SNS対策・資金援助求める声=中道、落選者から意見聴取

中道改革連合は28日、衆院選での大敗を受け、落選者からのヒアリングをオンラインで実施した。執行部に対してSNS対策の強化や資金面の支援を求める声が相次ぎ、衆院選直前の結党判断への不満も噴出した。党の再建を期すため、今後取りまとめる衆院選総括に反映させる。
中道の落選者187人はいずれも立憲民主党出身で、このうち約170人が参加。党本部には小川淳也代表、階猛幹事長らに加え、選挙後に共同代表を引責辞任した野田佳彦、斉藤鉄夫両氏が集まった。小川氏は冒頭、「今後に生かす前向きな議論として(意見を)しっかり受け止めたい」と呼び掛けた。
階氏によると、出席者から「今回の選挙はSNSの影響が大きかった」としてその対策や法規制の検討を要請する意見が出た。次の選挙に向けて活動を続けるため、資金面に配慮するよう訴える落選者も多数いた。 [時事通信社]

東京大空襲 20回目の朝鮮人犠牲者追悼会 「名前を明らかに」

太平洋戦争末期の1945年3月10日の米軍による東京大空襲で亡くなった朝鮮人の追悼会が28日、東京都慰霊堂(墨田区)で開かれた。約80人が参列して犠牲者の冥福を祈り、犠牲者の氏名特定を目指すことを確認した。
「東京大空襲朝鮮人犠牲者を追悼する会」(西澤清代表)の主催で、2007年から数えて20回目。
隅田川沿岸の下町を襲った10日の無差別爆撃では、およそ10万人が虐殺された。歴史教科書に記載され、体験記も多数刊行されているが、多くの朝鮮人が巻き込まれたことはさほど知られていない。朝鮮で、日本の植民地支配時代に中央銀行としての役割を担った朝鮮銀行の調査では、41年末に東京で暮らしていた朝鮮人は10万4156人。東京大空襲ではおよそ1万人が犠牲になったとされる。
同会が保管する犠牲者名簿は188人にとどまる。軍属の戦没者名簿などで明らかにしてきたが、戦後長い時間が過ぎ、また朝鮮人が日本式の氏名を名乗らざるを得なかった「創氏改名」のため、犠牲者の氏名が分かっても朝鮮人かどうか直ちには分かりにくい。
同会は被害者名簿の補充を目指す。従来の資料調査や聞き取りに加え、今年1月には大きな被害を受けた地域を現地調査。江東区森下にある八百霊(やおたま)地蔵尊で、東京大空襲の犠牲者の氏名を刻んだ墓誌の中に、朝鮮人と思われる名前が31人確認された。
調査に参加した朝鮮大学校4年の尹琴淑(ユングムスッ)さん(22)は「名前を特定するためにどんな方法があるのか考えたい。犠牲になった人たちが、二重三重の苦労をしていたことを知ってほしい」などと話した。また同大学校朝鮮問題研究センターの金哲秀(キムチョルス)教授(60)は「日本人の犠牲がクローズアップされがちだが、同じように生活して犠牲になった朝鮮人がいたことを記憶してほしい。また犠牲者の尊厳を守るために最後の一人まで名前を明らかにしたい」と述べた。
同会は犠牲者の氏名や被災した場所、本籍地などの情報について、メール([email protected])などでの情報提供を呼びかけている。【後藤由耶、栗原俊雄】

