片山さつき氏の元夫・舛添要一氏「次は総理」「上昇志向と権力欲はすごい」

国際政治学者の舛添要一氏が26日、「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演した。
番組では女性初の財務大臣に就任した片山さつき氏を特集。片山氏の人柄を問われた元衆院議員の宮崎謙介氏は「派閥も一緒でしたので、ご指導いただきました。すごい方ですよ。完璧な発言をする。網羅的に隅から隅まできっちり発言されるので、2番目に手を挙げる方が挙げにくくなるみたいな空気の方」と評した。
選挙に関しても「地元の応援に呼んだ時に迎えに行った議員がいたんですけど。新幹線の時間になっても(片山氏)が来ないので、どうしたんだろうなと思ったら、(駅のホームにいた)1人1人に名刺を渡して『片山です、片山です』って。全国比例の方ですので。何もかも徹底してやるのがすごいと評判の方です」と話した。
その話を受け片山氏の元夫の舛添氏は「彼女は参議院議員なんですよ。3回ずっと比例区。基本的に参議院議員が首相にならないんですよ。衆議院議員がなるわけ。1回目は静岡で衆議院議員に出て通ってるけど、その後、参議院議員ということは地盤がないんですよ。帰ってくる地盤が。ということはそこに政治家としての弱さがある。彼女は本当は衆議員でどっか立ちたかった。次は総理ですから。参議院議員ではなれないから、そういうところがアキレス腱かな」と指摘した。
また「私が若い頃に色々とご縁があった片山さつきさんもそうだし、小池百合子さんも、高市早苗さんも彼女らに共通しているのは徹底した権力欲ですね。上昇志向と権力欲。これはすごい。私は全然及ばない」と脱帽していた。

高市早苗首相64歳、外遊デビュー…X投稿のタラップ写真が話題沸騰 右手を挙げ笑顔…「カッコ良かった」

高市早苗首相が2025年10月25日、自身のXを更新し、ASEAN関連首脳会議の出席に向けマレーシア行きの政府専用機に乗り込む自身の写真を公開した。
SNSでは、首相として初の外遊に臨む高市氏と、同行する衆院議員の姿に注目が集まっている。
「『世界の真ん中で咲き誇る日本外交』を始動します!」
高市氏は「昨日10月24日の深夜には、『ウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合』にリモートで出席しました。今は、マレーシアに向かう機中です」と報告し、今後の予定をこう明かした。
首相としての外遊デビューに向け、「地域の平和と繁栄に資する取組を推進し、日本の国益を守り抜く。『世界の真ん中で咲き誇る日本外交』を始動します!」と意気込みをつづった。
SNSでは、投稿に添えられたタラップでの写真に注目が集まっている。
格子柄のジャケットにネイビーのワンピース姿の高市氏は、笑顔で右手を挙げている。その隣で拳を握り、真剣な表情を浮かべる、淡いブルーを基調としたストライプのネクタイに黒いスーツの男性は、高市内閣の官房副長官に就任した尾﨑正直氏衆院議員だ。
SNSでは、「ハードワークお疲れと思いますが、専用機に乗り込まれる姿がカッコ良かったです~初外遊が無事に済みますように」「高市総理すげぇぇぇ。64歳だよね???」など、期待と応援の声が相次いだ。また、「高市さん、頑張って 行ってらっしゃい 同行に(隣に)尾﨑副官房長官がおられるのがめっちゃ頼もしいです」「尾崎正直がファーストジェントルマンみたいになってて笑う」など、同行する尾崎氏の姿に注目する声もある。

昨日10月24日の深夜には、「ウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合」にリモートで出席しました。 今は、マレーシアに向かう機中です。 現地では、先ず、「ASEAN関連首脳会議」に出席します。… pic.twitter.com/KkyqDVDsvO

