元「T-SQUARE」キーボード担当の和泉宏隆さん、急性心不全で死去 62歳

フュージョンバンド「T-SQUARE」でキーボード、ピアニストなどを担当した和泉宏隆(いずみ・ひろたか)さんが26日に急性心不全で亡くなったことが28日、分かった。和泉さんの公式サイトで報告された。62歳だった。

公式サイトでは「和泉宏隆は、令和3年4月26日に62歳にて急性心不全により永眠しました。ここに謹んでお知らせ申し上げますとともに生前中賜りましたご厚誼に心より御礼申し上げます」と報告。「和泉宏隆と和泉宏隆の音楽はいつまでも生き続けます、みなさまとともに」と締めくくった。

和泉さんは1982年に「T-SQUARE」の前身バンド、フュージョンバンド「THE SQUARE」に加入し、アルバム「脚線美の誘惑」でレコードデビュー。バンドではピアノ、シンセサイザー、作曲、編曲なども担当し、バンドサウンドの中核を担った。代表曲である「OMENS OF LOVE」(85年)「宝島」(86)「EL MIRAGE」(88年)などの作曲を担当。1998年に脱退し、その後はソロのピアニスト、キーボーディストなどで活躍した。

今年のGWも「神奈川に来ないで」 湘南の県営駐車場、閉鎖発表

神奈川県は27日、新型コロナウイルス対策のためゴールデンウイーク(GW)中に湘南エリアの県立公園や道路沿いの県営駐車場を閉鎖すると発表した。また、海岸沿いでは浜辺への立ち入り自粛を求める看板の設置が始まった。いずれも2020年に続く対応で、黒岩祐治知事は県外に向けて「神奈川に遊びに来ないで」と呼びかけた。【中村紬葵】
鎌倉市、逗子市、葉山町、愛川町の県立公園や県営駐車場など8カ所を閉鎖する。4市町からの要請を受けた措置で、期間は29日から5月11日まで。また、三浦市から湯河原町までの13市町の海岸沿いに「近隣の方を除き海岸への立ち入りはお控えください」と書かれた看板約400枚が順次取り付けられる。
20年のGWは1回目の緊急事態宣言を受けた外出自粛期間中だったが、県外からも多くの人が湘南エリアを訪れ、他県ナンバーの車で渋滞が多発した。地元住民から感染拡大を不安視する声が上がり、鎌倉市や藤沢市など11市町が県に海岸の封鎖や周辺道路の通行止めを求める要望書を提出。黒岩氏が「湘南の海には来ないで」と強いメッセージを発する事態となった。
知事「まさか1年後も…」
黒岩氏は27日の定例記者会見で「神奈川には遊びに来ないでください。県民は県外に遊びに行かないでください」と県内外に向けて呼びかけた上で「まさか1年後に同じメッセージを発しないといけないとは思っていなかった。非常に残念だ。感染状況を見ているとここは我慢をしていただかないといけない」と述べた。
また、県は河川敷でのバーベキューなどの自粛も呼びかける。相模川や中津川の河川敷の入り口にバーベキューの自粛を求める看板約50枚を設置し、河川敷への車の乗り入れを防止するフェンスも設ける。相模原市、厚木市、愛川町の職員らが必要に応じて見回り、バーベキューを見つけた場合は自粛を求める。

紀州のドンファン事件で元妻逮捕 野崎さんを巡るアヤシゲな人々

紀州のドンファンこと、野崎幸助さんが覚醒剤の「摂取」で亡くなった事件。逮捕されたのは元妻の須藤早貴容疑者。和歌山県警の執念と言うべきか。覚醒剤の入手ルート(殺人事件では凶器の断定が重要)を最もポイントとされていましたが、ある程度、メドがついたのではと見られています。
覚醒剤はどこから入手できるのかと言うと、暴力団ルートがまず考えられます。すなわち簡単に入手できるものではありません。 「和歌山県警の今回の『緊急逮捕』は覚醒剤入手ルートに関して立件できるくらいの『状況』が固められたとみています」(週刊誌記者)
紀州のドンファン変死は『殉愛』なのか裏社会が絡む『殺人』なのか、和歌山県警の手腕が問われる | TABLO
また、今回は状況証拠で逮捕ですが、それで立件したケースで言えば首都圏不審死殺人事件、鳥取保険金殺人事件。和歌山だと和歌山カレー事件が挙げられます。奇しくも三件ともも女性が服役囚(死刑確定囚)です。因みに須藤容疑者の「前職」もネットをにぎやかしました。前職がセクシー女優だったというので、いわゆる「AVソムリエ」が作品を「特定」などしました。 「紀州のドンファン事件」では須藤容疑者だけではありません。もう一人、思い出されるのが情報をメディアに小出しにしていたフリーライターのY氏でした。 「現場でぐったりとしていた野崎さんを発見したのは須藤容疑者ですがY氏もすぐに駆けつけていたはずです」(前出・週刊誌記者)
Y氏に関して言えば、『紀州のドンファン』という自伝を執筆。かなり近い存在でした。事件翌日には、和歌山に来ています。和歌山県警にとってはメディアに情報を売るので「うるさい存在」とも言われています。Y氏が情報をメディアに売る際、結構な額の取材費などを請求し、評判は良くありませんでした。Y氏がこの件に関してどのような動きを見せていたのか、気になるところです。(文@編集部)
歌舞伎町ホストとキャバクラ嬢御用達とも言われるマンションにドンファン新妻の部屋か|本橋信宏 | TABLO