「無事祈る」「連絡取れない」=在日イラン人ら、不安や憤り―米軍攻撃

「家族の無事を祈るしかない」「連絡が取れない」。米、イスラエル両軍によるイランへの大規模攻撃が28日、始まった。両軍による攻撃は昨年6月以来で、今回はより広範なものになる恐れもある。日本に住むイラン出身者らからは、不安や憤りの声が相次いだ。
東京都内でキッチンカーを営むイラン人の50代男性は、スマートフォンのニュースで攻撃開始を知った。現地にいる両親や親戚とは連絡が取れておらず、「戦争が長期化しないか心配だ。今は家族が無事だと祈るしかない」と語った。
都内でペルシャじゅうたん店を営む男性は、母や兄らがイランの首都テヘランに住んでいる。攻撃開始後に連絡が取れた兄は、米軍の攻撃によるとみられる大きな音を聞き、「煙を見た」と話したという。男性は「次はいつ連絡が取れるか分からない。米国などは戦争する理由を都合よく作っている。大変なのは国民だ」と憤った。
世田谷区でペルシャじゅうたん店を営むホスロー・タギーさん(66)もテヘランに妹2人が暮らす。タギーさんは「妹たちとは連絡が取れず、情報も何も入ってこない。攻撃は長引くのだろうか」と不安そうな様子で話す。「インターネットも電話の回線も切られているようだ。一般の人には都合の良い情報しか入ってこないのでは」と心配そうな様子で語った。
今回の大規模攻撃を巡っては、トランプ米大統領がイラン国民に政府の体制転換を呼び掛けた。中央区で輸入食品販売店を営むテヘラン出身のムハンマド・ハサン・アガシさん(73)は「米軍などによる攻撃には反対だが、デモを行った民間人を殺害する今のイラン政府もおかしい」と批判。「イラン国民に被害が出る前に攻撃が終わってほしい」と願った。 [時事通信社]

首相、情報収集徹底を指示 在留邦人の安全確保要請

高市早苗首相は28日、米、イスラエル両軍によるイラン攻撃を巡り、情報収集を徹底するよう関係省庁に指示したと官邸で記者団に明らかにした。イランの報復によりイスラエルや中東各地の米軍駐留基地が攻撃されている事態を踏まえ、周辺国を含め在留邦人の安否把握や安全確保も求めた。現時点で邦人の被害情報に接していないとした。首相は攻撃に関する評価について言及しておらず、今後軍事行動を支持するかどうかが焦点となる。
首相は、周辺の海路・空路の状況把握や関係事業者への情報提供、今後予想される経済的影響の洗い出しも指示した。政府は28日深夜、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)会合を開催した。
首相はイラン攻撃が明らかになった後の28日午後、石川県知事選の応援演説に向かった。自身のX(旧ツイッター)に「東京に戻り次第、関係閣僚から報告を受ける」と投稿。官邸に入ったのは午後10時過ぎだった。

西東京市で男性ひかれ死亡 81歳女を現行犯逮捕「ブレーキと間違えてアクセル踏んだ」

27日午後6時40分ごろ、東京都西東京市富士町の路上で「歩行者が車にひかれたようだ」と目撃者から119番通報があった。警視庁田無署によると、50代くらいの男性が頭から血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送されたが、死亡が確認された。
田無署は車で男性をはねたとして、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで、近くに住む無職の女(81)を現行犯逮捕した。調べに、「人が前を歩いていることに気づいたが、驚いてブレーキと間違ってアクセルを踏んでしまった」と話しているという。同署は当時の詳しい状況を調べる。
現場は、西武新宿線東伏見駅から約100メートル北の住宅街にある中央線のない直線道路。

【速報】2歳女児死亡のひき逃げ事件 タクシー運転手の40歳女を逮捕「当時は気づかなかった」ひき逃げ容疑否認、降車直後にはねたか 北海道旭川市

27日夕方、北海道旭川市で2歳の女の子が外で倒れているのが見つかり、死亡した事件で、警察は28日、現場近くに住むタクシー運転手の女をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、旭川市神楽6条11丁目のタクシー運転手、尾形智世容疑者40歳です。
警察によりますと、尾形容疑者は27日午後5時半すぎ、旭川市神楽6条9丁目の路上でタクシーに乗務中、タクシーから下りたばかりの客の2歳の女の子をはね、死亡させたにもかからわず、そのまま逃げた疑いがもたれています。
女の子の母親から「子どもが車にはねられたかもしれない」と消防に通報があり、女の子は、頭を強く打つなどして意識不明の状態で病院に運ばれ、その後死亡しました。
警察がドライブレコーダーなどを捜査したところ、尾形容疑者のタクシーが浮上したということです。
警察の取り調べに対し、尾形容疑者は「事故を起こしたことは間違いない。当時は気づかなかった」と話し、女の子を死亡させたことは認め、ひき逃げについては容疑を否認しています。
タクシーの車体には大きな損傷はなく、警察は女の子がはねられた状況を引き続き調べています。

