小樽商科大キャンパスにヒグマか、女子学生がテニスコートで糞を発見…学生らに注意呼びかけ

北海道小樽市緑の小樽商科大キャンパスでヒグマのものとみられる糞(ふん)が見つかり、大学当局は学生や教職員に注意を呼びかけている。けが人などはいないという。
小樽署や大学によると、糞は26日午前11時半頃、女子学生がテニスコートで発見。大学警備員を通じて小樽署に連絡した。大きさは10センチ×7センチ程度だった。
大学では同日午後、学生寮に滞在する学生に、夜間の不要不急の外出は控えるよう呼びかけた。また、27日には全学生にオンラインで、目撃した場合はすぐに逃げて通報するとともに、屋外で活動をする場合は注意するよう通知した。

自民・維新連立の時限爆弾となる「橋下徹氏の鶴の一声」 高市首相とは過去に確執、維新党内では「橋下氏の影響下から独立すべき」との意見も

高市内閣の組閣の日、新閣僚が次々に呼び込まれる首相官邸には高市早苗・首相とともに日本維新の会代表の吉村洋文・大阪府知事が待ち構え、新閣僚たちに総理からの特命事項が書かれた「指示書」を渡す場にも立ち会った。
連立とはいえ、大臣を出さない閣外協力にとどめて政権にやや距離を取った維新に対して、”一蓮托生。もう離さへんで”と言わんばかりの高市首相の執念を感じる光景だった。そんな高市政権の生殺与奪の権を握る自維連立に、早くも綻びが出始めているという――。
自民関係者はこう話す。
「高市政権は、維新との連立がなければ政権基盤がぐらつく。維新が連立から抜ければ、自民党だけでは国会運営ができない。野党が不信任案を出せば即可決となり、高市政権は終わる。維新が閣外協力を選んだのは、『いつ連立解消してもいい』との意思表示であり、少数派が自民党政権を恫喝しているわけです」
安倍晋三元首相の後継者とは思っていない
自民党との連立に前のめりに見えた維新が閣外協力に踏みとどまったのは高市氏には誤算だったはずだ。何故だったのか。
吉村氏は「ポストにはこだわっていない」「政策を実現することが目的で内閣に入らなくても連立はあり得る」と語っていたが、維新関係者は別の事情を挙げる。
「吉村代表は維新創設者の橋下徹・元大阪府知事の後継者として知事や党代表になったから、橋下イズムに心酔している。自民党との連立も参院選後に橋下さんがテレビで『維新が連立組んだらいい』と発言したのがきっかけのひとつだが、その橋下氏はかねて高市さんに批判的で、吉村代表も最初は小泉進次郎・総裁の誕生を想定して菅義偉・元首相と水面下で交渉してきたんです。
それが高市総裁になると、鞍替えして高市自民との連立に前のめりになった。しかし、高市内閣に大臣を出して本格的な連立に踏み込めば、橋下さんの顔も、維新と自民のパイプ役としてお世話になってきた菅氏の顔も潰すことになる。そうした配慮があって閣外協力にとどめたのではないか」
橋下氏と高市氏の確執はよく知られている。
今年8月には、橋下氏が読売テレビの『そこまで言って委員会NP』で「高市さん、いろんなところで、中国に対してとかマッチョなこと言うけれども、ここで本当に高市さんがそれだけの勇気と覚悟があるんだったら、自民党から同じような思想の人を全部引き連れて、それこそ参政党なのか日本保守なのか、そっちのほうとグループ組めばいいんだけど、高市さんはやんない」と発言し、高市氏がSNSで反論して火花を散らした。

男性2人を車ではねて…暴力団員ら5人を殺人未遂の疑いで逮捕 苫小牧市

苫小牧市で50代の男性2人を乗用車ではね殺害しようとしたとして暴力団幹部の男ら5人が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは稲川会小林組・幹部の布施誠容疑者ら男5人です。
5人は9月19日苫小牧市内で50代の男性2人を乗用車ではね殺害しようとした疑いが持たれています。
男性2人は胸の骨を折るなどの重傷です。
警察によりますと、稲川会小林組の代表が被害者の男性2人と電話で口論になり幹部の布施容疑者ら5人を男性宅に送り込んだということです。
警察は5人の認否を明らかにしていませんが小林組の代表が犯行を指示したとして行方を追っています。

