4年前、北海道・知床半島沖で26人が犠牲となった観光船の沈没事故の裁判で、禁錮5年の実刑判決を受けた運航会社社長の桂田精一被告(62)側が即日控訴しました。
2022年4月、知床半島沖で観光船が沈没し、乗客乗員26人が死亡・行方不明となった事故では、運航会社社長で安全統括管理者でもあった桂田精一被告が業務上過失致死の罪に問われていました。
桂田被告側が即日控訴
裁判の争点は桂田被告が事故を予見できたかどうかで、釧路地裁の水越壮夫裁判長は17日、「安全な運航に支障をきたすことが予見できた」と指摘。 「反省の弁や謝罪をしているが、いずれも表面的で真摯に受け止められなく、禁錮刑の上限が適正と言える」などとして、桂田被告に禁錮5年の判決を言い渡しました。
一方、船の沈没はハッチの不具合で起きたなどとして無罪を主張していた桂田被告側は、判決を受けて即日控訴しています。
投稿者「F.Krueger」のアーカイブ
強盗殺人で逮捕の47歳男「その日食べていくことで必死」奪った炊飯器などを売却 大阪市東淀川区
大阪市東淀川区の集合住宅で起きた強盗殺人事件で、逮捕された男が被害者の腕時計や炊飯器などを売却していたことがわかりました。男は金に困っていたとみられています。
17日朝、強盗殺人などの疑いで送検された無職の下滝勉容疑者(47)は、今年2月、大阪市東淀川区の集合住宅の一室を物色していたところ、帰宅した橋本悠二さん(85)に見つかり刃物で刺して殺害して、腕時計を奪った疑いがもたれています。
下滝容疑者はその後も橋本さんの部屋に侵入し、腕時計や炊飯器、本などを盗んだ疑いももたれていて、捜査関係者への取材で、炊飯器などを売却していたことが新たに分かりました。
さらに下滝容疑者は、橋本さんのキャッシュカードで現金を引き出そうとしており、警察の調べに対し、「収入がなく、その日食べていくことに必死だった」などと話しているということです。警察は経済的に困窮して犯行に及んだとみて調べています。
来年4月から「食料品消費税実質ゼロ化」案を提示へ きょうの国民会議で今月末の中間とりまとめに向けた案
食料品の消費税減税をめぐり、きょう開かれる超党派の国民会議で、来年4月から、「消費税を実質ゼロ化」する案が提示されることが分かりました。
消費税の減税や給付付き税額控除について話し合う国民会議では、きょう午後、実務者会議の議長を務める自民党の小野寺税調会長が今月末の中間とりまとめに向けた案を提示する予定です。
そのなかで食料品の消費税減税については、来年4月から2年間、1%へ引き下げる案を提示する方針であることが分かりました。
また、自民党と日本維新の会が2月の衆議院選挙で税率ゼロ%に向けた検討を加速すると掲げたことを踏まえ、残りの1%分を中低所得者に重点を置いた給付に充てることで「消費税を実質ゼロ化」するとしています。
きょうの会議では、この案をもとに各党が意見を交わす見通しですが、これまでの議論で野党からは1%への引き下げに否定的な意見が相次いでいることから、中間のとりまとめに向けた意見集約は難航することが予想されます。
ドローンで近隣の夫婦を繰り返し撮影、嫌がらせ容疑で男逮捕…庭木にドローン引っかかり発覚
ドローンで近くに住む夫婦を繰り返し撮影したとして、徳島県警徳島板野署は15日、板野町の無職の男(69)を県迷惑行為防止条例違反(嫌がらせ行為の禁止)の疑いで逮捕した。男と夫婦の間には、車の駐車方法などを巡るトラブルがあったとみられるという。
発表では、男は2024年7月~25年6月、近隣の70歳代の夫婦をそれぞれ7回にわたり、ドローンで撮影するなどして見張り行為を繰り返した疑い。屋外で家事をする夫婦の姿が映っていた。
夫婦が今年1月、庭木に引っかかっていたドローンを発見し、同署に相談。所有者を調べたところ、男が浮上した。男は調べに対して「今は何も話すことはない」と供述しているという。
