東京都は29日、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに1027人確認されたと発表した。1日あたりの感染者が1000人を超えるのは1065人だった1月28日以来、約3カ月ぶりで、前週の木曜(861人)より166人増えた。
直近7日間の平均は782・1人。都の基準で集計した重症者は前日より5人増え58人。【遠藤浩二】
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鎌倉の海岸に看板「立ち入り控えて」…地元住民「ありがたいが効果は疑問」
大型連休を前に、多くの観光客やレジャー客が集まるとみられる神奈川県内の海岸や水辺には、立ち入り自粛を求める看板が設置された。
鎌倉市の材木座海岸には、「近隣の方を除き海岸への立ち入りはお控えください」などと書かれた看板が立てられた。近くの主婦(37)は「県外から多くの人が海岸に来ると不安を感じるのでありがたいが、どこまで効果があるか疑問」と話した。
藤沢市は、江の島周辺の駐車場や駅などに密集回避を呼びかける看板8枚を設置。看板には江の島の混雑状況がわかるサイトのQRコードを載せた。
相模原市でも、相模川と道志川の河川敷計3か所が閉鎖された。相模川沿いの市営キャンプ場は受け入れ人数を定員の7割に制限し、飲酒の自粛を求める。
同市中央区の高田橋近くでは、市職員らが河川敷へのゲートを閉じ、立て看板を設置した。橋周辺にアユ釣りで訪れるという横浜市旭区の男性(65)は「バーベキューでは酒を飲んで大声を出す人も多い」と閉鎖に理解を示す。一方、近くに住む男性(61)は「閉鎖は大げさすぎるのでは」と話していた。
俳優・河野洋一郎さん、60歳で死去…肝硬変のため 「HERO」など人気作に多数出演
俳優の河野洋一郎(こうの・よういちろう)さんが24日、肝硬変のため60歳で亡くなったことがわかった。所属劇団「南河内万歳一座」のホームページで発表された。「HERO」、「JINー仁ー」、「ストロベリーナイト・サーガ」など人気ドラマに多数、出演していた。
ホームページでは「どうしようもない無念です。河野洋一郎君が、先週の土曜日に亡くなられました。昨年の12月、肝臓を患い一週間の加療と検査を行ったと本人から連絡がありました。その後、治療と静養に専念しておりましたが、先週の土曜日、4月24日に肝硬変で救急搬送先の病院で、その日のうちに亡くなられたそうです。御家族の話しでは、苦しむことなく、安らかな最後であったそうです」と、経緯がつづられた。
葬儀は、新型ウイルスの状況下でもあり、すでに家族のみで執り行われたとし、「御家族にとっても急なことであり、お悔やみの品等の全ては、御遠慮させていただきたいとのことです。河野洋一郎君以外は、演劇とは無関係なお仕事をなさっておられ、問い合わせなどもご負担となるでしょう。南河内万歳一座と、株式会社ギフトも、後日、お別れの会などを考えておりますが、時節柄、具体的な日程につきましては目処が立ちません。まずは御報告と、知人・友人の皆様それぞれに本人の死をお悔やみください。重ね重ね、残念でなりません。 南河内万歳一座 株式会社ギフト」と記された。
旅客機マスク拒否男、飲食店でマスク着けずに口論後に警官殴る…起訴
マスクの着用を巡って警察官を殴ったとして、千葉地検は28日、茨城県取手市、元明治学院大非常勤職員の男性の被告(34)(威力業務妨害罪などで起訴)を公務執行妨害罪で千葉地裁に起訴した。
起訴状などによると、被告は今月10日、千葉県館山市内の飲食店にマスクを着けずに入店。店員と口論になり、駆けつけた館山署の男性巡査長(38)の顔を殴ったとされる。
被告は昨年9月、釧路空港発関西空港行きのピーチ・アビエーション機内で、マスク着用を拒んでトラブルを起こし、運航を妨げたとして威力業務妨害罪などで大阪地検が1月に起訴している。
高校生に感染急拡大、名古屋で15校…会話・部活・カラオケ要因か
21日からの1週間で、名古屋市内の少なくとも15の高校で生徒の新型コロナウイルス感染が確認されたことが、市関係者への取材でわかった。愛知県内の感染者は、約7割が変異したウイルスに置き換わっているとみられており、これまで感染しにくいとされていた若年層に感染が広がっている実態が浮き彫りとなった。
