日本テレビの情報番組「スッキリ」で、アイヌ民族を傷つける表現が放映され、地元の北海道を中心に波紋が広がっている。ネット交流サービス(SNS)では、発言したお笑い芸人への“攻撃”にも発展。発言に便乗し分断をあおるような発言も出てきた。テレビ局側の認識の甘さを指摘する意見に加え、アイヌの側からは抗議や憤りだけでなく、「歴史を学ぶきっかけに」と願う声も出ている。
発端は、今月12日午前に放送された「スッキリ」でのお笑い芸人、脳みそ夫さんの表現。アイヌの女性をテーマにしたドキュメンタリー作品の紹介を受け、「この作品とかけまして動物を見つけたととく。その心は、あ、犬」と発言した。内容は事前収録だった。
放送直後からSNSで問題視する声が相次ぎ、日本テレビは放送当日の午後に「担当者にこの表現が差別に当たるという認識が不足しており、放送前の確認も不十分だった。アイヌ民族の方々を傷つける不適切な表現で放送してしまった」とのコメントを出した。脳みそ夫さんも14日に「勉強不足を痛感」とSNSに直筆文書を公開し謝罪した。
インターネットでは事態が沈静化せず、脳みそ夫さんを「差別主義」などと指弾する書き込みなどが相次ぐ一方、発言に乗じて「アイヌ民族なんていない」「何が悪いのか」と分断をあおる発言もあった。
多くのアイヌが暮らす北海道では反響が大きく、市民団体や政党からも抗議や申し入れが相次いだ。道アイヌ協会は13日、日本テレビに放送前に問題視しなかった経緯などの説明を求め、16日には大川勝理事長が首相官邸を訪れ政府に対応を申し入れた。
アイヌや研究者で作る「アイヌ政策検討市民会議」は15日、「ネット上の差別する側にどのような影響を与えたのかなどを調査し、メディアとして今後のあるべき姿を再構築すべきだ」と日本テレビを厳しく非難。政府も加藤勝信官房長官が同日の記者会見で「アイヌの人々を傷つける極めて不適切なもの。放送局に厳重な抗議をした」と述べた。
「小学生のころ、まさにその言葉で後ろ指をさされ笑われた。まさか全国放送で流れるとは。怒りで体が震えた。差別の芽は常にある」。道内でアイヌの権利回復に取り組む「コタンの会」代表の清水裕二さん(80)は怒りをあらわにする。
「差別的意味に気づかなかったとの日本テレビのコメントはより深刻。個人や放送局レベルの問題ではなく、日本社会で、なぜ先住民の権利・文化の復興が必要かが理解し共有されていない」と北海道大アイヌ・先住民研究センター長の加藤博文教授は問題の根深さを指摘する。
2020年7月には国立アイヌ民族博物館を中心とした民族共生象徴空間(愛称ウポポイ)がオープンするなどアイヌへの関心や理解が深まり、内閣官房による同12月の世論調査では、アイヌ民族が先住民という認知度が初めて9割を超えた。
だが、加藤教授は「先住民族の認知と差別禁止など施策の必要性が結びついていない」と指摘。「諸外国では国の政策が先住民族をどう傷つけてきたか、国のトップが和解のための表現を公に行い、全体に周知を図りけじめをつけてきた」と、日本との温度差を問いかける。
北海道白老町でカフェ「ミナパチセ(アイヌ語で『みんなで笑う家』)」を営む田村直美さん(49)は中学生の頃から、今回問題となったのと同じフレーズでいじめられ「あ」「いぬ」という発音にすら反応するほど嫌だったという。彫りの深い自分の顔が好きになれず、子どもに遺伝しないよう願ったこともある。「多くのアイヌが苦しんだ言葉。放送で傷ついた人は多い」と話す。
ただ、憤りや失望だけでなく共生への期待も持ち、今回の問題について「発言は教育の問題など、さまざまな要因がある。若い世代のアイヌはアイヌを誇りに発信をしている。さらなる分断のきっかけにするのではなく、アイヌの歴史を学んで知る契機にしてほしい」と訴えた。【山下智恵】
ことば「アイヌ民族」
北海道を中心に、樺太(サハリン)や千島列島などで暮らしてきた先住民族。明治時代以後、政府による言語の制限や狩猟の禁止などの同化政策にさらされた。2007年には日本も賛成し国連先住民族の権利宣言を採択。翌08年にアイヌを先住民族と認めた。19年にはアイヌ施策推進法(正式名「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」)が施行され、アイヌを理由とした差別の禁止を明記した。