紀州のドン・ファン「妻を神棚に飾りたい」 野崎幸助さん、結婚時

2018年、「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の会社社長、野崎幸助さん(当時77歳)が急性覚醒剤中毒で死亡した事件で、野崎さんを殺害した疑いが強まったとして、和歌山県警は28日、元妻の須藤早貴容疑者(25)を殺人容疑で逮捕した。
野崎さんの知人によると、野崎さんは和歌山県田辺市出身。約50年前に貸金業を始め、大阪や東京に進出した。地元の酒類業者や旅館に酒類や梅干しなどを販売するほか、不動産業も手掛け、高額納税者としてたびたび公示された。
2016年末に、自らの半生を赤裸々につづった著書「紀州のドン・ファン」を出版。18年4月に発行された続編では、55歳年下の女性と結婚したことを明かし、「(妻を)神棚にでも飾っておきたい」「私は幸福になる自信があります」などとつづった。
一方、健康志向で知られ、年に3、4回、人間ドックに行っていた。同年5月6日に愛犬のイブが突然死し、かなり落ち込んだ様子も見せていたが、6月1日には交友関係のあったタレントのデヴィ夫人との面会予定があり、楽しみにしていたという。ある会社関係者は「健康に細心の注意を払う人。自殺は考えにくい」と話していた。

高校生ら3人「大麻を買う金稼ぐため」、ベンチに座る男性のバッグ盗む

警視庁は27日、東京都板橋区の都立高校2年の男子生徒(18)ら18~19歳の少年3人を窃盗容疑で逮捕したと発表した。逮捕は21日。
発表によると、3人は3月9日午後2時45分頃、練馬区光が丘の都立公園で、ベンチに座っていた50歳代男性に道を尋ねるふりをして声をかけ、隙を見てゲーム機などが入ったバッグ(計4500円相当)を盗んだ疑い。いずれも容疑を認め、「大麻を買う金を稼ぐため、盗品を売却していた」と供述している。
練馬区内では1月以降、公園や団地で同様の窃盗事件が約20件あり、警視庁が関連を調べている。

元校長、同居の小学女児にわいせつ行為…懲戒免職

兵庫県東部の小学校に勤務する50歳代の校長の男が、同居する小学生の女児にわいせつな行為をしたとして逮捕された事件で、県教育委員会は27日、この男を同日付で懲戒免職処分にした、と発表した。県教委は3月12日付で校長を解任し、小学校付としていた。
県教委などによると、校長だった男は2月下旬、強制わいせつ容疑で兵庫県警に逮捕され、3月に起訴された。県教委の聞き取りに、わいせつ行為を認めたという。
また、県教委は27日、部活動の指導中に女子生徒に不適切な発言をした播磨西地区の公立中学校の30歳代男性教諭と、遅刻した男子生徒4人に対し、胸ぐらをつかむなどの体罰をした播磨西地区の県立高校の30歳代男性教諭について、いずれも戒告の懲戒処分にした。

ワクチン接種の間隔誤る 3週間程度が3日後 福祉施設入所者に

岐阜県各務原市は26日夜、新型コロナウイルスのワクチン接種で、接種間隔を誤るミスがあったと発表した。市内の高齢者施設に入所する女性(86)が、1度目の接種から3日後に2度目の接種を受けていた。女性が日課のひなたぼっこをしようと食堂に出てきた際、ワクチンの接種会場となっていた食堂で他の入所者らが並んでいるのを見かけて、誤って並んでしまったという。
接種ミスがあったのは、医療法人フェニックスグループ(長縄伸幸会長)が運営する各務原市須衛町3の高齢者施設「サンバレーかかみ野」。施設では4月21日から入所者とスタッフらを対象に数十人ずつの集団接種をしていたが、接種時に1人ずつ本人確認をしていなかった。
21日に1度目の接種を受けたこの女性は、24日にも列に並び、医師や看護師が気づかないまま2度目の接種を受けた後、施設スタッフが誤りに気付いた。26日に記者会見した各務原市の小鍋泰弘副市長は「本人と家族に心よりおわびする。今後は再発防止策を徹底する」と話した。厚生労働省は、米ファイザー社製のワクチンについて、接種の間隔を3週間程度空けることとしている。市によると、女性に健康被害は出ていない。【井上知大】