関係者によると、第3波までは、高校生以下の感染が比較的少なかったが、変異ウイルスが増えた第4波に入って以降、若年層の感染が増えた。同居家族などへの感染も判明しているという。今回明らかになった市内15高校では、生徒同士の会話や部活、放課後や休日のカラオケなどで感染が広がったとみられるという。
今月23日に最初の感染者が確認された市立工業高校では、27日までに複数の学級で生徒計16人が感染し、5月11日まで臨時休校となった。市や県によると、28日時点で市内の8高校が、休校や学級閉鎖の措置をとっているという。
国の「まん延防止等重点措置」適用により、県教育委員会は県内全域の中高生らに対し、生徒同士の会食や、カラオケなどの自粛を求めた。市は「大型連休を前に、若くても感染リスクが高いことを強く認識してほしい」と呼びかけている。
県内では28日、323人の新型コロナウイルス感染と3人の死亡が確認された。1日の感染者が300人を上回るのは24日以来。県は、名古屋市の高齢者施設をクラスター(感染集団)に認定したと発表した。
新規感染者の居住地別内訳は、名古屋市137人、豊橋市17人、岡崎市16人、春日井市11人、一宮、半田市各10人、豊田市9人、日進市8人、稲沢、大府市各6人、瀬戸、小牧、あま、安城市、大治町各5人、豊明、清須、愛西、碧南、刈谷、西尾、豊川市各4人、犬山、北名古屋、弥富、東海、蒲郡市、蟹江、阿久比町、岐阜県各3人、岩倉、常滑、知多、高浜市各2人、尾張旭、長久手、江南、津島、知立市、扶桑、武豊、東栄町各1人。
クラスター関連では、名古屋市の職場と高齢者施設、大府市の医療機関で各1人の感染が判明した。
名古屋市立大(名古屋市瑞穂区)は28日、市が市内16区で予定している高齢者向け新型コロナウイルスワクチンの集団接種を円滑に行うため、医学部付属の市立大学病院と東部、西部両医療センターから、接種会場に医師や看護師を派遣すると発表した。
3病院から派遣するのは、医師延べ95人、看護師延べ111人で、接種や予診、予診補助、副反応発生時の対応などに従事する。
派遣期間は5月12日~6月30日の毎週水、木、土、日曜(5月は水、日曜のみ)。7月以降も同様に派遣協力を行う予定という。
接種キャンセル出たら、1~2時間以内に駆けつけて!…市が協力者を募集
和歌山県海南市は、5月12日から開始予定の新型コロナウイルスワクチン接種について、当日にキャンセルが出た場合、連絡を受けてすぐに接種を受けられる市民の協力者を募集する。
希望者は5月1日午前9時以降、市ワクチンコールセンター(0120・257・567 午前9時~午後5時)に、「ワクチンの協力」と伝え、氏名や連絡先、基礎疾患の有無などを申告する。条件は▽満16歳以上の市民▽連絡を受けてから1~2時間以内に指定された医療機関に到着できる――など。
キャンセルが出た場合、協力者の中から、市が選んで連絡するといい「協力者になっても、必ず接種できるわけではない」としている。20日後の2回目の接種も、1回目と同じ医療機関で接種してもらう。
無免許運転で他車に幅寄せ、3回衝突させた男に懲役4年6月「被害者に謝罪もない」
甲府地裁(青木美佳裁判官)は27日、あおり運転で男女2人にけがを負わせたとして自動車運転死傷行為処罰法違反(無免許危険運転致傷)に問われた甲府市相生、無職横山修一被告(44)に懲役4年6月(求刑・懲役6年)の判決を言い渡した。
判決によると、横山被告は昨年4月23日午後、山梨市の市道で知人の乗用車を無免許で運転し、市内の男性の乗用車に時速44~60キロで幅寄せや急接近を繰り返して3回衝突させ、男性と同乗の女性にそれぞれ約2週間のけがを負わせた。
青木裁判官は横山被告が通行を妨害する目的で幅寄せなどをし、衝突、負傷させたと認定。「危険性が高く悪質で、被害者に謝罪もない。身勝手で理不尽な行為」と強く非難した。
【独自】「3秒だぞお前なんて」児相に火炎瓶・銃弾…息子保護巡りトラブル、父親依頼か