アイヌ差別表現を巡る経過
12日午前 日本テレビの情報番組「スッキリ」内でお笑い芸人がアイヌ民族への差別表現を使い発言。直後からSNSで批判相次ぐ
12日午後 日テレが「不適切な表現で放送」と謝罪するコメント発表
13日 北海道アイヌ協会が日テレに事情説明を申し入れ
14日 発言した芸人が謝罪の直筆文書をSNSに掲載
15日 加藤勝信官房長官が記者会見で「放送局に厳重注意した」と明らかにした
16日 道アイヌ協会の大川勝理事長が官邸を訪れ、政府に対応を要望。加藤官房長官が再発防止策を関係省庁で検討する方針を示す
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メーガン妃の次は小室圭さん? 宮内庁が恐れる「皇室の闇」暴露
イギリス国民に受け入れられずアメリカに移住した彼女は、英王室を“内部告発”して正義のヒロインとなった。日本国民に結婚の祝福を得られずアメリカに留学した彼が、もし同じことをしたら──英王室のように、皇室も窮地に追い込まれるかもしれない。 《私は英王室に黙らされていた。英王室内で人種差別があった──》 英王室を離脱したメーガン妃(39才)が涙ながらに訴えたアメリカでの告発が、本国イギリスのみならず世界をも巻き込む大問題となっている。 《僕は日本の皇室に黙らされていた。皇室内には女性差別があった》 もし小室圭さん(29才)が留学先のアメリカでこう訴えたら──ある宮内庁関係者は心配そうに語る。 「今回の騒動で本当に恐ろしいのは、メーガン妃に触発された小室さんがアメリカで“告発”をすること。そして、皇室が抱える重大な“弱点”について、アメリカ、ひいては世界全体で論争が巻き起こってしまうことです」 メーガン妃の告発による英王室の炎上。その火の粉が、日本の皇室にも降りかかってきているのだ。 「新型コロナの影響で延期されていた『歌会始の儀』が、3月26日に開催されることが決まりました。これまで何の動きもなかった小室さんですが、歌会始が終わった後に、何らかの動きを見せる可能性は高いでしょう」(皇室ジャーナリスト) 秋篠宮家長女の眞子さまのご結婚が暗礁に乗り上げて久しい。秋篠宮さまが小室さんに求めた「国民の祝福を得るための何らかの対応」について、一部には「小室さんが自分の口で語るしかない」という声が上がっている。ある意味では、その「対応」のお手本ともいえるかもしれないのが、今回のメーガン妃のインタビューだった。 メーガン妃は3月7日、夫のヘンリー王子(36才)とアメリカのテレビ番組に出演。夫妻は、「質問にタブーなし」を前提に、3時間20分にも及ぶインタビューに答えた。番組はアメリカ国内だけで、1700万人以上が視聴。最も注目されたのは、メーガン妃の、「英王室内で人種差別があった」という発言だった。在英ジャーナリストの木村正人さんが指摘する。 「メーガン妃は、2019年5月に誕生した長男・アーチーくん(1才)を妊娠中に、王室内で肌の色を懸念する声があり、王子の称号が与えられなかったと語りました。イギリスでは出産当時、メーガン妃が息子に“より平和な生活を送ってほしい”と望んだから、あえて称号を与えなかったと報じられていましたが、今回の告発はそれを覆すものでした。
イギリス国民に受け入れられずアメリカに移住した彼女は、英王室を“内部告発”して正義のヒロインとなった。日本国民に結婚の祝福を得られずアメリカに留学した彼が、もし同じことをしたら──英王室のように、皇室も窮地に追い込まれるかもしれない。
《私は英王室に黙らされていた。英王室内で人種差別があった──》
英王室を離脱したメーガン妃(39才)が涙ながらに訴えたアメリカでの告発が、本国イギリスのみならず世界をも巻き込む大問題となっている。
《僕は日本の皇室に黙らされていた。皇室内には女性差別があった》
もし小室圭さん(29才)が留学先のアメリカでこう訴えたら──ある宮内庁関係者は心配そうに語る。
「今回の騒動で本当に恐ろしいのは、メーガン妃に触発された小室さんがアメリカで“告発”をすること。そして、皇室が抱える重大な“弱点”について、アメリカ、ひいては世界全体で論争が巻き起こってしまうことです」
メーガン妃の告発による英王室の炎上。その火の粉が、日本の皇室にも降りかかってきているのだ。
