低空飛行だが墜落せず?菅政権発足5カ月 鍵握るワクチン接種

逆風下にある菅義偉首相だが、意外なことに与党内では「なんとか墜落せずに持ちこたえる」と延命予想が膨らんでいる。永田町に「菅降ろし」の動きは見えない。新型コロナウイルス感染の第3波収束とワクチン接種の進捗に伴い、政権運営は低空飛行の安定期に入ったのか。2月16日で発足5カ月となった菅内閣の“現在地”を、世論調査を手がかりに分析した。(共同通信=杉田雄心)
▽臨界点は支持率30%
「感覚的に30かな」。自民党最大派閥の細田派幹部は「内閣支持率がどこまで落ちたら政局になるか」との問いに、こう答えた。そして2月6、7両日の共同通信社電話世論調査の支持率が38.8%だったのを踏まえた上で、「このまま菅内閣で衆院選に突っ込む確率が高い」と付け加えた。
どうして、不人気内閣のまま、選挙を迎えることができるのか?後手に回っているコロナ対応、女性蔑視発言による森喜朗氏の東京五輪・パラリンピック組織委員会会長辞任、首相長男の総務省幹部への高級接待、自公議員の夜の銀座訪問…。政権のマイナス材料を数え上げれば、きりがない。秋までの自民党総裁選と衆院選をにらみ、「ポスト菅」へのうごめきが表出してもおかしくない。
過去の世論調査結果を振り返ると、「30」には、経験則が導く特別な意味があったのだ。最近20年の内閣支持率の変遷のグラフを見てほしい。共同通信社世論調査は携帯電話を対象に追加するなど手法の変化があるため、厳密な比較はできないが、大きな傾向は十分つかめる。

赤い楕円でくくったのが6人の首相による短期政権期。この期間の内閣はいずれも、どこかで支持率が30%を下回った。重要なのは、落ち込んだ後に50%を超えて上昇した動きは、全て首相の交代を伴っていることだ。裏返すと、冷徹な現実が浮かぶ。「内閣支持率が30%を下回ったら、その首相の下では支持率は復活しない」―。
菅内閣支持率は昨年11月の63.0%から50.3%(12月)、41.3%(1月)、38.8%(2月)と続落が止まらない。立憲民主党の長妻昭副代表は「徐々に下がる傾向は変わらないだろう。森喜朗さんの女性蔑視発言の際は、首相しか辞任の鈴を付けられなかったが、やり切れなかった。煮え切らないと世論に思われている」と、世論離反の加速を予想した。低落傾向が進み30%を切るという見立てだ。
一方、公明党の山口那津男代表は取材に「油断できないけれども、これからの取り組みにかかっている」と低落が底を打つ可能性に言及した。2月の落ち込み幅が小さく、30%台に低迷していても、30%を切っている訳ではないことを踏まえた発言だ。
双方とも政界の化学変化が起きる臨界点「30」を意識しているとみられる。
▽「指導力発揮」で支持に転換?
次に、世論調査で毎回質問している「不支持理由」に視点を移したい。安倍、菅内閣にまたがる過去1年の不支持理由の変化を見ると、次のグラフのようになる。