千葉県柏児童相談所(千葉県柏市)で昨夏、火炎瓶が投げ込まれたり、銃弾が送りつけられたりする事件があったことが県警などへの取材でわかった。当時、息子の一時保護を巡ってトラブルになっていた自営業の40歳代の男(同県野田市)が、児相を逆恨みし、知人の男4人に脅迫を依頼したと県警はみている。4人は、脅迫や建造物損壊などの罪で逮捕・起訴された。
捜査関係者によると、自営業の男は、このトラブルで、児相職員を脅したとして、脅迫罪で逮捕・起訴された。起訴状によると、昨年8月12日午後1時頃、携帯電話で職員に対し、「3秒だぞ、お前なんて」「ほんとぶち殺すぞ」などと脅したとされる。
県などによると、児相の被害が始まったのは同日夜からで、敷地内で割れた火炎瓶が見つかった。同月18日には、公用車の窓ガラスが割られ、座席に火がつけられた跡があった。9月4日には外壁に職員の名前が落書きされ、同月8日には銃弾1発が送りつけられた。
自営業の男が、児相への脅迫行為に関して、知人の名前を挙げたことで、男4人の関与がわかったという。
「マスク警察」「自炊警察」相互監視体制は日本の”伝統芸”か
この1年3ヶ月のコロナ禍では「自粛警察」や「マスク警察」が登場するなど、自然発生的に見知らぬ他人の“非常識”と思しき行動を取り締まる動きが出た。だが、これは元々「五人組」などの相互監視体制があった日本において、“伝統”にも近いものなのではとネットニュース編集者の中川淳一郎氏は見ている。なぜ人は他人の行動を制限する「警察」になるのか。同氏が考察した。 * * * コロナ騒動以降、私が常々感じているのは「なんで人々はどーでもいい他人の行動に口出ししたくなるの? バカなの?」ということである。屋外でマスクをしていない人間に対して「コラ! マスクをしろ!」なんて言ってくる「マスク警察」はバカの典型例であろう。 あのさ、飛沫を飛ばさないためにはマスク云々よりも「喋らない」のが大事なの。いちいちマスク越しに興奮しながら注意をしてくる方がどうなんだっつーの! 屋外だったらいちいち注意するでもなく、無言で通り過ぎればいいだろうよ。 といった時事ネタをまずは出してみたが、「とにかく他人に注意したい警察気取りバカ」を5例振り返ろう。まさに日本の伝統芸のようなものである。いずれも「もしかしたら不快に思うかもしれないが、本来そこまで“反社会的”ではない」「別に犯罪はしてないだろ?」、もっと言えば「他人の行為なんてどうでもいいだろうよ!」といった類である。あくまでも社会が作る「空気」によって悪者にされたものでしかない。 【1】髪の毛の色警察 今は変わりつつあるが、過去には、髪の毛の色が「黒」以外だった場合、「不良」認定がされる中学校や高校は少なくなかった。地毛の色が薄い人のなかには黒く染めさせられた人もいるほか、「地毛証明書」というものまであるのだという。例えば、両親が日本人でも髪の毛が黒くない場合はあるわけだし、外国の血が入れば髪の毛は黒くならない場合があるが、それが「地毛」であり「染めた」ということではない、という証明書なのだとか。 もう、バカか! としか思えない。髪の毛の色が学校生活でなんの影響があるのか? 「マネする人が続出して、風紀を乱す」とか「人と違うことをしようとする精神が気に入らない」とか、あるいは「そんなヒマがあったら勉強しろ」とかいう理由なのか知らんが、黒髪を“マネ”するのはOKという理屈もよくわからない。 一方、大学生・専門学校生は、まったく髪の毛の色などどうでもいいとされている。赤や紫やオレンジや緑など、実に多種多様である。社会人になっても、マスコミ関係やアパレル関係、美容室関係では髪の毛の色は関係ない。ただ、役所では黒以外は「異端」扱いされ、善良なる市民から「おたくの役所の窓口に赤い髪の毛の人がいました! 黒に戻させなさい!」などのクレームが来るという話を聞いたことがある。
この1年3ヶ月のコロナ禍では「自粛警察」や「マスク警察」が登場するなど、自然発生的に見知らぬ他人の“非常識”と思しき行動を取り締まる動きが出た。だが、これは元々「五人組」などの相互監視体制があった日本において、“伝統”にも近いものなのではとネットニュース編集者の中川淳一郎氏は見ている。なぜ人は他人の行動を制限する「警察」になるのか。同氏が考察した。
