都教委、7万人に性犯罪歴確認へ DBS導入前に

子どもと接する仕事に就く人の性犯罪歴を雇用主側が確認する「日本版DBS」制度に関連し、東京都教育委員会は29日、公立学校の常勤の現職教職員約7万人について、制度開始前に独自の性犯罪歴確認を実施する方針を示した。事前に自己申告させることで、配置転換などの対応を迅速化することが狙い。坂本雅彦教育長が都議会定例会で都民ファーストの会の代表質問に答えた。
都教委によると、申告書による犯歴確認を年内に実施する予定。今後性犯罪を行わない旨の宣誓や署名も求める。犯歴が確認された場合は、子どもと接しない業務への配置転換などの措置を取る可能性があるという。

“全身黒ずくめ”女性殴り逃走 襲われたのは「有名な地主」 熊本市

『news every.』の「ミダシ」が気になるニュース。「“全身黒ずくめ”女性殴り逃走 襲われたのは『有名な地主』」についてお伝えします。
◇ ◇ ◇
熊本・熊本市にある事務所で28日、事件は起きました。75歳の女性が事務所にいたところ、男が侵入。女性の顔を素手で殴ったといいます。
全身黒ずくめで、黒い覆面をかぶっていたという男。現場から走って逃げ、現在も逃走中です。
近くの住民
「本当に怖いです、怖い。どこかに潜んでいるかもしれない」
近くの住民
「小さい子どもがいるのでちょっと心配」
女性は顔面から出血するケガ。警察によりますと、男は女性に金品を要求したとみられますが、現時点で盗まれたものは確認されていないということです。
近くの住民によりますと、女性は地元で有名な地主だといいます。
地元住民
「(被害者は)だんなさんと2人暮らし。ちょっと怖いですね、まだ捕まってないらしいので」
逃走した男は、身長165センチから170センチぐらいの中肉。
警察は逃げた男の行方を追うとともに、周辺の住民に注意を呼びかけています。

防衛装備庁元職員を逮捕 試験場入札巡り収賄容疑

防衛装備庁下北試験場(青森県東通村)の入札を巡り、便宜を図った見返りに土木工事会社から約34万円相当の飲食などの接待を受けたとして、県警は29日、収賄の疑いで、試験場で調達業務をしていた元職員、陸上自衛官菅原昌彦容疑者(52)=岩手県滝沢市=を逮捕した。
贈賄の疑いで、土木工事会社元代表取締役の橋本大輔容疑者(51)=青森県むつ市、社員又村二三彦容疑者(73)=同市=を逮捕した。3人の認否を明らかにしていない。
菅原容疑者の逮捕容疑は試験場試験班の係員だった2023年11月から今年7月までの間、一般競争入札での便宜への謝礼と知りながら、むつ市内の飲食店で15回に渡り、接待を受けた疑い。

国勢調査の速報値で人口水増しの疑い、総務省が富山市職員を刑事告発…市は不正と組織的な関与認め謝罪

総務省は29日、富山市が2025年の国勢調査の速報値で人口を水増ししたとして、同市職員を氏名不詳のまま統計法違反容疑で富山県警に刑事告発した。居住実態のない世帯を加えるなどして2000人以上水増ししたとみている。同省が同法違反容疑で告発するのは初めて。市は不正と組織的な関与を認めた。
刑事告発を受けて富山市の藤井裕久市長は29日、市役所で謝罪。水増しの理由について「住民基本台帳との開きを縮めるためにやったのでは、と報告を受けている」と説明した。
国勢調査による富山市の人口は、今年5月公表の速報値では40万2133人だったが、確定値では39万9197人と2936人減少した。同省は正確な数は把握できていないが、資料の状況などから水増しは2000人以上とみている。
一方、市のホームページによると、25年末の住民基本台帳の人口は40万1436人だった。
同省の発表によると、公表後の速報値を精査する中で、世帯数に疑義が生じた。今月4日に市に確認し、不正が判明。市職員が、国勢調査員が提出した調査結果に、居住実態がないとして調査員が除外した市民を加えたほか、架空の調査票を作って人口を水増しした疑いがある。職員の特定はできていない。
国勢調査の人口は、地方交付税の算定根拠となる。10年の国勢調査では愛知県東浦町でも水増しが行われ、当時の副町長が統計法違反で有罪判決を受けた。