「新型コロナの影響で延期されていた『歌会始の儀』が、3月26日に開催されることが決まりました。これまで何の動きもなかった小室さんですが、歌会始が終わった後に、何らかの動きを見せる可能性は高いでしょう」(皇室ジャーナリスト)
秋篠宮家長女の眞子さまのご結婚が暗礁に乗り上げて久しい。秋篠宮さまが小室さんに求めた「国民の祝福を得るための何らかの対応」について、一部には「小室さんが自分の口で語るしかない」という声が上がっている。ある意味では、その「対応」のお手本ともいえるかもしれないのが、今回のメーガン妃のインタビューだった。
メーガン妃は3月7日、夫のヘンリー王子(36才)とアメリカのテレビ番組に出演。夫妻は、「質問にタブーなし」を前提に、3時間20分にも及ぶインタビューに答えた。番組はアメリカ国内だけで、1700万人以上が視聴。最も注目されたのは、メーガン妃の、「英王室内で人種差別があった」という発言だった。在英ジャーナリストの木村正人さんが指摘する。
「メーガン妃は、2019年5月に誕生した長男・アーチーくん(1才)を妊娠中に、王室内で肌の色を懸念する声があり、王子の称号が与えられなかったと語りました。イギリスでは出産当時、メーガン妃が息子に“より平和な生活を送ってほしい”と望んだから、あえて称号を与えなかったと報じられていましたが、今回の告発はそれを覆すものでした。
目撃した住民「布で覆った部分が人の形していた」…民泊施設が遺体保管
大阪市住吉区の民泊施設で、事業者が遺体を一時的に保管していたことが区などへの取材でわかった。葬儀業者から有料で預かっていたとみられ、事業者側は区の聞き取りに「コロナ禍で外国人が来日できなくなり、民泊の営業が立ち行かなくなった」と説明。地元住民からの苦情を受け、民泊施設での預かりを中止するという。
区などによると、民泊施設は住宅街にある戸建て住宅で、2019年8月に「特区民泊」に認定された。
遺体の預かりは昨年12月頃には行われていたとみられ、住民からの苦情で区が今月9日に事業者側に聞き取りを実施したところ、「月2、3体を搬入していた」と認めた。ただ、市によると、遺体の一時的な安置を規制する法律はなく、違法ではないという。
車で運び込まれるところを見たという住民男性は「ストレッチャーに白い布が掛けられ、布で覆った部分が人の形をしていた。正直、気持ちの良いものではない」と話した。
事業者は読売新聞の取材に、「葬儀業者にドライアイスや
棺
( ひつぎ ) を販売する仕事をしており、葬儀場へ遺体を運ぶ途中で民泊施設に搬入し、作業をしていた。もうやらない」と話した。
市は、遺体の安置に関する指導要綱の策定を検討するという。
週間天気 週末から週明けは荒天注意 暖かさ続く一週間
■この先1週間のポイント■
週末から週明けは春の嵐 荒天に注意
予想天気図 21日(日)9時
週末から週明けにかけては、低気圧・前線が通過するため、広く天気が崩れる予想です。20日(土)は西日本から雨が降り出し、21日(日)には東日本や北日本にも雨の範囲が広がります。湿った空気が流れ込みやすい太平洋側では、雨の強まりに注意が必要です。北海道の道東や内陸では降り始めは湿った雪になる見込みです。また、東日本や北日本では低気圧が発達する影響で、北日本や関東などでは風が強まります。瞬間的には25m/sを超える暴風となるおそれがあるので、飛ばされやすいものは週末までに片づけておくようにしてください。
桜の開花・生長が進む暖かさ続く
この先一週間は、この時期としては気温が高めの日が多く、東京など東日本や西日本では最高気温が20℃を超える日もある予想です。この暖かさで桜のつぼみの生長も加速し、ソメイヨシノの開花も進みます。また、早いところでは満開の発表があるかもしれません。みなさんもお近くの桜に注目してみてください。
積雪地域は融雪や雪崩に注意
北日本や東日本の標高の高い地域でも10℃前後まで気温の上がる日があり、積雪の残る地域では融雪が進みます。さらに21日(日)は北海道でも雪から雨に変わる予想で、ぬかるむ路面や屋根からの落雪、雪崩の発生に加えて、河川増水などにも注意が必要です。また、朝晩の冷え込みによって路面が再凍結することがあるので、車の運転はスリップなどにも注意してください。