* * * コロナ騒動以降、私が常々感じているのは「なんで人々はどーでもいい他人の行動に口出ししたくなるの? バカなの?」ということである。屋外でマスクをしていない人間に対して「コラ! マスクをしろ!」なんて言ってくる「マスク警察」はバカの典型例であろう。
あのさ、飛沫を飛ばさないためにはマスク云々よりも「喋らない」のが大事なの。いちいちマスク越しに興奮しながら注意をしてくる方がどうなんだっつーの! 屋外だったらいちいち注意するでもなく、無言で通り過ぎればいいだろうよ。
といった時事ネタをまずは出してみたが、「とにかく他人に注意したい警察気取りバカ」を5例振り返ろう。まさに日本の伝統芸のようなものである。いずれも「もしかしたら不快に思うかもしれないが、本来そこまで“反社会的”ではない」「別に犯罪はしてないだろ?」、もっと言えば「他人の行為なんてどうでもいいだろうよ!」といった類である。あくまでも社会が作る「空気」によって悪者にされたものでしかない。
【1】髪の毛の色警察
今は変わりつつあるが、過去には、髪の毛の色が「黒」以外だった場合、「不良」認定がされる中学校や高校は少なくなかった。地毛の色が薄い人のなかには黒く染めさせられた人もいるほか、「地毛証明書」というものまであるのだという。例えば、両親が日本人でも髪の毛が黒くない場合はあるわけだし、外国の血が入れば髪の毛は黒くならない場合があるが、それが「地毛」であり「染めた」ということではない、という証明書なのだとか。
もう、バカか! としか思えない。髪の毛の色が学校生活でなんの影響があるのか? 「マネする人が続出して、風紀を乱す」とか「人と違うことをしようとする精神が気に入らない」とか、あるいは「そんなヒマがあったら勉強しろ」とかいう理由なのか知らんが、黒髪を“マネ”するのはOKという理屈もよくわからない。
一方、大学生・専門学校生は、まったく髪の毛の色などどうでもいいとされている。赤や紫やオレンジや緑など、実に多種多様である。社会人になっても、マスコミ関係やアパレル関係、美容室関係では髪の毛の色は関係ない。ただ、役所では黒以外は「異端」扱いされ、善良なる市民から「おたくの役所の窓口に赤い髪の毛の人がいました! 黒に戻させなさい!」などのクレームが来るという話を聞いたことがある。
GW初日、太平洋側では警報級の大雨に警戒
昭和の日の今日4月29日(木)は朝から広範囲で雨が降っています。土砂降りの雨となっているところもあり、道路冠水等に注意が必要です。特に東海、近畿、東北地方のそれぞれ太平洋側の地域では雨量がかさみ、一部では警報級の大雨となるおそれがあるため、河川の増水や低地の浸水、土砂災害等に警戒してください。
東海などで警報級の大雨のおそれ
明日朝までの総雨量の予想
今日は前線を伴った低気圧が西日本から東日本を進みます。この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、雨雲が発達しています。今日は東北地方から沖縄にかけての広範囲で雨が降り、前線や低気圧の通過時には風も強く吹く予想です。ゴールデンウィーク初日という方もいらっしゃるかと思いますが、横殴りの雨で外出にはあいにくの天気となります。道路冠水等にご注意ください。東日本の太平洋側では特に午後から夜遅くにかけて雨が強まり、東海地方を中心に警報級の大雨となるおそれがあります。強い雨の時間が長く続くと、多いところでは総雨量が200mm以上となるおそれがあるため、河川の増水や低地の浸水、土砂災害等に警戒・注意が必要です。落雷や突風にも注意してください。
明日30日(金)は北日本で荒天 西日本も大気不安定
今日29日(木)に西日本から東日本に進む低気圧が、明日30日(金)には三陸沖から北海道方面に北上し、急速に発達します。このため、北日本を中心に大雨や暴風のおそれがあり警戒が必要です。また、低気圧の通過後に上空に流れ込む寒気の影響で大気の状態が不安定となるため、西日本などでは急な激しい雨や落雷、突風、降雹などのおそれがあります。今年のゴールデンウィーク期間中は、短い周期で天気が変わり、雨の日も多くなる予想です。