トランプ大統領来日 首都高などで大規模な交通規制 27~29日は「公共交通機関を」

米国のトランプ大統領の来日に伴い、都心の首都高速や一般道路では、27日から29日にかけて、交通規制が行われる。警視庁はこのほど、一時的に車両通行止めとなる規制場所を公開し、混雑が予想されるとして公共交通機関の利用を呼びかけた。
公開された規制マップによると、27日~29日にかけて、首都高で羽田空港最寄りとなる湾岸線の湾岸環八ICから有明JCT、台場線、中央環状線の浜崎橋JCT三宅坂JCTなどが規制対象となっている。
警視庁はホームページで「外国要人来日に伴い、令和7年10月27日(月曜)から29日(水曜)までの間、都内の首都高速道路や都心部の一般道路等において、一時的に交通規制が行われます。交通混雑が予想されますので、首都高速道路及び都心部への車両の乗り入れを控え、電車・バスなどの公共交通機関を利用してください。日程や路線は変更となる場合があります」と告知している。
トランプ大統領は27日に(ASEAN)関連首脳会議で訪れているマレーシアから日本に出発予定。28日に高市早苗首相との日米首脳会談に臨み、29日午前に次の訪問地となる韓国へ出発する。

防衛財源「できることは何でも」=赤字国債、否定せず―片山財務相

片山さつき財務相は26日のNHK番組で、防衛費を対GDP(国内総生産)比で2%に引き上げる目標を今年度に達成するための財源確保について「できることは何でもやる」と表明した。片山氏は「日本は世界でみても一番厳しい安全保障環境に置かれている。必要と思えるものを前倒ししなければならない」と強調した。
高市早苗首相は24日の所信表明演説で、2027年度とした防衛費の対GDP比2%の達成時期を「補正予算と合わせて今年度中に前倒し」すると表明した。政府は27年度までの5年間で防衛費43兆円を確保し、財源は法人、所得、たばこ各税の増税や決算剰余金、歳出改革などで充当する計画だった。片山氏は赤字国債発行の可能性について「国家の存立が懸かっているので、財源は『これでいけない』『これでなければ』ということはない」と明確に否定しなかった。 [時事通信社]

