富山市が2025年の国勢調査の人口を2000人以上水増ししたとされる問題で、藤井裕久市長は2日の定例記者会見で、市役所内に調査チームを立ち上げる方針を明らかにした。
総務省から刑事告発を受けた富山県警は先月3日、統計法違反容疑で市役所を家宅捜索し、全容解明を進めている。
藤井市長は会見で「原因の究明や検証を市独自で行いたい。警察の捜査が終わり次第、特別職をトップにして調査チームを作り、市役所内部で調査する」と述べ、国勢調査に関わった職員らから聞き取りする意向を示した。
第三者委員会設置の必要性も問われたが、藤井市長は「庁内の調査結果を踏まえて検討したい」と述べるにとどめた。
総務省によると、25年の国勢調査で調査員が「居住実態なし」と判断して書類に書き込んだ内容が、消しゴムで多数消されていたことが判明した。さらに居住実態がないにもかかわらず、新たに世帯を書き加えたとみられる形跡も見つかった。
富山県が4月に発表した速報値では、富山市の人口は40万2133人だった。国が調査内容を精査した結果、確定値は39万9197人となり、2936人下回った。
総務省は、調査の過程で意図的に人口が水増しされたとみている。【浜名晋一、川地隆史】
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73歳容疑者「ペダル間違えた」 宮城・鳴子峡の5人負傷事故
宮城県大崎市鳴子温泉星沼で1日に乗用車が歩道に突っ込み、男女5人が重軽傷を負った事故で、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで逮捕された福島市の無職紺野伸勝容疑者(73)が「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と供述していることが2日、鳴子署への取材で分かった。
紺野容疑者が観光目的で訪れていたことも判明。近くに紅葉の名所として知られる「鳴子峡」があり、事故当時は多くの観光客が現場付近を訪れていた。
事故は1日午前9時15分ごろ発生。容疑者の乗用車がバス停に止まっていた臨時観光バスに衝突した後、弾みで歩道に突っ込み、10~70代の男女5人が重軽傷を負った。
九大の男性准教授 学生へのセクハラ・アカハラ発言 諭旨解雇の懲戒処分
九州大学の40代の男性准教授が、学生に対しセクハラとアカハラに該当する発言を行ったとして、諭旨解雇の懲戒処分となりました。
懲戒処分は11月2日付です。
九州大学によりますと、准教授は学生1人に対し、セクハラとアカハラに該当する発言を行いました。
学生がハラスメント委員会に相談し、調査していました。
さらに懲戒審査委員会と役員会で審議した結果、「大学の教育環境を悪化させた責任は重大で、大学組織秩序の見地から看過することはできない」との結論に達したということです。
被害者のプライバシーに関わるとして、准教授の所属や、発言を認めているかどうか、また当時の状況などは明らかにしていません。
九州大学は「今回のことを厳粛に受け止め、職員の倫理意識の高揚と学内の秩序維持に努める」とコメントしています。
《中野・4600万円時計窃盗まさかの展開》「すみませんでした」の手紙とともに宅配便で返却…目撃者が語った「エスカレーター逆走」の逃走劇
10月29日夜、東京都中野区の商業施設「中野ブロードウェイ」の高級時計店で、客を装った男が約4600万円相当の腕時計を試着したまま逃走した。男は上りエスカレーターを逆走して駆け下り、地下街へ姿を消したという。同施設は今年8月にも約2億円相当の腕時計が盗まれる事件が起きており、近隣からは「またか」「こんな街じゃないのに」といった溜息も聞こえてくる。事件当日、集英社オンラインは110番通報した男性に当時の様子を聞いていた。
《画像》「8月には総額2億円以上の被害が出たばかり」逮捕起訴されたチリ人男性の顔写真と、事件直後の混乱した現場
「すみませんでした」という手紙とともに返却