「裏アカウント」福岡県議を処分 疑惑告発者側に批判的な書き込み

自民党の福岡県議団は29日、正副議長ポストに関する金銭授受疑惑を巡り、交流サイト(SNS)で匿名の「裏アカウント」を使って不適切な投稿を繰り返したとして、林泰輔県議を県議団の会員資格停止(5カ月)とする処分を決めた。SNS発信も禁じたという。
林氏は裏アカウントで、疑惑を告発した吉松源昭県議を支持する投稿に批判的な書き込みをしていた。吉松氏は、林氏に対する問責決議案を県議会に提出した。自民を含む複数会派も、同様の決議案を提出する方針という。
林氏は、蔵内勇夫前議長の元秘書。県議会が8月、蔵内氏に対する議長職の辞職勧告決議案を扱った際、採決中止の動議を出した。

台風26号は勢力弱まる、10月1日にかけて伊豆諸島に接近する見通し

台風26号は29日、勢力を弱めながら日本の南の海上を進んだ。10月1日にかけて伊豆諸島に接近する見通し。
気象庁によると、台風は29日午後9時現在、時速20キロで東北東に進んでいる。中心気圧は994ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は23メートル。暴風域はなくなったが、伊豆諸島では30日夜から強風が吹く見込み。
30日に予想される1時間降水量は多い所で、伊豆諸島南部50ミリ。10月1日午前は千葉県で警報級の大雨となる可能性もあるという。

日米共同演習で「長距離ミサイル」を“初展開”へ

防衛省は来月行われる日本とアメリカの共同演習で、今年3月に配備された自衛隊の長距離ミサイルを初めて展開すると発表しました。
来月19日から国内の各地で実施される日本とアメリカによる共同演習「キーン・ソード27」は、陸・海・空の自衛隊員およそ4万5000人が参加する大規模演習です。
自衛隊の運用を一元的に指揮する統合作戦司令官が初めて日本側の指揮を執るほか、フランス、ドイツ、オランダ、ニュージーランド、フィリピンの5か国が初めて演習に参加します。
防衛省の説明によりますと、今回の演習では、今年3月に熊本県の陸上自衛隊・健軍駐屯地に配備された射程およそ1000キロメートルまで発射することができる「25式地対艦誘導弾」を初めて展開するということです。
25式地対艦誘導弾は敵の射程外からの攻撃を可能とする「スタンド・オフ・ミサイル」で、長崎県と佐賀県にまたがる大野原演習場での展開が検討されています。
実際にミサイルの発射は行わず、具体的な演習内容は最終調整中だとしています。

岩屋氏の一連の会談、対中関係打開につながるか政府は慎重に見極め…外務省幹部「主張に大きな変化ない」

日中友好団体トップとして訪中した岩屋毅・前外相と中国の王毅(ワンイー)外相らとの会談が対中関係打開につながるか、政府は慎重に見極める方針だ。中国側は、台湾有事を巡る高市首相の国会答弁を非難し、政府間対話を拒む姿勢を変えていない。秋の国際会議に合わせた日中首脳会談実現は、依然として見通せない状況だ。
木原官房長官は29日の記者会見で、岩屋氏の訪中について「民間団体の動向であり、政府としてコメントは控える」としつつ、「懸案や意見の相違があるからこそ、幅広い分野で重層的な意思疎通を行っていくことが重要だ」と述べ、対話の重要性を強調した。
両国の政府間対話は現在、船越健裕外務次官―呉江浩(ウージャンハオ)駐日大使のラインにほぼ限られ、「没交渉」(政府高官)に近い。中国外交トップの王氏が日本の現職政治家に正式に会ったのは、首相答弁以降今回が初めてだ。7月の国際会議では茂木外相との会談に応じなかっただけに、「良い傾向だ」(日本政府高官)と前向きな評価が出ている。
一連の会談を終えた岩屋氏は29日夜、北京市内で記者団に、「日本との経済・民間交流に中国側は決して後ろ向きではないと受け止めた」と手応えを語った。
もっとも、王氏は会談で、首相答弁の「是正」が関係改善の出発点だとの原則論を改めて明確にした。外務省幹部は「中国の主張に大きな変化はない。今回で何かが動いたということはない」と予防線を張る。
中国が最近、日本の国会議員団の訪中を受け入れるなど非政府間の対話に応じているのは、対中外交に熱心な議員や経済界の取り込みが狙いとの見方もある。岩屋氏は石破内閣当時の外相で、高市首相と政治的に距離があることで知られるだけに、「高市政権への揺さぶりではないか」(首相周辺)との声も出ている。