見えてくるのは「首相に指導力がないから菅内閣を支持しない」とする世論が多いことだ。2020年11月以降の不支持率の上昇と、グレー線の「首相に指導力がない」はほぼ連動している。
不支持理由のうち、この「指導力がない」は「首相にふさわしいと思えない」「首相が信頼できない」と比べて反感の度合いが弱いと言える。
2020年、安倍内閣の不支持率が高かったときの理由は「信頼できない」が多かった。桜を見る会問題に象徴される詭弁と独善的対応に対し、多く人がノーを突き付けた表れだ。この安倍内閣の不支持層を、支持に転じさせるのは難しい。
それに比べ、菅内閣の不支持層は、支持に変わる余地がある。指導力の発揮と言えば、目下の情勢ではコロナ感染対策だ。山口公明代表は取材に「今まで『首相に指導力がない』というのがどんどん増えていたが、これがちょっと戻している。だから、『ワクチン接種の準備に不安はあるが、しっかりやってもらいたい』という期待感の裏返しだ」と解説した。
▽派閥の支持、野党の体たらく
最近、菅首相に2つの小さなサプライズがあった。一つは、のど飴の差し入れだ。せき込む様子を見た麻生太郎副総理兼財務相が心配して贈った。「麻生派は首相の後ろ盾、という重要なメッセージを感じ取った」(首相周辺)という。
もう一つは細田派の下村博文政調会長の2月4日の衆院予算委員会での質問だ。締めくくりで「菅総理にエールを送りたい。自民党は全力で支えていく。国民の安心安全だけ考えて思い切ってやっていただきたい」と激励した。
下村氏は1月には「4月の補欠選挙の結果次第で政局になる」と発言。次の首相を狙っているとされ「政調会長ならぬ『政局』会長」とやゆされた。そんな下村氏が一転した背景は「細田派を実質的に統括する安倍前首相が、派閥として菅首相を支えることを明確にするよう強く伝えた」(党関係者)という。
衆院本会議を前に麻生財務相(左)と言葉を交わす菅首相=1月26日
党内第1、第2派閥である細田派、麻生派に加え、幹事長職を持つ二階派の支持があれば政権基盤は強い。野党第1党の立憲民主党の支持率が伸びない「体たらく」も変わらない。だから、30%台に内閣支持率が低迷しても、菅内閣が続くとの楽観論が今は与党内に広がる。
▽ワクチン最優先
しかし、派閥の支持も野党の低迷も、全ては移ろいやすい世論の動向が左右する。内閣支持率が臨界点となる30%を割り込めば、一気に局面が転換するもろさをはらむ。
さらに、秋にかけて想定される自民党総裁選から衆院選への流れが議員心理を敏感にする。閣僚経験者は「次の総理総裁は、選挙に勝てるかどうかが唯一無二の基準となる」と指摘する。
国会答弁にも慣れ、喉の調子も戻った菅首相。内閣支持率に直結するワクチン政策を政権の最優先課題とする。
医療従事者への新型コロナウイルス感染症ワクチン接種を想定した藤田医大の訓練で、注射を打つ流れを確認する参加者=2月12日午後、愛知県豊明市
まずは医療従事者からで、4月以降に住民への接種が高齢者から始まる。輸入に頼り、国と市町村との連携が問われる前例のない事業が綱渡りとなるのは間違いない。
菅首相は15日、「ワクチンは感染対策の決め手であり、なんとしても全ての国民に安心して接種していただけるような態勢を速やかに構築しなければならない」と強調した。17日に接種が始まるワクチンには国民の健康だけではなく、政権の浮沈が懸かっているからだ。
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国内感染、新たに1305人=東京350人、10日連続500人下回る―新型コロナ

国内では16日、新たに1305人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1日当たりの感染者は、15日に約3カ月ぶりに1000人を下回ったが、再び1000人台となった。死者は東京都で27人など全国で101人。
厚生労働省によると、英国で流行する変異ウイルスが、新潟や京都、鹿児島など6都府県の計23人から検出された。これまでに報告された患者の濃厚接触者や感染者が出た施設の関係者が大半という。また、16日時点の全国の重症者は前日比14人減の644人だった。
東京都では、新たに350人の感染が確認された。1日当たりの新規陽性者が500人を下回るのは10日連続。都の基準での重症者は前日より5人少ない92人。
都によると、感染は10歳未満から100歳以上の全ての年代で確認された。20代65人、50代59人、30代53人の順に多く、重症化リスクの高い65歳以上は92人だった。
[時事通信社]