猫の秘めた能力「思い出忘れない?」、「物理法則を知っている!」…進む研究
コロナ禍でステイホームの時間が増える中、ペットへの関心が高まっている。特に猫は、4年前に国内飼育数が犬を初めて上回って以来、リードを守り続けており、人の伴侶として不動の地位を築いたとも言える。猫の心に関する研究も近年進み、愛猫家の「猫かわいがり」はますます熱を帯びそうだ。
飼育数 犬を100万匹リード
世の中には様々な派閥がある。中でも古今東西問わず、人類を二分してきたのがペット界の「犬派」と「猫派」だ。
一般社団法人ペットフード協会(東京)によると、国内飼育数は調査を始めた1994年以降、犬が猫を上回っていたが、2017年に逆転。年々減る犬に比べて猫はほぼ横ばいで、昨年は犬に100万匹超の差をつけた。
「05年の動物愛護法改正で、ブリーダーの規制が厳格化されたことが大きい」。同協会の石山恒会長(74)はこう話す。国内の犬は8割以上が純血種だが、猫は2割にも満たず、規制の影響を受けにくかったとみられる。
コロナ禍の中、ペット需要は高まりをみせている。昨年、新たに飼われた猫は前年比16%増の約48万匹といい、「在宅時間が増える中、癒やしを求める傾向がうかがえる」と分析する。
興味深い実験
「猫は思い出を忘れない」。猫派の心をくすぐるような研究成果を発表したのは、麻布大の高木佐保・特別研究員(30)(比較認知科学)だ。
皿4枚を用意し、2枚に餌、1枚にヘアピンを置き、1枚は空にして、猫に1枚分の餌を食べさせた。いったん連れ出し、全て空の皿に交換して連れ戻したところ、食べ損ねた餌があった場所に置いた皿付近にとどまる猫が相次いだ。
高木さんは「どこに何があったのかを覚えている『エピソード記憶』、つまり思い出を持っている可能性がある」と語る。
推理能力もあるらしい。箱の中にスピーカーを仕込み、「ガラガラ」という音を聞かせながら箱を振ってひっくり返す実験で、中からおもちゃが出てくる場合と出てこない場合の反応を調べた。何も出てこない時は箱をじっと見つめていたという。
「中に何か入っているはず」と推理していると考えられ、16年に学術誌で発表したところ、「猫は物理法則を知っている」と驚きをもって伝えられた。
ただ、猫の研究は難しい。知らない人に囲まれると、文字通り「借りてきた猫」状態になるため、実験がうまくいかないそうだ。内心を伝える表情が乏しく、変化も捉えにくい。
高木さんは「あちこちの『猫カフェ』に足しげく通い、猫だけでなく飼い主も一緒にリクルートして実験に参加してもらうなど苦労しましたね」と笑う。
児童買春あっせんで逮捕の早大生YouTuber、DVとゲス過ぎる3股交際を元カノが告発
「彼には3股をかけられたうえ、DV被害も受けていました。しかも事件があったときは交際中だったんです……」
容疑者の元交際相手は声を震わせて、悪夢のような思い出の数々を語りだした──。
捕まったのは、早稲田大学国際教養学部4年の井上秋甫(しゅうほ)容疑者(23)だ。
「容疑者は昨年8月、知人の北海道大学大学院生に児童買春の相手として当時15歳の女子高校生Aさんを斡旋(あっせん)したとして、3月4日に逮捕された」(テレビ局記者)
容疑者はツイッターを通じて少女を物色していた。容疑者から接触があったという別の女子高生によると、
「昨年の7月末に突然DMがきて、タダで英語を教えるから会おう、LINEを交換しようと言われて怖かったです」
このような手口で複数の少女を誘い出し、新宿区内にある自宅で性行為を。
そのことを知人男性が参加するグループLINEで自慢したところ、「紹介してくれ」と頼まれ、女子高生に3万円で性行為をするよう指示した。
ツイッターで2万6千人のフォロワーを抱える「公立進学校bot」の運営者で、ユーチューバーでもある容疑者。
公立進学校の実情に詳しく、ユーチューブでは「全国 校舎がボロい公立進学校ランキング」「東大推薦・京大特色入試の合格高校ランキング」などの動画を公開していた。
香川県出身の容疑者は県内にある公立の名門、「丸亀高校」を卒業。両親は離婚しており、母親に育てられたという。
高3のときにTOEIC900点超えを達成するなど英語が堪能で、大学時代には「世界旅行研究会」に所属していた。
サークルの友人によると、