災害時のデマ対策で自治体広域連携…鳥取県のSNS監視チーム、熊本地震巡る投稿20件を情報提供

災害時に相次ぐ真偽不明のSNS投稿について、鳥取県が監視(モニタリング)する対策を進めている。7月に起きた熊本地震では、真実かどうか疑わしい投稿約20件を熊本県に情報提供した。「デマ対策の広域連携」の先進事例として注目されている。
鳥取県は2024年、SNSで拡散するフェイク情報に対応するため、投稿をモニタリングする特別チームを庁内に発足させた。チームは民間の情報収集システム「ソーシャルリスニングツール」を活用。システムに特定のキーワードを登録すると、該当するSNSの内容が自動検知される。
通常は「鳥取」など、鳥取県に関連したキーワードを登録し、災害時はデマによる被害を防ぐため、「地震」などの検索ワードを追加してモニタリングしている。今年1月6日に県内で震度5強を観測した地震では、実際には確認されていない被害を伝える投稿が拡散し、県は正しい災害情報をSNSで発信した。
7月の熊本地震では、発生後にX(旧ツイッター)や短文投稿アプリ「スレッズ」をチェック。約20件の真偽不明の投稿を見つけ、熊本県に情報提供した。「地震は人工的に起こされた」といったデマや、「地震後、外国人窃盗グループが熊本に集まった」という根拠不明の投稿のほか、生成AI(人工知能)を使い、熊本以外の災害地の映像で作ったとみられる画像もあった。
自治体の対応に関する誤情報も確認された。熊本県八代市の水道事業に関し「外資系企業に委託されているため、復旧が進まない」という投稿や、震度7を観測した宇城市については「自宅避難者への支援物資の配布を断っているらしい」という内容もあった。
読売新聞が両市に確認したところ、八代市は「水道の修繕は市が行う。企業は担当しておらず、外部委託と復旧の遅れは無関係だ」、宇城市は「そういった事実はない」と回答した。
熊本県は疑わしい投稿の情報を鳥取県から受け取り、内容を確認。「ただちに削除要請をするような緊急性の高い投稿はなかった」としているが、熊本県警と情報共有したという。県広報課は「災害時の真偽不明の投稿は、混乱に拍車をかけ、復興を阻害する要因。情報は非常にありがたい」と評価している。
鳥取県の平井伸治知事は「情報を被災地で活用してもらうことが自治体間支援につながる」と話している。
東北大災害科学国際研究所の佐藤翔輔准教授(災害情報学)の話「災害時の偽・誤情報対策は二次被害や現場の混乱を防ぐために有効だが、被災自治体は現場対応で忙しく、SNS対策まで手が回らないのが実情だ。鳥取県の取り組みは先進的といえる。国や自治体間で情報共有や正確な情報発信を行う支援チームの派遣といった連携を構築していくことが重要だ。国には情報収集やモニタリングに関する技術開発も求められる」

非常に強い台風26号(スリゲ) 今日は大東島に最接近 本州は前線の活動活発化に注意

9月28日(月)6時、非常に強い台風26号(スリゲ)は南大東島の北側を東寄りに進んでいると推定されます。

荒天の中心は海上ですが、大東島地方では荒れた天気となるおそれがあり、厳重な警戒が必要です。本州では秋雨前線の活動が活発になり、雨が強まる可能性があるため注意してください。
▼台風26号 9月28日(月)6時(推定)