和歌山妻殺害事件 弁護側「死亡は事故」無罪主張へ 18日初公判

和歌山県白浜町の海水浴場で2017年7月、水難事故に見せかけて妻を殺害したとして、殺人罪に問われた夫の野田孝史被告(31)の裁判員裁判が18日、和歌山地裁で始まる。弁護側は妻の死亡は事故だったと無罪を主張する方針とみられ、公判では「事件性」などが争点になるとみられる。
起訴状によると、野田被告は17年7月18日午後4時半~50分ごろ、白浜町の海岸付近で、妻志帆さん(当時28歳)の体を何らかの方法で海中に押さえつけて溺れさせ、低酸素脳症で殺害したとされる。
野田被告は「妻が溺れた」と海水浴場の監視員に助けを求め、志帆さんは2日後に病院で亡くなった。県警は事件から9カ月後の18年4月、野田被告が水難事故を装って志帆さんを殺害したとして、殺人容疑で逮捕した。
捜査関係者によると、志帆さんの胃から大量の砂が確認され、浅瀬に沈められて海底の砂を飲み込んだ可能性が浮上。さらに、野田被告が志帆さんに死亡の数カ月前に多額の保険金を掛け、スマートフォンで「事故死」「保険金殺人」などと検索していたことも判明したという。
また、野田被告には別に交際していた女性がおり、「妻と離婚する」などと伝えていたとされる。検察側はこうした状況証拠を積み重ね、殺人罪を立証するとみられる。
一方、直接の目撃情報がない中、野田被告は捜査段階で黙秘を続けたとされ、公判での主張が注目される。【木村綾】

悪事暴いても「裏切り者」内部告発の悲しい現実 「ゴキブリ」「ウジ虫」罵詈雑言を浴びせられた

オリンパスを巡る粉飾決算事件(2011年発覚)や東京電力の原発トラブル隠蔽問題(2002年発覚)などのように、企業や行政の構造的な不正が内部告発によって明るみにされるケースは少なくない。不正が組織ぐるみだったり、上層部によるものだったりすれば、内部告発の威力はさらに増す。では、告発者にはいったいどういう事態が待っているのか。かつて、警察という強大な組織を前に裏金づくりを実名告発した原田宏二氏(83)に取材し、引き続き詳しく語ってもらった。 前回:「警察の裏金」暴露した男が語る内部告発の苦悩 ■告発後に寄せられた数百通の罵詈雑言 北海道警察の元釧路方面本部長で、警視長まで務めた原田氏は2004年2月、記者会見を開いて道警の組織的な裏金づくりの詳細を明かした。大幹部だった人物が経験に基づいて語る詳細な手口の数々。自らも受益者であったことを隠さず、道警に向けては「今さら内部調査など必要ない。幹部は全員熟知している」と指摘したのである。 原田氏の行動は市民らの支持を受ける一方、自宅には原田氏を批難する封書やはがきが殺到した。その数は、数百通。その一部を原田氏は今も保管している。いずれも、罵詈雑言の嵐である。 以下、それぞれの内容を抜粋しよう。 「古今東西 その歴史において 裏切り者の行く末 その運命は決まって明らかだ 偽善者よ 歴史に学べ 墓穴を掘って自ら滅ぶは枚挙に暇なし 残された人生 やがて家族の心も離れ 独り悶々と悩み苦しむ事になり 厚顔無恥に生きるのみである」 「いい歳をして、かつての上司、同僚、部下や組織にどれほどの迷惑や不快を与えているか考えたことがあるか…裸の馬鹿殿様とは貴様のことだ。同封の新聞写真を見れ、このアホ面、このアホンダラ者」 「恩を仇で返した卑劣極まりないゴキブリ原田」 「ウジ虫野郎!」 「ヤクザでも一宿一飯の恩義に生きるを仁義とする。然るに、恩を仇で返したお前はヤクザにも劣る獅子身中の虫だ」 「稀代の悪徳ゴキブリ警察官!」 「汚れた自分のケツも拭かずに、他人の尻が汚いとか臭いとか言えるか馬鹿者!」 ――内部告発の直後、非難の連続だったわけですね。当時はインターネットもさほど普及していませんでしたが、ネットやSNSが隆盛する現在ならもっとすさまじかったかもしれません。こうした反応は予想していたのでしょうか。 それらの手紙だけではありません。嫌がらせの電話も来ました。道警内では「原田のおやじは狂った」とずいぶん言われたようです。札幌の高級住宅街・円山地区に裏金で豪邸を建てたとか、愛人がいるとか。そんなうわさも流されました。