被害者車に紛失防止タグか、水戸 女性殺害、男を再逮捕へ

水戸市のアパートで昨年12月31日、住人のネイリスト小松本遥さん(31)が殺害された事件で、殺人の罪で起訴された元交際相手の会社員大内拓実被告(28)が、小松本さんの車に位置情報の特定に使う紛失防止タグを取り付けていた疑いがあることが28日、捜査関係者への取材で分かった。茨城県警は、ストーカー規制法違反容疑で3月2日にも再逮捕する方針。
捜査関係者によると、被告は事件の前、小松本さんの車に紛失防止タグを取り付け、自宅を特定するなどした疑いが持たれている。
事件では、小松本さん宅で位置情報を送る同様の機器入りのぬいぐるみが見つかっていることが判明、県警が関連を捜査している。

安住氏「必ず反動来る」=中・立・公は連携深化を

先の衆院選で落選した中道改革連合の安住淳前共同幹事長は28日、中道、立憲民主、公明3党の今後の在り方について「圧勝した政党には必ず反動が来る。(批判票の)受け皿をうまく作ってもらいたい」と述べ、3党が合流に向けて連携を深めていくことに期待を示した。仙台市内で記者団の質問に答えた。
安住氏は「当面は3党で良さを生かしながらやったらいい」と語り、合流を急ぐ必要はないと指摘。「無理やり一緒になっても票は増えない。互いがいいところで合流できればいい」と強調した。
次期衆院選で国政復帰を目指すかどうかに関しては「先のことは全然考えていない」とし、「とにかく再起を果たしたい人たち(の地元)に直接行って支援したい」と力説。選挙戦ではSNSなどの影響を受けたとの認識を示し、「被害者としてぜひ法改正してもらいたい」と求めた。 [時事通信社]

自動運転機能付きバスが事故、あすからの都営バス自動運転の実証実験を延期

27日午後4時20分頃、東京都江東区新木場の区道で、都の運行する自動運転機能付きバスの右前輪が、中央分離帯の縁石に接触した。乗客2人と運転手1人にけがはなかった。
都は28日から自動運転機能のないバスによる運行に切り替えるとともに、3月1日に開始を予定していた都営バスでの自動運転の実証実験について、同種の自動運転システムを使っているため延期を決めた。
発表によると、事故車両はティアフォー(東京)の「ミニバス2・0」。新木場駅(江東区)と海の森公園(同)を結ぶシャトルバスとして、昨年7月から運転手が必要に応じて手動運転に切り替える「レベル2」で1日10本運行していた。
事故当時、片側3車線の右側車線を直進中だった。都は「自動運転だったか手動運転だったか、ティアフォーから報告がなく不明」としている。

実家に火をつけたか 帰省中の無職の男(25)を逮捕 実家はほぼ全焼 北海道釧路市

北海道・釧路警察署は2026年2月27日、現住建造物等放火の疑いで札幌市中央区に住む無職の男(25)を逮捕しました。
男は26日午後5時前、両親が住む釧路市豊川町にある2階建ての住宅で、1階居間のクッションに火を付けて建物を燃やした疑いが持たれています。
警察によりますと、住宅はほぼ全焼し、男と母親が病院に搬送されました。
いずれも命に別条はありません。
事件当時、男は札幌から帰省中で、調べに対し「全部合ってます」と容疑を認めています。
警察は、男が火を放った動機など、当時の状況を詳しく調べています。