【能登半島地震】家があるのに帰れない──停電と断水なお、二重災害のいま 復旧まで4年…「長引くほど迷い」「輪島を知って」『every.特集』

去年1月の能登半島地震、そして去年9月の豪雨と、二重災害に見舞われた石川県の能登半島。「輪島のいまを知ってほしい」。ライフラインの断絶などで早期の復旧が困難とされる「長期避難世帯」に認定された住民や、輪島朝市に関わる人たちを取材しました。
9月、石川・輪島市へ向かいました。道中はまだ復旧工事が行われていました。
土砂崩れの爪跡が残る、輪島市の仮設住宅を訪ねました。80歳の高野皓(あきら)さん。仮設住宅に一人暮らしです。「こっちに台所。四畳半くらいの部屋が1つ。最初入った時はなんて狭いと思ったけど、慣れてしまって。これで1人なら十分」と話します。
地震から半年後に、ようやく仮設に入居できたといいます。「うれしかったですよ。入居することができて。感謝ですよ」
高野さんの自宅は地震で半壊。復旧までに、まだ4年ほどかかるといいます。「少しでも早く家に帰りたい、そればかりです。苦しんでいる集落もあると、皆さんに知っていただきたいと思うんですよ」と語ります。
高野さんの自宅は「長期避難世帯」に認定されています。地震で道路に大きな被害が出たため、復旧工事が進まない地域です。
自宅近くを案内してもらいました。「あれが(去年)9月21日の水害で…」。地震の約9か月後に起きた豪雨で、大規模な土砂崩れが発生しました。地震で被害の少なかった民家も、土砂に押し流されたといいます。
高野さんは土砂崩れの現場を見やり、「あそこにも家があって。ここにも家があったんだけど、跡形もなくなってしまって。びっくりしました、本当に。地震よりも被害が大きいくらいだから」と話しました。
二重災害に苦しめられています。
長期避難世帯に認定された高野さんの自宅は、いますぐにでも住めそうなほど片付けられていました。しかし地震以降、停電と断水が続き、携帯電話も使えないそうです。
高野さん
「水も電気も来ていない。(携帯の)電波が来ていない。これは命につながりますよ。万が一のことがあったら連絡のしようがないから」
地震で自宅は半壊しました。高野さんは壊れた箇所を指して、「ここの壁がみんな落ちてしまって。土間にひびが入って半壊になった」と言いました。工事業者が足りないため、壁のシート張りも家の片付けも、1人で行いました。
生まれ育った大切な家。先祖代々、150年以上受け継がれてきたといいます。「(先祖が)苦労して建てたんだろうけどね…。守っていきたいというか…」
毎日、片道数十分かけて自宅に通い、手入れを欠かしません。「風を通すためにこんなことをしている。(家が)傷んでしまうから。掃除機使えないから、ほうきと雑巾と」
──4年間、家を手入れし続けるのは大変ですよね。
高野さん
「そうだね。でもやっていかないと、どんどん(家が)朽ちていくことになるから」
こうした中、飼っていたコイを失いました。「コイを飼っていたんだけど、電気が不足してコイが死んでしまった。酸素を送ることができなかったから」。地震の前は10匹以上のコイを大切に育てていたといいます。
「口をあけて、エサを待っているのはいいですよ。かわいらしい。一つの生きがいだから。癒やしだな」
長期避難世帯が復旧するまで4年。複雑な思いがあります。
高野さん
「この被害があまりにも甚大で、4年かかるのも納得できる。でも思いとしては、一日も早く戻って生活したいですよ」
この集落では全37世帯が長期避難世帯に認定され、ひとけが消えました。地震前は水田だった場所は、すっかり荒れ果てました。
高野さん
「1年半でこんな状況になってしまった。長期避難地域に認定されたことが荒廃を生む原因にもなっている。難しい。(避難が)長引けば長引くほど迷いがでて、ほとんどの住民が諦める。(集落を)維持していくことがなかなか難しくなってくる」
「残ろうというのは私みたいな年寄り。捨ててしまうのも、これまた何かやるせない。大変だ…。どうあろうと、私はここに残って頑張っていこうと思っています」
長期避難世帯の苦しみを知ってほしい。高野さんはそう考えています。
輪島のいまを知ってもらいたいと願う人々は、他にもいます。「わじま観光案内センター」を訪ねました。
輪島市観光協会事務局の橋爪朱文さん
「いましか見られない輪島を見ていただきたい。まだこんな状態なのか、この復興の流れを見ていただいて。頑張っている市民の皆さんを応援していただければと思います」
輪島市の民間企業では、市内を巡るツアーを行っています。
「まちづくり輪島」ガイドの大下慎司さんは、自身も被災しました。「僕も地震と水害にあいました」
地震の後、火災で焼失した輪島朝市。観光客に火災直後の写真を見せて説明するといいます。「この通りが震災があった時の写真です。電柱が倒れたり、焼けたり、電線もぐちゃぐちゃですよね」
大下さんの母親の店も被害にあい、写真に残されています。いまは焼けた建物は撤去され、更地に。それでも子どもの頃から通った朝市の姿は、鮮明に思い出せるといいます。
「よく買い物したところもありますからね。おばちゃんの顔も覚えていますしね。この辺は野菜とか、お箸とか…」
今も目に浮かぶ、地震前の姿。輪島を代表する観光名所だった輪島朝市は、笑顔いっぱいの場所でした。「頭の中に残っていますね」と大下さんは言います。
大下さんは火災で知人を亡くしました。朝市に来るのはつらい思いもあるといいます。それでも、こう力を込めます。「つらいのは通り越して、あとはもうやっていくしかないので。とにかく今を見てほしいですし、忘れられるのがさみしいので」
その輪島朝市は現在、輪島市内のショッピングセンターで続けられています。
輪島朝市の山下良子さん
「まだ完全ではないけども来てほしい。少しずつ復興しているので」
山下初枝さん
「訪ねてきたみなさんと話すのが楽しくて、元気が出る」
水口美子さん
「頑張ってね、って一言がうれしい」
地震と豪雨という、困難を極める二重災害からの復興。輪島のいまを知ることが、復興への手助けになります。
(10月23日『news every.』より)

長射程ミサイル配備「県民の理解を」NPO法人が県に要請書

熊本市の陸上自衛隊 健軍駐屯地に長射程ミサイルが配備される計画について、市民団体が知事に要請書を提出しました。
要請書を提出したのは、「NPO法人くまもと地域自治体研究所」です。
要請書では、木村知事に対し、「県民の理解と納得が得られるまで県として配備を認めないことを国に伝えること」などを求めています。
板井八重子 理事長は「地域住民や市民団体と直接話し合う時間を作ってほしい」と話しました。
県は要請書に対して、11月中に回答したいとしています。

栃木県北部でM4.7の地震 日光市で震度4 津波の心配なし

10月26日(日)12時04分頃、栃木県で最大震度4を観測する地震がありました。震源地は栃木県北部(とちぎけんほくぶ)で、震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は4.7と推定されます。