ワクチン休暇に奨励金、企業「仕事気にして先送りにしないで」…副反応にも配慮

新型コロナウイルスのワクチンの接種に向けて、企業が従業員のために「ワクチン休暇」を設ける動きが出ている。働く人が接種を受けやすい環境を作ることで、接種が迅速に進むことが期待されている。一方で、様々な事情から接種を受けない人たちが不当な扱いを受けないような配慮も求められる。(杉浦まり)

「コロナ禍で業績にも影響が出ている。一刻も早い収束のためにも、希望する社員が安心して接種を受けられる環境を作りたい」。大阪市東成区のインキ製造会社「久保井インキ」の久保井伸輔社長は話す。
同社は、接種を受ける従業員に、特別有給休暇の取得を認めることを決めた。予約が集中する土日・祝日ではなく、平日に接種を受けられるようにするのが狙いだ。接種を受けた従業員には、奨励金1万円も支給するという。
日本生命保険も、従業員が接種当日に特別有休を取得できるようにした。副反応を理由に休む場合にも、接種翌日ならば休暇を認め、給与が減額される「傷病欠勤」扱いにしないという。担当者は「仕事や有休の都合を気にして、接種を先送りすることのないようにしてほしい」と話す。
コカ・コーラボトラーズジャパンは15日、パートやアルバイトを含め、従業員が就業時間中に新型コロナワクチンを接種することを認めると発表。副反応が出て働くのが難しい場合は、その日を特別有休にできるほか、翌日以降に体調不良になれば、特別有休を1日、取得できるようにした。

日本国内では現在、医療従事者と高齢者を対象にワクチンの優先接種が行われており、田村厚生労働相は27日の閣議後記者会見で、基礎疾患を持つ人や一般国民への接種は「7月中に始める地域も出てくる可能性がある」と述べた。
日本の新型コロナワクチン接種は世界各国に比べると遅れており、英オックスフォード大などによる「アワー・ワールド・イン・データ」の集計(26日時点)によると、2回の接種を終えた人の総人口に占める割合は、イスラエルが58・64%、米国28・67%、英国19%――に上る。これに対し、日本は0・73%にとどまる。
厚生労働省研究班が医療従事者を対象に実施している健康調査の中間報告によると、接種翌日に痛みや

倦怠
( けんたい ) 感などの症状が出た人は多い。2度目の接種を受けた約1万7000人の6%が、接種後に「勤務を休んだ」と報告したという。
政府も「ワクチン休暇」の普及には前向きだ。河野行政・規制改革相は3月のインターネット番組で、従業員が接種の際に休暇を取得できる環境整備を経済界に求める考えを示した。

ふかわりょうさん、岡本夏生さん押し倒しキス3回…「芸とかけ離れている」と賠償命令1円

共演したトークイベントで無理やりキスされたとして、タレントの岡本

夏生
( なつき ) さんが、お笑い芸人のふかわりょうさんに1円の損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁は27日、ふかわさんに同額の賠償を命じる判決を言い渡した。ふかわさん側は「観客を笑わせるための『キス芸』で、岡本さんも受け入れていた」と主張したが、男沢聡子裁判長は「抵抗の余地を与えない暴力的なキスで、芸とはかけ離れている」と退けた。
判決によると、2人は2016年4月、東京都内で開かれたイベントに出演したが、険悪な雰囲気となり、一度ステージの幕が下りて中断した。再開時にふかわさんは上半身裸になっており、その後、ステージ上で岡本さんを押し倒して3回キスをした。
判決は「原告が受けた精神的苦痛への慰謝料は80万円」と認定した上で、請求額が1円だったことから、賠償額も1円とした。ふかわさん側も、岡本さんがブログでキスを批判したことなどを名誉

毀損
( きそん ) だとして1円の賠償を求めて反訴していたが、判決は「正当な意見・論評の範囲内だ」と退けた。

警備員の叫び声聞いて…少女が泥棒少年の腕つかみ、別の少年がヘッドロック

容疑者逮捕に協力したとして神奈川県警磯子署は27日、横浜市磯子区のアルバイトの少年(18)と高校2年の少女(17)に感謝状を贈った。
同署によると24日夜、同区東町のスーパーで飲食店従業員の少年(19)が飲み物などを盗んだ後、男性警備員(54)の顔を殴ったとして事後強盗容疑で現行犯逮捕された。
帰宅途中に警備員の叫び声を聞いた2人は、まず少女が少年の腕をつかんだ。振り払って逃げる少年を18歳の少年が追いかけ、ヘッドロックして膝蹴りして捕まえたという。
18歳の少年は「9年間の空手の経験が生かせた。逮捕に協力できて良かった」と笑顔を見せた。