東京・中野区の「中野ブロードウェイ」で10月29日夜、約4600万円相当の高級腕時計を試着したまま男が逃走した事件が急展開を迎えた。11月1日、盗まれた時計が「すみませんでした」という趣旨の手紙とともに宅配便で返却されたことがわかったのだ。
この事件は、東京・中野区の商業施設「中野ブロードウェイ」の高級時計店で10月29日午後7時55分ごろ、3階の高級時計店から約4600万円相当の腕時計1本が盗まれたものだ。
男は客を装って店に入り、約8分間滞在。店員にスイスの高級時計「オーデマ ピゲ」の試着を求め、左腕に時計を着けると突然走り出し、逃走したという。男は身長約180センチで、黒いジャケットとズボンを着用し、帽子をかぶっていたとみられている。
その後、捜査関係者への取材で、11月1日に盗まれた腕時計が被害店舗に宅配便で返却されたことが判明した。荷物は愛知県内から送られたとみられ、シリアルナンバーから盗まれた品だと確認された。「すみませんでした」という趣旨の手紙も添えられていたという。
警視庁は時計を送った人物の特定を急ぐとともに、逃走した男の行方を追っている。
事件当夜、逃走する男を間近で目撃したのが、中野区内で飲食店オーナーの男性だ。この男性は、ハロウィンで子どもたちに配るお菓子を買うため、中野ブロードウェイを訪れていた。
「上りのエスカレーターを、上から下に飛ぶように駆けおりてきたんです。その後ろから、時計店のスタッフも必死で追いかけてきました」
男性が異変に気づいたのは、地下1階の生鮮売り場から1階へ上がったところだった。黒ずくめの男が、上りエスカレーターを逆走して駆け下りてきたという。
「帽子をかぶった、外国人とみられる男でした。身長は180センチくらいで、ラグビー選手のように体格が大きかった。男は目の前を通って、地下1階へ逃げていったんです。実はその前にも館内で2、3回すれ違っていて、顔を覚えていました」
「普段は治安が悪い街ではないので…」
直後には時計店のスタッフらが男を追いかけてきた。
「濃紺のスーツを着たスタッフが、革靴をカタカタ鳴らしながら、エスカレーターを滑り落ちるように逆走してきたんです。最後はジャンプして飛び降りてきたので、『ケガするぞ! 何やってんの?』と声をかけました。すると、『泥棒です! 4000万円台の時計を盗られました!』と。ひどく慌てている様子でした」
男性は午後7時55分に110番通報し、自らも地下1階へ男を追った。警察に状況を伝えながら、約5分間行方を捜したという。
「地下1階はスーパーなどがあって、買い物客で混み合っていました。さらには地下駐車場もあり、人混みの中で男を見失ってしまいました」
その後、現場には約20人の警察官が駆けつけた。
中野ブロードウェイでは今年8月25日にも、1階の時計店で男2人がショーケースをハンマーで割り、約2億円相当の腕時計4本を盗む事件が発生している。
この事件ではチリ国籍の男2人が逮捕・起訴された。警視庁は9月17日に施設内の時計店や周辺店舗を対象に防犯指導や講習会を実施していたが、今度は試着中の時計を持ち去る事件が起きた。
事件を受け、近隣に住む40代男性は「またか。こんな事件ばかり起こる街じゃなかった、怖いですね」と不安を口にした。
目撃した飲食店オーナーの男性も、相次ぐ事件に憤りを隠せない。
「アニメと時計の街として、海外の人にも楽しんでほしい場所なのに、立て続けにこんな事件が起きてしまった。これで中野の治安が悪いと思われるのは、地元で商売をしている身として悔しいです」
中野ブロードウェイを訪れていた近所に住む男性も、
「中野駅周辺は再開発も進んで綺麗になってきたのに、こういう事件があるとイメージが悪くなってしまって嫌ですね…。普段は治安が悪い街という感じでもないので。立て続けに狙われているところをみると、高級な時計を置いている店が多いにもかかわらず、警備が甘いとみられているのではないでしょうか」
と語った。
盗まれた時計は事件から3日後、謝罪の手紙とともに店へ戻ってきた。しかし、事件の全容はまだ明らかになっていない。警視庁は引き続き窃盗事件として捜査を進めている。