オリンパスを巡る粉飾決算事件(2011年発覚)や東京電力の原発トラブル隠蔽問題(2002年発覚)などのように、企業や行政の構造的な不正が内部告発によって明るみにされるケースは少なくない。不正が組織ぐるみだったり、上層部によるものだったりすれば、内部告発の威力はさらに増す。では、告発者にはいったいどういう事態が待っているのか。かつて、警察という強大な組織を前に裏金づくりを実名告発した原田宏二氏(83)に取材し、引き続き詳しく語ってもらった。
前回:「警察の裏金」暴露した男が語る内部告発の苦悩
■告発後に寄せられた数百通の罵詈雑言
北海道警察の元釧路方面本部長で、警視長まで務めた原田氏は2004年2月、記者会見を開いて道警の組織的な裏金づくりの詳細を明かした。大幹部だった人物が経験に基づいて語る詳細な手口の数々。自らも受益者であったことを隠さず、道警に向けては「今さら内部調査など必要ない。幹部は全員熟知している」と指摘したのである。
原田氏の行動は市民らの支持を受ける一方、自宅には原田氏を批難する封書やはがきが殺到した。その数は、数百通。その一部を原田氏は今も保管している。いずれも、罵詈雑言の嵐である。
以下、それぞれの内容を抜粋しよう。
「古今東西 その歴史において 裏切り者の行く末 その運命は決まって明らかだ 偽善者よ 歴史に学べ 墓穴を掘って自ら滅ぶは枚挙に暇なし 残された人生 やがて家族の心も離れ 独り悶々と悩み苦しむ事になり 厚顔無恥に生きるのみである」
「いい歳をして、かつての上司、同僚、部下や組織にどれほどの迷惑や不快を与えているか考えたことがあるか…裸の馬鹿殿様とは貴様のことだ。同封の新聞写真を見れ、このアホ面、このアホンダラ者」
「恩を仇で返した卑劣極まりないゴキブリ原田」
「ウジ虫野郎!」
「ヤクザでも一宿一飯の恩義に生きるを仁義とする。然るに、恩を仇で返したお前はヤクザにも劣る獅子身中の虫だ」
「稀代の悪徳ゴキブリ警察官!」
「汚れた自分のケツも拭かずに、他人の尻が汚いとか臭いとか言えるか馬鹿者!」
――内部告発の直後、非難の連続だったわけですね。当時はインターネットもさほど普及していませんでしたが、ネットやSNSが隆盛する現在ならもっとすさまじかったかもしれません。こうした反応は予想していたのでしょうか。
それらの手紙だけではありません。嫌がらせの電話も来ました。道警内では「原田のおやじは狂った」とずいぶん言われたようです。札幌の高級住宅街・円山地区に裏金で豪邸を建てたとか、愛人がいるとか。そんなうわさも流されました。

首相長男と会食の4人処分へ 武田総務相が表明

武田良太総務相は16日の衆院本会議で、菅義偉首相の長男らと会食した総務省幹部4人を処分する考えを示した。「一日も早く調査を終え、処分を行い、関係法令に基づいて公表したい」と述べた。立憲民主党の神谷裕氏に答弁した。
一方で調査は慎重に進めるべきと重ねて説明。調査結果や処分内容の公表は「証拠と確認を幾重にも積み重ね、人事院国家公務員倫理審査会と密に連絡を取る必要がある」とした。
長男が勤務する「東北新社」の子会社は総務省から衛星基幹放送事業者の認定を受けている。武田氏は「総務省は適切に業務を行っており、放送行政がゆがめられたということは全くない」と強調した。