高市首相、ASEANとの首脳会議で「インド太平洋の平和守り抜く」と呼びかけ…各国首脳とも個別会談

【クアラルンプール=三沢大樹】高市首相は26日、マレーシアの首都クアラルンプールで東南アジア諸国連合(ASEAN)との首脳会議に出席した。首相は外交の柱に据える「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想を推進していく考えを強調し、ASEANと安全保障や経済、先端技術などでも協力を強化させていく意向を示した。
首相は就任後、国際会議への対面出席は初めて。会議の冒頭、「ASEANと共にインド太平洋地域の平和、安定、繁栄を守り抜いていきたい」と呼びかけ、FOIPを「時代の変化に合わせて進化させていく」と表明した。ASEANが開放性や透明性を確保して地域協力を進めていく独自構想「インド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)」と連携させる考えも示した。
会議では、AOIPの推進に関する共同声明を採択した。FOIPとAOIPが本質的な価値観を共有し、法の支配に基づく国際秩序に寄与することを確認した。力による現状変更を試みる中国をけん制する狙いがある。
首相は会議で、中国を念頭に、南シナ海での威圧的な行動に「深刻な懸念」を示したほか、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調した。政府安全保障能力強化支援(OSA)を使って海洋安全保障強化を後押しする方針を打ち出したほか、人工知能(AI)や量子などの先端技術で共同研究を推進する考えも伝えた。
首相はマレーシア、フィリピン、オーストラリアの首脳とも個別に会談した。フィリピンとは、自衛隊と比軍が食料や燃料などを融通し合うことを可能とする物品役務相互提供協定(ACSA)の実質合意を歓迎。豪州とは、重要鉱物の供給網での協力を確認した。
首相は一連の日程を終え、「ASEAN諸国や同志国との連携強化を確認できたのは有意義だった」と記者団に語った。

国民民主党・玉木代表、地方議員いない「空白県」で街頭演説…次期衆院選挙「さらなる擁立検討」

国民民主党の玉木代表が25日、青森市内での街頭演説後に報道陣の取材に応じ、次期衆院選で既に候補者が出馬予定の青森2区に加え「他の選挙区でも擁立を検討していきたい」と述べ、さらなる党勢拡大に意欲を示した。
青森2区で出馬予定の立憲民主党候補との競合については「(候補者を)一本化したら勝てる状況でもなくなっている」と指摘。候補者調整に関して見直しの必要性を示唆した。
また全国では現在、青森と鳥取のみが党所属地方議員のいない「空白県」だとして、来年の任期満了に伴う青森市議選で複数の候補者擁立を目指す方針も明らかにした。
玉木代表はこの日の街頭演説で、ガソリン税の暫定税率の年内廃止や年収の壁の引き上げなどを訴えた。

天皇陛下と愛子さま、雅楽演奏会を鑑賞…陛下「素晴らしかったです」

天皇陛下と長女愛子さまは26日、皇居の宮内庁楽部で、秋季雅楽演奏会を鑑賞された。
日本最古の歌舞とされる「久米舞(くめまい)」など4曲が披露され、お二人は勇壮な舞に拍手を送られた。久米舞は2019年の大嘗祭(だいじょうさい)の関連儀式でも披露された。案内役によると、終了後、陛下は「素晴らしかったです」、愛子さまは「久米舞は初めてです」とそれぞれ話されたという。

田原総一朗氏、番組での「不適切な発言」を改めて動画謝罪 高市首相へも「本当に申し訳ありませんでした」

ジャーナリストの田原総一朗氏(91)が26日、自身のX(旧ツイッター)に動画を投稿し、BS朝日「激論!クロスファイア」(日曜後6・00)での発言について改めて謝罪した。

20秒の動画で「先週放送の『激論!クロスファイア』で不適切な発言をしたことを謝罪致します。高市総理、そして視聴者の皆様、関係者の皆様、本当に申し訳ありませんでした」と語り、頭を下げた。

