても家がないですから。泊まる場所もないですから」
鈴江アナウンサー
「地域の変化は、1年振り返ってどういう状況ですか?」
高山さん
「夜来るとわかるんですけど、真っ暗で誰もいないですから。ゴーストタウンでしょうかね。歩いていると怖いですよ、本当に。誰もいないので」
去年元日の地震で、珠洲の町は一変しました。12月24日時点で災害関連死を含めて146人が亡くなり、5573棟の住宅被害がありました。
高山さんが管理する別の神社も、崩れてしまいました。「ひどいですよね」と高山さん。地震では無事でしたが、去年9月の奥能登豪雨で全壊しました。
高山さん
「またかよ、という感じですよね。踏んだり蹴ったりで」
かつて交流があった人たちの姿も、今はありません。
毎年、高山さんが1軒1軒訪問し、新年のお札を渡してきました。今は、どこに誰が住んでいるかわからないため、神社の中で配ることにしました。一人ひとりに渡す神事を始めるという高山さん。「何人来られるかわかりませんけど…」
この日集まったのは、わずか5人でした。高山さんはおはらいをし、「くれぐれもよいお年をお迎えください」と挨拶しました。直接お札を渡せた人を合わせても、前回(一昨年)は約120体、今回(去年)は約70体と半分ほどになりました。
鈴江アナウンサー
「どういうことを助けてもらえたらいいなと思いますか?」
高山さん
「一番はインフラですよね。12か月目なのに、まだ水が出ないという人がいるんですよ。そういう現実が同じ日本であるというのは、なんか変ですよね。これが(1月)1日のまんまというのは相当異常だと思うんです」
鈴江アナウンサーは歩きながら、「町に生活の音がひとつもありません」と言います。人がいなくなった町。今も珠洲に住んでいる人達は、今後どうしていくか葛藤しています。仮設住宅に入居している濱塚喜久男さん(70)もその1人です。
「狭いですよ、本当に狭いですよ」と仮設住宅の中を案内してくれました。タクシーの運転手をしながら、娘と2人で暮らしています。住居は必要最小限のスペースのみです。
以前住んでいた自宅は今、更地になっています。実は、濱塚さんが自宅に住めなくなったのは今回が2回目です。
珠洲市では一昨年5月にも、震度6強の地震が発生。この時、濱塚さんの自宅は半壊しました。500万円以上をかけて家を修理しましたが、1年前の元日の地震にも襲われます。
タクシーを運転中だった濱塚さんは車を降りて避難しましたが、乗っていたタクシーは目の前で津波に流されました。自宅も、再建から約10日で再び潰れてしまいました。「10日ほどでぺっちゃんこになったんですね」
当時も「こんなの見ると、2回3回遭うと、もう限界ですよ」と嘆いていました。ただ、濱塚さんはここに特別な思いを抱いています。
濱塚さん
「海もきれいでね。ついこの間まで、小学校の海水浴場の指定場所でもあったんですよ。孫が来て、よくそこで泳いだりしたところなんです。夏休みになるとみんなこれを楽しみに来ていたんですよ、ここへ。この海とかいろんなところで遊ぶために」
地震前は、6人の孫がよく遊んでいた思い出の場所です。
濱塚さんは「私の思い出もいっぱいあるし、孫らもいっぱいここに思い出あるんですよ。それを、ここなくすとなったら全部その思い出もみんな捨てるみたいな感じで…。地震もひどかったですけど、やっぱり楽しい思い出のほうを思いたい」と言います。
この場所に残るかどうか、濱塚さんは迷い続けています。「地震でいっぺんに変わりましたね。残りわずかな人生ですけど」
鈴江アナウンサー
「この場所にまた再建を考えていらっしゃるんですか?」
濱塚さん
「どうしてもね、いろんな思い出もあってここに建てたいんですけど…。と思ってたんですけど、時間がたつにつれて気持ちも揺らいできましたね」
「想像以上にお金がかかるみたいですし、周りが誰も帰ってこないような気がするんですよ。私はまだグラグラのまんまで、気持ちがまだちょっと固まらないですね」
年が改まり、能登半島の被災地は2回目の元日を迎えました。
鈴江アナウンサー
「濱塚さんは、地元の工務店も手いっぱいで再建のためにいくらかかるのかわからず、なかなか未来を描けないとおっしゃっていました」
「復旧が進まない理由を市役所で聞きました。珠洲市は半島の先端でアクセスしづらいため、ボランティアも他の地域と比べて少ないといいます」
「一方で、地元の工務店はこの1年休みなしで動き続けています。東京や愛知から応援で駆けつけて工事する方にも出会いました。そうした人たちの頑張りがあって、ここまで進めています」
「雪の季節で復旧の手も止めざるを得ない状況ですが、新年を迎えた今も多くの力を必要としています」
(1月1日『news every.』より)

「夫から叩かれた」30歳妻が通報→警察が鼻や口から血を流す妻を確認 子供のしつけめぐりもめたか 傷害疑いで32歳夫を逮捕

2日未明、北九州市小倉北区の自宅で30歳の妻に顔を殴るなどの暴行を加えけがをさせたとして32歳の夫が逮捕されました。
夫婦は、子供のしつけをめぐりもめていたということです。
2日午前3時半ごろ、北九州市小倉北区に住む30歳の女性から「夫から叩かれた」と警察に通報がありました。
駆け付けた警察が鼻や口や血を流している女性を確認。
一緒にいた32歳の自営業の夫を妻に顔を複数回殴るなどの暴行を加えてけがをさせた傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
警察によりますと、夫婦は、子供のしつけをめぐりもめていたということです。
取り調べに対し、夫は「手を出したことはおおむね間違いない」などと話し、容疑を認めているということです。