震源地:栃木県北部

マグニチュード:4.7

震源の深さ:約10km

この地震による津波の心配はありません。
震度3以上を観測した地点
震度4:

【栃木県】

日光市足尾町中才 日光市足尾町通洞

震度3:

【栃木県】

日光市中宮祠 日光市湯元 日光市芹沼 足利市大正町 栃木市岩舟町静 佐野市高砂町 佐野市田沼町 鹿沼市晃望台 鹿沼市今宮町 高根沢町石末

【群馬県】

沼田市西倉内町 沼田市下久屋町 沼田市白沢町 前橋市富士見町 桐生市黒保根町 館林市上三林町 館林市城町 邑楽町中野

【埼玉県】

行田市本丸 鴻巣市吹上富士見 久喜市下早見 さいたま大宮区大門

【東京都】

東京足立区伊興

【神奈川県】

横浜神奈川区神大寺 横浜港北区日吉本町

個人的な恨みか、政治的なテロか 安倍元首相銃撃事件、28日に初公判 判決は来年1月

令和4年7月の安倍晋三元首相銃撃事件で、殺人などの罪で起訴された山上徹也被告(45)の裁判員裁判が28日、奈良地裁で始まる。弁護側は殺人罪の起訴内容を認める方針で、量刑が主な争点。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入信した被告の母親や宗教学者らも弁護側証人として出廷する。弁護側は事件の背景に「宗教虐待」といえる状況があり、あくまで個人的な恨みを晴らすための犯行だったと主張する見込みだ。
被告は捜査段階の調べに、母親が教団に多額の献金をしたことで生活が破綻したと説明。安倍氏は教団の友好団体にビデオメッセージを寄せるなどしており、被告は「教団に恨みがあり、関係がある安倍氏を狙った」などと供述したとされる。
弁護側はこうした動機面を立証するため、母親や宗教学者、教団の献金問題を追及してきた弁護士ら計5人を証人として求め、採用された。家族への教団の影響を詳しくみることで、政治的なテロではないと強調する狙いがあるとみられる。
また使用された手製銃が銃刀法の発射罪の対象になる「拳銃等」にあたるかどうかも争う方針。
一方、検察側証人は安倍氏の隣にいた国会議員や警察官、手製銃を鑑定した専門家、精神鑑定をした医師など計7人。被告の生い立ちにおける教団の影響などは認めつつ、犯行そのものの悪質性、危険性、計画性や、被告が犯行に踏み切った心理などを立証するとみられる。
公判は最大で全19回。11月20日~12月4日の計5回の期日で被告人質問が予定されている。同18日に結審し、判決は来年1月21日。
起訴状によると、4年7月8日、奈良市で参院選の応援演説中の安倍氏を手製のパイプ銃で撃ち、殺害したなどとしている。殺人罪のほか、銃刀法違反、武器等製造法違反、火薬類取締法違反、建造物損壊の計5つの罪で起訴されている。

立民候補推薦「あり得る」=公明幹部

公明党の西田実仁幹事長は26日放送のBSテレ東の番組で、今後の国政選挙で立憲民主党の候補者を推薦する可能性を問われ、「人物本位だから、あり得る」と述べた。
また、高市早苗首相の所信表明演説を「『政治とカネ』の問題にどこも触れていない。これは衝撃だった」と振り返った。その上で、来月4日から始まる同演説に対する代表質問で、物価高対策、社会保障改革、外国人政策について「厳しく質問していきたい」と強調した。番組は10月24日に収録された。 [時事通信社]

軽自動車が電柱に衝突 10代の女性2人死亡 運転していた20歳男性が重傷 滋賀・彦根市

26日朝、滋賀県彦根市で、軽自動車が道路横の電柱にぶつかり、乗っていた10代の女性2人が死亡し、運転していた20歳の男性が重傷です。
26日午前6時50分ごろ、彦根市堀町の片側1車線の市道で、南に進んでいた軽自動車が道路から外れて、電柱と衝突。軽自動車は大破しました。
警察によりますと、軽自動車は20歳の男性が運転し、19歳の女性と18歳の女性が乗っていて女性2人が死亡しました。男性は重傷です。
当時、現場では断続的に雨が降っていたといい、警察が事故の原因を調べています。