高市首相、中国名指しでレアアース輸出制限に「供給網に深刻な影響懸念」…足並みそろえる必要訴え
【エビアン=田島大志、上地洋実】フランス東部エビアンで開催中の先進7か国首脳会議(G7サミット)で、高市首相は16日、「中国による対日措置が、G7や同志国のサプライチェーン(供給網)に影響を与えかねない状況を深刻に懸念している」と述べた。中国を名指しして、レアアース(希土類)の輸出制限による経済的な威圧に足並みをそろえて対抗する必要性を訴えた。
開発支援などを討議する「新たなパートナーシップの構築と国際連帯の再構築」の会合で発言した。自身が5月に表明した新たな「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想に触れ、「インド太平洋地域の自律性、強靱(きょうじん)性を高めるために、連携を拡大したい」と各国に協力を求めた。
会合後に「互恵的パートナーシップ」に関する合意文書が発表され、「重要鉱物の供給網の重要性を確認した」と盛り込まれた。
救急隊員への暴行相次ぐ 5時間出場不能となったケースも
救急隊への妨害行為が、命を救う現場に深刻な影響を及ぼしています。
東京消防庁は6月16日、救急隊員への暴行や救急車両の損壊など、救急活動を妨げる行為が相次いでいるとして、都民に理解と協力を呼びかけました。
同庁によると、2026年の救急車出場件数は過去最多を上回るペースで増加。その一方で、救急隊への妨害行為も増えており、救急活動の中断や救急車が出場できなくなる事案も発生しているそうです。
救急隊への妨害行為は、2021年から2025年までの5年間で107件発生。
2026年も5月末時点で15件確認されており、前年の同じ時期を上回るペースとなっています。内訳は、人身被害が7件、物損が4件、その他が4件です。
妨害行為には、救急隊員への暴力や暴言のほか、救急車や資器材を壊す行為などがあります。こうした行為の影響は、車両や資器材の破損、隊員のけがだけにとどまりません。
対応中の救急隊が出場できなくなると、その分、別の救急隊が対応にまわる必要が生じます。結果として、ほかの現場への到着や、医療機関への搬送が遅れるおそれもあります。
実際に5月には、救急隊員が傷病者から暴行を受ける事案が相次ぎ、救急活動に影響が出る事態となりました。
屋外で倒れていた傷病者を救急隊員が観察していたところ、傷病者が突然激高。救急隊員を執拗に追いかけ、「殺すぞ」「ナイフで刺すぞ」などと脅したうえ、十数回にわたって殴る、蹴るなどの暴行を加えたとされています。
この事案では、救急隊員が顔から出血するなどのけがを負い、着用していた眼鏡も破損。制止に入った別の救急隊員も蹴られるなどして負傷しました。2人は別の救急隊によって医療機関へ搬送されています。
この影響で当該救急隊は約5時間にわたり出場できない状態に。追加で救急隊2隊、現場確認を行う消防隊2隊の計4隊に加え、警察官も出場して対応にあたりました。加害者は、その場で現行犯逮捕されています。
また別の事案では、屋内で傷病者を観察していた救急隊員が、傷病者からあごを殴られました。被害にあった救急隊員は消防署に戻った後、医療機関を受診しています。
この事案でも、当該救急隊が約2時間出場できなくなり、追加の救急隊や消防隊、警察官が対応。加害者は現行犯逮捕されています。
その他過去には、救急隊員が腹部や顔を殴られる、噛みつかれる、頭突きされる、蹴られるといった被害のほか、傷病者の関係者から倒されたり殴られたりするケースもあったとのことです。
また、第三者からは救急車を突然叩く、ボンネットを瓶で叩く、フロントガラスを殴るといった車両への損壊行為も確認されています。さらに救急隊の携帯電話を壊す、聴診器を噛みちぎる、感染防止衣を破るといった被害もあったとしています。