看護学生の96%、実習拒否経験 コロナ影響、例年通りは11%

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、看護職養成学校の96.6%が、学生の病院実習を断られた経験があることが16日、日本看護学校協議会共済会の調査で分かった。実習ができた場合でも、学生が患者らと接した時間を例年通り確保できたとした養成校は11.4%にとどまった。
多くの病院がクラスター(感染者集団)発生への警戒を強めていることが背景にある。
調査は昨年11~12月、看護師や准看護師を養成する専門学校や大学など全国1017校を対象に実施。731校から回答を得た。
731校のうち、病院から実習の受け入れ不可の連絡を受けた経験があると答えたのは706校。

「黒染め指導」違法性なし 元府立高生徒の頭髪巡り大阪地裁

大阪府立懐風館高の元女子生徒(21)が、生まれつき茶色い髪を黒く染めるよう教諭らに強要され不登校になったとして、府に損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は16日「教員らの頭髪指導は違法ではなく、黒染めを強要したとは評価できない」と判断した。
一方、元生徒が進級したのに席を教室に置かなかったことなどを違法とし33万円の賠償を命じた。
判決によると、教員らは検査で頭髪の根元部分が黒色だと確認した他、中学時代の指導経過などから「生来の髪が黒色だと合理的な根拠に基づいて認識し指導をした」と指摘。教育的指導の裁量の範囲を逸脱した違法性はなかったとした。

給付金詐取罪で慶大生を起訴 松江地検、鶴岡元監督の孫

松江地検は16日、国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、詐欺罪で東京都港区の慶応大4年、鶴岡嵩大容疑者(22)を起訴した。鶴岡被告はプロ野球南海(現ソフトバンク)の監督を務めた故鶴岡一人氏の孫で、昨年秋ごろまで慶大野球部で捕手として活動していた。
起訴状などによると、鶴岡被告は知り合った松江市の男性が受給対象でないのに、昨年7月に給付金を申請するよう指南。中小企業庁から給付金100万円を男性の口座に振り込ませて詐取したとしている。
地検は認否を明らかにしていないが、島根県警松江署が1月、詐欺容疑で逮捕した際は容疑を認めていた。

白雪姫キャラクター人形に覚醒剤 密輸疑いで逮捕、3.8億円分

ディズニーの名作アニメ「白雪姫」のキャラクター「こびと」に似せた陶器人形に覚醒剤を隠し密輸しようとしたとして、警視庁などは16日までに、麻薬特例法違反の疑いで千葉県市川市、マレーシア国籍の内装業手伝いウォン・シューミン容疑者(53)と、日本国籍の長女(36)、三女(18)の親子3人を現行犯逮捕した。
警視庁などは、こびととリンゴ状の陶器の内部に隠していた覚醒剤計約6キロ(末端価格約3億8400万円相当)を押収。3人が運び屋グループとみて調べている。
ウォン容疑者は容疑を認めているが、娘2人は「覚醒剤とは知らなかった」と否認している。

署名偽造、バイトに事務局指示か 愛知知事リコール運動

愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る不正署名問題で、名古屋市の広告関連会社が多数のアルバイトを募集し、署名簿に偽の署名を書き込む作業をさせていた疑いがあることが16日、関係者への取材で分かった。広告関連会社の幹部は、リコール運動を主導した事務局の指示だったと周囲に説明。問題は、大規模な組織的不正に発展する可能性が出てきた。
運動事務局の責任者は取材に「指示なんてしていない」と関与を否定。広告関連会社は「担当者が不在でコメントできない」としている。
リコール運動は、高須クリニックの高須克弥院長が主導。名古屋市の河村たかし市長らが支援した。