田原氏は同番組の19日放送で、選択的夫婦別姓に対して否定的な姿勢の高市早苗首相を批判するゲストの辻元清美氏、福島瑞穂氏に「あんなやつは死んでしまえと言えばいい」と発言して問題となった。

その後、同局から厳重注意を受け、23日に自身のXで「10月19日放送の討論番組『激論!クロスファイア』における私の発言についてお詫び致します。発言の主旨は、野党に檄を飛ばそうとしたものでしたが、きわめて不適切な表現となり、深く反省しております。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。

24日には同局が臨時取締役会の判断として「政治討論番組としてのモラルを逸脱している」として番組終了を発表した。編集で不適切発言のカットを怠ったとして編成制作局長を懲戒処分したことも伝えた。

この日は同局の討論番組「朝まで生テレビ!」(日曜後7・00)の生放送に出演する。

飲食店で知り合った男性の首を果物ナイフで刺したか 殺人未遂容疑で46歳の男逮捕「殺意を持って刺したわけではありません」

福岡県苅田町で飲食店で知り合った男性の首をナイフで刺したとして、46歳の派遣社員の男が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、自称福岡県苅田町に住む派遣社員藤木慎吾容疑者です。
藤木容疑者は25日午後11時45分頃苅田町の路上で、飲食店で知り合った48歳の男性の首を殺意を持って果物ナイフで刺した疑いが持たれています。男性は病院に運ばれ治療を受けています。警察によりますと当時、藤木容疑者は酒を飲んだ状態で、男性と何らかの理由で直前までもめていたということです。
警察の取り調べに対して藤木容疑者は、「殺意を持って刺したわけではありません」と容疑を一部否認しています。

伊藤詩織さん、タクシー運転手と家族に謝罪 証言を無許可で映画に収録、修正版上映の同意得る 「ご不快な思いをおかけした」

ジャーナリストの伊藤詩織さんは26日までに、ドキュメンタリー映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」で無許可のまま証言を収録したタクシー運転手と家族に「深くおわび申し上げます」とする謝罪文を、自身のウェブサイトで公表した。映画の修正版について公開の許可を得たことも明らかにした。
運転手は、元TBS記者山口敬之氏が伊藤さんを性暴力の現場となったホテルへ連れて行くタクシーを運転していた。車内で伊藤さんがホテルではなく駅へ行きたいと話していたことなどを、後日伊藤さんの取材に証言した映像が映画に使われていた。
伊藤さんは謝罪文で、運転手との連絡を半年以上試みたが連絡が付かず、映像を使用したと説明。「この判断は間違いであり、ご本人やご家族の皆さまに多大なご不快な思いをおかけした」と表明した。
伊藤さんは同時に発表したコメントで、「私はこの作品の監督であり、同時に性暴力の被害を受けた当事者でもある。取材や制作にご協力くださった方々は、真実に光を当てるために欠かせない存在だった」と振り返り、「今後も、一つ一つの出会いを大切にしながら、対話と表現を続けていきたい」と述べた。
映画は米アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされるなど国際的な評価を受け、各国で上映された。日本国内での上映は実現していない。(編集委員・阿部岳)

赤沢経産相「福島の復興に最後まで責任を持って取り組む」 福島

赤沢経済産業大臣は25日、内堀知事と面会し、「福島の復興に最後まで責任を持って取り組む」と述べました。は25日、内堀知事と面会し、「福島の復興に最後まで責任を持って取り組む」と述べました。
高市内閣で新たに就任した赤沢亮正大臣は25日、福島第一原発などを視察した後、県庁で内堀知事と面会しました。大臣は「福島の復興に最後まで責任を持って取り組む」と述べ、第一原発の廃炉や避難指示の解除に取り組む考えを示しました。
■赤沢経済産業大臣
「私自身が先頭に立って福島の復興に最後まで責任を持って取り組んでまいりたい、そういう決意を新たにした」
また、中間貯蔵施設の除染土の問題については環境省と連携し「しっかり課題を解決し、確実に結論を出していきたい」と述べました。