小室圭さん母・佳代さんの元婚約者が初のコメント「金銭問題と結婚は別問題」解決金交渉には応じる考え

小室圭さん(29)の母・佳代さんの元婚約者が27日、マスコミ各社に向けて初めてコメントを発表。佳代さんの体調の回復を待って解決金の交渉を行ないたいとする考えを示した。

佳代さんが元婚約者から受けた金銭的支援をめぐり、今月8日、小室さんは解決金を渡さなかった理由などをつづった28枚にも及ぶ文書を公表。12日には一転して、解決金を渡す意向を表明したことに関し「一連の出来事に関しては大変困惑いたしました」と心情を告白。

さらに「今後、代理人を通じて解決金についての交渉ができればと考えていますが、私はあくまで交渉の相手は小室圭さんではなく小室佳代さんだと思っております。以前もコメント致しましたが、私と佳代さんの金銭問題と圭さんの結婚は別問題だと今も考えています」と記し、この問題と秋篠宮家の長女眞子さま(29)と小室圭さんの結婚は別、との考えを示した。

また「佳代さんは長期間の入院中と伺っております。ご体調については私も心配しておりますが、可能な限り早く佳代さんにお話を伺い、最終的な判断をしようと考えております」と、体調の回復を待って解決金の交渉を行ないたいとした。

【元婚約者男性のコメント全文】

マスコミの皆様へ

私と小室佳代さんとの間の金銭問題が、いまだに世間を騒がせていることに関して、誠に申し訳なく感じております。

週刊現代で私の気持ちが掲載されておりますので、改めて申し上げませんが、すでにお金を請求しないと伝えていましたし、金銭問題は終わったことだと考えておりましたので一連の出来事に関しては大変困惑いたしました。

小室圭さんの文書が発表されて、私も数日間かけて文書を読みこんでいました。そんななか、日を置かずに先方から解決金の提案があり、さらに混乱するばかりで、しばらくは正常に物事を考えることが出来る状態ではありませんでした。

また、マスコミの方もお仕事ですので理解はしておりますが、朝も夜も私の自宅に訪ねてこられて、質問されても混乱したままの私には何もお答えする事が出来ないことを、今一度ご理解頂きたいと思います。

代理人をお願いしている方は、週刊誌の記者ですが、これまでの長期間、私の立場に立ってマスコミや先方の代理人への難しい交渉などを無報酬で引き受けてくださっています。

今後、代理人を通じて解決金についての交渉ができればと考えていますが、私はあくまで交渉の相手は小室圭さんではなく小室佳代さんだと思っております。以前もコメント致しましたが、私と佳代さんの金銭問題と圭さんの結婚は別問題だと今も考えています。

現在、佳代さんは体調が悪く、長期間の入院中と伺っております。ご体調については私も心配しておりますが、可能な限り早く佳代さんにお話を伺い、最終的な判断をしようと考えております。

大阪府市の2356人「自粛ルール」違反 職員同士の会食で

大阪府と大阪市は27日、府民に対して求めた会食時の自粛内容に反して、「5人以上」または「午後9時以降」に職員同士で行った会食に関する調査結果をそれぞれ公表した。府市合わせて3月1日以降、558件の会食が開かれ、参加者は教職員も含めて総勢2356人に上った。府市は「お願いする側が守らず、おわびしたい」などと陳謝し、対象職員には処分も含めて厳正に対処する方針。
市は、職員同士の会食で新型コロナウイルスの感染が相次いだため教職員を含む全職員約3万5000人に調査を進めていた。
市によると、一般職員による会食は3月1日から4月4日に251件あり、局長級4人も含め1164人が参加した。送別会が多く、中には25人が参加した飲み会や、1人で5件の会食に出席したケースがあった。部局別では水道局(160人)や消防局(154人)が多かった。教職員は97件で校長3人を含めて447人が参加していた。
一方、府は教職員含めて約2万4000人を調査。3月1日から4月6日までに、部長級1人や次長級4人を含め一般職員による会食が72件あり、332人が出席。このうち5人以上は65件、午後9時を過ぎて続けていたのは14件だった。府立学校では校長3人を含む413人が138件の会食を開いていた。
吉村洋文知事は記者団に「府が決めたルールを無視して行動するのは職員としては許されない。ペナルティーを考えたい」と述べた。【柳楽未来、矢追健介】