※「集英社オンライン」では、今回の事件に関連した情報を募集しています。下記のメールアドレスかXまで情報をお寄せください メールアドレス: [email protected] X(旧Twitter) @shuon_news
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
センコー子会社で背任疑い、大阪 1億円超か、元所長ら逮捕
総合物流大手センコー(大阪市)の子会社「南大阪センコー運輸整備」で、下請け業者に架空請求させ同社に計約1億3千万円の損害を与えたとして、大阪府警は2日、背任容疑でいずれも同社元営業所長の無職池田雄宏容疑者(47)と会社員早田雅昭容疑者(40)ら、男3人を逮捕した。
他に逮捕されたのは、下請け業者の代表取締役升田芳和容疑者(52)。架空請求で得た金を3人で分け、飲食などの遊興費に充てたとみて、府警が実態解明を進める。
3人の逮捕容疑は共謀して2022年10月~25年1月、下請け業者に架空の運送代金を請求させ、南大阪センコー運輸整備に計約1億3600万円を振り込ませることで同社に損害を与えた疑い。
首相官邸など襲撃した被告、法廷で日の丸のようなもの掲げ「国旗・国歌法に基づき作った日章旗」と破り捨てる
2024年10月に自民党本部と首相官邸が襲撃された事件で、殺人未遂罪や火炎瓶処罰法違反などに問われた臼田敦伸被告(51)の裁判員裁判の初公判が2日午前、東京地裁(江口和伸裁判長)で始まった。臼田被告は罪状認否で突然、起立して日本国旗のようなものを掲げ、「国旗・国歌法に基づき作った日章旗です」と述べて破り捨てた。公判は一時中断し、再開後に弁護人が「公訴棄却を求める。事件について全て争う」と述べた。
起訴状などによると、臼田被告は衆院選挙期間中の24年10月19日早朝、東京都千代田区永田町の自民党本部前で、ガソリン入りの火炎瓶5本に火を付け、警戒中の機動隊員らに投げつけて殺害しようとしたとされる。直後には軽乗用車を運転して首相官邸前の防護柵に突入し、この車を火炎瓶で焼損させるなどしたとされる。刑事責任能力の有無を調べる鑑定留置を経て、昨年2月に起訴された。
公判は、初公判を含めて15回の期日が予定されている。今月30日に被告人質問が行われ、12月9日に判決が言い渡される見通し。
事件について警察庁は、組織などと関わりがなく、単独で過激化する「ローン・オフェンダー」によるものと認定している。
中野ブロードウェイで盗まれた高級腕時計、宅配便で店に戻る…愛知県内から発送され「わび状」同封
東京都中野区の商業施設「中野ブロードウェイ」の時計店で10月、高級腕時計が盗まれた事件で、盗品の腕時計が同店に送り届けられていたことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁が送り主などを調べている。
捜査関係者によると、腕時計は11月1日午前、宅配便で店に届いた。盗まれた腕時計と同じスイスの高級メーカー「オーデマ・ピゲ」の腕時計で、シリアルナンバーから盗品の腕時計(約4600万円相当)と一致することが確認された。荷物には、盗んだことをわびる内容の手紙も同封されていたという。
荷物は、愛知県内から発送されていたといい、同庁は送り主が何らかの事情を知っているとみて行方を探している。
事件では、10月29日夜に入店した男が、腕時計を左腕に試着したまま店の入り口から逃走した。同施設では、8月にも別の時計店で高級腕時計4本が盗まれる事件があり、チリ国籍の男2人が窃盗容疑で逮捕、起訴された。
辺野古事故を受けた学校法人同志社の会見 関文科大臣「十分な説明が示されたとは考えていない」教育内容検証する第三者委員会で「丁寧な検証を」
沖縄・辺野古沖で船が転覆し、高校生らが死亡した事故で、学校法人の理事長が初めて記者会見を行ったことを受け、関文部科学大臣は「十分な説明が示されたとは考えていない」と述べました。
関芳弘文部科学大臣 「この度の会見では、一定の説明が出されたものの、十分な説明が示されたとは考えておりません。今回の記者会見で提起された様々な疑問をふまえて、丁寧な検証を行う必要があると考えています」