「高校に詳しく、サークルメンバーの高校名を聞いて即座に偏差値を当てられるという特技を持っていました。
ノルウェー留学中にカメラにハマり、学校に行かずオーロラの写真ばかり撮っていたら留年が決まってしまった。
高校生に執着があるようで、女性に限らずよくSNSで声をかけていました」
さらに、こんな話まで……。
「容疑者は浪人時代、学費を稼ぐためかゲイビデオに出演していました」(前出・記者)
また別の知人によると、
「ある日突然、“大麻を繁華街の路上で入手した”などとハイテンションで言われた。就活説明会に普段着で参加し特典のクオカードだけもらってきたと喜んでいたことも」
ネット上で見せる顔からは想像もできないが、女性関係も最低だった。冒頭の元交際相手、B子さんが暴露する。
「井上さんとは2019年の10月、『with』というマッチングアプリで出会いました。当時、私は18歳の大学生。彼から声をかけてきて、プロフィールにツイッターの有名人だと書かれていたので、興味本位で会ってみました」
実際に居酒屋で面会すると、しゃべりがうまく好印象。
「帰りの改札で、初対面にもかかわらず、告白されたんです。その後、LINEでも好意を伝えられた。嫌ではなかったので、付き合いました」
丸顔で茶色いショートヘアの可愛らしいB子さん。この後は後悔の連続で……。
会うのは週に1~2回ほどだったようだが、
「最初に違和感を抱いたのは付き合いはじめた11月10日。彼の誕生日にもかかわらず、“先輩と飲み会だから”と言って会ってくれなかった。たまに“今から家に行っていい?”と電話すると、挙動不審になって断られることが多かった」
わけがわからず不審に思っていたところ、12月になってとうとう、理由が判明した。
「合鍵をもらっていたので、彼の不在時に了承を取って遊びに行ったんです。すると、信じられないものが……」
なんと部屋から、浮気相手(2人)とデートしたときの写真やラブレターなどが大量に発見されたのだ。
「見つけたときは、足の震えが止まりませんでした。写真や手紙は全部、私と交際を始めて以降のもので、3股をかけられていたんです」
容疑者を問い詰めたところ浮気を認め「すぐに別れる」と約束して和解した。
ところが、女癖の悪さは直らず、それどころか……。
「その後、浮気相手のツイッターを発見。相変わらず交際は続いていて彼とのツーショット写真が投稿されていた。何度も別れるようお願いしましたが、激高して逆に暴力をふるうようになりました。顔面をグーで殴られたことも」
端から見るとすぐに別れるべき状況に感じるが、B子さんはできなかった。
「追い詰められて、彼に精神的に依存してしまった。ケンカした後は甘い声で“ごめんね”と謝ってくれるから嫌いになれず、別れを決断するのが怖かったんです」
その後も、お互いの位置情報を把握できるアプリ「ゼンリー」を見ると容疑者がラブホテルに滞在していたり、ある日突然、
「俺は“処女厨”(処女でない女性に対して強い嫌悪感を抱く人のこと)だから」と言って、B子さんの過去の男性経験に否定的な態度を示した。
ズルズルと交際期間は長引き、別れを決断したのが昨年の9月のこと。
「日帰りで日光へ旅行に行ったとき、別れを告げました」
ところが容疑者の暴力は、破局後にも及んだ。
「別れた直後に蕎麦店で会ったのですが、そこで、彼との交際中から相談に乗ってくれていた男性と親密になったことを伝えました。すると彼は怒りだし、私の頭を強く殴りました」
B子さんの行動に口を出す権利はないはずだが、容疑者はB子さんを激しく責めた。
「頭が赤く腫れていたので、医者に診てもらったら全治1週間の診断書を渡された。警察に相談しようか悩みました」
治療費の一部を負担してもらうだけでおさまった。
暴力について容疑者は反省する素振りを見せたが、最後までB子さんの“不貞”については不快感を示した。
「彼が犯行に及んでいたのは、私と別れる直前のことでした。犯行当日も“会いたい”なんてLINEを送ってくれていたのに……」
B子さんは憤りを隠せない。
ネット上では見えてこない腐りきった「素顔」が、白日の下に晒された。
旧知の森田知事と連絡取った首相、動きを控えた小池知事…達成感には遠い「幕引き」