眼科医殺害の元山形大生「控訴取り下げたい」…「妹が弁護人に殺された」と荒唐無稽な主張も

山形県東根市のマンションで2019年5月、住人の眼科医矢口智恵美さん(当時50歳)を殺害したとして、殺人罪などに問われ、1審・山形地裁の裁判員裁判で懲役18年の判決を受けた、山形市東原町、元山形大生加藤

紘貴
( ひろき ) 被告(25)の控訴審初公判が27日、仙台高裁であった。
弁護側は、改めて殺意はなかったとして傷害致死罪の適用を求めたが、加藤被告は被告人質問で「起訴状の内容を全て認めたい。すぐにでも控訴を取り下げたい」などと述べた。
同時に、自分の妹らが弁護人の一人に殺されたなどと荒唐無稽な主張を繰り返した。公判後、弁護人は報道陣に対し、控訴取り下げについて「今日、初めて言われた。(加藤被告の)精神も不安定なので、取り下げは待つよう伝えた」と話した。
加藤被告は逮捕後3か月間の鑑定留置を経て起訴された。1審判決は刑事責任能力を認めている。次回公判は6月3日の予定。

ふかわりょうさんに賠償命令=イベントで「暴力的キス」―東京地裁

タレントの岡本夏生さんが、イベントのステージで同業のふかわりょうさんから強引にキスされるわいせつ行為を受けたとして損害賠償などを求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。男沢聡子裁判長はキスが「一方的かつ暴力的だった」と認め、請求通り1円の賠償を命じた。
判決によると、2人は2016年4月、約300人の観客が参加したイベントを開催。ふかわさんは上半身裸でステージに登場し、岡本さんを押し倒した上、3度にわたり強引にキスをするなどした。
男沢裁判長は、岡本さんが当時、抵抗し拒絶していたと認定。ふかわさん側は「観客を笑わせるための芸として一般的だ」と主張したが、同意を得ていないなどとして退けた。
その上で、キスは不法行為に該当するとし、ふかわさんは損害賠償として80万円を支払う義務を負うと判断。その一部として1円の支払いを命じた。
[時事通信社]

「桜」前夜祭で「不起訴不当」の安倍氏元秘書、再び不起訴…「原本なく起訴できない」判断か

安倍晋三前首相側が主催した「桜を見る会」前夜祭を巡る政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は27日、同法違反(不記載)で罰金100万円の略式命令を受けた安倍氏の元公設第1秘書について、告発容疑の一部を再び不起訴(嫌疑不十分)とした。東京第5検察審査会が3月3日付で「不起訴不当」と議決したため、再捜査していた。
特捜部は昨年12月、政治団体「安倍晋三後援会」の代表などを務めた元秘書が2016~19年分の政治資金収支報告書に前夜祭に関する収支計約3022万円を記載しなかったと認定。一方、15年分は収支報告書の原本の保存期間(3年)が過ぎ、廃棄されていたことなどから不起訴とした。
同審査会は「写しで事実認定することができ、不起訴は納得できない」と指摘したが、特捜部は改めて「原本がなく、残っている写しも不完全で起訴できない」と判断したとみられる。

同志社大生一気飲み死亡で母親が大学提訴 賠償求め京都地裁に

同志社大(京都市)ダンスサークルの合宿で2016年、1年生だった男子学生が一気飲みした後に死亡したのは、大学側が安全配慮義務を怠ったからだとして、母親(52)が27日、大学に1000万円の賠償を求めて京都地裁に提訴した。
亡くなったのは山口怜伊(れい)さん(当時19歳)。訴状などによると、合宿は16年2月22~26日、兵庫県豊岡市のホテルであり、山口さんを含むダンスサークルの男女ら29人が参加。合宿中、男子学生らは毎日、深夜から翌朝まで飲み会を開き、焼酎などを一気飲みしていた。
26日午前0時ごろ、山口さんはトイレで意識を失って倒れているのを発見された。他の学生らが部屋まで運んだが、救急車は呼ばずに放置。午前8時すぎ、山口さんが呼吸していないのに気付いて119番し、病院で死亡が確認された。死因は急性アルコール中毒だった。
サークルでは、上級生が1年生に一気飲みをさせることが「伝統」になっていたという。母親側は「大学は、徹底した指導や警告を発するなどして改善を促し、学生を生命身体の危険から保護する義務があったのに怠った」と主張している。同志社大は取材に「訴状が届いていないのでコメントを差し控える」としている。【中島怜子、藤河匠】