中心位置 南大東島の北西約110km

大きさ階級 //

強さ階級 非常に強い

移動 東北東 20 km/h

中心気圧 945 hPa

最大風速 50 m/s (中心付近)

最大瞬間風速 70 m/s
台風がやや離れていても一時的な強雨や突風に注意
台風26号は昨日27日(日)夜に沖縄近海で急速に発達し、今日28日(月)6時推定で中心気圧945hPa、中心付近の最大風速50m/sの「非常に強い」勢力となっているとみられます。

先月関東に接近した台風25号と比べると、雲や風の範囲はかなりコンパクトです。台風が最も近づいている大東島地方も暴風域には入っておらず、荒天の中心は海上となっています。

大東島地方では、北大東で最大瞬間風速28.3m/s、南大東で25.0m/sを観測しました。一方、台風から離れた那覇では未明に最大瞬間風速12.9m/sを観測しましたが、風は次第に落ち着いてきています。
台風はこのあとも大東島地方を北東へ進む予想です。やや離れて通過する見込みで、暴風域に入る確率は20%未満となっています。

ただ、台風の外側に広がる雨雲がかかるタイミングでは、一時的に雨や風が強まるおそれがあります。急な強雨や突風など、一時的な荒天に注意してください。

鹿児島県の奄美地方も、今日の昼頃にかけてが台風の最接近となる見込みです。こちらも暴風域に入る可能性は低いものの、強風や強雨に注意が必要です。

一方、海では影響が大きく、うねりを伴った高波で危険な状況となっています。陸上で風雨が強まっていなくても、海岸や海には近づかないようにしてください。
10月はじめに伊豆諸島方面へ 本州は秋雨前線の強雨に注意
台風は大東島地方の北を通過した後も北東に進んで、週中頃に伊豆諸島近海を通過する見通しです。伊豆諸島では荒天に警戒が必要です。
この図の細い線1本1本は、世界各国の気象機関が計算した数値シミュレーションの結果をあらわします。アンサンブル予報という手法による低気圧中心の計算結果で、初期値に意図的な誤差を与えることで予報の確実性などを検討する材料になります。

これらの大量の計算結果を比較すると、概ね進路の計算は揃っていて、予報円の中心付近にあたる本州からやや離れたところを通る可能性が高いといえそうです。
ただ、西日本~東日本には秋雨前線が停滞していて、台風が接近してくるよりも前に雨が強まる可能性があります。

特に29日(火)にかけては西日本や東日本で雨量がまとまることも考えられます。台風情報の日付だけにとらわれず、雨の情報をよくご確認ください。
平年よりハイペースで発生 秋台風は要注意
平年の台風発生数
台風の発生は16日(水)の台風25号(ドゥージェン)以来およそ1週間ぶりで、今月3つめの台風発生です(復活台風となった18号を除く)。台風26号発生としては統計史上6位の早さです。

2026年は序盤からかなり早いペースで台風が発生していて、8月末までの累計でも平年より10個ほど多くなっています。

8月には10個の台風が発生していて、月単位の集計で1か月に10個の台風が発生するのは1966年8月以来で60年ぶりのことでした。1951年以降、月に10個以上の台風が発生したのは過去2例のみで、先月が3回目でした。

9月の台風発生数の平年値は5.0個と8月に比べると若干少なくなるものの、接近数の平年値は8月と同値、沖縄や奄美を除く本土への接近数は9月が上回ります。

秋の台風はスピードも速いため、被害をもたらす台風が多いことも特徴です。台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。

また、今年は1月から9月まで毎月台風が発生している状況です。1951年からの統計で、1月から9月まで毎月台風が発生したのは1965年、2015年と今年2026年の3回のみです。
台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風26号の名前「スリゲ(Surigae)」は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が提案した台風の名称で、鷲の名前(鳶、トビ)をさす朝鮮語の咸鏡道方言からとられています。