新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言は、21日で全面解除の運びとなった。発令から約2か月半がたち、直近の新規感染者数は下げ止まっている。感染再拡大への懸念はくすぶったままで、達成感とはほど遠い幕引きとなりそうだ。
菅首相は17日、解除理由として「感染者数、病床使用率が解除の方向に入っている」ことなどを挙げた。
政府は今月7日に首都圏1都3県への宣言を2週間延長した。病床使用率が「危険水域」にあったからだ。いずれも2番目に深刻な「ステージ3」(20%以上~50%未満)とはいえ、千葉県は2日時点で「ステージ4」に迫る勢いだった。首相は2週間の延長によって「状況を慎重に見極めるために必要な期間」を確保せざるをえなかった。
病床使用率を下げるため、「『分母』の病床数を増やして『分子』の入院者数を減らす」(内閣官房幹部)ことに力を入れた。その結果、10日の病床数が1週間前に比べて千葉で7床、東京で48床増えたのに対し、入院者数は千葉で89人、東京で213人減り、解除の道筋が付いた。
首相は全面解除にあたり、1都3県の知事の動向にも注意を払った。旧知の森田健作千葉県知事と連絡を取り、感染状況をこまめに確認した。
小池百合子東京都知事は今回、表だった動きを控えた。先の2週間延長では、政府の機先を制して近隣3県の知事の根回しに動き、事実と異なる説明をされたとして黒岩祐治神奈川県知事や森田氏の不興を買ったばかりだ。
女子中学生誘拐容疑で男逮捕、遺体発見 「自殺しようと…」
静岡県警は17日、浜松市内の中学の女子生徒(15)を連れ回したとして、未成年者誘拐の疑いで福岡市東区唐原の無職、入江大(だい)容疑者(33)を逮捕した。女子生徒は浜松市内の山間部で16日、遺体で見つかった。県警は死因や2人が知り合った経緯などについて調べている。
県警によると、女子生徒の家族から16日未明、行方不明の届け出があったのを受け、捜索を開始。同日午前11時55分ごろ、入江容疑者から110番通報があり「自殺しようと思ったが、自分だけ死にきれなかった」という趣旨を話したという。ほぼ同時刻、捜査員が浜松市内の山間部で入江容疑者を発見。近くのテント内に女子生徒の遺体も見つかった。目立った外傷はなかったという。
入江容疑者は発見時に体調不良を訴え、浜松市内の病院に搬送された。医師の判断で一時入院したが17日に退院し、逮捕された。
逮捕容疑は15日午後1時半ごろ、浜松市内で女子生徒を車に乗せて連れ回すなどして誘拐したとしている。県警は認否を明らかにしていない。
女子生徒は15日午後1時ごろ、自宅から行き先を告げず外出。学校は欠席していた。父親は17日、「心の整理がつかない状態。心情をくんでいただき、家族や近所の取材活動は差し控えてほしい」とのコメントを県警を通じて出した。
1都3県、時短要請緩和へ 宣言解除後は午後9時までに
東京都の小池百合子知事ら1都3県の知事が17日夜、テレビ会議を開き、新型コロナウイルス緊急事態宣言解除後の対応として、飲食店への営業時間短縮要請を午後9時まで緩和する方針で一致した。
会議後、神奈川県の黒岩祐治知事は記者団の取材に応じ、酒類の提供は午後8時までとし、31日まで要請を継続すると説明。小池氏は「1都3県で協力していく部分について意見交換した」と述べた。
千葉県の森田健作知事は、「リバウンドを起こさない行動を呼び掛けなければならない」と訴えた。
会議に先立ち埼玉県の大野元裕知事は西村康稔経済再生担当相と電話で協議、協力金の財源確保など要望した。
変異ウイルス感染、1週間で140人増…死者は3人
厚生労働省は17日、国立感染症研究所などの遺伝子解析で確定した変異ウイルスの感染者数が16日時点で、26都道府県で399人、空港検疫で86人の計485人だったと発表した。前回発表の9日時点から北海道、徳島、香川、愛媛、沖縄の5道県に広がり、感染者数も140人増えた。
死者は17日に大阪府で80歳代女性の死亡が判明し、神奈川県の2人を含めて計3人となった。
各地で変異ウイルスのクラスター(感染集団)も相次いでいる。札幌市では食品関連会社が2月下旬に開催した集会でクラスターが発生。17日までに市の検査による陽性者は計30人となった。市保健所は、関西地方から訪れた会社関係者が持ち込んだとみている。