大阪・池田市長の刑事告発を可決 市議会、不信任は否決

大阪府池田市の冨田裕樹市長(44)による市庁舎への家庭用サウナ持ち込み問題や市職員へのパワハラ疑惑を巡り、市議会は27日、百条委員会の証人尋問で虚偽の陳述をしたとして、地方自治法違反容疑で冨田氏を大阪地検に刑事告発する議案を可決した。
市議会は冨田氏の不信任決議案については否決した。26日の冨田氏の辞意表明を受け公明党が反対に回り、可決に必要な4分の3以上の賛成に届かなかった。
市議会によると、冨田氏は、百条委の証人尋問で、市から貸与されている市役所駐車場の無料定期券に関し「どこに保管しているか分からない」と述べたが、実際は自身の後援会長に使わせていた。

遺族「事故後、一番絶望した」 池袋暴走、記者会見で涙拭う

池袋・暴走事故で犠牲になった松永真菜さん=当時(31)=と長女莉子ちゃん=同(3)=の遺族が27日、東京地裁で開かれた旧通産省工業技術院の元院長飯塚幸三被告(89)の被告人質問後、都内で記者会見し「悔しくむなしい。事故後、きょうが一番絶望を感じた」と涙を拭った。
飯塚被告はこの日、車のドライブレコーダーの映像と自身の記憶は異なるとし「ブレーキとアクセルを踏み間違えた記憶はない」と自らの過失を繰り返し否定した。
閉廷後会見した真菜さんの夫拓也さん(34)は「荒唐無稽な主張で、悲しいを超越して、あきれた。あんな人に妻と娘の命を奪われたなんて」と声を震わせた。

淡路島の恐竜化石、新種だった=04年発見、命名「ヤマトサウルス」―兵庫

北海道大や岡山理科大などの研究チームは、2004年に兵庫県の淡路島で発見された恐竜の化石が新種であることが分かったと発表した。学名は「伊弉諾(いざなぎ)の倭(やまと)竜」を意味する「ヤマトサウルス・イザナギイ」と命名。論文は27日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。
化石は04年5月、県内のアマチュア愛好家岸本真五さん(72)が同県洲本市の約7200万年前(白亜紀末期)の地層から発見。下顎や肩の骨などが見つかり、草食恐竜ハドロサウルス科ランベオサウルス亜科の一種とされていた。
その後の研究で歯の特徴などから、より原始的な新種と判明。体長7~8メートル、体重4~5トンと推定され、約9500万年前(白亜紀初期)に繁栄したハドロサウルス科の生き残りの可能性があるという。イザナギノミコトとイザナミノミコトが日本列島で最初に淡路島をつくったとされる神話にちなんで命名された。
原始的なハドロサウルス科の化石は中国やモンゴルでも同時代の地層から見つかっている。研究チームの小林快次北大教授は「絶滅したはずの恐竜が東アジアでは生き残り、進化した恐竜とすみ分けていた可能性がある」と話した。
ヤマトサウルスの化石は5月12日~7月11日、兵庫県立人と自然の博物館(同県三田市)で展示される。
[時事通信社]

口論相手の男性殴りけがさせた疑い 20歳の男を逮捕 神奈川県警

27日午前2時50分ごろ、神奈川県横須賀市若松町の路上で、「友人が殴られている」と男性から近くの交番に通報があった。同県警横須賀署員が駆け付けたところ、顔面に打撲を負った男性(46)と男を発見。傷害の疑いで男を現行犯逮捕した。
逮捕されたのは、同市長井の自称配送業、鈴木辰海容疑者(20)。「やられそうだったので先に手を出した」と容疑を認めている。男性は全治3週間。
同署によると、現場は京急線横須賀中央駅近くの飲食店が連なる一角。鈴木容疑者と男性に面識はなく、犯行直前、現場近くのクラブでお互いに飲酒した状態で口論になっていたといい、同署が詳しい経緯を調べている。