東京消防庁は同日、公式Xでも「現場での処置中、複数の救急隊員が傷病者から暴行を受け、怪我を負う事件が発生しました」と報告。
「このような行為について、当庁は法的措置も辞さず、毅然と対応してまいります」としています。
救急車や救急隊員は、助けを必要としている人に一刻も早く処置を行い、必要に応じて医療機関へ搬送するために活動しています。東京消防庁は、限りある救急隊が必要な場所で迅速に活動できるよう、活動への理解と協力を求めています。
<参考・引用>
東京消防庁公式X(@Tokyo_Fire_D)
東京消防庁・報道発表資料「救急隊への妨害行為が連続発生、救急活動への深刻な影響」
梅雨前線の接近で九州は強雨 夜は雨の範囲が東に広がる
今日17日(水)は梅雨前線の北上に伴って九州を中心に朝から雨が降り、一部では強く降っています。夜にかけて雨の範囲は東に広がり、そのほかの西日本や東日本の太平洋側で雨の降る所がある見込みです。
1時間に50mm以上の非常に激しい雨を観測
梅雨前線は九州のすぐ南まで北上してきました。前線に向かって暖かく湿った空気が強く流れ込むことで雨雲が発達し、一部に強い雨を降らせています。
未明には鹿児島県奄美地方の伊仙町で1時間に51.0mmの非常に激しい雨を観測。種子島や屋久島でも早朝に30mm前後の雨となりました。朝になって九州本土にも活発な雨雲が広がり、9時00分までの1時間には鹿児島県肝付町・内之浦で12.0mm、志布志市で11.5mmの雨を観測しています。
8時50分の時点で沖永良部島の和泊町と知名町にレベル4の土砂災害危険警報、種子島の西之表市にレベル3の土砂災害警報が発表中です。
西日本~東海は太平洋側で雨が降り出す
活発な雨雲は東に移動し、鹿児島県本土の雨は午後には小康状態となる見込みです。
一方で、四国や近畿、東海の太平洋沿岸では夜にかけて雨の降り出す所が多くなります。活発な雨雲は大部分が海上を進むため、強く降る可能性は低いものの、外出の際は雨具をご用意ください。
また、梅雨前線はやや南下するため、奄美地方を中心に活発な雨雲が通過しやすくなります。午後も1時間に30mm以上の激しい雨の降るおそれがあるため、道路冠水や土砂災害などに警戒が必要です。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
公園で10代前半の少女に性的暴行か さらに行為を動画撮影した疑い…25歳会社員の男を再逮捕 SNSで知り合い、初対面で犯行
札幌市西区の公園で、10代前半の女の子に性的暴行を加え、その行為を動画撮影したなどとして、25歳の男が逮捕されました。
不同意性交等、性的姿態等撮影、児童買春などの疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む会社員、山本親楽容疑者(25)です。
山本容疑者は6月15日午前8時半ごろ、札幌市西区の公園内で、10代前半の女の子に性的暴行を加え、その行為を動画で撮影した疑いが持たれています。
警察によりますと、山本容疑者と女の子はSNSで知り合い、この日初めて会ったということです。
警察の取り調べに対し、山本容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。
山本容疑者は、苫小牧市ウトナイの一般住宅で、下半身を露出した公然わいせつの疑いで5月26日に逮捕されていて、余罪を捜査している中で今回の事件が発覚しました。
警察は、動機や目的などを引き続き捜査しています。
無許可で為替取引行う「地下銀行」で特殊詐欺被害金の資金洗浄か、中国籍の男ら3人逮捕
無許可で為替取引を行う「地下銀行」を営むなどしたとして、警視庁が、東京都豊島区西池袋、専門学校生(26)ら中国籍の男2人を銀行法違反容疑で、新宿区上落合、無職の容疑者(27)を詐欺容疑で逮捕していたことが17日、捜査関係者への取材でわかった。逮捕は8~15日。