今年3月、沖縄県の辺野古沖で船が転覆し、修学旅行中の女子生徒らが死亡した事故を受け、先週金曜、学校法人同志社の理事長は初めて会見に出席し、遺族らに謝罪するとともに「教育の中立性に問題があった」などと述べました。
これを受け、関文科大臣はきょう(2日)の記者会見で、「十分な説明が示されたとは考えていない」としたうえで、「ご遺族をはじめ、関係者に誠実に対応するとともに、社会に対する説明責任を十分に果たすことが重要」という考えを示しました。
学校側は先月22日、教育内容の中立性や適切性について外部の専門家らが検証する委員会を新たに立ち上げたと発表していて、これについては「幅広い関係者への十分な聞き取りを行い、丁寧な検証を行う必要がある」と述べました。
防災庁発足「世界一の防災大国を目指す」初代・細野防災大臣
防災庁がきょう発足しました。災害対策の司令塔として、事前防災や復旧・復興など一貫した防災対応を担うことになります。
細野豪志防災大臣 「国難級の大規模災害においても国民の生命身体財産を守り抜くため、災害対応の司令塔として我が国の防災体制を強化し、世界一の防災大国を目指す」
初代大臣を務める細野防災大臣はきょう、このように述べ、意気込みを語りました。
また、防災庁の発足にあわせ、国民や自治体などに「緊急要請」が出されます。
国民には水や食料、携帯用トイレなどの備蓄や、家具の固定などを呼びかけました。
高市首相「えつお」言い間違い疑惑のネット論争にまで参戦 予算72億円増の内閣広報室がまた大炎上
高市首相が、先月22日に死去した福田康夫元首相の名前を言い間違えたのではないかとして、場外乱闘が発生した。その“言った、言わない”の論争に高市官邸が参戦し、大炎上している。
きっかけとなったのは、先月26日に首相官邸の公式Xが投稿した、高市首相のぶら下がり会見の動画だ。そこで高市首相は、福田元首相のことを「ふくだえつお」と呼んでいるように聞こえ、SNS上で話題になった。実際に動画を確認すると、高市首相の滑舌の悪さもあり、確かに「えつお」と発音しているように聞こえる。
そこで、すかさず反論したのが、内閣広報室を統括する佐伯耕三広報官だ。
自身が運営するXアカウント「内閣広報官(色々投稿試し中)」を先月29日に更新し、高市首相は「言い間違えていない」と主張。日本テレビが撮影した同じ会見動画のリンクを貼り、〈偽情報(人を混乱させ惑わすために意図的・意識的に作られたウソ、虚偽の情報)にご注意を〉と投稿した。さらには、〈#日テレさんありがとう〉と、絶妙に空気の読めないハッシュタグまで添えた。
実際、日テレの動画では、高市首相は「ふくだやすお」と言っているように聞こえる。とはいえ、公人である内閣広報官が、なぜこんなネット論争にまでしゃしゃり出てくるのか。SNSユーザーの指摘を一方的に「偽情報」だと断定する姿勢にも批判が集まっている。
■墓穴を掘った
SNS上では〈そもそも首相の声が不明瞭で聞き取りづらいのが原因なのに〉〈都合の悪い情報は「偽情報」なのか〉といった声が寄せられた。もっとも「わざわざ佐伯氏が反論したことで余計話題になり、墓穴を掘ったのではないか」(メディア関係者)とする見方もある。
内閣広報室といえば、来年度予算の概算要求で、今年度の10倍超となる約72億3000万円を計上し、物議を醸している。今回のしょうもないSNS投稿で莫大な予算がつぎ込まれることへの疑問がさらに深まった。
「内閣広報室の概算要求は、霞が関でも『だいぶふっかけた』として、問題視する人が少なくありません。一方、佐伯さんは自身が発案者であるコロナ禍の“アベノマスク”などで激しい批判を浴び、もはや“叩かれ慣れ”しているフシがある。広報室への批判も気にしていない様子ですし、これまで通りの広報を続けるつもりでしょう」(霞が関関係者)
血税の無駄遣いになるのは、今から見えている。
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来年度予算の概算要求で、今年度の10倍超となる約72億3000万円を計上し、物議を醸している内閣広報室について関連記事【もっと読む】【さらに読む】でも詳しく報じている。