同庁は3人が同じグループで、在日中国人らから受け取った中国元を、特殊詐欺の被害金の日本円と交換し、マネーロンダリング(資金洗浄)をしていたとみている。
捜査関係者によると、専門学校生ら2人は昨年6~12月、中国籍の男子留学生に計約5万中国元(約120万円)を電子決済サービス「アリペイ」で送金させた代わりに、新宿区のマンション一室で5回にわたり計約120万円を手渡し、無許可で為替取引を行った疑い。無職の容疑者は昨年6月、沖縄県の80歳代女性に警察官を装い電話をかけ、現金500万円を詐取した疑い。
男子留学生は中国元を日本円と交換するため、中国のSNS「微信(ウィーチャット)」で専門学校生らの海外に住む知人と連絡を取り、アリペイの指定された口座に中国元を送金していた。その後、この知人の指示で新宿区内のマンションを訪れ、室内にいた専門学校生から日本円を受け取ったという。中国元計120万円分を交換した際の手数料は約2万円だった。
同庁は1月までに、特殊詐欺などを行ったとして中国人グループを摘発。その後の捜査で、このグループが専門学校生らの拠点とみられる新宿区や豊島区内のマンションに、2件の詐欺事件の被害金計約640万円を持ち込んでいたことが分かった。
新宿の拠点からは多額の現金が押収されており、同庁は3人が他のグループからも特殊詐欺の被害金を受け取り、資金洗浄を請け負っていたとみている。
阿部慎之助前監督が不起訴処分に。山口真由氏が突く、13万人署名に揺れた「SNSの過剰介入」の罠
5月25日に自宅で長女に暴行を加えたとして現行犯逮捕され、その後書類送検されていたプロ野球・巨人の前監督、阿部慎之助氏は、6月15日に不起訴処分となった。阿部氏は同日、代理人を通じて声明を発表し、家族や関係者、ファンに謝罪するとともに、軽率な行為だったと反省の意を示した。5月の逮捕時、阿部氏は姉妹げんかを止めようとして口論となり、長女を押し倒した疑いを認めていたが、事件は処分の決着をみた形だ。とはいえ、家庭内の暴力に社会がどう介入すべきかという問いは、なお重く残っている。信州大学特任教授の山口真由氏は、阿部慎之助氏が不起訴となったことで事件は一区切りついたが、家庭内暴力に行政がどう介入すべきかという論点は残されたままだとみる。そのうえで、被害者の安全確保までは一定の「拙速な過剰介入」は許容されても、その後は「事実を見極めるという意味の巧遅」が必要だと訴える(以下、山口氏の寄稿)。◆逮捕万能論にも限界がある先月、18歳の長女の胸ぐらをつかんで押し倒した疑いで現行犯逮捕された阿部慎之助巨人軍前監督は「寛大処分」の意見付きで書類送検された。チャットGPTの助言を受けて児童相談所に相談した──。そう告白した長女の手紙にはインパクトがあり、現代の宿痾の象徴として注目を集めた。だがもしこれが例えばアメリカのアラスカ州とかコロラド州なら、阿部氏は間違いなく逮捕である。長らく“プライベートな問題”と扱われてきたDV(家庭内暴力)に光が当たったのは、全米で女性の権利を求める動きが活発化した’70年代のこと。そしてDVに対する警察の対応が再犯率に与える影響を検証した1984年のミネアポリス実験は、DV加害者を逮捕する/被害者と引き離す/助言を与えるという3択の中で、逮捕がその後6か月間の再犯率を有意に減少させたと結論づけた。「よっしゃ、全員を取っ捕まえろ!!」ということで、’90年代にかけてアメリカの多くの州で、DVでの逮捕が「義務」になる。つまり、いかに家族が嘆こうと、現場に駆けつけた警察官に裁量の余地は一切なく逮捕されるのだ。話はこれだけでは終わらない。仮に自己防衛のため、長女も引っかくなりすればアメリカでは「双方逮捕」、つまり阿部氏のみならず、被害者的立場の長女もまとめてしょっ引かれる可能性がある。実際、義務的逮捕が導入された’80年代後半から’90年代にかけて、自らの身を守っただけの女性の逮捕が相次いだ。